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menpei 耕平ブログ

menpeiの耕平が書くブログです。社会へのまなざしを大切に、生業、現場、something newを大切に、シゴトや暮らしを綴ります。


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ブログ移行

[2011年04月24日(Sun)]
いろんな理由によって、
ブログ移行を試みます。

こちら!
http://mlat.posterous.com/

火を制御する【野焼き】

[2011年04月05日(Tue)]
4/4、野焼きをやりました。

野焼きをまともにやったのは初めてです。
目的としては、10年以上の耕作放棄地再生のため、
自分の身長以上の笹藪を刈り、野焼きをすることで、
「有機物の蓄積を減らし、無機塩類とすることで新たに出る若草のための肥料とする効果があるとされ、また、害虫を焼き殺す効果もあるものと考えられてきた。」
というwikiによる説明を引用しておきます。

4/4 上山の野焼きの風景
http://p.tl/Qc7B

野焼きは、上山でも昔からやられていて、
じっちゃんたちは、どんどんやれや!って人たちもいらっしゃいます。
嬉しい限り。

今回、野焼きをすることで、火を制御するということを学びました。
谷から山へ向けて風がやや強かったので、
・山側(風下)から一段ずつ、一枚ずつ焼く(0.3〜0.5反ずつ)
・下に火が落ちてこないように、端は50cmぐらいはレーキで土まで掻く。
・止めたい場所は2mぐらいの幅で「縁切りをする」
しっかりと準備をしたうえで、トーチで火を付けます。

火は風に煽られ少しずつ移動します。
小さな火でも、燃えだしたらすごい炎が立ち上がります。
燃やす予定では無いところまで火を移してしまったら、山火事につながります。

こうやって、火を操るのは初めての体験でしたが、
なるほど、野焼きと言うのは結構な技術と、一度つけたら大きな責任が発生する、
ということが身にしみて分かりました。

と、ここまで火を制御できた場合のことを書きましたが、
この日は、このあと凄いことになりました。
が、詳細は、内緒です!(笑)

これが、野焼きが終わった後の地域おこし協力隊の6人じゃ!


ヤギの誕生に向けて

[2011年04月04日(Mon)]
上山では、この春、二頭目のヤギが生まれます。

今日、大阪に帰って行った近所の静軒さんからこんな話が。
「明日あたり、生まれるからよろしくね」
「山羊の乳を絞ってあげな、乳房炎になる可能性がある」
とのことでした。
おっと、いよいよヤギへの動きです。

まず、一点目は、ほっとくしかないとのこと。
へその緒は、母ヤギが切って、食べちゃうそうです。
その他の諸々も、母ヤギが食べちゃうから大丈夫とのこと。
ただし、清潔さは必要で、藁を「押し切り」で切って、あげてほしいとのこと。
http://kinboshi-pro.jp/SHOP/264511.html

二点目は、なかなか大変だけど楽しそうです。
子ヤギが生まれると、どんどんお乳ができるのに、消費されないから溜まっていくようです。
それを出してあげないと、乳房炎になるとのこと。知らんかった。
これまでは、上山では人手不足で実践できていないそうですが、
子どもが生まれた山羊は、半年間、1日一リットル以上の乳が出るようです。
ただし、1時間以上、絞り続けないとダメで、「辛気臭いわ」と言ってました(笑)

ちなみに、最初は嫌がるので、頭を縛り、両足を杭を打って縛ったうえで、
熱いタオルでしっかり拭いてあげてから、コップや鍋に入れるといいそうです。
すぐに冷やせば、全然飲めるそうですし、チーズや生クリームもできちゃいます。
ヤギも、慣れてくれば結構気持ちいいそうで、寄ってくるみたいです。

乳搾りの話
http://yyyg.net/honto-goat/milking/1.html

動画ね。


ヤギ乳は人間の乳の成分に一番近いそうなので、ぜひやってみたいです。

ちなみに、最近生まれたフーちゃんとお母さんです!


