イベリコ豚

イベリコ豚？
ええ、ドングリを食べて
育てられたスペインの豚です。
なんて思っていた自分が浅はかでした。
イベリコ豚の名は
ワイン好きの人なら生ハムで。
そうでなくても
イベリコ豚のシャブシャブや
トンカツぐらいなら、
口にしたり耳にした
ことはあると思います。
でも、ちょっと待った！
だったのです。
もちろんドングリを食べながら
大きくなるベジョータと
呼ばれるイベリコ豚もいます。
なかには樫の森で２年間も
放牧されたイベリコ豚さえも。
ちなみに日本の養豚では
およそ半年の飼育で出荷するそうです。
いっっぽうで、ドングリを
まったく与えられず出荷される
セボと呼ばれるイベリコ豚や
さらには他の豚との交雑による
イベリコ豚さえ飼育されている
ことに衝撃です。
思えば自分はおそらく
後二者を口にしながら、
これが本物のイベリコ豚なのかと
妙に悦に入っていたのかと思うと
つい赤面してしまいそうです。
ということで本書ではまず
イベリコ豚とは何ぞやという
話から始まります。
さらには取材の行きがかり上
丸々一頭のイベリコ豚を
買うことになった作者が
イベリコ豚を加工して
販売することになります。
そのなかで日本の食品の企画
、加工、流通、販売の
実態を知ることになります。
すると作者の情熱に沿うように
食のプロ達も次々と現れ
イベリコ豚が加工され
商品として世に出てゆきます。
ここまでがイベリコ豚の
ルポルタージュから
商品開発に至るビジネスストーリーです。
しかし、本書にはさらに素晴らしさが。
食の文化を支えている伝統も
多くの人に喜ばれる商品を
作りだす力も同じ情熱や夢から
生まれていることに作者が感動し
会得しながら進んでゆく姿が
どの仕事に通じる点です。
さあ、自分も頑張って仕事をしよう！

もってのほか

もってのほかは菊の花。
さっと茹でておひたしに。
Edible chrysanthemum

松茸

まだまだお高いようで。
Expensive mushroom
matsutake

職人ワザ

昆布一枚一枚を削りあげて
作るおぼろ昆布。
その極限の薄さと白さに
日本の職人ワザの妙を かんじます。
根菜屋ではおでんの豆腐に乗せて。
Shaved off a thin piece
of sea weed konbu
by handmade

じゅうじあさひ

じゅうじあさひのにごり酒。
きりりと男前です。
Fine sake
Jyuji-asahi

作　純米大吟醸

一週間お疲れさま。
作の純米大吟醸。
Excellent sake
Zaku from Mie pref.

野菜で

オクラの塩きんぴら。
Spicy okra
夕顔のピリ辛煮。
Simmered yugao squash
with soy sauce
つるむらさきとしいたけのお浸し。
Tsuruna green and shitake mushroom
simmered in fish broth
みょうがの味噌きんぴら。
Sauteed myuga ginger
with soy bean paste
根菜屋は野菜のお店です。
Our specialties are vegetable dishes

サンマはいずこに？

黒潮のうねりて秋刀魚競る町に
阿波野青畝

秋といえば何を置いても秋は秋刀魚。
なのですが
今年はまだサンマが届いていません。
どうしてのかなぁ。
ちなみにこのサンマは昨年の写真です。
We miss sanma fish

ヤンバルホッピー

キンミヤもいいけど泡盛も。
根菜屋ではヤンバルホッピーに。
５５０円。中の追加は２５０円。
Awamori and Hoppy

川口納豆

けっして納豆味ではありません。
Good sake named natto