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出雲弥生の森博物館
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出雲弥生の森博物館職員
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〜夏季企画展「出雲の武将 塩冶判官高貞 −その実像と虚像−」を写真でちょっとだけ紹介します〜 [2016年08月31日(Wed)]

 現在、好評開催中の夏季企画展「出雲の武将 塩冶判官高貞 −その実像と虚像−」の様子を、今回は写真でちょっとだけ紹介します。

 塩冶判官高貞は出雲で生まれ育った南北朝時代(約700年前)の武将です。今回の企画展では、中世出雲を支配した塩冶高貞とその一族について、多様な観点から考え、展示しています。

開催期間:平成28年7月30日(土)〜9月26日(月)
観覧料  :無料

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高貞の悲劇的な最期について書かれた『太平記』巻二十一(古代出雲歴史博物館蔵)

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『太平記』や古文書から読み取れる高貞の動きをまとめた年表

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高貞が神として祀られたことを記す古文書(古代出雲歴史博物館蔵)

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考古学の観点から塩冶氏の時代を考察

9月26日(月)まで開催していますので、ぜひこの機会にご覧ください。

 
●関連講演会
  日 時 : 9月17日(土) 14:00〜16:00
  会 場 : 出雲弥生の森博物館 たいけん学習室
  演 目 : 「後塩冶氏と京都系土師器皿」
  講 師 : 橋 周(当館専門研究員) 
  受講料 : 無料
  申込み : TEL 0853−25−1841 
          FAX 0853−21−6617
 
●ギャラリートーク 
  日 時 : 9月24日(土) 14:00〜
  会 場 : 出雲弥生の森博物館 企画展示室
  申込不要、参加費無料
   ※展示の見どころを解説します
〜夏季企画展関連講演会「塩冶氏と中世出雲」を開催しました〜 [2016年08月29日(Mon)]

 8月27日(土)14時から、島根大学教育学部 教授 長谷川博史氏を講師に迎え、講演会を開催しました。

 参加者は166名で、県内外から多くの人にご参加いただきました。

 先生はスライドと資料を交えて、塩冶高貞を代表とする塩冶氏の中世出雲における位置付けについてお話されました。

 講演では、「塩冶氏は何度も興亡を繰り返し、戦国時代には滅亡してしまうため、その活動を示す史料は多く残っていません。しかし断片的な史料から、塩冶氏が鎌倉から室町時代までの300年間にわたり、出雲国内外に大きな影響を及ぼした一族であることが分かる。」と指摘されました。
 そうした中で、「敗者の歴史が重要」との言葉が印象に残りました。

 受講者数も過去最高の人数で、皆さん熱心に話を聞いておられました。企画展へも多くの方に足を運んでいただいており、塩冶氏に対する関心の高さを改めて感じました。

DSCN1272.jpg
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〜出雲の無形文化財〜その4 『須佐神社の念仏踊り』 [2016年08月24日(Wed)]

 こんにちはわーい(嬉しい顔) 無形文化財担当の柳楽です。
 お盆を過ぎましたがまだまだ暑さ晴れが厳しいですね。暑いのが苦手あせあせ(飛び散る汗)な私はもう秋が待ち遠しいです!

 さて、今回も出雲市の無形文化財である伝統芸能の一つをご紹介したいと思います。
 今回はこれです!
 ↓ (どんexclamation×2
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 佐田町須佐地区に伝わる県指定文化財「須佐神社の念仏踊り」(昭和36年6月13日指定)です。
 
 毎年お盆の8月15日に須佐神社で行われる切明(きりあけ)神事で奉納されています。

 須佐神社といえば、「須佐之男命(すさのおのみこと)」の御魂を祀り、『出雲国風土記』にも登場する由緒ある神社で、現在はパワースポットぴかぴか(新しい)としても全国的に注目目を集めていますね。

 ここで行われる念仏踊りは、出雲阿国が出雲大社造営の勧進のため、諸国で踊った「念仏踊り」の原型であるとも伝えられています。前回ご紹介した「荒茅盆踊り」は、阿国の念仏踊りに由来すると言われていますので、盆踊りのルーツってところでしょうか。

 この念仏踊りは、私も見たことがないので、先日須佐神社へ行くつもりだったのですが、あいにく夏風邪でダウンバッド(下向き矢印)し、お盆はずっと病床で行くことができませんでした。残念…もうやだ〜(悲しい顔)

 本来は現地の雰囲気なども含めてお伝えしたかったのですが、そんな事情もありまして今回は以前に撮影されたビデオ映画を見てご紹介します。

 念仏踊りは、写真にあるように境内に大宮花と呼ばれる紙で作った神事花を2本立て、その周囲を浴衣の着流しに花笠をかぶった踊り手が、鉦(かね)や太鼓を打ちながら、念仏のような文言を唱えて踊ります。実際は厳かな感じで「踊り」というようりは「舞」といった雰囲気ですね。

