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出雲弥生の森博物館
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〜古代出雲歴史博物館「れきはく夏まつり2018」に参加しました!〜 [2018年07月30日(Mon)]

 7月29日(日)に、島根県立古代出雲歴史博物館で「れきはく夏まつり2018」が開催され、出雲弥生の森博物館も参加しました。

 当館は、「オリジナル缶バッジづくり」を出店しました。
 当日は、荒天にもかかわらず、多くの方にご来店いただきありがとうございました。
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【れきはく夏まつり2018の様子】

 「オリジナル缶バッジづくり」は、普段から当館で体験することができます!
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【当館のマスコットキャラクター「よすみちゃん」の缶バッジ】

 また、この他にも、大人気の「勾玉づくり」体験や「かくれキャラクター探し」など、遊べるメニューがいろいろありますので、ぜひご来館ください!
 詳しくは、こちらのチラシをご覧ください。

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〜スポット展「いつまでも戦後でありたい2018」を開催します〜 [2018年07月28日(Sat)]

 20世紀になると日本は中国大陸への進出をはじめ、1941(昭和16)年、ついにアジア太平洋戦争が始まりました。1945(昭和20)年になると戦局の悪化にともない、日本列島を戦場とする「本土決戦」の準備が進められました。その一環で出雲市斐川町内に設置されたのが「海軍大社基地」でした。斐伊川の分流・新川の跡地に造られた「新川飛行場」は、その核となる施設です。
 この大社基地について語り継いで来た方々の一人が、斐川町出身の陰山慶一氏です。陰山氏は、自身の体験や聞き取りから戦争に関連した3冊の本を執筆し、また、戦争遺産資料を収集し、戦争の実態を訴えてきました。
 今回は、陰山氏のコレクションの中から海軍の飛行服や腕時計などを展示します。また、現在も残っている大社基地周辺の戦争関連施設について、パネルを中心に紹介します。

〇開催期間 8月1日(水)〜9月10日(月)

〇場 所  出雲弥生の森博物館 2階テラス前

大社基地イラストマップ(軽).jpg
大社基地イラストマップ

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〜「将棋フェスティバル 第8回里見香奈杯争奪 出雲弥生の森ジュニア将棋大会」が開催されました!〜 [2018年07月26日(Thu)]

 「将棋フェスティバル 第8回里見香奈杯争奪 出雲弥生の森ジュニア将棋大会」が7月22日(土)に当館で開催されました。

 今年は、小・中学校の児童・生徒あわせて70名の参加がありました。
 午前は、プロ棋士の船江恒平六段と里見香奈女流四冠による指導対局が行われ、36名が参加しました。
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里見香奈女流四冠

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船江恒平六段

 午後からは、ジュニア将棋大会が開催され、子どもたちの白熱した対局が行われました。
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ジュニア将棋大会の様子

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里見香奈女流四冠と優勝者
             優勝 中学校の部   山本悠雅さん
                  小学校Aクラス 沖永遼馬さん
                  小学校Bクラス 福島一颯さん

 優勝おめでとうございます!

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〜ギャラリートークを開催しました!〜 [2018年07月23日(Mon)]

 好評開催中の夏季企画展「ふるさと今昔物語その2−多伎町・湖陵町ー」。
 7月21日(土)には、展示担当者によるギャラリートークを開催しました。
 猛暑の中、15名の方々がお越しになりました。
 展示解説は50分に及びましたが、参加者のみなさまには終始熱心に話を聞いていただきました。

 8月25日(土)14時からは展示担当者による関連講座「遺跡が語る多伎・湖陵の歴史」を開催します。
 また、9月15日(土)10時からは2回目のギャラリートークを開催します。
 ぜひご参加いただき、涼しい館内で悠久の歴史に思いを馳せるひと時をお楽しみください!