農山村再生の主体

[2011年03月28日(Mon)]
ここのところ、ずっと上山や上郡の山に通っていて、
頭の中の整理ができていなかったんだけど、
今日はちょっと時間が取れたので、書いてみよう。

今回は農山村再生の主体について。
ご存知のように、農山村はすっかりと元気が無くなっている。
いや、元気が無くなっているように見受けられる。

この農山村を再生することが、僕にとっては今もっとも取り組みたいことであり、
その目的は、欧州の共同体の柱が「食」と「エネルギー」である(宮台真司)
ということにも表されるように、今後の日本にとっても、
地域共同体が重要であるとともに、その柱は食とエネルギーの自給なのだと思うからだ。
そして、それらを自給できるのは、農山村でしかありえない、というわけだ。

では、震災前(つまりこれまで)までの日本の状況とはどういう状況か。
それは、明治以降続いてきた、中央集権の象徴である行政官僚制によって、
食もエネルギーも任せられてきた。

お米だって、原発だって、行政官僚と大企業(JAであり重電・電力であり)が
くっついて、親方日の丸のもと、突っ走ってきたわけだ。

電力会社がこれほど大きくなる前は、農山村にはマイクロ水力がたくさんあり、
送電線も自分たちで準備して、家の照明や街灯に使っていた。
それを、電力会社に売っちゃったもんだから、今や送電線は取り返せない状態だ。
そして、買取価格も激安だ。(全量買い取り制度で上がるだろうが)

食料だって当然自給していた。動物もたくさん飼っていたから、
たんぱく質やカルシウムにも困らなかっただろう。
今や、動物はほとんどいない。
お米や野菜ぐらいは作ってるけど、
牛の代わりに農業機械を買っちゃうもんだから、
取り返すのに相当頑張らなければならない。
地域全体で買えばよいのだろうけど、そうもいかない。


さて、今回の東日本震災は、いわゆるカタストロフィ(大破滅)とも言える。
と僕たちの仲間では言わずとも共有されている。
つまり、メドウズの「成長の限界」で言われてきた「カタストロフィ」が、
まさに起こってしまったのだ。
人口増加、エネルギー増加、経済成長・・・
有限な地球では、いつかは破たんが起こる、と予想した学説だ。

もちろん、震災で亡くなられた方には、哀悼の意を表します。
福島原発は、本当におさまってほしいと祈らずにはいられない。

ただ、大局的に見れば、この震災は本当に大きな意味を持つだろう。
それは、twitterなどで多くの人たちも予想しているので、
僕からしっかり主張するまでも無いだろう。

さて、前置きが長くなったが、いよいよ農山村再生の主体について考えたい。
僕は、4月から美作市地域おこし協力隊として、動くこととなる。
限界集落であった英田上山地区は、すごい動きとなるだろう。

僕らは、Iターン、ヨソモノである。
都市での経験や人脈、外の目線を入れながら、
新たな価値の発見や、昔からの技術なんかを新鮮に見れる。

他の地域だって、ヨソモノが頑張っている地域が盛り上がる。
塩見直紀さんを中心とする京都府綾部市、大南信也さんの徳島県神山町。
大南さんはUターンだけど、他の若者たちはみんなIターンだ。
そして、全国の地域おこし協力隊がネットワークを組んで設立する、
村楽LLP(有限責任事業組合)の仕掛け。

ほな、そういう人がいないところはどないなんねん!
というがシンプルな疑問。ずーっと疑問だった。

それをすっきりさせてくれたのが、京都大学の秋津元輝准教授。
http://www.gcoe-intimacy.jp/staticpages/index.php/akitsu_ja

だれが主体となるかは地域によって違うという説。
たとえば、もともとあるような自治組織や家族なんかが主体になる場合、
「ポピュリズム」と呼んでいる。
そして、Iターン者や都市農村連携、NPOなどが主体になる場合、
「市民社会論」と呼んでいる。

そして、それぞれ個人なのか組織なのか、ということもある。
これを横軸にしながら、以下の表を作成している。


この4つに分類された人たちにおいて、
各地域の情勢によって活躍する人たちが違うのであろう。

これは仮説だが、例えば、もはや立ち上がれそうに無い地域では、
Iターンや仕掛け人が活躍するだろう。
逆に、地元の組み、集落、高齢者たちが元気であれば、
地元が活躍するはずである。

