CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

« 2016年12月 | Main | 2017年02月»
プロフィール

出雲弥生の森博物館さんの画像
出雲弥生の森博物館
プロフィール
ブログ
<< 2017年01月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
出雲弥生の森博物館職員
西谷横穴墓群 出雲の文化財〜PART12〜 (08/19) まるまど
西谷横穴墓群 出雲の文化財〜PART12〜 (08/18) 出雲弥生の森博物館職員
博物館オリジナルグッズ〜Part4〜 (08/11) まるまど
博物館オリジナルグッズ〜Part4〜 (08/10) 出雲弥生の森博物館職員
第1回夏休み体験教室開催! (07/30) まるまど
第1回夏休み体験教室開催! (07/29) 出雲弥生の森博物館職員
俳優の佐野史郎さんが来館! (07/23) 出雲国風土記
俳優の佐野史郎さんが来館! (07/10) 出雲弥生の森博物館職員
博物館を面白くするアイデア!? (05/22) アルビくん
博物館を面白くするアイデア!? (05/21)
リンク集
〜弥生ブロンズネットワークリレー講座 第3講「銅鐸を埋めた時代の出雲平野」を開催しました〜 [2017年01月30日(Mon)]

 1月28日(土)にリレー講座を開催しました。この講座は、近隣の加茂岩倉遺跡ガイダンス、荒神谷博物館、古代出雲歴史博物館、そして、ここ出雲弥生の森博物館の4館で連携して、リレー方式で講座を開催するものです。今年度は加茂岩倉遺跡銅鐸出土20周年の節目を記念して、「銅鐸」をテーマに各館で開催しています。

 第3講となる今回は、出雲市文化財課の景山このみ主事が講師を務め、「銅鐸を埋めた時代の出雲平野」と題して、銅鐸を埋めた時代を探り、その時代の出雲について考えました。当日は、75人の方にご参加いただきました。

  2IMG_9838.jpg

 講座では、青銅器そのものや鋳型、生産遺跡から、年代の移り変わりを知ることができる、との説明から始まりました。もともとは武器として作られていた銅剣・銅矛は、時代が進むにつれて大型化し、マツリでの使用に重きをおかれていったこと、銅鐸も、同様に紐でぶら下げて鳴らす鐘「聞く銅鐸」だったものが、「見る銅鐸」へ変化したと説明しました。また、青銅器を早い段階で入手したとしても、大切なものとしてしばらく埋納せず、子孫代々受け継ぐ「伝世(でんせい)」という習慣により、埋められた時期の年代判定を難しくしていることも紹介しました。
 また、青銅器の鋳型は、九州や近畿からたくさん発見されており、盛んな交流の中で出雲にも九州や近畿で作られた青銅器が運ばれたとの説明もしました。

 出雲における青銅器埋納の諸説にも触れ、保管なのか、廃棄なのか、奉納なのか…、未だ謎に包まれていることや、そもそも出雲で青銅器が作られていたのかということについても、肯定・否定の両方の意見を紹介したうえで、今後、出雲でも青銅器の生産をうかがわさせる資料が発見されていけば、このようなことが解明されていくだろうと期待を込めました。

  IMG_9835.jpg

 講師は、銅鐸を埋めた時代の出雲平野部や丘陵部のムラの特徴についても説明しました。
 本館では、各ムラの生活をうかがい知ることができる出土品の展示や早川和子さんが描かれた出雲のムラの様子をイメージした絵を掲示していますので、是非、見に来てください。

 リレー講座の最終回となる第4講は、2月11日(土・祝)に「国宝青銅器を未来に伝えるために」と題し、古代出雲歴史博物館で開催します。



 弥生ブロンズネットワークリレー講座に関しては、こちらをご覧ください。
  (島根県立古代出雲歴史博物館ホームページ内)

〜ギャラリー展「はそう−須恵器の前方後円墳?!」好評開催中!! 「はそう」紹介 伯耆・隠岐編〜 [2017年01月27日(Fri)]

1月11日(水)からギャラリー展「はそう−須恵器の前方後円墳?!」を開催しています。

  開催期間:平成29年1月11日(水)〜3月20日(月・祝)
  観覧料:無料
  IMG_9722.jpg


 須恵器「はそう」は作られた場所によって、形の特徴が異なり、また、口や胴に飾られる紋様の種類や組み合せも異なります。
 前回のギャラリー展関連記事では、出雲の「はそう」、そして石見の「はそう」をご紹介しました。 前回関連記事 ⇒ http://blog.canpan.info/izumoyayoi/archive/627