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〜ギャラリー展「お披露目!新発見の『出雲国風土記』」を開催します!〜 [2018年07月13日(Fri)]

 昨年度、島根大学名誉教授・蘆田耕一先生から当館に一冊の『出雲国風土記』の写本を寄贈していただきました。
 この写本は、これまで研究者の間でも知られていなかったもので、今回、お披露目として初めて展示することとなりました。この写本を、展示では「出雲弥生の森本(いずもやよいのもりぼん)」と呼ぶこととします。
 今回の展示では、出雲弥生の森本を披露するとともに、この写本が書写された背景についても考えます。また、これまで公開の機会がなかった、出雲国風土記の注釈書『出雲風土記抄』の写本も展示します。

〇開催期間
  7月25日(土)〜9月3日(月)

〇主な展示品
  出雲弥生の森本『出雲国風土記』
  郷原家本『出雲国風土記』(県指定文化財)
  桑原文庫本『出雲風土記抄』
  勝部氏本『出雲風土記抄』
  金剛峰寺本『出雲風土記俗解抄』

〇関連講演会(出雲弥生の森博物館職員リレー講座B)
  演 題:出雲弥生の森本『出雲国風土記』の系譜−近世上方の文化人との関わりー
  講 師:橋 周(出雲弥生の森博物館)
  日 時:9月1日(土)14:00〜16:00
  会 場:出雲弥生の森博物館 たいけん学習室
  受講料:300円
  その他:要事前申込み(電話 0853−25−1841)

〇ギャラリートーク
  日 時:8月4日(土)10:00から開催します。
  その他:申込みは不要です。
        展示の見どころを分かりやすく解説します。

「出雲郡総記」(出雲弥生の森博物館本『出雲国風土記』) - コピー.JPG
出雲郡総記
  
〜ギャラリートークを開催しました!〜 [2018年07月09日(Mon)]

 7月7日(土)に、ギャラリー展「出雲市の新指定文化財」、翌8日(日)には記念展「祝!重要文化財 上塩冶築山古墳の出土品 〜指定品すべてを初公開〜」のギャラリートークを開催しました。ともに2回目です。

 「出雲市の新指定文化財」のトークでは、神楽などの無形民俗文化財が33件指定されており、県内でも群を抜いて多いことを紹介しました。参加者は5名。今回、新たに指定された「唐川神楽」(唐川町)のオロチの衣装に興味を持たれ、伝統芸能が連綿と引き継がれていることに感動されました。
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 「祝!重要文化財 上塩冶築山古墳の出土品」のトークでは、2人の被葬者に伴う出土品や、墳丘から出土した円筒埴輪や子持壺について詳しく紹介しました。参加者は10人。「鈴は鳴るの?」「子持壺はなに?」など多くの質問が寄せられ、活発なトークが繰り広げられました。
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 なお、開催期間は、ギャラリー展「出雲市の新指定文化財」は7月23日(月)まで、記念展「祝!重要文化財 上塩冶築山古墳の出土品 〜指定品すべてを初公開〜」は本日(7月9日)で終了します。

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〜夏季企画展「ふるさと今昔物語その2 −多伎町・湖陵町ー」を開催します!〜 [2018年07月07日(Sat)]

 合併前の旧市町が紡いだ歴史を紹介する企画展「ふるさと今昔物語」シリーズ。
 今回は「多伎町・湖陵町」を取り上げ、田儀櫻井家たたら製鉄遺跡(多伎町)や板津焼山遺跡(湖陵町)などから出土した遺物の展示を通して、各まちの魅力に迫ります!

〇開催期間
  7月14日(土)〜9月24日(月・振)

〇主な展示品
 (多伎町)             (湖陵町)
   ・菅沢遺跡の縄文石器     ・御領田遺跡の縄文土器
   ・経塚山古墳の玉類       ・八幡宮横穴墓群の須恵器
   ・雲州久邑長沢焼         ・阿禰神社の「風土記俗解抄」

〇関連講座
  講座名:遺跡が語る多伎・湖陵の歴史
  講 師:三原 一将(出雲弥生の森博物館 学芸員)
  日 時:8月25日(土)14:00〜16:00
  会 場:出雲弥生の森博物館 たいけん学習室
  受講料:無料
  その他:要事前申込み(電話 0853−25−1841)

〇ギャラリートーク
  日 時:7月21日(土)、9月15日(土)
       いずれも10:00から開始します。
       事前の申込みは、不要です。

ふるさと今昔その2【多伎町・湖陵町)チラシ.JPG

※出雲弥生の森博物館ホームページ
〜平成30年度 第2回職員リレー講座を開催しました!〜 [2018年07月06日(Fri)]

