〜ギャラリー展「伝説の教科書を作った郷土の偉人 〜塩野直道物語〜」開催中!〜 [2017年07月07日(Fri)]
今回のギャラリー展は、郷土の偉人である塩野直道氏に関する展示です。 開催期間:6月21日(水)〜10月16日(月) 観覧料:無料 直道氏は、昭和9年に出版された、今日の日本の教育に大きな影響を与える伝説の教科書『尋常小学算術』、通称「緑表紙」の編集をしました。その教科書は、国内のみならず、世界でも高く評価されていました。 小学1年生用の算術教科書「第1学年児童用(上)」は、カラーのイラストだけで構成された斬新な内容であり、生活や遊びに関したイラストで算術的な関心を引き出そうとしています。 また、小学4年生用の教科書では、珠算を採用し、使用するそろばんを「四つ球」を明記しました。これをきっかけに、当時主流であった「五つ珠そろばん」に代わり、現在の「四つ珠そろばん」が普及していきました。これも直道氏の功績と言えます。 今回の展示では、各種珍しいそろばんも展示をしています。 この機会にぜひご覧ください。 |