 今回は、伯耆と隠岐の「はそう」をそれぞれご紹介します。

<伯耆の「はそう」>
 鳥取県西部の伯耆地方から出土する「はそう」の形は、丸い胴部とやや大きく開く口を特徴とする石見に似ていますが、口がやや短く、紋様を付けないものが多いです。また、丸い底は、胴の内側から棒でついてふくらませる手法でつくられています。出雲に隣接するこの地の遺跡からは、出雲産と考えられる「はそう」も出土しています。
     石州府88号墳1RGB(米子市).jpg
      石州府65号墳(米子市)出土品

<隠岐の「はそう」>
 日本海に浮かぶ隠岐諸島。この地の遺跡からも「はそう」は出土しています。出土品を見るかぎり、出雲のものとは大きく違い、大きく開く口や小さい胴部、紋様をほとんどもちません。この特徴は伯耆のものと共通します。須恵器高杯にも伯耆に類似したものがあり、その系譜を物語っています。出雲産の須恵器がほとんど見つかってないことを考えると古墳時代後期には隠岐と出雲は意外に遠かったようです。
     大座西2号墳RGB(隠岐の島町).jpg
      大座西2号墳(隠岐の島町)出土品

 今回の展示では、山陰各地の「はそう」を約40点紹介し、その歴史を探っています。
 ぜひ、この機会に「はそう」の違いを見比べてみてください。


 その他の展示については、出雲弥生の森博物館ホームページをご覧ください。
 ⇒ http://www.city.izumo.shimane.jp/yayoinomori
〜第3回企画展関連講座を開催しました〜 [2017年01月23日(Mon)]

 1月22日(日)14時から、「掘った出た、それで?−発掘調査と地域の歴史」と題して、当館の花谷浩学芸調整官が講演を行いました。

 DSC_8568.jpg

 今回は、古墳時代から奈良時代にかけて、発掘調査によって明らかになった遺跡や出土品と、その時期の出雲地域を取り巻く情勢についての講演でした。出雲でも多く造られた横穴墓から発見された副葬品が、古墳時代では武器が多かったのが、飛鳥時代後半から奈良時代になると硯や水差しといった文具へ変わっていきます。その背景として、地方豪族による支配から法律と文字による中央集権への転換があるとのことでした。
 遺跡や出土品といった発掘調査の成果だけをみるのではなく、それとあわせてその時代背景や地域の歴史につなげて広く考えていくことが大切とのお話でした。

 DSC_8564.jpg

 当日は62名の参加がありました。花谷学芸調整官が学生の頃に参加した発掘調査の話や、当館の渡邊館長が発掘現場にいる写真がスクリーンに映しだされるなど、当時の懐かしい話もあり、和やかな雰囲気の講座となりました。

 企画展「出雲を掘る 第6話−出雲郡漆治郷の今昔−」は、1月23日(月)で終了します。多くの方にご覧いただき、大変好評でした。ありがとうございました。


 その他の博物館情報は、出雲弥生の森博物館ホームページをご覧ください。 
 ⇒ http://www.city.izumo.shimane.jp/yayoinomori

〜速報展「ふるさとの記録を守る―古文書を未来へ伝えるために」を開催します〜 [2017年01月20日(Fri)]

 
 開催期間:平成29年1月25日(水)〜4月10日(月)
 観覧料:無料

【展示概要】
 私たちのふるさとには、長い時を経て伝わってきた様々な文化財があります。今回、展示テーマとした古文書も、その文化財の一つです。
 古文書は、地域や家の歴史を今に伝える貴重な記録であり、かけがえのない価値を持っています。ゆえに、古文書は「ふるさとの記録」と言えます。しかしながら、近年はこうした古文書が、引っ越しや家の建替えなどの際にいらないものとして処分され、急速に失われているという現状があります。

  2016速報展「古文書」.jpg
          民家で保管されていた古文書

 今回の速報展では、まず古文書とは何なのかを紹介します。そして古文書を守り、未来へ受け継いでいくには、私たちに何ができるかを探ります。

 その他の展示案内は、出雲弥生の森博物館ホームページをご覧ください。 
 ⇒ http://www.city.izumo.shimane.jp/yayoinomori

〜キャラクターの隠れ場所が変わりました〜 [2017年01月19日(Thu)]

