カンボジア子ども教育支援活動(3月1日)
[2019年03月02日(Sat)]
今朝のホテルでの朝食がカンボジアで初めて食べる現地食です。カンボジアのご飯が自分に合っているのかとても心配していましたが、美味しく食べることができました。
朝食後はキリングフィールドとトゥールスレン博物館の見学へ向かいました。
キリングフィールドはポルポト政権時代、大量虐殺が行わた場所です。その総計は2万人と言われており、今でも掘り返せば被害者の方の骨や衣服が発見されます。しかし今では虐殺が行われていたとは思えないほど穏やかな場所で本当にここで虐殺が行われたとは信じられませんでした。
そしてトゥールスレン博物館はポルポト政権時代、拷問を行う刑務所として使われた場所です。刑務所になる前は普通の高校でした。ポルポト政権は先生や医者などの知識を持った人を危険視し、拘束してこの場所で拷問を行いました。先ほどのキリングフィールドとは違い犠牲者の方の写真や当時の血痕が残されていましたが、現地に来てその場に立つからこそ、そこで起きたということが実際にあったことであるとして受け止めることは難しかったです。
どちらの施設でも隊員たちはガイドさんの話を真剣に聞き、メモを取りながら見学していました。
その後、表敬訪問で在カンボジア日本大使館を訪問し、書記官の松本泉さんにIVUSAの団体説明や今回の活動の説明を行い、質疑応答の時間も設けていただきました。
隊員たちは「カンボジアで現在求められている支援」や「カンボジアで行われている支援」についてなどを積極的に質問し有意義な時間を過ごせました。
夕食後ホテルへ戻り、明日から4日間活動を共にするカンボジア学生との初対面が行われました。
カンボジア学生も隊員も互いに緊張しているようでしたが、レクリエーションや話をし、楽しく交流することができました。
明日からの活動を共に行う仲間がここで増えました。一緒に楽しい活動を作り上げます!