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2011年08月25日

「これからの男女共同参画」

オンブードの高島先生が、ある場所でお話された内容が素晴らしかったので、
講演メモをアップします。

ドキドキ小ドキドキ大ドキドキ小ドキドキ大ドキドキ小 「これからの男女共同参画」 ドキドキ小ドキドキ大ドキドキ小ドキドキ大ドキドキ小
 
 私は現在70歳代。若いころには戦後民主主義教育を純粋に受けた。1975年を国連女性年と定め、1975-1985を国連女性年の10年とした影響もあって、また、まだ男女共学が実現していない時から個人的に勉強してきた80代、90代の人々に支えられて、今日の30代〜60代は、自分のライフステージを見つけることが出来るようになった。

 戦前は国家への忠誠、戦後は企業への忠誠が専業主婦頼みでなされ、固定的性別役割分業が、高度成長期を支えてきた。
 けれど現在は、男性の仕事の仕方も見直され、もっと家庭にもどり、男性にとっても女性にとっても生きやすい、男女共同参画社会を作る必要がある。

 国の第3次男女共同参画計画は、ワーク・ライフ・バランスを大切にして、男女で協力して新しい家族を作ることを目指している。
女性の社会進出とは、今ある男性社会に入っていくのではない。
女性にとっても男性にとっても生きがいのある人生を考えるというのが男女共同参画の理念である。
仕事、家庭、地域社会にも男女共同参画していくことで社会がより活性化していく。
自分自身の人生には自分が主人公で組み立ててゆく必要がある。

 日本人は、働いてばかりで、自分の人生をあまりに粗末にしている。(森鴎外「青年」)

 日本の子どもたちが、世界の子どもたちに比べ自尊心が弱い。
自己肯定感は小学生50%、中高生25%である。
他人が加える暴力にNOとはっきり言え、誇りと責任のもてる人間になってもらいたい。

2009年、国連女子差別撤廃委員会から、日本は勧告をうけた。
「労働、家庭、地域、経済、政治に女性の浸透が低い。」と。
  日本がHDI:8番、GEM:58位/108国、GGI:101位/138国、であるのをみて日本は先進国とは言えない。発展途上国が教育レベルをあげて、力をつけていけば日本を追い越していくだろう。

男女共同参画基本法施行から10年経つが、
男女共同参画が充分に進まなかったことへの反省をふまえて、
国の「第3次男女共同参画計画」では、実行性あるアクションプラン、具体的な数値目標をあげている。
 近々の課題はポジティブアクションである。逆差別ではないかというような色々な考えはあると思うが、できるだけ援助しながら早く育てていく必要がある。
 日本の文化も含めて、色々な分野での女性の活躍を期待する。


HDI:人間開発指数(平均寿命、教育水準、所得など)
GEM:ジェンダー・ エンパワーメント指数
     (女性の政治・経済分野への進出状況)
GGI:ジェンダー・ギャップ指数(社会進出における男女格差)


ombud 犬 sasao
posted by Katayama at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 講座/イベント

内閣総理大臣表彰!!!

〓 祝! 〓 

オンブードの高島進子先生が
「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」を受賞され、
6月27日に首相官邸での授賞式に出席されました。

おめでとうございます!!!!!


全国で受賞されたのは9名。
長年にわたる男女共同参画への貢献が評価されたとのことです。


 8月17日には有志で受賞の祝賀会を催しました。

高島先生、これからもよろしくお願いします(^◇^)

ombud 犬 sasao
posted by Katayama at 01:42| Comment(1) | TrackBack(0) | オンブード活動報告

2011年07月11日

ワークライフバランスの原典

 先生の奨めで、最近「ワークライフバランス」の原典の論文を読みました。
 17年も前に指摘されていたことに驚きました。

 「家族賃金について:ジェンダー公平と福祉国家」
After the Family Wage: Gender Equity and the Welfare State
Nancy Fraser(1994)”POLITICAL THEORY” 16(4) pp.591〜618

