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ゴルフ場は本当に自然破壊なのか? [2016年08月04日(Thu)]
 ゴルフは自然を破壊し環境に負荷をかけているのだから、すぐに止めなさいよと先日忠告してくれる友人がいた。常日頃FBにゴルフの記事をアップしているのを見て、苦々しく思っていたに違いない。彼は地元で環境保護活動をしている見識の高い人だ。実は私も同じくゴルフが環境破壊をしていると思っていた。だから登山を25年前に始めてからは、どうしても避けられない場合を除いて、ゴルフから遠ざかっていたのである。ビジネス上の付き合いでどうしても避けられない場合だけラウンドしていた。しかし、4年前からゴルフを本格的に再開した。その頃ゴルフを始めたwifeから誘われたからという理由と、自分自身の心境の変化からである。

 ゴルフ場の開発は自然破壊であり、その運営が環境に負荷をかけるというゴルフを続ける後ろめたさを少なからず感じていた。登山を始めた頃には、山に登る度に森林の中にどーんとゴルフ場があるのを見るのがつらかった。青々しく雑草ひとつない芝生は、相当に多くの農薬を使っているのだろうと想像できた。ゴルフ場で働くキャディーさんたちの農薬被害が酷いらしいという、まことしやかな噂もあった。ゴルフは自然破壊の最たるものだという定説は間違いないと思い込んでいたのである。環境保護活動をしている人たちから見たら、ゴルフほど自然を破壊しているものはないと思い、目の敵にしているのも当然であろう。しかし、本当にゴルフは環境や自然を破壊する最悪のものであろうか。そんな疑問を感じたので、公平な目で科学的に検証してみることにした。

 田舎の山林を切り倒して開発されるゴルフ場は、森林破壊と呼ばれても仕方ない。しかし、現在はそんなゴルフ場開発は行われなくなった。ましてや日本で自然保護のために残したい森林は、田舎の山林ではなくてブナなどの広葉樹の自然林である。そんな奥地の自然林をゴルフ場にする計画は絶対にあり得ない。ゴルフ場が展開されるのは、いわゆる里山である。片田舎もしくは都会周辺の里山は、現状どうなっているかというと、殆ど管理されていない。ごく一部を除いて、里山は荒れ放題になっている。ゴルフ場では、その里山が残っているし、しっかり管理されている。しかも、樹木は健康な状態にあるし、芝生も美しい。荒れている里山とは対照的である。

 ゴルフ場にある林には、動植物の多様性が存在する。荒れ放題の里山とは違い、鳥や小動物、そして今は貴重になってしまった植物が豊富に残っている。ゴルフ場に行ったことがない人には解らないだろうが、春から初夏はウグイスやホトトギスの鳴き声が響いている。珍しい植物の花々が咲き誇り、蝶が舞う。農薬が過剰に使用されているのであれば、こんな状況にある訳がない。また、昔は見かけなかったミミズが芝生の上に顔を出す。地中にミミズがいるということは、農薬が少ないという証拠であるし、芝生の中に縦横無尽にミミズが通った穴があるので、降った雨水の水はけがよいので自然の保全に役立っている。

 都会はコンクリートで地表が覆われているので、降った雨などの浸透が出来ない為に、すぐに溢水が起きてしまう。コンクリートの地表で飲み込まれない水は、都会においては低い土地に集まってしまう。ゲリラ豪雨は、洪水を起こすことが多い。都会の近郊にゴルフ場があると、雨水を芝や土の表土から浸透させてくれるし、調整池が水を溜めてくれる。田んぼや畑のような、水の調整機能を持つのである。ましてや、コンクリートの建物やエアコン稼働が原因の都会におけるゲリラ豪雨をゴルフ場は防いでくれる。さらには、何か巨大な災害が起きたときに避難地としての機能も果たしてくれる、有難い存在でもある。豊かな植物や森林が光合成をして、二酸化炭素から新鮮な酸素に変えてくれる。地球温暖化防止に役立っている。

