三重県熊野市減災チャレンジキャンプ(8月11日)
[2019年08月12日(Mon)]
活動最終日です。みんなでラジオ体操をした後、熊野市より提供頂いたアルファ米を皆で食べ、1日が始まりました。
子どもたちが楽しみにしていたドッジボール大会では、『防災ドッジボール』と題して特別ルールを作って行いました。
コート内にある立ち入り禁止ゾーンや「地震だ!」の呼びかけで全員しゃがむなど、注意力を高めながら楽しく遊びました。
ドッジボールが得意な子どもたちが多く、よけるのも投げるのも上手で盛り上がりました。
その後、熊野市役所防災対策推進課の仲森圭司様より「災害に備える」講演をしていただきました。
情報を知る努力をすること、家族と一緒に話し合うことなど、自分の身を守るために大事なことを教えていただきました。
質問の投げかけに対して子どもたちは積極的に手を挙げており、日頃から防災について考えている子も多くいました。
その後解団式を行い、子どもたちとのキャンプ生活は終了しました。
3日間の活動を終え、子どもたちは元気に帰っていきました。
午後からは、あそぼらいつさんの農場に行き、薪割りや荷物の返却をしました。
農場には子どもたちが普段遊んでいる秘密基地やツリーハウスがあり、自然豊かな場所で遊んでいるのだとわかりました。
また、代表メンバーで三重県立木本高校へ行き、高校生に対して防災ワークショップを実施しました。
災害時を想定した持ち出し袋の案出しや、どうしたら災害から身を守れるかを考えるグループワークをしました。高校生はさまざまな案を出してくれ、活発なグループワークとなりました。
その後全員で合流し、京都駅に向けてバスに乗り込みました。
京都駅に到着した後は、プロジェクトマネージャーの南和音(同志社女子大学3年)より「これをきっかけに減災や子ども、どちらにも興味を持ってくれたら嬉しい」と言葉があり、活動は終了しました。