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稲毛ホワイエ
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2010年11月定例会 [2010年11月30日(Tue)]
日時  11月25日  10:30〜

出席者 14名 
    
場所   稲毛エクセル    
☆ 前回の議事録読み合わせ
〔T〕報告・検討事項
1.11/6世界アルツハイマーデイ記念講演  12時半〜16時
「介護の今・昔・そして未来」(家族の会主催)於 市民文化センター          
      ホワイエから9名参加

2.イオン幸せの黄色いレシートキャンペーンについて
・11/11  1名 参加

3.11/19〜21 市民活動フェア in きぼーる 2010について
ホワイエはパネル展示に参加
・ 11/18(木)パネル作成 13時〜16時半、於市民活動センター
            きぼーる搬入 17時〜18時 
・11/19(金) ウィークデイのため、人員配置の必要なし。
・11/20(土) 7名参加
・11/21(日) 4名参加
感想  
・すぐには仲間は増えないだろうが、ホワイエの歴史、活動の様子の写真、利用者とのふれ合い、ボランティアの思いなどの展示内容は、ホワイエの良い広報になった。
・ボランティア活動というよりも、認知症に関心を持って質問してくる人がいた。
・市民活動センターの行事に参加する意味も大きい。
・ホワイエ参加者は、名札をかけて展示場所に立つとよかった。
・ 認知症サポーターのオレンジリングをしているとよかった。
・ ポスター会場とパーフォーマンスの会場が同一フローアで、太鼓の演奏が大きすぎて、展示を見るのに集中できなかったし、会話にさしつかえるほどだった.
4.12月定例会は祝日のため市民活動センター会議室10時半〜15時半に変更

5.11/24 社会福祉協議会に助成金交付請求書を郵送済み

6.ボランティアズカフェ「傾聴ボランティア講座」の講師依頼について。
・代表に以下の打診があった。
 「傾聴に関心を持つ人が多く、またどこの施設でも認知症の人が多い。長く傾聴活動をしてきたホワイエに、内容・回数とも任せるのでお願い出来ないか」

・前代表にも、「傾聴」についての講演依頼があったが、ホワイエでは認知症の方の傾聴なので期待に添えないと断った。今回は、認知症の傾聴という分野で話すことが前提の依頼である。
  
・ホワイエ立ち上げの目標は、後続のグループが生まれることであるが、すぐには達成できないので、この機会に、活動に即した事例を話し、関心を持ってくれる人が一人でも仲間になってくれるように、頑張ってみるべきではないか。という意見がでて、微力ながら応ずることとした。詳細の検討は後日。

《U〕2010年 12月活動予定訪問施設  9施設           
   特養      2          参加人数  14名 
   グループホーム 5        延べ活動日 32日    
デイサービス  2      


《V》活動・研修報告、話し合い(午後)

1.10/2(土)「ちょこっとボランティア懇談会」千葉市社会福祉協議会主催
受け入れ側(社会福祉法人 特養ローゼンヴィラ浜野)との意見交換・懇談
「ボランティアの意義」について
ホワイエの訪問施設には、認知症対応ではなく、混合施設もあることから、受け入れ側の生の声を聞く機会と考え、4人が参加。
  内 容
  社会福祉法人 特養ローゼンヴィラ浜野 の沿革
   昭和21年、千葉県庁内で、戦後の混乱期における孤児等の問題にあたった。
      61年 身体障害者の福祉施設立ち上げ
   平成13年 特養立ち上げ  50名定員
                 24時間365日の介護体制
                 70代、80代、90代の高齢者が利用
                 2名の102歳が最高齢
ボランティアコーディネーターが、「ボランテァイの意義について」説明した。
    (内容は、高齢者対応のボランティアに限らない)
☆ボランティア活動の特徴
  ・自発性・公益性・無償性(自由な立場での発言が可能になる)
    自由な意思に基づき、夢や希望、共感を得ていく。
☆なぜボランティアを受け入れるか
  ・利用者と職員の人間関係だけだと、馴れ合いになりやすい。
  ・利用者を施設のある地域に住んでいる住人として、ボランティアは見る。
  ・地域との架け橋にボランティアになってもらいたい。
    職員ではない、第3者であるボランティアに施設に入ってみてもらう。

☆ボランティアは社会参加、社会貢献の機会を得る。・・・学びの場を提供する。
   認知症の理解のためのステップアップ講座等を行っている。
☆ボランティアとパートナーシップを築くためには?
  ・活動内容を明確にする。
  ・活動日を知らせる。
  ・意見交換の実施・・・活動前ならびに後のミーティング
              活動中の観察、見守り
  ・常に感謝の念をボランティアに伝える
             ボランティア感謝祭を設けている。
  ・ボランティアも、共感がもてなければ、無理にしない。
  ・職員の仕事の肩代わりではなく、ボランティアには利用者に接してもらいたい。

