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学生ボランティアの感想B [2011年04月21日(Thu)]
実際に現地で活動してきた大学生の所感です。
そのまま引用しているため、不適切な表現がある場合がありますが、リアルな感想を伝えるため、訂正なしでアップします。ご了承下さい。

■4月4日〜4月8日の活動に参加/M・K/大学2年生/女性
場所は宮城県石巻市。
IVUSAと国士舘の人たちと一緒に行った。1日目は移動とテント設営、ご飯を食べて片付けをして終わった。暖房器具はなし。毛布を受け取りテントで寝た。寒すぎて寝れん。やっと寝れたと思っても、寒すぎて2時間おきくらいに起きる。朝まですごく長かった。起きた時、太陽の光があるとすごくありがたかった。

人生初のめちゃめちゃさむい夜やった。

2日目の朝。
 作って頂いた朝食を食べて、後片付け。水が使えないから、東京から持ってきた水とウエットティッシュを使ってきれいにした。そして、いよいよ現場に出発。
現場について、準備体操をして班長さんが帰ってくるまで待機した。作業の前に全体に連絡があった。もし、ご遺体や手や足があったら触らず、班長さんに連絡すること。班長さんは上の者に連絡すること。
 現場の景色を見ると、津波が一気に押し寄せた形跡があり、町全体がぐちゃぐちゃの状態。遠くの方には小学校があり、その生徒は津波に流されたそう。ご遺体があってもおかしくない状態やった。

 私の班が担当した家は地震を津波の被害を受けて、一階部分はガラスが割れヘドロが覆いつくしていた。ヘドロで使えなくなった家財道具を運び出したり、部屋のなかにある10センチほど積もったヘドロを除去する作業をした。
 その家では、お母さんを娘さんが2人で作業していた。お父さんはいないのか?と不思議に思ったが、聞けなかった。アルバムとか服、食器とかCDとかビデオ、沢山のものが泥まみれでとても使い物にならないと思うくらい汚かった。
 その家の隣は畑やったらしい。でもその畑に津波の水がたまり、川のようになっていた。
船も横たわっていた。標識もぐにゃぐにゃになっていて、被害の大きさを物語っていた。
隣の畑にたまっている決してきれいではない水を汲んできて、女子はヘドロが溜まりぐちゃぐちゃになっている倉庫を、スコップ、土のう、スキッパーをつかってきれいにした。
ヘドロのなかには一輪車やバトミントン、額縁に入った写真などなどが出てきた。割れたガラスや、切れて鋭利になった木材もたくさん出てきた。

 男子は使えなくなった家財道具の運びだしとヘドロをかきだした。その作業だけで、一日が終わった。作業中、お母さんと話した。家族は全員無事やったらしい。でも甥っ子を津波で亡くした。それでも私はましな方や。だって、被害者の中には家族、親族、家、すべてを亡くした人もおる。だから私はまだましな方や。といって、お母さんから私に話してくれた。返す言葉が見つからない。「お母さんが無事で本当に良かった」としか言えなかった。明日もきます。そう言ってその日は作業を終えた。

 帰ってまた寒い寒い生活。ご飯たべて、後片付けして就寝。水がないから、お風呂もなし。
テントの中も寒かったけど、昨日よりはまし。

 次の日は、風が強く吹く日で寒かった。昨日と同じ現場に入って作業した。女子は汚くなった食器を、水を汲んできてきれいにした。男子は昨日の続き。
 作業中、何気ない会話をしながらお母さんたちと一緒に作業した。地震のことは触れないように。先輩が持ってきたipodで音楽を聞きながら作業したら、お母さんたちがよろこんでくれた。「音楽聞くなんていつぶりやろう。元気がでる」っていいながら作業した。その家の作業はお昼過ぎに終わった。別れ際、先輩が持ってきたアルバムを、お母さんが娘さんに見せていた。アルバムには沢山の写真と、ひとりひとりの被災者へのメッセージがあった。お母さん、娘さんはそれを見ながら泣いていた。たった2日一緒に作業しただけやのに、なんかお別れするのがさみしいっていってくれた。こっちまで泣きそうになったし、勇気ももらえた。
 これからまだまだ大変だし、まだまだつらいだろうけど、これから、ぼくたちも僕たちの仲間もまた活動にくるので、元気にがんばってくださいといってお別れした。

