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T容疑者の愚行と母親の謝罪会見 [2016年09月01日(Thu)]
 T容疑者の母親である女優J子の謝罪会見に対して、批判が集まっている。特にレイプの被害者の方とその家族たちは、大きな憤りを感じていることだろう。何故なら、あの涙がレイプ被害者の悲しみ苦しみに寄り添ったものではなく、ただ愛息の可哀そうな境遇に共感した涙だと思われたからである。確かにそういう捉え方もあろう。母親として息子をしっかり育てられなかった無念、そして悔恨の涙であったかもしれない。その前に、人間として被害者女性にとんでもない大きな心の傷と身体的な傷害を負わせてしまった責任を感じるべきだったし、被害女性の方に対しての謝罪と共に、一生をかけてどんな償いでもしていく決意だと述べるべきだったろう。

 このようなレイプ事件が起きる度に思うのだが、どうして世の中の男性というのはこんなにも女性の尊厳を傷つけるようなことを平気でするのだろうという疑問である。もしかすると社会的な風潮として、女性の人権やプライドを認めないという価値観があるのではないかと思うくらいである。だから、女性を商品扱いにした風俗やAVがなくならないし、売春だってなくならないのである。勿論、そういう性風俗で働かざるを得ない若い女性の貧困というバックグラウンドはあるにしても、それを利用したいと思う低劣な価値観を持つ男性がいるということが信じられないのである。

 T容疑者が、相手女性の気持ちを慮ることなく卑劣な行為に及んだのは、男性の欲望を受け止め奉仕するのが女性だと言う、男尊女卑の感覚があったのではないかと想像する。それは、とりもなおさず日本における性風俗の影響を強く受けた結果ではないだろうか。または、男女共同参画社会と言われているものの、まだまだ女性に対する男性の優越感が残っているせいではないかと考えるしかない。女性に対して、一生消える事の無い傷を残してしまったのである。こんなひどい事をする感覚が、日本男性の低劣な価値観にあるとしたら、我々大人が自分の息子たちに、女性の尊厳を守り育てるという教育をしてこなかったことに起因しているのだから、おおいに反省すべきであろう。

 私には3人の愚息がいる。彼らが高校を卒業して、親元を離れて大学に進学する際に必ず伝えたことがある。正面に見据えるように息子を正座させ、以下のことをそれぞれに話した。「いいかい、良く聞くんだよ。女性というのは、男性よりも身体的にもか弱い存在だし心も繊細に出来ている。だから、男性は女性のことを、身を挺して守ってあげなくてはならない。ましてや、自ら女性の身体や精神を傷つけるようなことをしてはならない。例えば、無理やり力ずくで女性を意のままにしたり、お金を支払って自分の思うとおりに女性の身体を弄んだりしてはならない。女性の尊厳を傷つけるようなことをしてはいけない。さらには、ひとときの快楽の為に、愛情もなく相手との交わりを求めてはならないし、堕胎をするようなことは女性の身体と心を傷つけてしまうから絶対に避けなくてはならない」と言い聞かせた。

 こういうようなことを息子に伝えるのは、やはり父親もしくは叔父、さらにはご近所に住む父親の代役でなければならない。私はwifeからの頼みもあって、離れて暮らす息子たちに言って聞かせたが、自分の価値観が同じでなければ、こんなことを言えないし、そうではなければ説得力はないだろう。女性と男性の性交渉というのは、お互いの単なる欲望を満たす行為ではなく、お互いのすべてを受容し寛容する行為でもあるから、深い信頼と尊厳をお互いに持たなくてはならない。そうでないと、性交渉時の真の喜びをお互いに持つことが出来ない。相手のすべてを許し受け容れる気持ちがないと、性交渉を持ってはならないということも伝えた。

 T容疑者は、おそらくこういったことを父親、もしくは父親代わりの男性に説教されたことがなかったに違いない。もし、そういう教えを受けていれば、こんな愚かなことをすることはなかったことだろう。学校では性教育を今は小学生から始めるという。望まない妊娠を避ける為に、避妊することが大切だということを教えるらしい。確かに、避妊方法を知ることは必要だが、もっと大切なことを子どもたちに伝えるべきだと思う。性交渉は欲望を満たすための行為ではないこと、女性の尊厳を守ることの大切さ、傷つきやすい女性の身体と心を男性は身を挺して守ることを、丁寧に教えなければならない。こんな不幸を二度と起こさない為に。
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コメント
Nasu&Chibiさま、おっしゃるように40代のホテル従業員にスキがあったのは確かです。ネット上ではハニートラップで、T容疑者が慰謝料ねらいの罠にはまったのではないかとのうわさが流れています。しかし、それだったら警察に届けることはなかったと思います。また、T容疑者が幼児期にADHDだったという情報もあります。被害者女性にスキがあり、もしかしてT容疑者に対する好意もあったとしても、やはりT容疑者がした行為は許されるものではないと思います。Nasu&Chibiさまは、実際にご子息を育てられたので、どうしてもその母親である立場からの感情を持ってしまうのでしょうが、日本の社会では女性に対する性犯罪に、非常に甘いように感じています。欧米では、強姦罪は重犯罪として取り扱われ、かなりの長期の懲役刑を受けるようですが、日本は甘すぎるように感じます。また、性犯罪でも痴漢の罪も軽いです。出来心に対する世間の甘さが、女性に対する性犯罪がなくならない要因になっているのではないかと思うのです。

