「2次補正:経済対策7.2兆円閣議決定」について
[2009年12月08日(Tue)]
今日の毎日新聞ネット記事その他の報道によると、政府は09年度2次補正に盛り込む総額7.2兆円の経済対策を決定したとのこと。
【記事概略】
・政府は対策規模について1次補正執行停止2.7兆円以下に抑える方針だったが、国民新党は11兆円を要求。政府は7.1兆円まで上積みしたが、さらに1000億円上積み。
・追加1000億円は建設国債発行で賄う。
・経済対策は「雇用」「環境」「景気」の3本柱で規模24.4兆円。
・住宅エコポイント制度創設、中小企業資金繰り支援拡充、雇用調整助成金要件緩和など。
・国民新党要望により、電線地中化など地方向け交付金として5000億円。
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来年度当初予算と合わせてどのような15か月予算とするかに関する経済運営方針が欠如しているため、1000億円上乗せで決着などという不可思議な事態になる。GDPギャップの見積りとの関係を説明しておかないと、単なるバラマキのアリバイ作りになるので注意されたい。
雇用・環境・景気の3本柱(=3K)は昨年の今頃もよく耳にしたキーワードで、これは現政権でも引き継がれている。対策の中身に新味は感じられないが、それは責めても詮無いこと。それほど新しいものを考案する時間がないのは理解できなくもないが、少なくともせめて雇用流動化や環境産業育成に向けた仕掛けを盛り込むべき。
完全に忘れられている嫌いがあるが、カネのかからない経済対策としての規制改革・規制緩和の具体策がないのも痛い。まだ遅くないので、早々にタマ集めをすべきだ。官益開放あたりからであれば行けるのではないか。

