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官邸斜向かい〜霞門の眼 by 石川和男

政治・経済・社会の動向から明日明後日を読むということで。


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石川和男(TKFD研究員)
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特別会計見直しの本質は何か [2010年05月18日(Tue)]

 今夜の朝日新聞ネット記事によると、行政刷新会議は無駄が多く納税者から事業内容や資金の流れが分かりにくいと批判されている特別会計について、廃止を含め抜本的に見直す方針を決めたとのこと。

〔記事抜粋〕
・特会事業を検証し、無駄排除と資金有効活用をめざす。
・現在ある18特会について、改革視点として(1)社会経済情勢の変化をふまえて今後、国として実施する必要があるか(2)国として行う事業でも区分経理が不可欠か(3)特定財源として維持する必要性の検証。
・各省庁で概算要求段階から総点検し、2011年度予算に反映。

 ↓

 特別会計には聖域視されるものが多いが、それは内訳を見れば明らかである。財務省主計局が作成した資料に詳しいので適宜参照されたい。特会の抜本的見直しが事務的にも政治的にもなかなか進められないことは、当の主計局自身が一番分かっているはず。

 社会保障や地方交付税といった“削ることを想定していない予算”がズラリと並んでいるのが特会の世界。実際に投票所に行く世代構成に相当の変化がない限り、聖域は聖域のまま固定化され続けることになる。

 特会を見直す本質は何か、改めて提起しておく必要がある。特会の区分見直しも悪くはないが、要は使途柔軟化ができるかどうかである。それが各特会の相当割合で叶うとなれば、各特会法改正といった徒労は要らない。財政法第三節に一条加えるだけで必要十分となるのではないか。
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