さて、T容疑者とその母親のいろんな背景が明らかになっているようですが、T容疑者とその姉の二人の子供を母親ひとりで育てたというのは、大変だったことでしょう。女優業と子育てを両立させるというのは苦労したことだと思います。残念ながら、その無理した結果として、今回の事件を引き起こすようなことになったとしたら、可哀想なことであります。ADHDなどの発達障害は、脳の先天的な器質障害で起きるもので、子育ての拙さが原因ではないというのが定説です。ですから、母親によるT容疑者の子育てが悪かったというのは、控えたいと思います。しかし、T容疑者が乳幼児期にたっぷり愛情を注がれたようには思いません。母親も言っていますが、かなり育てにくかった子供であったようです。実の父親も同じように扱いにくかったようなことを言っています。子育てというのは、やはり豊かな母性愛と父性愛が注がれて、健やかに育つのではないかと思います。この事件で、シングルマザーはやはりダメだなんて結論にならないようにと願っています。しかし、父親に代わる厳しく叱ったり指導したりしてくれる存在が、T容疑者にいたとしたらこのような事件が起きなかったと思います。
Posted by:Natural  at 2016年09月04日(Sun) 15:31
あの事件の報道は、出来るだけ見ましたが〜

私は、Natural さんと、ちょっと違う見解を持っています。
まず、あの会見ですが、同じ母親として同情します、母親の、息子を護りたい気持ちがにじんでいましたから。

また、相手の女性に対して、どこかスキがあったのではないか?と疑問に思いました。20代の若者と40歳代の女性、それは、拒もうとすれば、また逃げ出そうとすれば、いくらでも女性側にチャンスはあったのではないかと考えます。

若い男性は、性的な欲望を抑えるのは難しいところはあると、40歳代の女性なら、あらかじめそういう危険性もあるかもしれないと、ホテルで仕事をしている人ならば気持ちを引き締めておくべきだったと思います。

若者の方が有名芸能人で、また強引さが際立ったのかもしれないですが、上手くかわす術は、40代という年齢の女性の方が持っているべきでした・・・無防備過ぎたのではないでしょうか?

テレビ、新聞、インターネットであれこれ記事を読みましたが、
一概に女性を被害者と決めつけるのは、どうかな〜(?)と思いました。

40歳代でも、きれいな人で、いろんな人から声がかかっていたとも言われています。何かを持って来てくれと言われて、通常ならそれはしないことになっているホテルのルールがあるのに、部屋まで持って行き、部屋の中にも入ったのでしょう・・・いくら強引に入ってと引っ張られても、最初から気を付けていれば、絶対に中に入らないはずです。
やはりスキがあったのだろうと思いますし、どこか油断していただろうし、通常ならしないことになっている業務なのに、部屋に持って行った・・・それを初めからしなければよかったのです。いくらお客様と言えど、きっかり断ればよかったのです。またホテル側の上司も、そのきれいな女性に持って行かせたことに問題があります。(自ら持って行ったのかも分かりませんが)

40歳代という年齢から考えて、うまくかわしていれば、事件にならなくて済んだ可能性はあると思います。若者はフラれた〜、と、その機会に自分を抑えることを学んだかもしれません。才能ある若者の人生を、そのきれいな人が無防備だったがゆえに、狂わせたのではないでしょうか(?)

もちろん、若者の強引な誘い、はたまた相手の気持ちを無視して、部屋に無理やり引っ張ったことは、問題ではあると思います。

今の人たちは、学校の保健の授業でも教えられ、きちんとしたことは一応知っています。男女の深い付き合いについて、いろんな情報も持っていて、とても上手に付き合っているように思います。
つまり上手に恋愛をしているように思います。

一度や二度、若い時に恋愛の体験はしておいた方が、結婚してから上手くいくのではないでしょうか(?)

妊娠したり、悪い病気をうつされたりなどしないように、恋愛の対象を自らきちんと選べるように育てれば、大丈夫です。
親にも、今どういう女性とつきあっていて、どんな感じの付き合い方をしているとか、我が息子たちは母親に自ら話してくれていました。変遷もありましたが、今 そのお相手と結婚しています。

あの事件は、性的な強引さを若者が抑えきれなかったこと、相手も年齢からして避けられることだったのに、どこかうかつなところがあった、その両方が相まって起きた事件だったかと思いました。
Posted by:Nasu&Chibi  at 2016年09月02日(Fri) 22:30
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