四絡小学校3年生の皆さんが、斐川文化会館の中にある斐川民俗資料展示室を訪れました。
日時:平成25年2月27日(水)午前中
◆斐川民俗資料展示室とは◆
江戸末期から昭和30年頃まで出雲平野で使用されていた民具が約1,500点展示してあります。
そのうち1,087点は「出雲平野の衣食住および生産用具」として島根県の有形民俗文化財に指定されています。
所在地:出雲市斐川町荘原2166−1 斐川文化会館内
見学を希望される場合は出雲市文化財課(0853−21−6893)までご連絡ください。
<見学の様子>
出雲市文化財課の職員が、民具の一部を説明しました。
(手に持っているのは、昭和初期に使われていた竹製の弁当箱です。)
洗濯板とたらいを説明しています。
洗濯機の無かった時代は、今よりも家事が重労働だったはずです。
◆民具の一部をご紹介します◆
@一升徳利 …酒、醤油を入れる保存容器
Aがんどう …懐中電灯(回転蝋燭式)
B火のし …アイロン(炭を入れて利用)
C針箱 …裁縫道具箱
D湯たんぽ …陶器製
E大和コタツ…炭を入れて布団をかけて利用(木製枠)
F土天神 …沖州天神(端午の節句)
このように、今では珍しい道具がたくさん展示してあります。
子どもたちは、電気、鉄道、自動車などの無かった約100年前の暮らしを考えながら昔の人たちの工夫と進歩の証を実感しているようでした。