さて、お正月は活動報告のネタも大してなさそうなので、2018年の抱負でも述べようと思います。まず、今年は明治維新150年の年なので、日本の近代について根本的に見直したいと思います。
江戸時代の幕藩体制から明治政府への変化は、身分制がなくなって市民社会になったかと言うとそうでもないし、鎖国から開国へと対外政策を変えたのは幕府が既にしたことだし、一番大きな違いは中央集権国家になったことではないかと思います。まあ、150年前の状況ではそれが必要と思われたのでしょう。
しかし、今から百年、二百年先を考えた場合、果たしてどうでしょうか? これからはむしろ、中央集権から地方分権への大転換が必要なのではないでしょうか・ それは、江戸幕府が中央集権国家になりえなかったように、中央集権国家の主導による「地方分権」「地域再生」などではありえないのではないかとぼくには思えます。つまり、これからの日本に必要なのは、地域主体の「ローカリゼーション革命」なのではないかと思うのです。
22世紀のモデルは地方から、というわけで、2018年の抱負(その1)は「地域自治革命」にしたいと思います。
それから・・・
(つづく)