成果報告会 [2007年04月14日(Sat)]
4月14日(土)
千葉県 NPOパワーアップ補助金成果報告会に行ってきました。 昨年度、千葉県より補助を頂いた事業『海岸ゴミゼロ計画2006』の成果報告会です。 初めて耳にした方もいらっしゃると思いますので、少し簡単にこの事業をまとめてみました。 この事業の目的は @海岸美化を通じて、観光資源としての価値を高め、海水浴離れしているレジャー客を海岸に呼び戻し、地域発展に寄与 A県立自然公園条例に指定された海浜部の自然及び生態の保護 Bお子様にも活動を呼びかけ、自然を守る心を養い、青少年育成に寄与 C協会内部への理解の強化、今後の活動での中心人物の育成 事業の概要 海水浴シーズンの7、8月の土日、祝日、お盆に当協会の会員及び来浜者の方により海岸清掃を行い、同時に活動に参加されない方にもゴミ持ち帰りの啓蒙活動を行い、海岸美化・環境保全の理解を深め、モラルの向上に努める。 活動は当協会の位置する白子町を中心に南北約10km.ずつの一宮町から大網白里町までと、南房総市千倉町を加えた5市町村の海岸、計10海水浴場で行う。 事業の経過 6,7月にかけて協賛して頂ける企業・団体を募集し、協賛者のPRを兼ねたパンフレットを5万部作成。 海沿い宿泊施設や商店、サーフショップ等にパンフレットを配置してもらい、また放送設備等を利用し、告知を行い活動を呼びかけた。 7月15日から8月20日までの土日、祝日、お盆の計16日間活動した。 各海水浴場に会員を2名配置し、パンフレットを配布し参加を呼びかけると共に、各自出したゴミは責任をもって持ち帰るよう啓蒙活動を行った。 清掃活動はゴミが目立ち始める15時位から1時間程度行った。 事業の成果 ゴミを出す側に積極的に呼びかけ、清掃に参加されない方にも自分のゴミだけでも持ち帰るよう啓蒙活動を行った結果、ゴミの量はだいぶ減り、また清掃活動にも多数の方に協力頂いた為、清掃時間もかなり短縮された。 お子様にも積極的に参加を呼びかけた結果、親子での多数の参加を頂き、良き思い出と共に、環境保全の意識が芽生えたのではないかと考えられる。また、その活動する姿は、主にゴミを捨てる大人のモラルに訴えかけるものであり、多大な効果があったと思われる。 補助を受けたことにより、当協会員のモチベーションも上がり、当事業以外にも積極的に参加する会員も増えつつある。 各市町村にも放送設備や、ゴミ袋の提供、回収したゴミの処分等において協力を頂き、理解を得られた。 課題や反省点は多々ありますが、それらを踏まえ、安全・安心・快適な海を目指し、今まで通り、今後も活動は継続していきます。 皆さんも海を訪れた際は、御協力よろしくお願い致します。 |