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〔後房雄のブログ〕

現実関与型の政治学者が、日本政治、自治体改革、NPOやサードセクターの動向などについて話題を提供しています。一応研究者なので、面白かった本や論文の紹介もします。


「イタリア文化事典」 [2011年09月14日(Wed)]
丸善出版が『イタリア文化事典』を出版予定で、私も依頼を受けて次のような5項目を執筆しました。

 ・「あらゆる政治制度の実験国」

 ・「リソルジメント 遅い国家統一」

 ・「ユーロコミュニズムとベルリンゲル」

 ・「オリーブの木は実ったか」

 ・「多党制から二大政党制へ」

1項目約2400字なので、それなりの内容が要求されます。後の3項目は書きやすかったですが、最初の2項目は少し苦労しました。

イタリアのことを研究しはじめた1970年代後半、NHKのイタリア語講座もなく、辞書や勉強のための基礎的文献も乏しかったのと比較すると、ずいぶん変ったものだと思います。

とはいえ、社会科学の世界では依然としてマイナーですが。
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