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稲毛ホワイエ
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2011年2月定例会 [2011年02月27日(Sun)]
日時  2月24日  10:30〜                    

出席者 15名 (内、1人新人、3月から研修期間に入る)   
場所 エクセル    

☆籤引き席順
☆前回の議事録読み合わせ

〔T〕 報告・検討事項
1.ボランティア希望者紹介
・ボランティアズカフェの募集チラシを見て、ホワイエを知った。
・身近に、要支援の認知症高齢者がいるので、ホワイエの活動に参加し、認知症についての理解、接し方などを学び、介護家族のサポートができたらよいと考えた。
 
2.社会福祉協議会ボランティア基金助成金年末に振り込まれた。

3.イオン幸せの黄色いレシートキャンペーンについて
 ・2/11 雪のため、不参加

4.「傾聴ボランティアってなに?」の講演について 
 3名が講師として参加のため、途中退席 
2/24 13時半〜 於ボランティアズカフェ

5.キャラバンメイトスキルアップ研修
杉山孝博先生の講演「認知症の理解と援助」についての報告
・3名参加
・a講演の資料、 一般的な認知症についての知識
        認知症を抱えた家族の変化 心理的ステップ、4段階
        原因、 治療と予防、早期発見と受診の工夫
        「認知症をよく理解するための9大法則1原則」
・b「認知症を理解するための9大法則1原則」に関して事例を
    紹介した講演をまとめた冊子・・・a.bとも別紙配布
・川崎で在宅医療に取り組んでいるので、家庭内での認知症患者の実態を紹介した冊子
  参考資料として提示 
☆午後の勉強会は、ボランティアズカフェの講演に行く人もいるので、次回から読み合わせていく。かならずabは持参のこと。
☆9大法則1原則の事例を読みながら、各ボランティアが現場でふれている利用者の言動を重ねあわせ、対応や経験を話し合いながら、観察眼を養い、生きた体験を積みあげていくような勉強会にしたい。・・・平行して、認知症についての参考文献や実体験をもとに、認知症そのものの理解も深める。
☆次回は、認知症についての一般的知識の部分を読み合わせていく。

《U》2011年 3月活動予定
訪問施設  9施設         参加人数  15名  
  特養      2         延べ活動日 37日 
  グループホーム 5           
  デイサービス  2

 《V》その他  午後の勉強会
☆事例検証として、状況説明は別紙配布済み。特養の利用者個室での30分ほどの傾聴の仕方について、ボランティアが自分の対応に感じた疑問、不安、戸惑いについて話し合った。
☆グループホーム、デイサービスなど、各施設により、利用者とのふれ合いの場、形が異なることが、話し合いを通して実感された。
☆月一度の傾聴なので、次回の利用者の様子を見ながら、今後の対応についても、話し合っていきたい。
                                        

2011年1月定例会 [2011年02月02日(Wed)]
日時  1月27日  11:00〜12:00
               
出席者 18名 
場所  京成ミラマーレ2階 「光庵」    
☆12時より、新年会のため、前回の議事録読み合わせは割愛
☆今回から席順は毎回籤引きとし、新旧ボランティアの交流を図る。

〔T〕2011年 2月活動予定
訪問施設  9施設         参加人数  17名  
   特養      2         延べ活動日 35日 
   グループホーム 5           
デイサービス  2      
《U〕報告・検討事項
1.イオン幸せの黄色いレシートキャンペーンについて
・1/11  3名 参加
・平成22年度上期の助成金に関する、事務手続きは終了

2.1/26千葉市社会福祉協議会 御成台、千城台西、千城台北地区部会主催
「家庭介護者の集い」について
 @用意した資料 
(ブログ掲載の)・稲毛ホワイエ 23 年の歩み               
       ・ボランティアの思い                   
「行過ぎない・邪魔しない・無理しない・自分も楽しい」
       ・話のきっかけをつくるキーワード            
・認知症の進行程度と症状についての図
A 当日の流れ
◇部会長挨拶
◇「心の声に耳傾ける」のDVDをプロジェクターで見たあと、資料「稲毛ホワイエってどんなところ」を使いホワイエが目指すものを説明。
◇認知症家族の看取り終え・看取り中の3名が、ボランティア活動にからめた体験を語った。