 これから乱開発などによりゴルフ場が出来るようなことはないだろうが、自然を破壊するような新たなゴルフ場開発は困る。しかし、現在稼働しているゴルフ場は、自然保護や災害防止に寄与しているのだから、何とか残したいものである。もし、ゴルフ場が経営難になって放棄されたら、自然は荒れてしまうし折角の豊かな自然がなくなってしまう。都会近くのゴルフ場が閉鎖されたら、人工的な建造物が林立しかねない。現在、ゴルフ年齢が高齢化してしまい、利用者減少に悩んでいるゴルフ場が少なくない。自然保護や環境保全の為にも、多くの人々にゴルフ場を利用してほしいものである。ゴルフ場が自然破壊だなんて、感覚的に言うのは控えてほしものである。しっかりしたエビデンス(科学的根拠)に基づいた理論展開を望んでいる。
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コメント
bgeggさん、貴重なご意見ありがとうございます。
自然のまま、人間が手を加えずありままにするのが自然だと、
それもひとつの考え方でございます。

自然環境保護活動をされている方の多くは、
そういう考え方をしているようです。

ですが、日本の豊かな自然、特に広葉樹の森は、
自然発生的に出来たのではないことが判明したのです。
ついこの前までは、歴史研究家、自然科学の学者たちは
おしなべて、自然の流れの中で豊かな広葉樹がひとりでに
出来たものだと思い込みをしていたのです。

ところが、最先端の歴史研究家たちはこの広葉樹の森が
人の手で人工的に作られていたという驚きの歴史を
明らかにしたのです。この日本の広葉樹は縄文人が
あえて植樹をして作り上げたのです。ご存知のように
広葉樹の森は、出来上がるまでに500年から1000年も
年月がかかります。したがって自分たちはその広葉樹の森の
恩恵は受けることがありません。自分の子孫が豊かな水と
森からの恩恵(動植物を得るため)を受けるようにと
せっせと植樹をして森を作り上げたのです。

そして、出来あがった森を先祖は守り育ててきたのです。
あなたは里山に住んだことがないのでしょう。
私は里山に育ったのでよくわかります。
里山や広葉樹は手入れをしなければ荒れ放題になり、
やがて森は原生林になり、豊かな資源はダメになります。
森の宿命なのですが、手入れをしない森の多くは
特に里山は、クマザサや根まがり竹の林になります。
そうすると、動物たちの餌がなくなり里にきて農産物を
荒らすのです。里山をきれいに整備すると、広葉樹が守られ
豊かな実がなり動物鳥類はそれを餌にします。
見通しが効きますから、危ながってクマやイノシシは人家まで
やってきません。動物と人間の共生は里山を整備することで
可能となるのです。これが豊かな森を守る唯一の方法です。

ところが、山村は若い労働力がなくなり、
里山や広葉樹の森を守れなくなりました。炭焼きをする人も
なくなり、広葉樹の間伐をする人がいなくなったのです。
杉林も刈り払いする人がいなくて荒れています。

このように、自然というのは人の手で守られているのです。
皆さんは勘違いしておられるようですが、自然というのは
人間との共生によって守られているのです。

自然というのはあるがまま、なすがままにしておくのが
いいなんて乱暴なことをおっしゃるのは、真実を知らない
からなのです。人間の暮らしは自然を破壊するというのは
ある一面だけとらえるとそういう見方もできます。
しかし、本来人間の暮らしは自然との共生の中で
森は育まれてきたのだと思います。

勿論、ゴルフ場を開発するのは自然破壊です。
しかし、出来あがってしまったゴルフ場をあんな
メガソーラーにしてしまっては、自然破壊になって
しまいます。あのままゴルフ場を放置してしまったら、
クマザサや竹の林になってしまい、とんでもないことになり
クマやイノシシ、鹿や猿の住処になって、人間を襲います。
そうならないことを祈るだけです。
Posted by:Natural  at 2017年10月24日(Tue) 15:01
荒れ放題というのは完全人間の価値観ですね。
それが自然の本来の姿ですし。

ゴルフ場を自然に返せばより自然破壊になるという論理は破綻しています。
Posted by:bgegg  at 2017年10月24日(Tue) 12:47
Nasu&Chibiさん、ゴルフ場の開発は自然破壊だということは間違いありません。しかし、一旦出来てしまったゴルフ場を廃止することは、現在以上の自然破壊になります。ですから、ベストではないですがゴルフ場を維持するのは、今のところベターな選択肢です。だとすれば、ゴルファーがある程度利用してくれなければ、自然を破壊してしまうので、利用することは自然を維持するために必要な訳です。