*論文の概要
・福祉国家では効果的な保障を与えると共に、ジェンダー秩序をサポートしていた。
・平等(女性を男性と同じように扱う)と差異(男女の差異を肯定し女性独自の役割によって地位向上をめざす)はどちらもジェンダー秩序に機能しない。
・産業化社会においては「家族賃金」=男性稼ぎ手モデルというジェンダー秩序を支持していたが、ポスト産業社会では男性の安定的な雇用が減少し、多様な家族の形態になって新たなジェンダー秩序が必要になった。
・新たなジェンダー秩序として2つの代替的モデルを提示した。即ち、女性の雇用を促進する「稼ぎ手役割の普遍化モデル」とケア労働の担い手に手当を給付する「ケア役割の等価モデル」とである。
・2つのモデルを5個の項目で評価分析した結果ジェンダー公平の基準を充分にはみたしていない。いずれのモデルも男性に対して根本的な変化を要求していないので、女性の担っているケア労働を男性も共有する「ケア役割の普遍化モデル」を提示した。

*研究方法
・ 妥当性を評価する方法で、「稼ぎ手役割の普遍的モデル」と「ケア役割の等価モデル」を表1の5項目を用いて分析している。

*結果
                   稼ぎ手役割の  ケア役割の
                   普遍化モデル  等価モデル
反貧困原則              良好       良好
反搾取原則              良好       良好
平等原則 所得平等原則      中程度     不十分
       余暇時間平等原則   不十分      中程度
       社会的承認平等原則 中程度      中程度
反周辺化原則            中程度      不十分
反男性中心原理原則        不十分      中程度
表1:埋橋孝文2003


・表1より、2つのモデルはジェンダー公平の基準をみたしていない。


*考察
・女性の雇用を促進する「稼ぎ手役割の普遍化モデル」は本質的には、稼ぎ手役割のみが評価されるという意味で男性中心原理の域を超えていない。ケア労働の担い手に手当を給付する「ケア役割の等価モデル」は女性のケア労働を男性の賃労働に対して周辺的なものにとどめる。そのため2つのモデルともにジェンダー公平の基準をみたしていない。
・第3の途として、女性が担っている「ケア役割の普遍化モデル」を男性が共有することで、女性のライフパターンをノルマ(規準)とする。これこそがポスト産業社会における福祉国家が支持すべきジェンダー秩序だと述べている。
・ただし、実現に時間がかかる。


ombud 犬 sasao
posted by ST at 23:44| Comment(1) | TrackBack(0) | おすすめ本

2011年06月25日

オンブード笹尾さん インタビュー


インタビュー 現・男女共同参画オンブード 
 笹尾 照美さん(62)
 2011年6月6日 伊丹市中央「モスバーガー」にて


◎オンブードに応募したきっかけ

 笹尾さんは2年前に定年退職されましたが、
 それまでは兵庫県の職員として、病院に勤務。
 薬剤師として就職し、検査部で働いていました。
 (血液や尿などの生化学的な検査を主に、我々がよく
  検診を受けに行ったそれらを分析するお仕事だそうです)
 
 退職後、ホームヘルパー2級の資格を取得しました。
 同時に、関西学院大学の人間福祉学部の聴講生として
一年半通い、社会福祉について学びました。
 そこでは今井小の実先生の「ジェンダーと福祉」の講義を受け、
 病院勤務時代に時折感じたさまざまな女性差別的なできごと、
 それらの一点一点の事実が、先生のお話を聞くことにより、
 線となってつながるように感じたといいます。
 現在、今井教授の指導のもと、関西学院大学大学院人間福祉研究科で、
 院生として「ジェンダーとケアの変遷」について研究中だそうです。

