グラミン銀行 〜 ユヌス氏を総裁から強制解任
[2011年03月02日(Wed)]
今日の毎日新聞ネット記事によると、バングラデシュ中央銀行はグラミン銀行総裁ムハマド・ユヌス氏(70)を総裁職から強制解任する命令を出したとのこと。
<記事概要>
・60歳定年規定に違反したため。
・ユヌス氏は、グラミン銀行を通じて貧困層自立に貢献したとして06年ノーベル平和賞。
・近年、高金利などから利用者に自殺者が出たり、不透明な融資疑惑で批判。
↓
実際のところはかなり困難だろうが、事実を淡々と追求していくべきだという話。またぞろ単純かつ愚かしくも金利を眼の敵にしないような冷静さが必須。借金返済に苦しむ人を経済的に更生させようという試みを止めてはいけない。
同時に、借金できないことに苦しむ人に適切な手を差し伸べることのできないような制度や論調は厳に回避すべき。一を以て百を、というのは思考回路の壊死でしかない。今の我が国がそれそのものの様。
利用者数が多ければ多いほど、“事故”の件数が多くなるのは必然。きちんと返せる人だけのはずがない。だから金利がコスト+リスク見合で設定される。公的資金で賄うべきだという安易な主張は納税者の視点を著しく欠く。
特に財政難の国においては尚更である。民間資金で回る仕組みを壊した以上、それを完全回復ではなく適度な水準にまで再生させることは、政治と行政の責任となる。





