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学生ボランティア所感C [2011年04月26日(Tue)]
実際に現地で活動してきた大学生の所感です。
そのまま引用しているため、不適切な表現がある場合がありますが、リアルな感想を伝えるため、訂正なしでアップします。ご了承下さい。

■4月15日〜4月18日の活動に参加/N・M/大学3年生/男性@京都
2回目の派遣。でも、もちろん余裕などない。周りから『自分は行けないから、その分頑張ってほしい』と声をかけられ、親には、『あんたらにできること、しっかりやってき。私らは、どこに募金したらいいかわからんから、あんたに募金するわ』って活動に必要な資金を出してくれた。被災地に行けない人の思いをしっかり届けようって思った。

東京から高速に乗り気仙沼を目指す。
続いた余震の影響で道路がガタガタだった。『自然の力は恐ろしい』そう思った。

作業1日目。場所は気仙沼西高校で行われる青空市場。物資配給をフリマ形式で行うシステムだった。何でこんなやり方をするんだろうか・・・。疑問だった。
でも、お手伝いをしてわかったことがあった。地元ボランティアの方と話していて、『被災者は制限が多すぎる。ご飯も、風呂も、服もほとんどないんだから。だからフリマのような形で自由な時間を作らないと。』と言っていた。
非日常の中に日常を少し見出だすことをこのバザーで担ってるのかと思った。
この日は交通整理をしながら、『挨拶運動』を勝手に始めた。挨拶をすれば、笑顔で返してくれ、ニコニコしながら世間話をしてくれたり、中高生は関西から来たと言うと口を揃えて『何でやねんって言って』て騒ぎ始めた。ただ話をするだけでも、誰かのためになれる。改めて感じた。
途中雨が降って中止になるかと思っていたが、並んでいた方は中止しにしてほしくないと全員言っていた。生きるために必死な気持ちがじわじわ伝わってきた。
2日目。この日は作業現場のグループと青空市場のメンバーに分かれた。この日は気仙沼の高校生と一緒に体育館の在庫整理をしながら品出しをした。地元の高校生は手慣れた様子で、何がどこにあるのかすぐに教えてくれる。いつのまにか『まっきーさん』と呼ばれるようになるまで親しくなっていた。最終日でもあったため、3300人もの方が青空市場に訪れていた。
また、関西から持ってきたメッセージを地元ボランティアの方や被災者の方に見てもらった。『まだまだ頑張らないとな!』『勇気が出た』って声をかけてくれた。離れていてもできることはある!
そう思った。
青空市場が終わって、高校生と話して
高校生が『一緒に写真撮りましょう!』って言ってくれ、お決まりのivusaポーズをした。後日、写真をメールで送ってくれた。
メールをしていて高校生が
『いっぱい勉強して、気仙沼の復興の手助けをしたい』『また、みんなと作業したい』と言ってくれた。
そして、『いま、どんどん関西で地震のことが忘れられていると聞きました。この地震のことを風化させないでほしいです。』とも言われた。
この子達と作業をしていて、地元の人が地元の復興への思い、地元への愛情が伝わってきた。

関西でしっかり地元で出会った高校生との約束を果たしていきたい。

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