秋津論文には、主体と組織のどちらが活躍するかは書かれていなかったが、
恐らく、主体(個人レベル)が引っ張りながら、組織が動くのではないかと思う。
経験上の話だが。

こういった整理によって、だいぶ落ち着いた。
なるほど、僕らは僕らで頑張れる地で頑張ろう。
そして、今は元気だけど、ヨソモノにもぜひ来てほしいという地があれば、
喜んでワンワンと、なついていきたいと思う。

それが僕らの役割なのだ。

被災者用じゃがいも

[2011年03月21日(Mon)]
ブログのカテゴリに、英田上山棚田団を加えました。
これは、大阪の協創LLPの活動の一環で、
美作市の英田・上山棚田で活動するための団体です。

現在、NPO法人の申請中でありまして、
僕も理事として参加させていただくことになりました。

さて、この棚田団の活動であり、美作市地域おこし協力隊の活動でもある
棚田の再生事業の1つとして、昨日3/20に耕作放棄地にじゃがいもを植えました。

長期戦となるであろう東日本大震災において、
6月の収穫頃には被災者への食料提供状況は分からないものの、
今、僕らができることをやろう!ということで動いたものです。

だいたい300個ぐらい(4つに分けてるから1200株ぐらい)を、
1〜2反ぐらいの面積の棚田に植えました。

くさちさんと三浦君。


今回は、棚田団代表理事のいのっちと、きっちい、
そして岡大の学生(ぴろ、別府君、くさちさん、三浦君)、
地域おこし協力隊、美作市職員の軍曹、menpeiでやりました。
いやー、たくさんいるってサイコー。

そして、私、初めてトラクターに乗りました。
10年程度耕作放棄され、笹が繁茂していたところだったので、
根っこがすごかったです。


耕すのは牛でいいよなー、と思ってもいますが、
耕作放棄されたところは、まあ、やっぱヤンマーですね(笑)
近所のおじいちゃんの話によれば、笹の根は、水で腐るみたいなので、
耕作を始めれば、また腐っていくかなと思います。

最後に電柵を張っておしまい。
電柵は、猪よけです。
猪は、ジャガイモの種イモを掘り返して食べちゃうので、
そうならないよう、予防です。

今回は電池で2週間ぐらいもつタイプですが、
これは是非、マイクロ水力発電でやりたいところです。

トラクターに続いて、僕にとっては初めての経験でした。


1日1日、自分も育ちながら、人のためになることを。
ジャガイモができたころ。被災者が満たされていれば嬉しいです。
もし満たされていなかったときのために。

私が上山(そこ)へ行く理由

[2011年03月15日(Tue)]
私、とは井筒木綿子のこと。
井筒木綿子、3作目の作品をyoutubeで公開しました。

画面が切れるので、リンクだけ貼っておきます。
http://p.tl/LxZM

この作品は、第22回飛騨高山ドキュメンタリー映像祭において、
銀メダルに該当する優秀賞を頂きました。

上山、とは岡山県美作市上山地区。
ここにはかつて、8300枚の棚田があったそうです。
ここの再生に取り組むのが、大阪の英田上山棚田団、
地元の再生事業実行委員会とUK隊(上山をきれいにし隊)、
そして、美作市地域おこし協力隊です。

僕は4月より、美作市の地域おこし協力隊になることが決定しました。
地域おこし協力隊とは、総務省が、農山村にお金(補助金)を落とすのではなく、
人を配置しようということで始まった制度でして、全国で取り組まれています。

美作市は、平成22年度に3名を選定し、既に活動を実施。
そして、平成23年度には、さらに3名を追加しての取り組みとなります。

東日本大震災では、地震・津波の脅威とともに、
生活インフラ(特に電気)依存の怖さ、原子力行政の見直し、
都市交通の脆弱性など、日本社会を根幹から見直すことになってしまいそうです。
そういったことに対して、農山村で何ができるのか、
美作市としてどういう社会貢献ができるのか。
嘱託職員という立場から、行政と民間が一緒になって、
新しい社会づくりに向けてチャレンジしたいと思っています。