 つぎの現場は、大工さんの家。仕事で使う木材や発泡スチロール、家がつぶれていた。木材がかなりごちゃごちゃで、釘もでていてかなり危険。この板をめくってご遺体があったらどうしよう。正直そんなことを考えながら作業した。作業内容は乱雑に横たわっている木材と発泡スチロールの運び出し。作業時間が短くて、作業の途中で打ち切りになってしまって悔いが残る作業になってしまった。この日はこれで作業終了。

 ベースキャンプに帰ると風でテントが倒れていた。みんなでテントを直してご飯をたべて就寝。

 次の日は作業最終日。朝食をとってみんなで作業現場に。その日の作業現場は大きな民家。
2班一緒に作業した。玄関先に大きい船がひっくり返っていた。最初は、倉庫の中のものを運び出した。ヘドロで完全に泥と水びたしやった。倉庫のものは全部捨てるとのことで、みんなで運び出した。次にその家の娘さんの部屋をきれいにした。全部運びだして、ヘドロをかきだした。写真とかアルバムとか手紙とか、たくさん大事そうなものがでてきた。そういうものは別にして捨てないようにした。

 お昼をたべてから、次は水を使って食器をきれいにした。それでその日の作業は終わった。
まだまだ住める状態ではないし、時間があればもっとできたかなと思ったけど、これで終了。
悔しさの半面、正直ほっとした自分がいた。もっと作業して役にたちたいと思う自分と、やっと作業終わった。あしたは帰るだけや。と思う自分がいた。

 仙台のアパホテルにバスで移動して、ホテルに到着。アパホテルは私たちに無償で部屋を貸し出してくれていた。部屋に二人でいて、もうすぐ寝ようかなーと思っていた矢先。震度6強の地震が起きた。友達がパニックになって抱きついてきた。わたしは「大丈夫、大丈夫」といって背中をさする。その間もずっと大きい揺れ。はじめ縦揺れで次第に大きく横揺れに。14階の部屋がミシミシ軋みはじめた。窓のほうへ窓の方へ揺れ始めて、いかん!崩れる。死ぬかもしれん。って本気で思った。

 揺れが収まるまで一分ちょっと。でもものすごく長く感じた。2人で部屋にいても危ないし、必要最低限の荷物をもって外にでた。電気が消えて、予備の電気がついた。暗くて怖かった。
足が震えて、自分が揺れているのか地震で揺れているのかわからなかった。
 地上で全員集合したとき、先輩をみてだきついて泣いてしまった。すごく怖かったし、死ぬかと思った。安心して恐怖感がよみがえってきた。先輩はずっと落ち着くまで背中をさすりながら「大丈夫、大丈夫」っていってくれた。

 全員の無事が確認されてから、その日はマイクロで過ごすことになった。となりの先輩と手をつないで寝た。次の日、それぞれ部屋にもどって仮眠をとることになった。洗面して布団にもぐったけど、寝れなかった。ニュースでは昨日の地震で持ち切りやった。

東京に帰ってきて、東京のあったかさにびっくり。家に帰って即寝た。

今思うこと。
 今回災害に参加させてもらって、今までの災害とちがって学生がやる意味が見えた気がする。
「若いから楽しそうにやってくれてこっちも元気がでる」と言ってくれた人がいた。だれかの役に立てたのかなと、元気を分けることができたのかなと思えた活動だった。

自分にも出来ることがある。と思えた。ボランティアに作業を頼めることを知らない人が多くいたらしい。近所の人が連絡をしてくれて、今回IVUSAがきてくれた。といっていた。1か月たった今でも、被害の爪痕はまだまだ残っている。

地震の恐怖。
人生初の震度6強でほんとに怖かった。地震が起こったとき冷静になるのは難しいということ。今、心配なのは現場に入って作業させて頂いた人たちが無事かということ。
うまく言葉に出来ないけど、とりあえず振り返りと今思うことをかきました。この4泊5日に起こったことは忘れません。多くの人に伝えていけたらなと思います。

みんなの無事を祈っています。
日本の復興を祈っています。
今回の活動に関わったみなさん。本当にお疲れ様でした。


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