☆ 施設側から、ボランティアにして欲しくないことについて述べてもらった。
 ・利用者から買い物など個人的な依頼はうけない。食制限がある利用者もいる。   
 ・できもしない無理な約束、無責任な約束はしない。
 ・困ったとき迷ったときはすぐに職員に相談する。


2.傾聴ボランティア「稲毛ホワイエってどんなとこ?」という、冊子をまとめたらどうかという提案について。たたき台、或いは参考にと研修から別紙配布済み。
  
☆傾聴グループに移行して5年、必ずしも認知症について理解、関わりをもたない新人も入ってきている。ベテランの10回の現場施設同行を、新人研修としているが、会則、ブログプロフィール、バイオグラフィや、認知症についての理解等、必要な文書をまとめておけば、現場活動に役立つのではないか。

☆具体的な形がまだイメージできない部分があり、様々な意見が出たが、まだ合意は形成されていないので、引き続き次回も検討を重ねる。ただ、この議論を通して、各現場、各ボランティアが時間、利用者の状態、受け入れ施設等の条件に対応しながらの多様な活動スタイルが具体的に語られたので、様子が生き生きと伝わり、充実した良い時間を共有できた。
NHKフォーラムに参加して [2010年11月26日(Fri)]
認知症フォーラム  

  あきらめない 〜最新医療と 社会の支え〜

時   9月4日 午後1:30開演                   
場所 千葉市民会館 
主催 NHK千葉放送局 
    NHK厚生文化事業団 
    読売新聞

酷暑でもっとも暑い時間帯にもかかわらずたくさんの人が会場に集まっていて 認知症への関心の高さを感じました。ホワイエのメンバーも8名の参加です。旧稲毛ホワイエ利用者家族の酒井さんがパネリストのお一人であることと 最新の医療情報が聞けることを期待して臨みました。参加できなかった仲間のために、聴き取り得たことのみですが、まとめてみました。(H)

1.基調講演
《暮らしを支える「心・技・体」
             〜地域医療連携のこれから〜》

        旭神経内科リハビリテーション病院長 旭 俊臣氏

認知症の早期発見とリハビリの重要性、そして地域のネットワークの必要性を話されました
・心・・認知症になっても心は生きている。
 技・・リハビリの技術。 
 体・・内科的合併症も合わせて治療する。
・早期発見されたら早期改善の為には週3回のデイサービスが望ましい。病状の進行が緩やかとなる
・リハビリは頭と体両方使う。神経心理療法・理学療法・作業療法・言語療法など複合的に行う。
・リハビリによって機能改善できる。

2.パネルジスカッション (パネリスト3名)
 国立病院機構 千葉東病院 
              神経内科医長 吉山 容正氏


認知症についての説明から最新の診断技術そして新薬に至るまで詳しく説明されました。
・診断において重要視するのは 問診において日常生活に支障があるかどうか。認知機能テストのみでは誤診してしまうことがある。
・脳画像SPECT・・脳の血流を見ることによりどのタイプか(アルツハイマー型、レビー小体、前頭側頭型)わかる。MRIより早期に判明。
・アミロイドペット検査・・β―アミロイドがどの程度たまっているかが分かる。
・診断技術の進歩によりMCI(軽度認知障害)の段階で分かる為早期に対策が立てられるようになってきた。
・髄液検査・・髄液中のアミロイドが減少している
・アリセプトは脳の機能を上げる等 早期服用が効果あり。
・中核症状と周辺症状(BPSD)・・周辺症状は適切なケアなどにより改善の余地がある。
・抑肝散・・周辺症状改善に使われる。セロトニンの量を増やすことにより幸福感満足感を上げる。(昔からある漢方薬。子どもの疳の虫を抑える薬。)
・新薬3種・・ガランタミン・リバスチグミン・メマンチン
今年2〜3月に申請され1〜2年の内に認定される見通し。リバスチグミンは貼り薬で介護する側にも使いやすいものとなる。
・治験中・・抗体療法を始めた治験者が紹介され 進行を遅らせる効果が期待されている。
・ケアのポイント・・認知症の人ができることを見極め辛抱強く待つ。言葉が出ない人には心を読み取る。本人の気持に沿う。
 
アミロイドが溜まり始めるのは発症の20年前からとの説明に思わず会場からため息が・・。『ひょっとして自分も・・。でももう遅い?!』ただ新薬の開発等大きな光が見えているとのお話しに期待したい。

有限会社プラン・ウエスト代表取締役
宅老所・デイサービスひぐらしのいえ 
                   代表 安西 順子氏

認知症になっても最後まで普通に暮らして欲しい・・という思いで《ひぐらしのいえ》を運営しておられる。
・認知症に伴う周辺症状・もの忘れ、お漏らし、見当識障害など
を特別の事と捉えず、老化に伴う状況の変化と捉えて接する。
・記憶が薄れても感情はしっかり残っているので、その人に沿った介護を心がけている。
・本人の心は生きている 最後まで生き生きと暮らして欲しい。