○突然認知症の介護家族の役を振り当てられ、恨み、怒り、不安など、負の感情に苛まれる介護生活だったが、振り返れば、多くの人の理解と協力に支えられていたことに気付く。自分にできることを見極め、できることを精一杯やればよい、という心境で介護に当たられるようにと願っている。

○ボランティアを通して認知症については知識があったが、実母の発症は感情的に認め難かった。今はその時期を乗り越え、認知症の進度に合わせた対応を心がけている。ただ、介護を分担し合っている妹が、まだ腹立ちや悲しみから感情的になることも多く、しょんぼりしている母の姿に胸が痛む。妹なりの懸命さは分かるだけに、頭から否定もできずにいる。確実にいえることは、長い道のりになるので、家族間で煮詰まらないように、積極的に社会的資源を利用していきたいと考えている。デイサービスを利用している母も当初は馴染まなかったが、今ではカレンダーに印をつけ行くのを楽しみにしている。思いがけず適応していく母の様子に安堵している。
       
○遠距離介護のため、現状も先行きがつかめず、不安に苛まれたが、体験者から話を聞いたり、自分の辛さを話すなど、一人で抱え込まないで救われた。また、状況が行き詰まってきているときこそ、介護する者もされる者も、何気ないことで笑い合う大切さ、また掌で包み込むスキンシップが双方に安心感を与えることを実感でき、母の看取りを終えたあと、ボランティア活動で生かしていきたい。

◇資料「認知症の進行の図と症状の説明」をもとに説明。 

○残念ながら良くはならないこと
○ 認知症の家族はできなくなったこととばかりに目を向けず、残存能力を見極めて対応する。
○ 介護者の心模様を認知症の方は鏡のように反映するので、穏やかな対応が結局は介護者を楽にするなど。

○行政でも家族会などをやっているので、電話相談などを含め、利用する。

◇介護者家族を含む地域住民からの発言を通して感じたこと

○ホワイエが事業所を閉所して以来、家族の生の声を聞く機会となった。
○地区社協の「集い」開催の趣旨は、認知症の介護者に限らず、地域住民の自助体制を作り上げる地均しの意味もあって、草の根的なボランティアグループとしてのホワイエが招かれ、活動報告をする意義があった。
○認知症介護者については、在宅介護を可能な限り続けたいとの悲願ともいえる思いがひしひしと伝わってきて、施設での傾聴活動というものへの関心は、むしろ介護家族以外の出席者から寄せられたのを感じた。

◇個人家庭での傾聴は考えていないのかとの質問に対して。

○ 認知症は、病気から起きてくる症状であるので、素人集団としては、ケアマネージャー、施設などが客観的なデーターをもとに、症状が掌握されている利用者への活動に限っている。
○ 個別の家庭内で認知症の人から、家族の悪口や、希望を、例えばご飯を食べさせてもらえないなど、縷々訴えられるだけでなく、鵜呑みにした上で家族への働きかけを要求されるなどの対応を考えると、閉ざされた家庭内での活動は、種々問題が生じると思われる。
○ 施設の職員は業務が忙しく、利用者それぞれの気持ちに寄り添うゆとりがない。その隙間を埋めることが、ボランティアの存在理由と承知しており、その領域での活動に絞っていることを一つの見識と考えている、と答えた。

◇認知症傾聴ボランティアの受け入れグループホーム側の感想

○介護保険下では、3人の職員で利用者9人の、掃除・洗濯・料理・食事、排泄・服薬管理・通院その他すべての生活上の介助、記録を行っていると、利用者に寄り添うことの重要性は認識していても、職員を増やさないかぎりできない。5年間2週間に2,3時間でも継続的にきてもらえるのは、職員にとって安心できる。

◇話のきっかけをつくるキーワード について

○認知症にかぎらず初対面の人との話題提供のきっかけになるもの。
キ(気候)ド(道楽・趣味)ニ(ニュース)タ(旅)テ(テレビ)
カ(家族)ケ(健康)セ(性質)シ(仕事)衣 食 住
○傾聴の姿勢でなく普通に → 洋服をほめる、花をもっていき、話題にする。
○話しかけの答えを求めて困らせない → あいづちを打たせる問いかけ
                   ×今日は何をしたの?
                    ○《こんなことしましたね》
                    《いいお天気ですね》
                    《外は暑いですよ》
                   
                 12:00より、新年会