 その年の12月、伊丹市オンブード主催の
 「男女共同参画オンブード・がっつり報告会」に出席しました。
 (オンブードの活動内容を、一般市民の前にがっつり≠ニ報告する会です)
 たまたま笹尾さんの夫さんが、ラスタホールのサークルつながりで、
 もとオンブードの波多江さんと知り合いであり、
 彼女から「ご夫婦でいかがですか」と誘いを受けたとのこと。
 報告会の場では、一般の出席者にも少し話す機会があり、
 笹尾さんはスウェーデンの育児休暇の制度について、
 当時オンブードの朴木先生と短いやり取りをしました。
 それを聞いていたメンバーたちが、ぜひサポーターズ仲間に
 加わってもらうように勧めたようです。


◎二つの山

 社会に出て仕事を続けるについて、女性にとっては二つの障壁がありました。
 (いまも、なくなってはいません)
 一つは育児、もう一つは介護。
 当時は結婚退職の風潮が強く、職場では結婚の時も出産の時も、
 「それで、いつ辞めるのか」という聞かれ方をしました。
 しかし、働き続ける女性が2人、3人と徐々に増えていき、
 現在では、後輩達はそんな風に聞かれることはなくなったので
 よかったなと思っています。
 けれども一方では、親の介護のため、友達の中で一人、
 定年を目前に辞めざるを得なかった方がいて、とても残念に思いました。

 自分の家庭でも、義母からは「もう辞めたら」と言われることがありました。
 専業主婦が望まれている雰囲気でした。
 職場でも家庭でも、無理解。それらを乗り越えて、笹尾さんが仕事を
 続けることができたのには、やはり「夫の理解」という要素が
 大きかったようです。
 義母は働き続けていた人だったので、
 夫も「働く母の背中を見て」育った為ではないかと言われていました。
 

◎働き続けなければならない

 子どものころから、自分は働かねばならない、という意識を持っていました。

 姉は重度の知的障害者でした。
 終戦直後、妊娠中の悪環境や不自由な医療環境が災いしたと思われます。
 当時のこと、知的障害者に対する世の中の差別偏見意識は強く、
 家族の中に障害者がいることは、結婚がひどく不利なものに
 なることを意味していました。

 結婚するのが難しい・・・女が自活していかねばならない。
 子どものころから、なにか手に職をつけるように親に言われて育ちました。
 小学二年生の時に、岡山から伊丹に越してきて、
 伊丹市立南小学校を卒業後、親和学園に通い、
 そのあと親の強い勧めにより、神戸薬大へ。薬剤師への道をたどりました。

 そんな笹尾さんが24歳で結婚したのは、
 ・・・「ハプニング」だったとおっしゃいます。
 詳しくは聞きそびれましたが、家の近所に、夫の会社の独身寮があり、
 それで出会いのきっかけが生まれたようです。
 案の定、相手方の両親には結婚に反対されました。
 でも、夫は押し切ってくれました。
 今にして、「若気の至り」であったなどと言い合っているとか。
 
 (結構ですね。若気の至りが歴史をつくります。坂本竜馬も、北条政子も。)
 

◎オンブード就任

 1年間オンブードサポーターズのメンバーを経て、
 2011年度に、笹尾さんはオンブードに応募されました。
 この6月から市役所各課へのヒヤリングがはじまり、
 オンブードは本格的に忙しくなります。
 「今のところ、まだ日が浅くて、手探り状態です。」

 伊丹市にも「男女共同参画センター」ができたらいいな、と
 オンブードや仲間たちと話し合っています。
 女性だけでなく、男性もはいってきやすい場を持ちたい。
 さらに性的マイノリティーの人々も、
 とくに弱い立場の人々が集えるような場でありたい。


◎ピースボート

 お話は変わりますが・・・笹尾さんは去年10月から今年1月にかけて、
 夫と一緒に「ピースボート」に乗って、地球一周をしてこられました。

 職場の先輩に勧める人がおられ、夫もまた大乗り気でした。
 ちょうど不況のせいか、比較的料金の安いツアーが組まれたこともあって、
 夫婦で参加を決め、18カ国を見て回ってきました。
 とくにその中で。