 当館では、子どもにも大人にも大人気の「キャラクター探し」という遊びがあります。
 先日、その隠れているキャラクター達が引っ越しました。

 キャラクターは、当館のマスコットキャラクターを決めるときにみなさんから応募いただいたもので、博物館1階の「たいけんコーナー」「エントランスホール」「本のコーナー」「自動販売機付近」に20種類が隠れています。

 キャラ探し1.jpg

 運動不足になりがちなこれからの季節、館内で楽しく体を動かしながらキャラクターを探してみませんか。

 すべてのキャラクターを見つけると景品をお渡ししています。
 今回の景品には、クリスマスシーズンに大好評だった「クリスマスリース」に変わって、「ひな祭りリース」を手作りしてみました。

 キャラ探し2.jpg

 お気に入りの景品を目指して、ぜひチャレンジしてみてくださいるんるん

〜第3回館長講座「考古学と戦争」を開催しました〜 [2017年01月16日(Mon)]

 1月14日(土)、当館の渡邊貞幸館長による第3回館長講座「考古学と戦争」を開催しました。

  1IMG_9783.jpg

 講座では、考古学が明らかにする戦況の真実など、考古学と戦争の関連について話がありました。
 その中で、アメリカのインディアン戦争を例にして戦場考古学の実際を紹介しました。
 銃ごとに異なる施条痕や撃針痕などによる個々の銃の識別や、薬きょう・銃弾の分布から個々の銃の移動、つまり戦士の移動などが把握できたことや、この事実に当時の証言を重ねあわせ、真実の戦況を復元することで、これまで伝承されてきた戦況の嘘と凄惨な実態が明らかになったと解説しました。

 講座の最後には、「『昭和』の歴史は大きな犠牲をはらって得た『もう戦争はしてはいけない』という重い教訓の歴史だった。ふたたび過ちを犯してはいけない。」という漫画家・故水木しげるさんの言葉を紹介され、戦争を起こさせないことがなによりも大事であるという言葉で講座を終えました。

  3IMG_9782.jpg

 当日は雪が降る悪天候でしたが、参加されたみなさまは熱心に受講されていました。


【出雲市文化財保護審議会委員講座のお知らせ】
 2月から3月にかけて文化財保護施策の諮問機関である文化財保護審議会の委員による講座を全3回開催します。出雲市の歴史や文化財を専門家の立場から、市民のみなさまにわかりやすく紹介します。

 ○第1回
   日 時 : 2月4日(土)14:00〜
   テーマ : 神仏習合と出雲市の文化財
   講 師 : 梶谷 亮治 氏(奈良国立博物館名誉館員)

このあと、第2回、第3回と続きます。
詳しくは、出雲弥生の森博物館ホームページをご覧ください。 
 ⇒ http://www.city.izumo.shimane.jp/yayoinomori
〜ギャラリー展「はそう−須恵器の前方後円墳?!」開催中!〜 [2017年01月13日(Fri)]

 開催期間:平成29年1月11日(水)〜3月20日(月・祝)
 観覧料:無料

 「はそう」。なかなか聞きなれない言葉ですが、これは古墳時代の焼き物である須恵器のうちの1種です。
 写真のように丸い胴にラッパのような口が付く形で、胴の真ん中にある孔(あな)に竹などの管をさし込んで、中の液体を注ぐための器です。ひっくり返すと「前方後円墳」みたいでしょグッド(上向き矢印)
  
 IMG_9722.jpg

 「はそう」は5世紀から7世紀、古墳時代の後半期から飛鳥時代に使われた器で、口や胴に紋様を飾るのですが、その種類・組み合せが作られた場所によって異なります。今回の展示では、山陰各地の「はそう」を約40点ほど紹介し、その歴史を探ります。


<「はそう」の普及>
 古墳時代後期(6世紀)になると、山陰地方各地で須恵器が焼かれるようになり、それらは古墳や横穴墓に副葬されました。はじめは近畿地方と同じ形をしていましたが、6世紀後半になるとしだいに地域色が現れてきます。出雲の「はそう」は口があまり広がらず、小さな平底に作られるものが多い点に特徴があります。

             2016はそう.jpg
               築山遺跡1号墳(出雲市)出土品

<石見の「はそう」>
 島根県西部の石見地方、「はそう」は丸い胴部とやや大きく開く口を特徴とします。紋様の付け方も出雲と違いがあります。口の波状紋が2段だったり、胴の紋様が高い位置にあったりするほか、まったく紋様をもたないものもみうけられます。