具体的には、この棚田の再生事業がメインです。
(完全に放棄されていた棚田が、今は少しずつ再生されています)
そして、古民家リノベ、養蜂、炭焼きなどなど、どんどんやっていきます。

この地に行く際、最も大切にしていることは人の存在です。
かっち、ゆう、大地という現隊員3人がいるから僕らは行くワケだし、
彼らと一緒にいる美々さんの存在も嬉しい。
そして、英田上山棚田団のいのっち、ぼぶ、ぐろろ、きっちぃ、ほりちん、まさやん、やまちゃん、やっしー、ってどんなけおんねん!ってぐらいの仲間がいます(笑)もちろん、棚田団だけでもここには書ききれないし、学生のみんなもよう来ます(笑)

人があっての上山。
僕らmenpeiは、この春、上山へ行きます!

以上、4月以降の進路が決まりましたので、ご報告でした!

昨日の棚田再生事業風景よん。
樹木まで生えちゃってる放棄地を再生なう。

ペチャクチャナイトに出演しました。

[2011年03月10日(Thu)]
3/9にペチャクチャナイトに出演しました。
ペチャクチャナイトとは、20枚のスライドを20秒ずつというフォーマットに乗って、
いろんなテーマでお話しするイベントです。

今回は、限界集落をテーマに話したのですが、
テーマがまじめなので、どう話したらいいかなって思いつつ。

頑張りました。
では、20枚×20秒=400秒のプレゼンをどうぞ!


お米の政策

[2011年02月15日(Tue)]
米について、学びました。
これまた全然知りませんでした。

今の農業政策で聞かれるのは、
減反、集約化、TPP、関税撤廃などなど、
色々と入り混じっていて、なにがなんだか、という感じでした。

さて、今回ビデオニュースで元農水省の山下一仁氏の話を聞きました。

自民時代から続く農業政策を、かなり簡単にいえば、
・票につながる大量の兼業農家の保護(農水族)
・米価高止まりにより市場規模を維持し、肥料や農薬で稼ぐ(農協)
・いかに予算をタ大量に確保し続けるのか(農水省)
という三者の関係性に依存しているということです。
(農水省だけ、ちょっと理解しきれていません)

この三者は、時に鉄のトライアングルであり、
時には微妙な緊張関係にあるのだそうです。
つまり、この三者に大きく影響されているわけです。

そんな中、お米について言えば、
価格維持政策がずっと取られてきたわけです。
上に書いた農協の狙いがありますので。

米の価格維持のためには、
・減反
・関税高止まり(778%)
の2点がずっと続けられてきました。

その代償として、
かつて稲作の面積は600万ha。
今は250万haのうち150万haに抑えられています。
代わりに転作が進んでいて、飼料米や大豆などが植えられています。

一方、お米の価格は1俵(60kg)が24,000円⇒14,000円まで落ちており、
中国では、1俵が10,000円まで上がっています。
つまり、内外価格差は1.4倍まで縮まっている。
そんな状況の中で、なんで778%も関税が必要なのか。
40%が妥当ですよ。

そして、その関税があるために、毎年70万トンのお米をミニマムアクセス米として、
受け入れているそうです(ほとんど食べられない)。
今は、全生産量の7%ぐらいです。
ところでこのお米、保管に1億円/万トンかかるそうですから、
蓄積分も合わせて、毎年100億円がかかっているのだそうです。
税金が。

ちなみに、減反されている100万ha(250-150)で米作った場合には、
1反あたり8俵として、1haあたり80俵。
1俵10,000円としても、1haあたり80万円。
100万haあれば、8000億円。えー、ありえへん。
確かにそれを違う作物にしてる(どれぐらいの市場規模かしらんけど)
んでしょうが、海外の穀物の取れない地域へ輸出すればよいのに。
(海外には穀物のとれない地域がたっくさんあります)