 チュニジアは、今にして思えば、まさに革命前夜。
 女性運動の団体のほか、商業や農業の各民間団体が、
 それぞれ結束を主張して熱く語りかけます。
 ここでは国連の補助により、ジェンダー専門の大学が作られました。
 学生は4割が男性で、国連への報告等、男子学生が活発に話します。
 それでも試しに聞いてみたら、彼ら自身の家事の分担時間は
 「5分以内」という答えが返ってきました。
 男女平等に向けての活動はようやく端緒についたばかり。
 でも希望はあふれています。
「地球は広くて、多種多様な人たちが住んでいることを実感しました。」

 
◎自主講座

 船の中では退屈するかな、と思って、たくさん本を持って行きましたが、
 イベントや講座などがたくさん開かれていて、結構忙しい。
 笹尾さんは英会話教室を受講して、「少子化問題」を題として
 スピーチを試みました。
 スウェーデンやフランスのように、かつては出生率の低かった国々が、
 国家の政策によって、出生率を大幅に改善したという事実もある。
 日本も同じようにできる可能性はあるはず。

 このピースボートのなか、笹尾さんは
 チュニジアの交流会で知り合った、ボストン大学出身の若い女性と
意気投合し、もう一人の仲間と語らって三人で自主講座を催しました。
 船上から伊丹の仲間に連絡を取って資料を取り寄せて、
 ジェンダー問題に関する発表を行ない、帰国後さらに報告会を
開いておられます。


◎結び・・・二つの山

 笹尾さんはごく控えめな語り口で、むしろ古風な女性の
 イメージがありますが、それはそれとして、お話をうかがえば、
 さすがやっぱり、なかなか活動的。
 ずっと働き続けたことの自信が背骨になっているようです。
 娘さんも結婚後、共働きの道を選びました。
 母と同じ道を歩んでくれたことにホッとしていると言います。

 女性が働きやすい世の中へ。
 次世代の女性たちが二つの山(育児と介護)をより越えやすくなるように。
 また、男性が育児の喜びを充分に味わえて、過酷な労働をもっと軽減できて、
 人間らしく豊かに生きていけるように。
 いまオンブード活動を通して、市民の皆さんと一緒に力を尽くしたい。
 穏やかに、しっかりと、結びの言葉をいただきました。
posted by motomi saburou at 13:07| Comment(2) | TrackBack(0) | インタビュー

2011年06月22日

TV出演!新オンブードの笹尾照美さん

ベイコム(ケーブルテレビ)の「伊丹だより」に
キラキラ新オンブードの笹尾照美さんが出演中です!キラキラ

今年から時間枠が短くなり、ちょっと残念ですが、
笹尾さんは、参画計画の中でも特に
「男女が対等に働ける環境づくり」に関心を持っておられて、
ご自身の経験を踏まえながら、
堂々と理想の社会について話されていました。

■デジタル放送11チャンネル
2011年6月20日(月)〜26日(日)
 9:15〜、14:15〜、17:30〜、21:30〜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ベイコムが見られない方のために、
動画掲載ページを作成中です。
下記サイトで、7月1日ごろから見ていただける予定です
 ↓
http://www.itami-danjo.jp/yuruyaka/
ヒヨコsawarabi
posted by Katayama at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | オンブード活動報告

2011年05月28日

「第三次男女共同参画基本計画」

◆地域で活かす「第三次男女共同参画基本計画」
  〜知って、学んで、使いこなそう〜  1日目

黒うさぎの盟友・波多江姉からのお誘いがあり、行ってまいりました。
そのときのメモを貼り付けます。

5月26日。尼崎市「トレピエ」にて

まず、この基本計画の成り立ちと特徴についての講演があり(桜井さん担当)、
つづいて清原さん・遠矢さん・桜井さんを講師とした
パネルディスカッションがありました。
三人三様、それぞれ現場にて修羅場をくぐっておられる方々の
内容深いお話が聞けました。