施設に馴染めない利用者に、専門職としてどう対応したら良いか試行錯誤した様子が映像で紹介された。
面倒見が良かったというご家族の話から、人のために立ちたいというご本人の気持を尊重し、失敗を恐れずお茶入れなどお任せしたところ落ち着いてきた。手が出て乱暴な困ったおばあちゃんが穏やかな表情に変化。本人の能力をどう引き出すか職員の粘り強い対応が実った例
*おばあちゃん・・この施設での位置づけがおばあちゃん。
・松戸市の中核地域生活支援センター《ほっとねっと》24時間365日稼動。このセンターと地域のネットワークのお陰で、一人暮らしで倒れた女性が施設に入ることになった例が紹介された。

認知症の人と家族の会 
    千葉県支部 世話人 酒井 邦浩氏


1994年奥様が若年性認知症と診断される。当時治る見込みはないと言われ先の明かりが見えず、ご夫婦共に大変落ち込む。特に奥様の不安が大きく『私この先どうなるの?何も悪いことしてないのに』とのつぶやきは傍で寄り添うご家族にとっても大きな不安となる。やがて山谷親平氏の『絶望は愚か者の結論なり』の言葉に出会い、気持も徐々に前向きに。1996年には旅行好きの奥様を伴いイタリアへ旅行された。満面の笑みを浮かべたお二人の写真はとても印象的でした。現在 奥様は長期入所中。

・介護の過程において身体的負担は慣れればどうにかなるが長時間にわたる精神的負担は大きい。家族の会の同じ悩みを持った者同士の精神的支えが力となる。
・新薬の開発や新しい診断技術など16年前に比べて隔世の感あり。羨ましいとの感想をもらされた。

現在は家族の会の世話人として 大学生や高齢者対象の講師としてご活躍の酒井さん『もし奥様が認知症にならなかったら』の問いに『今頃叩き出されていたかも』との発言が会場の笑いを誘いました。酒井さんも16年のご苦労を経ての明るい笑顔でした。


参加者の感想
・認知症になると、原因・治療法とも分からない、と長いことされてきたので、出口の無いトンネルに入ってしまった絶望感があったが、今回『あきらめない・・・』のフォーラムに参加し、出口から光がほの見えてきた、という実感がもてた。

・フォーラムでの家族の話では、十数年前は、若年性認知症初期、当人の不安に、僕が付いているじゃないか、というしかなかった無念さがひしひしと伝わってきた。ようやく医療による新薬、原因の解明など、光が見えてきたことにほっとしている。

2010年10月定例会 [2010年11月01日(Mon)]

日時  10月28日  10:30〜          
出席者 15名 (見学者1名)
 場所   稲毛エクセル    
☆ 前回の議事録読み合わせ
〔T〕報告・検討事項
1.10/2(土)千葉市社会福祉協議会主催
        「ちょこっとボランティア懇談会」
受け入れ側との意見交換・懇談「ボランティアの意義」
    4名参加。
午後の勉強会で報告の予定

2.イオン幸せの黄色いレシートキャンペーンについて
・10/11 
・平成22年度上期の助成金の贈呈式 2名出席
・ 今回はプリペードカードでなく、金券だったので、利用しやすい。

・キャンペーンふれあいタオル・雑巾260枚、各施設に配布ずみ。

3.11/19〜21 市民活動フェアパネル展示(於きぼーる)について
・10/21木)17時〜18時 事前説明会 於市民活動センター
  3名参加
・登録団体143 のうち63団体が参加
・ポスターセッションについては、
 形式  昨年同様
 日程  11/18(木)17時〜 搬入 事前準備は業者
                    机、椅子のみ準備
    11/19(金)8時45分より 会場に入れる。
                 ウィークデイのため、展示のみ      
    11/20,21日(土・日)、人員 配置のこと
    11/21(日)16時より、撤収

・ポスター制作は、例会の午後と11/18(木)13時〜17時
         市民センターの小会議室でおこなう。
     
.展示日の人員配置 20日 4名
             21日 3名
4.親睦会について 
・前回の案について、業者に問い合わせの結果、送迎は無理。
・忘年会ではなく、新年会にする。
    
5.11/6世界アルツハイマーデイ記念講演  12時半〜16時
「介護の今・昔・そして未来」(家族の会主催)於市民文化センター          
     ホワイエとして申し込んであるので、参加のこと。
《U〕2010年 11月活動予定
訪問施設  9施設         参加人数  13名  
   特養      2         延べ活動日 35日 
   グループホーム 5           
デイサービス  2      

《V》活動・研修報告、話し合い(午後)
市民活動フェアパネル展示(於きぼーる)のポスター作成で3時までかかったので、10/2受け入れ側との意見交換・懇談「ボランティアの意義」の報告は次回にまわす。