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灯台は白い ? [2007年04月25日(Wed)]
岬にある灯台は白い建物の上にガラスの部屋があって、そこから光が出ていると言うのが一般的なものですが、灯台は白いものばかりではないのです。
陸上にある灯台は雪景色のなかに白い灯台があると海から見えにくくなります。また島の上に建っている灯台も後ろの空の中に溶け込みますので、白い灯台ですと見つけにくくなります。
そこで、赤とか黒の横帯を着けたものがあるのです。
その色の塗り方にも決まりがあります。

白色と赤色または白色と黒色をそれぞれ交互に帯状に塗り分けする場合の赤帯又は黒帯の幅は、地上から灯台のガラスの部屋の下までの高さをほぼ奇数等分した幅になるように塗ってあります。

この灯台は北海道の日本海側にある幌灯台で、白と赤に塗り分けられていますす。
幌灯台の高さは、25.5mもありますが、これはこの灯台が建てられたときの理由によります。
昭和27年に少し北の方にある雄冬岬に「雄冬岬灯台」が建てられました。雄冬岬灯台は海面上から光の出るところまでの高さが、213mもありました。この灯台には職員が常駐していましたが、生活するには非常に便利の悪いところで、職員の子どもが学校に通うにも親が銃を持って付き添い、熊の襲撃を防ぎながら通ったと言われており、昭和33年に遠隔監視で運用されるようになり、無人になったのですが、それでも維持管理する灯台の中でも難所中の難所であったため、近くの維持管理に便利な幌に移されたときできるだけ雄冬岬灯台の替わりになるようにと高くしたものです。

この灯台は静岡県下田の沖にある神子元島灯台で白と黒に塗り分けられていますす。
神子元島灯台は、明治3年11月に建てられ、我が国に現存する最古の灯台で、かつ設置当時の姿をそのまま残している最古の石造りの灯台です。灯台の建設に使われた石は、下田のエビス岬から切り出された伊豆石が使用され、中層及び下層部の上下左右の継ぎ目には、伊豆半島稲取の火山灰と梨本の石灰石を運び込み島内で焼成した速効製のセメントが用いられております。
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