清原桂子(兵庫県理事)さんによると、
第二次の計画に比べ、第三次計画の特徴は、
大きく4つに示されるとのこと。

1 「ポジティブアクション」の明記
2 少子高齢化等、急速な社会変化に対応すべく、
  社会の基幹的な担い手として女性が不可欠である、
  ということを強調
  (女性をどうする、という話ではなく)
3 基本計画のなかに、数値目標を
  できるだけ多く盛り込んだということ
  (たとえば震災復興委員15名のうち、女性が1名である
   ということを叩く材料となる)
4 男女共同参画センター(全国に約350)
  各地方の拠点としての位置づけ言及を増やした
  (センターの存立については法的根拠がなく、
   地域による格差がひどい)

こうしてできた計画を、いかに生かすかについて。
提言が4つ。

1 女性と男性が、ともに社会の基幹的な担い手となることの
  必要性について。
  わかりやすく、わかるように発信するということ。
2 講演会だけでなく、行動(参加)によって意識を変えていく。
 (農産加工物を作る女性グループの例。
  従業員29名・年商2億円にまで成長。
  そうなれば、2億円がモノを言いながら、
  道を開いていくだろうなあと、納得)
3 地域の独自性に着眼
  「平均値」にとらわれないこと
  特に兵庫県は「日本の縮図」と言えるくらいに、
  都会も田舎もあり。一つの県内の地域差は大きい。
  「待機児童」が問題となるのは、瀬戸内海沿岸部の10市であり、
  内陸部では定員割れが現状、とか。
  3世代の同居率は加美町で65%、芦屋市で6%、
  意識も施策も変わって当然であろう。
  (伊丹市は伊丹市の事情をきちんと説明するつもりで
   出向かなきゃダメということかも)
4 know who (know how でなく) 
  誰を知っているか。
  肩書きにとらわれず、「持ちはこびのできる人間関係」の大切さ。
  個々人の信頼に裏打ちされたネットワークがあってはじめて
  組織のネットワークが生きる。
  それが社会を変える実動力となりうる。

このあとの清原さんの発言より・・・

◎震災等、危機のときに課題が顕在化する。
 神戸の震災のときには、女性の死者のほうが千人多かった。
 劣悪な住環境・・・女性の貧困を示している。
 ところが避難所では、死者の多くは男性であった。
 (生活能力の貧困?)

 避難所に、最低限の女性のプライバシーを保つための配慮・
 仕切りなどの用意がなかったため、
 いまだにトラウマに苦しむ女性もある。
 救援物資として、粉ミルクだけがドンと届いた。
 それだけでは飲ませることができない・・・
 ・管理職のなかに女性がいないという事実
 ・自分で粉ミルクを飲ませるという経験のある男性がいない

◎女性に対してトータルな相談機関としてのセンターの役割は大きい。
 日ごろからのそうした仕事をこなしているから、
 いざ災害時にも、直ちに役に立てる。
 (災害時には、日ごろやっていることしかできない)

◎ネットワークづくりも、日ごろから
 一緒に何かをやっておくということが大切。
 目的のためには、臆せずに連携を結ぶべし。
 
交渉ごとには直球だけではなく。
押したり、引いたり、いろんなことをして意思を伝える。
予算をもらうには、そのやり方がある。直球だけではなく。
相手をほめたり、時には脅したり、◎◎さんの名前を勝手に使ったり。 
うまくいかないことは多い。それでも数十年を振り返れば、
ずいぶんと変わった。
それまでの先人たちの大変な努力・闘いのあったことを思う。
プラス思考で、課題のあることを楽しみつつ進む。

・・・・・・

NPO法人のSEAN事務局長・遠矢家永子さんは、
高槻市にて、主に子どもたちへのジェンダー平等教育に取り組む。

現場のアンケートからうかがえる子どもたちの意識は、
近年むしろ後退に拍車がかかっているようにも思える。
ジェンダーバイアスが、メディアを通して
強化されていることに憂慮。

小学生のころ元気だった子どもたちが、
中学生になると急に元気がなくなる。
現実を見てしまう。(多様な可能性を大人たちが指し示さない。)

仕事? とのアンケートに、
「レジ。パート。」と記す女の子たち。
男の子に多いのは、スポーツ選手という解答。
でも、スポーツの得意でない子たちは?