ゴルフ場が農薬をふんだんに使っているというのは誤解です。芝生の維持にも農薬や除草剤などは、ほんとに使ってもごく僅かです。何故なら、あの広大なゴルフ場の芝に除草剤をまくというのは、コスト上無理なのです。少し出てきた雑草を手で抜いたほうがはるかに安く済むのです。ましてや、ゴルフ場のグリーンキーパーたちも健康被害を被るのは嫌がりますから、農薬は使いたがりません。という訳で、農家よりはるかに農薬の使う頻度も数量も少ないのです。

公園の松の木を守るために航空防除で殺虫剤を撒いていますが、あれは本当に無駄な行為であり、環境破壊です。マツクイムシが松の木を枯らしているのではありません。落葉した松の葉などをきれいに除去して、土壌を丁寧に柔らかくして手当てしていれば、松の木が病気にはなりません。マツクイムシは健康な松の木を食べることはありません。病気になって不健康な松の木だけを食べます。つまり、マツクイムシは不健康な松の木を倒してあげているのです。里山を住民が手入れしなくなったから、マツクイムシが現れて松の木を整理してくれているのです。なお、防除作業をするとマツクイムシを食べてくれる鳥たちがやってこなくなります。ひどいやり方です。

リンゴは農薬を使わないと作れないというのはまったくのウソです。青森県に住む木村さんの「奇跡のリンゴ」という本を読んでみてください。映画にもなっています。無農薬で化学肥料を使わずに立派なリンゴを育てています。リンゴの木の下に生える雑草をそのままにして、取り除くことを中止したらリンゴが健康になりました。つまり、植物はすべて必要があって植生しているのです。南方に育つセンダンという樹木も、下に生えるナンエンソウという雑草があるから健康に育つみたいです。この世に存在する物(生物も鉱物も)無駄なものはありません。それぞれに必要があるから存在しているのです。

クマの被害が増えていますが、クマを取って生活をしていたマタギがいて生態系が保たれていたのです。イノシシもそうです。マタギは個体数を確認しながら、獲物をしとめていました。増えすぎないように、減らないように。マタギがいなくなって、生態系が狂ってしまったのです。

ですから、自然の営みをなるべく崩さないように狂わせないように、自然を保護しながら自然を楽しみたいものです。
Posted by:Natural  at 2016年08月06日(Sat) 15:01
日本でゴルフ場が開発され始めた頃、もうかれこれ半世紀ほど前になるでしょうか、ごく一部のブルジョア階級の遊びとされていた時代は、自然を破壊してまでお金持ちの遊び場を作って、それは問題だと言われていたことがありました。
今は、誰でもが楽しめるスポーツの一つとなり、一般化されたからか、ゴルフ場の開発は自然破壊だと訴える声が聞かれなくなったと思っていました。

ところが、そうではなかったのですね(?)
自然環境破壊だ、止めておきなさい、という人はいるのですね。

自分が楽しむ側に立っていない人は、ややもすると難癖をつけたがります。自然破壊に直結しているのは、何もゴルフ場開発だけではないと思いました・・・
農薬をまいて、付近の生物に悪い影響を与えているのは、公園の航空防除もそうですね。
芝生が広範囲に敷きめぐらせてあるところは、多かれ少なかれ薬剤は散布してあると思います。

これだけ多くの人がゴルフを楽しんで、その恩恵に預かっているのですから、多少のことは大目に見てもらいたいですね。

それより・・・
田んぼのあぜ道には、沢山の除草剤が撒かれていて、農薬もほとんどの田んぼに使ってあると聞きます。あれなど、農薬入りお米を作っているのと同じだと思いますが、誰も止められない。
リンゴ農家の人なども言っていましたが、やはり農薬は使わないと良いリンゴは取れないと。

残農薬野菜、果物など、その使用基準がどれだけ守られているか?
それに比べたら、ゴルフ場の芝生を維持するための除草剤など、それほど問題にならないのではないかと思いました。
残農薬の害は、世代を超えて、子孫に奇形を生み出します、これほど罪で恐ろしいことはないと思います。
Posted by:Nasu&Chibi  at 2016年08月06日(Sat) 00:24
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