            森ケ曽根古墳2.jpg 
            森ヶ曽根古墳(浜田市)出土品

 
今後も各地の「はそう」を少しずつ紹介していきます。


出雲弥生の森博物館ホームページ
http://www.city.izumo.shimane.jp/yayoinomori
〜企画展「出雲を掘る 第6話 出雲郡漆治郷の今昔」まもなく終了!〜 [2017年01月11日(Wed)]

 現在開催中の企画展出雲を掘る 第6話 出雲郡漆治郷の今昔」は、おかげさまで皆さまから好評をいただいておりますぴかぴか(新しい)

 今回企画展では、出雲斐川中央工業団地(市内斐川町直江)の遺跡調査の発掘成果を中心に、発掘された県内最古のガラス玉や、出雲地域特有の形を持つ出雲型広口壷などを展示・解説しています。
 また、同調査箇所からは、瓦や瓦葺屋根の両端につけられる飾りの一種の「鴟尾(しび)」が見つかっています。展示では瓦、特に鴟尾に注目して、県内外のものをたくさん展示・解説しています。

 この企画展は、今月23日(月)までの会期となっていますので、この機会にぜひお越しください。

 展示名:企画展「出雲を掘る 第6話 出雲郡漆治郷の今昔」
 開催期間:平成28年11月13日(日)〜平成29年1月23日(月) まもなく終了exclamation×2
 観覧料:無料
IMG_9429.jpg IMG_9425.jpg



また、本日からギャラリー展「はそう −須恵器の前方後円墳?!」を開催しています。

 展示名:ギャラリー展「はそう −須恵器の前方後円墳?!」
 開催期間:平成29年1月11日(水)〜平成29年3月20日(月・祝)
 観覧料:無料
    2016はそう1.jpg2016はそう2.jpg


詳しくは、出雲弥生の森博物館ホームページをご覧ください。
http://www.city.izumo.shimane.jp/yayoinomori
〜ギャラリー展「はそう−須恵器の前方後円墳?!」を開催します〜 [2017年01月05日(Thu)]


 開催期間:平成29年1月11日(水)〜3月20日(月・祝)
 観覧料:無料

【展示概要】
 瓦へんに泉と書いて「𤭯」(国字)、これを「はそう」と読みます。須恵器の「はそう」は丸い胴にラッパのような口が付く容器です。ひっくり返すと「前方後円墳」みたい!?

    2016はそう1.jpg       2016はそう2.jpg
  国富中村古墳(出雲市) 出土品     諸友大師山横穴墓群(大田市) 出土品 


 胴の真ん中には孔(あな)があきます。それじゃダダ漏れ? いえいえ、ここに竹などの管をさし込んで、中の液体を注ぐための器です。漢字に「泉」が付くのもその辺に因るのでしょう。

  「はそう」は5世紀から7世紀、古墳時代の後半期から飛鳥時代に使われた器です。口や胴に紋様を飾るのですが、その種類や組み合せが作られた場所によって違います。山陰各地では、どんな違いがあるのか、各地の「はそう」を紹介し、その歴史を探ります。 


【主な展示品】
○出雲の「はそう」
 ・上塩冶横穴墓群、国富中村古墳、矢野遺跡(出雲市)
 ・塚根横穴墓群(安来市)

○伯耆の「はそう」
 ・石州府古墳群、陰田横穴墓群(米子市)

○石見の「はそう」
 ・諸友大師山横穴墓群(大田市)
 ・高津遺跡(江津市)
 ・森ヶ曽根古墳、蔵地宅後古墳(浜田市)

○隠岐の「はそう」
 ・大座西2号墳、中山遺跡、森遺跡(隠岐の島町)
〜あけましておめでとうございます!〜 [2017年01月01日(Sun)]


年賀状1(中).jpg


あけましておめでとうございます!

出雲弥生の森博物館は、多くの皆さまにご愛顧いただき、今年で開館7周年を迎えます。

今後も、展示・講座・イベント等を通じて、出雲の魅力を広く情報発信していきたいと考えております。

本年も出雲弥生の森博物館をよろしくお願いいたします。


【休館日のお知らせ】 
1月1日(日)〜3日(火):休館日
1月4日(水)〜:開館(休館日:毎週火曜日 祝日の場合は翌平日)