恋人たちに何を求めるか、何を期待されたいか。
男の子はお金と決断力、女の子は優しさとケア・・・
これはまさにDVの構図であり、
次世代がメディアの影響によってDV予備軍化している。

子どもたちにとって、「身近な大人」として感化の与えられる位置に。
拠点としてのセンターの役割。

◎男性が家事を半分こなすことが、この基本計画の目的ではないはず。
 女性の社会進出? 経済進出? 乱用されているコトバの
 一つ一つを掘り下げ、腹を割っていろんな人と話をしていきたい。

◎日本国憲法第13条・個人の尊厳
 幸せの形を自分で決めてそれを享受するという権利が、
 計画理念の大本と思う。

・・・・・・

桜井陽子(NPO法人全国女性会館協議会常任理事)さんは、
横浜市を拠点に活動。
この日は基調講演のあと、パネルディスカッションにも参加。

◎基調講演より。

この基本計画の特徴の一つとして、
「目指すべき社会」と唱えられるなかに、
第4項が新しく加わった。
→ ◎男女共同参画に関して国際的な評価を得られる社会

(参考資料)各分野において女性の占める割合が低いけれども、
 「国際機関」では専門職以上女性が54.6%を占める。
  → 日本の女性の能力は国際的に高く評価されている。

男女共同参画に関して、日本の国際的評価は低い
GDP3位 GGI94位(女性は貧困問題に容易にさらされる)

国連機関(女子差別撤廃委員会)より、日本に対して是正勧告あり
差別的な法規定
・再婚禁止期間の規定 ・姓の選択に関する規定
・婚姻適齢の差別 ・離婚後非嫡出子に関する規定 等の改善

これに対して、日本国内では世論調査結果を論拠として
改善を渋ったようであるが・・・
そのこと自体が問題。まず国内法を整備すべしとのこと。

(世論調査は現状認識のための手段にすぎない。
 行政が先頭に立って、道を示して
 改善すべきということであるらしい)

◎パネルディスカッションでの発言より。

連携・協働は、手段であって目的ではない。
便宜や馴れ合いであってはいけない。
誰と連携するかについては、第三者に対しての
説明責任が求められる。

公共のお金を使う組織での仕事には、
必ず説明責任が付きまとうことを示唆。
とくに現代は、事業が評価にさらされる時代。
「良いことをやっているのだから」という
思い込みだけでは通用しない。
効果・効率、そして成果に対する説明責任が必要。


・・・・・・以上。

posted by motomi saburou at 17:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 講座/イベント

はじめまして

はじめまして。
本日ブログデビューいたしました黒うさぎでございます。
よろしくおねがいします。
posted by motomi saburou at 16:37| Comment(1) | TrackBack(0) | その他

2011年03月11日

オンブード報告会inミモザの日・2

オンブードサポーターズのhataeさんが書いてくださったこの記事に
  ↓
オンブード報告会inミモザの日 [2011年03月06日(日)]
http://blog.canpan.info/itamisankaku/archive/227


コメントを書こうと思って書き始めたのですが・・・
なんだか長くなっちゃったので、新しい記事として載せさせていただきますラブ

〜〜〜

オンブード報告、
とってもたくさんの方が聞きに来てくださって
すごく嬉しかったです ドキドキ小

こちらの目を見て、
うなずきながら聞いてくださる方が何人もおられました ドキドキ大

この報告書をもとに話をするのは6回目。
・市役所の課長さんたち、
・市長+部局長さんたち、
・市民の方たち(がっつり報告会)
・市民の方たち(出前講座)
・市会議員さんたち(議員研修)
・そして今回

頑張って書いた報告書の内容を
多くの方に知っていただけて嬉しいです。

この場をセッティングしてくださった方々に感謝!