 職員リレー講座は、出雲市の文化財の歴史、最新の発掘調査について、文化財課の職員がわかりやすく紹介する講座です。

 第2回は、6月30日(土)に「平成29年度 市内発掘調査報告」と題して、市内4ケ所の調査成果について、調査を担当した4人の職員(埋蔵文化財係)が報告しました。
職員リレー講座 2.png
【講座の様子】

 まず初めに、白枝町にある「白枝荒神遺跡」の調査について発表しました。弥生時代の人々の生活跡や、貴重な舶載品である中国鏡やガラス玉の発見について報告し、白枝荒神遺跡が重要な交易拠点となるムラであったことを解説しました。
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【中国鏡(内行花文鏡)】

 次に、塩冶町にある「高西遺跡」の調査について発表しました。弥生時代から古墳時代に利用された溝や当時の人々の足跡、古代の転用硯や中世の荷札木簡の発見などについて報告し、各時代における遺跡の特徴について解説しました。
高西遺跡(塩冶町)発掘の様子 2.jpg
【高西遺跡の溝の中の足跡】

 続いて、「史跡鰐淵寺境内」の調査について発表しました。根本堂の隣に、戦国時代から江戸時代に存在した護摩堂跡を確認しました。瓦・土器・銅製品などが捨てられた土坑の発見などについて報告し、鰐淵寺の歴史についても解説しました。
職員リレー講座 鰐淵寺.jpg
【護摩堂跡(東から)】

 最後に、「出雲大社境内遺跡」の調査について発表しました。16〜17世紀ごろの池や溜桝、祈祷札、経石などの発見について報告し、仏教色が強かった時代の出雲大社境内の様子について解説しました。
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【溜桝(南から)】

 職員リレー講座はこの後・・・
  第3回 9月1日(土)14:00〜16:00
   「出雲弥生の森博物館本 出雲国風土記の系譜」
    講 師 橋 周(専門学芸員)
    受講料 300円
 と続きます。

 引き続き、受講者募集中です!
 受講申込みは、出雲弥生の森博物館ホームページをご確認ください。

 みなさまのご来館をお待ちしています。
〜ギャラリートークを開催します!〜 [2018年07月02日(Mon)]

 7月7日(土)、7月8日(日)に、下記展示のギャラリートークを開催します。
 それぞれの展示担当者が、見どころを分かりやすく説明します!
 どちらも最後のギャラリートークです。ここでしか聞けない話もとびだすかもしれません。
 是非、ご来館ください!

                    記

〇7月7日(土)10:00〜
  ギャラリー展「出雲市の新指定文化財」
  ※開催期間:7月23日(月)まで
神楽面(HP).jpg
神楽面(江戸時代後期)

〇7月8日(日)10:00〜
  記念展「祝!重要文化財 上塩冶築山古墳の出土品〜指定品すべてを初公開〜」
  ※開催期間:7月9日(月)まで
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重要文化財に指定される主な出土品

【共通事項】
 ・参加料は、無料です。
 ・事前の申込みは、不要です。
 ・各展示の内容については、出雲弥生の森博物館のホームページでご確認ください。
〜研究紀要「上塩冶築山古墳の再検討」の販売を開始します〜 [2018年07月01日(Sun)]

 報告書     出雲弥生の森博物館 研究紀要 第6集「上塩冶築山古墳の再検討」
 内 容      この夏、重要文化財に指定される出土品140点を掲載しています。
           石室内から出土した金銅冠や馬具の再検討、金属製品やガラス玉の科
           学分析による成果など、新たな論考が多数あります。
           墳丘・石室・石棺・出土品から後期古墳の被葬者像に迫る報告書で
           す。
 販売開始日  7月1日(日)9:00〜
 販売価格    3,500円(税込)
 販売数     200冊(お一人様3冊まで)
 販売方法    博物館で販売、もしくは電話またはFAXで受付け、郵送します。
            TEL 0853−25−1841
            FAX 0853−21−6617
 支払方法    報告書に振込用紙を同封して郵送しますので、その振込用紙を使用し
           て金融機関でお支払いください。
 その他      ゆうメール着払いでお送りします。
           (1冊の場合は、371円のご負担をお願いします。)
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報告書・販売の詳細については、上記チラシをご覧ください。