どうですか。
ミニマムアクセス米に100億円(見える損失であり税金)。
減反で8000億円(見えない損失であるが税金ではなく農産業へ)。
毎年、こんなにもったいないことを。

そこで農家戸別補償制度だったのかー。
というわけです。なるほど。

これは、
米価維持で農家補償⇒直接支払でゲタはかせて市場競争
ということに移す政策です。
先進国では、ほとんどがそうしていると。

で、民主党が始めたわけですが、なぜか、
・減反政策維持
・関税そのまま
・兼業にも戸別補償
となっているようです。

3点目の兼業にも戸別補償。
日本は稲作の大半が兼業だそうです。
兼業にばらまけば、票につながるということですが、
兼業はリーマンですから、基本的な所得はすでにあるわけです。
むしろ、専業で農業でやると覚悟決めた人たちへの補償を厚くしないと。

このままでは、兼業が増えるだけ。
減反し、関税を無くしたところで、
お米に頑張る人たちを厚く応援できない状態というわけです。

理想は、平時はお米の余剰分は輸出、小麦やトウモロコシなどは輸入。
緊急事態には、輸入が入ってきませんから、お米の輸出もストップ。
それで自給率100%を超えれば、穀物の安全保障が成り立つということです。

さて、ここまできて、
米以外の穀物もアメリカなどに頼らず頑張ろうよ、とか、戸別所得補償制度の現状がイマイチ分からんぞ、というツッコミがあるかと思いますが、そりゃそうです。
穀物については、内外価格差が大きいんだろうなと思います。そもそもトウモロコシなんて、日本ではそんなに作ってなかったんでしょうしね。大豆と小麦はどんな感じだったんだろうか。
戸別所得補償制度も語れる程度まで来ていません。これはまた別の機会にでも。

それにしても、なるほどなあと思った山下さんトークでした。

スローフードとロハスの違い

[2011年02月12日(Sat)]
今日も朝はビデオニュース。
http://www.videonews.com/

TPPからの流れで自由貿易について話していました。
そこで印象的だったのがスローフードとロハスの違い。

まず結論。
スローフードは、イタリアで地域を守ろうという動きの中で、
地元同士で売り買いすることで、地域にいる必然性を高め、
地域を持続していくことがミッション。

そういった消費者が出てくることに対して、
ロハスという言葉が生まれていたアメリカでは、
食品関連企業側が、これはやばい、ということで、
マーケティング用語として使いだした。

ということで、生まれもミッションも全く違う言葉であって、
ロハスに対する相当な違和感は、やっぱ当たってたなと。

それと、貿易の障壁として、
関税以外にものすごく障壁があるってことが認識できました。
つまり、スローフード運動だって貿易の障壁だし、
BSE問題など規制を厳しくすることも障壁、
さらには中国やベトナムなど為替操作することも障壁だな、と。

ついでに言えば、アメリカが農業にものすごい輸出補助金もつけている
ことだって障壁じゃないけどアンフェアな貿易になっているのだから、
「平成の開国」なんて言っちゃって、丸腰で戦おうとする今の状況は、
1911年の関税自主権の回復から100年後に、
不平等条約を締結する笑えない状況になってしまうかもしれません。

ところで、今日はサルコジのバックにいる、
エマニュエル・トッドという学者の存在を知ったので(今更)、
ちょっと読んでみよっと。

社会科学やってるみなさんの中では常識かも・・
いや、学生さんのなかでさえ、普通に常識かも・・

スコレ2011(高松)にぜひ

[2011年02月11日(Fri)]
2/21(月)に、高松で開催されるイベント、スコレ2011。
menpeiはこちらに講師として参加します。

今回は、自分×他人、ということでやります。

限界って結構自分で引いちゃいますよね?
ってとこから、話はスタートします。
企みがある方は、ぜひともお越しください。

企みが無い方は、ふらっと来てみてください。
僕らは、基本的には他人と共に生きています。
ですから、企みも他人がいないと成り立たない。
そういう意味では、まずは無くて当たり前だと思いますので。
僕自身も、実はあんまりないっす。

menpeiと限界を広げ合いまへんか?
チラシはこちら!
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