え〜〜
そして、話すたびに実はちょっとずつ
話し方もパージョンアップしております 笑顔

毎回、オンブード3人で
前回の反省をもとに、知恵を絞って改善しています ウインク

いよいよ、6月(?)の『男女共同参画推進市民フォーラム』
が最期の報告会でしょうか。

今までに聞いてくださった方々
ぜひ、フォーラムにいらして聞き比べをしてみてくださいね。

まだの方は、フォーラムがラストチャンスかもキラキラ

ombud 猫 katayama
posted by Katayama at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | オンブード活動報告

2011年03月06日

オンブード報告会inミモザの日

3月8日は、何の日でしょう?  
答えは、「国際女性デー」です。
イタリアでは、
男性が感謝を込めて女性にミモザの花を贈るので、
「ミモザの日」とも呼ばれています。
Wordのクリップアートで、「3月8日」と入れて検索すると、
ミモザの花のイラストが出てくるんですよ


伊丹市では、3月6日(日)に、
女性・児童センター
第4回 国際女性デーin伊丹「いたみミモザの日」が開催され
講演会「ビルマ軍事政権下の女性と子ども」
ワークショップ「タイのこどもたちとインターネットで話そう!」
などのプログラムに、たくさんの参加がありました。

そして午後1時から、今年も、
「オンブード報告会」が開かれました。


まず、
「オンブードとは?」
「日本の女性の活用度は?」
という話からスタートです。

日本のGDP(国内総生産)は、
3位
GGGI (Global Gender Gap Index
=ジェンダー格差指数)は
101位
(2009年の順位。ちなみに、2010年は94位)
えぇ〜?・・・という話を、
表を使って分かりやすく説明。
ナイスアイデアです!


次に、表紙のイラストが素敵な
「オンブード報告書 概要版」に沿って、
伊丹市の男女共同参画について、
色んな視点での解説です。

最後に、パワーポイントを使って
オンブードの1年間の仕事を
紹介されました。








50人近くの参加者の皆さんは、
とても熱心に聞いて下さっていました。











質疑応答の時間も設けられ
あっという間に50分が終了しました。

6月(?)のフォーラムでは、
報告の時間が、もう少しゆっくりあるかと思います。
楽しみにしています。

皆さん、お疲れ様でした。

posted by hatae at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | オンブード活動報告

2011年02月20日

今年も「市長とクッキング」

2月20日(日)、伊丹市立 女性・児童センターで
「ぐるっと一日だんじょきょうどうさんかく」が開催され、
就活メイク、職務経歴書作成、パパと一緒におもちゃづくり・・・など盛りだくさんの
コーナーが設けられていました。

その催しの中で、昨年に引き続き、
「藤原伊丹市長と一緒にクッキングしましょう」という
男性の料理教室が開かれました。
挑戦するメニューは、アントンのシェフ、中村さんが教えて下さる、
本格イタリアンの数々です。

出来上がったお料理は、一般来館者に試食が振る舞われ 乾杯
市長が、全員のお皿に盛って下さいました。


クッキングに参加された方々の動機は ラブ
「妻に言われて」、
「アンドンさんに教えてもらえるから」、
「妻の仕事の大変さを理解したくて」、
「市長が参加するから」など、様々でしたが、
皆さん、おいしく出来上がったお料理に大満足で、
最後の洗いものも、市長と一緒にしっかりされてました。 拍手

参加者のお1人「いけやん」さんが、
お料理の写真も入れて細かくリポートされています。
リンク許可を頂きましたので、ぜひご覧くださいね!

(左から) 岡本市議会議長 藤原伊丹市長 いけやんさん

いけやんのブログ ←どうぞクリックして下さい


シェフのアントンさんのお店に、なんと翌日、市長がクッキングの写真を カメラ
自ら届けに来られたそうです。 
アントンの日々 ←どうぞクリックして下さい


参加者のお1人、やぶちゃんのブログでは、 料理
画像をクリックすると、当日のレシピがバッチリ見られます。
やぶちゃんのブログ ←どうぞクリックして下さい


そして、市長もブログにアップ! 学校
アントンさんも写ってます。
伊丹市役所・市長室・フォトギャラリー ←どうぞクリックして下さい

posted by hatae at 23:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 講座/イベント