02念仏踊り.jpg
【太鼓1人、鼓2人、鉦3人、笛1人の7人で構成】

 踊りの後半になると、少しテンポるんるんをつけて、「なーまみどーや」(南無阿弥陀仏が転じた文言)と歌いながら踊ります。ここらへんは盆踊りにも通じる感じがします。

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【円陣から子役3人を成人役3人(鉦)が囲む陣形へ】


 やがて大宮花の「花回し」が始まります。↓
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【花を倒さないよう懸命に踏ん張る担ぎ手】
 
 花が倒れると見物の人々が花を取りに駆け寄ります。危険を顧みずフライング気味にダッシュダッシュ(走り出すさま)してゲットする地元のおばちゃんはさすがですねexclamation
 この花を持ち帰ると1年健康に過ごせるといい、また田畑の虫除けに効くぴかぴか(新しい)とも言われているそうです。
05念仏踊り.jpg
【花を奪い合う見物の人々】

 来年こそは見に行って花を持って帰りたいと思いますパンチ

 今後も出雲の無形文化財を素人目線でゆる〜く紹介していきます。
 次回は斐川町坂田地区の『土手町神楽』の予定です。お楽しみに!
〜4館をめぐる夏のクイズスタンプラリー 開催期間残りわずか!!〜 [2016年08月22日(Mon)]

 弥生・青銅器でつながる弥生ブロンズネットワーク(古代出雲歴史博物館、荒神谷博物館、加茂岩倉ガイダンス、出雲弥生の森博物館)では、各館を巡りクイズにチャレンジして、スタンプを集めるクイズスタンプラリーを開催しています。

 スタンプを集めると、数に応じて温泉割引券や特製キーホルダーがもらえます。また、すべてのスタンプを集めると素敵なプレゼントがもらえます。

 スタンプラリーの開催期間は、8月31日までとなっています。まだ参加されていない方は、どんどんチャレンジしてみてください。

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〜講座「館長講座」受講者募集中!!〜 [2016年08月18日(Thu)]

 渡邊貞幸館長による講座を3回シリーズで開催します。

 渡邊館長といえば、島根大学名誉教授であり、山陰各地の遺跡にも精通していますので、発掘当時の様子など、ここだけでしか聞けない貴重な話を聞くことができます。この機会に、是非ご参加ください。
 みなさまのお申込みをお待ちしています。個々の講座だけでも受講いただけます。

 
◆第1回  9月10日(土)
           「考古学の黎明と御雇外国人」
◆第2回 11月12日(土)
           「考古学とお墓」
◆第3回  1月14日(土)
           「考古学と戦争」

【各講座共通】
■時 間  14:00〜16:00
■会 場  出雲弥生の森博物館 たいけん学習室
■定 員  各講座 80名 
■受講料  各講座 300円
■申込方法
 下記の申込書により、出雲弥生の森博物館へお申し込みください。
 なお、電話・FAXでも受け付けております。
 出雲弥生の森博物館 TEL 0853-25-2841  FAX 0853-21-6617

 

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※昨年の様子
〜「第7回 弥生の森 お月見コンサート」を開催します〜 [2016年08月17日(Wed)]


 毎年、地元の博物館応援団体「弥生の森おおつ」の主催で、弥生の森お月見コンサートを出雲弥生の森博物館で開催しています。
 今年はフルート、チェロ、ピアノ、ソプラノ独唱など、さまざまな演奏を予定しています。
 秋の一夜、お月見と素敵な演奏で、癒しのひとときを過ごしてみませんか。

◆主催
   弥生の森おおつ
◆開催日時
   9月22日(木)秋分の日 18:00〜20:30
◆チケット(中学生以下無料)
   前売券 500円
   当日券 700円
   ※出雲弥生の森博物館でも販売しています。
◆問合せ先
    くるみ市
    TEL 0853-27-9631
   大津コミュニティセンター
    TEL 0853-21-0172


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昨年のコンサートの様子
〜夏季企画展「出雲の武将 塩冶判官高貞 ーその実像と虚像ー」好評開催中〜 [2016年08月12日(Fri)]

 開催期間:平成28年7月30日(土)〜9月26日(月)
 観覧料:無料

【見どころ】
 塩冶高貞は、出雲で生まれ育った南北朝時代(およそ700年前)の武将です。
 高貞については『太平記』にその活躍が記されています。『太平記』は室町時代の軍記物語で、同時代の史料から一定の史実に基づいたものであることが分かります。しかし、多くの修飾した説話が加えられた物語でもあり、高貞をめぐる記事も事実と虚構とが混在したと考えられます。また、高貞は、江戸時代になると『仮名手本忠臣蔵』で浅野内匠頭に見立てられて登場し、新たなイメージが付与されました。
 このように、高貞には南北朝時代の武将としての実像のほか、『太平記』や『仮名手本忠臣蔵』で語られる虚像があることも特徴なのです。
 今回の企画展では、高貞の実像と虚像をめぐって、様々な観点から注目します。

 【関連講演会】
○第1回講演会「塩冶氏と中世出雲」
   日時 8月27日(土) 14:00〜16:00
   講師 長谷川博史 氏(島根大学教授)
○第2回講演会「後塩冶氏と京都系土師器皿」
   日時 9月17日(土) 14:00〜16:00
   講師 橋 周(当館専門研究員) 
<各講演会共通>
  受講料:無料
   申込み:電話 0853−25−1841 
       FAX 0853−21−6617
   会場:出雲弥生の森博物館 たいけん学習室

 【ギャラリートーク】 
  日時 9月24日(土) 14:00〜
  申込不要、参加費無料
  ※展示のみどころを解説します

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〜藍染め体験教室を開催しました〜 [2016年08月12日(Fri)]

 8月11日(木・祝)、藍の生葉を使った染め物体験を行いました。
 子どもから大人まで、幅広い年代の20名のみなさんに参加いただきました。

 はじめに藍染めの基礎知識を勉強してから、ハンカチを藍で染める体験を行いました。今回は型紙を使い、ハンカチに模様をつけました。型紙の型を抜いたところに糊を塗るとそこは染まらずに、白いままで模様になります。きれいに糊を塗る作業が、思ったより難しくみなさん苦戦されていました。


 藍の葉は、博物館で栽培しているものを参加者のみなさんに摘んでいただきました。摘んだ葉をミキサーにかけて、染める液をつくります。ハンカチを浸けたり、空気に触れさせたりしながら、染め上げました。
 
 出来上がった作品は、それぞれ色合いが異なり、とても個性のあるものが出来ました。参加者のみなさんも、自分の作品に満足そうでした。

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〜出雲の無形文化財〜その3 『荒茅盆踊り』 [2016年08月10日(Wed)]

 こんにちはわーい(嬉しい顔) 出雲市文化財課の無形文化財担当柳楽です。

 毎日暑いですね晴れたらーっ(汗) 特に8月に入ってからは半端ない暑さですふらふら

 高校野球野球はわが母校の出雲高校が春夏連覇を狙う奈良県の智辯学園と対戦しました。結果はご存じのとおり力及ばず残念でしたが、出雲らしい爽やかな戦いぶりでした。
 昼の一番暑い時間帯の試合のなか、選手も応援に行かれた方も大変お疲れ様でした。

 さて、今回も出雲市の無形文化財である伝統芸能の一つをご紹介したいと思います。

 夏と言えば夏祭り。夏祭りと言えばってことで今回はこれです!
 ↓ (ドンexclamation×2)                                
第44回無形文化財発表会 189.jpg

 長浜地区に伝わる「荒茅盆踊り」(昭和34年8月1日市指定)です。

 今月7日に市内各地の盆踊りが披露される「出雲神話まつり」に行ってきました。
  ↓
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【人々で賑わう歩行者天国の駅前通り】


 江戸時代の少し前、安土桃山時代に出雲大社の巫女で女性芸能者であった出雲阿国(いずものおくに)が、京で「かぶき踊り」をして現在の歌舞伎の元になったと言われていますが、荒茅盆踊りは、その阿国が大社(杵築地域)で伝えた「念仏踊り」に由来すると言われています。大河ドラマ『真田丸』ではシルビア・グラブさんが出雲阿国の師という設定で演じていましたね。

 この日は荒茅盆踊り保存会さんによる盆踊りを拝見しました。
 ↓
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【出雲盆踊りに使われている「行進踊り」】

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【扇子を広げての「安来節どじょうすくい踊り」】

 踊りは、「行進踊り」、「山崩し踊り」、「雀踊り」、「関の五本松踊り」、「安来どじょうすくい踊り」の5つの形があり、出雲神話まつりの「出雲盆踊り」は、この「行進踊り」が使われているんです。

 地域は違えど「アラヤー ハトナーァ〜るんるん」という節を耳にすると、子どもの頃に地元の盆踊りに出かけたことを懐かしく思い出します。もっとも夜店や盆踊りの後の抽選会が目当てだったので、踊りは全然覚えていないんですけどたらーっ(汗) 

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【三味線、尺八、太鼓の音色で奏でらる盆踊り唄】

 それにしてもこの日も30℃近くの熱帯夜で見てる方ですら汗だれ、こだれあせあせ(飛び散る汗)でしたので、踊られてる方はもっと大変だったと思いますが、涼やかに踊られていました。さすがですね!


 今月14日長浜中央公園広場で行われる「くにびきまつり」では、19時30分から荒茅盆踊り保存会による正調踊りの後、参加者みんなで盆踊りをされます。初心者でもOKですのでぜひ出かけて一緒に踊ってみてください。

 ちなみにこちらのお祭りも夜店抽選会があるそうですよ揺れるハート

 今後も出雲の無形文化財を素人目線でゆる〜く紹介していきます。
 次回は荒茅盆踊りの由来となった「念仏踊り」の原型といわれる『須佐神社の念仏踊り』の予定です。お楽しみに!