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第71回正倉院展 [2019年10月31日(Thu)]
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 先週から、奈良国立博物館で第71回正倉院展が開催されています(今年は御即位記念として東京国立博物館でも開催)。毎回会期が短いので、都合をつけて昨日出かけてきました。
 今回は、美術の教科書でも見覚えのある「鳥毛立女屏風」が展示されていました(立て看板に写真)。
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 10年ぶりに、子日手辛鋤(ねのひのてからすき)と子日目利箒(ねのひのめとぎのほうき)が展示されていました。辛鋤の裏面と箒の袋に天平寶字二年正月の墨書銘があり、この年(758)の正月3日の儀式に使用されたと見られています。『万葉集』巻二十に、大伴家持がこの玉で飾った箒「玉箒(たまばはき)」を詠んだ歌があります。
【歌】 初春の 初子の今日の 玉箒 手に取るからに 揺らく 玉の緒 (巻二十・4493)
 以前のコウヤボウキに関する記事は次のURL に載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/201

 裏山のコウヤボウキはようやく花が咲き始めました。
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Posted by katakago at 13:15
アサギマダラが神戸新聞NEXTの記事に [2019年10月30日(Wed)]
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 先週このブログで報告したアサギマダラが、今朝の神戸新聞NEXTで紹介されました。植物園に飛来したアサギマダラは以前にも見かけていましたが、マーキングされた個体は初めてで、しかもその場所と時期が判明して大変うれしく思っています。当日取材に見えた記者も私もとてもラッキーでした。
 今朝の記事を見た石川県の新聞社から早速問い合わせの電話が入りました。マーキングされたアサギマダラの追跡結果には興味が持たれるようです。



Posted by katakago at 19:17
地元の秋まつり [2019年10月27日(Sun)]
 今日は地元の秋まつりで、太鼓台が町内を巡行しました。今年はプロのカメラマンが撮影したお祭りの動画をYou Tubeにアップするとのことです。このブログでは毎年記事に載せていますが、ここには出発から地元の八幡宮参拝までの写真を載せておきます。
 出発に先立ち宮総代の発声で乾杯
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 自治会館前を担いで出発
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 八幡宮へ向かう途中
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 太鼓台の乗り子は肩車してもらって参拝
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Posted by katakago at 15:11
アサギマダラ続報 [2019年10月24日(Thu)]
 昨日、マーキングされたアサギマダラの記事を掲載しましたが、その後、「ホウダツ」についてネットで検索したところ、石川県羽咋郡宝達志水町の地名であることが分かりました。そのホームページに、海を渡る蝶「アサギマダラ」のマーキング体験の記事が載っていました。毎年9月ごろ宝達山に飛来し、今年も9月11日から10月10日まで、宝達山休憩施設(山の龍宮城)でアサギマダラのマーキング体験が行われたようです。昨日撮影した個体には、ホウダツ、10.1 と書かれており、この期間中にマーキングして放され、20日以上かけて兵庫県までやってきたものと思われます。どのようにしてこの場所のフジバカマに到達できたのかとても不思議に思っています。 
 宝達志水町公式観光サイトより
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 アサギマダラはフジバカマやヒヨドリバナなどに飛来することが知られていますが、オスの性フェロモンは、ピロリジジンアルカロイドを原料にして作られ、その成分を含むヒヨドリバナ類の花に集まってくるそうです(「白山のアサギマダラ」『白山の自然誌』36、石川県白山自然保護センター発行、平成28年)。
Posted by katakago at 07:30
マーキングされたアサギマダラ [2019年10月23日(Wed)]
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 今日の午前、地元新聞社の取材があり畑に植えた植物を案内していた折に、フジバカマの花にアサギマダラが羽を休めているのを見つけました。その時はカメラを携帯していなかったので、記者さんに写真を撮ってもらいました(後日送ってくれるとのこと)。取材が終わってから同じ場所に出かけるとまだ残っていてくれました。ホウダツ、光(?)136、10.1の文字が見られます。アサギマダラは長い渡りをする蝶で知られており、マーキングしてその移動について調査が行われています。捕獲後10月1日に放されたものと思われますが、わたしにはこの記号からその場所はわかりません。フジバカマに飛来したアサギマダラは以前にも見かけていますが、マーキングされたものは初めてです。この時期は、咲く草花もわずかですが、思わぬ蝶が見られてよかったです。
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 まだ咲いている草花の写真を載せておきます。
オケラの花(万葉では東歌に詠まれています) 
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オミナエシ(夏に咲いた茎を切り戻した株)
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ヨメナの花
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キキョウも未だ咲いています。
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Posted by katakago at 15:47
第47回川西書道展 [2019年10月19日(Sat)]
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 今日・明日とキセラ川西プラザで川西書道展が開催されています。今年の五月に植物園に来ていただいた川口登美子さん(川西市書道協会理事で書道教室主宰、雅号は塘紅)から案内をいただき出かけてきました。一般と幼小中高生の作品が同時に展示されていました。
 一般の部では50数点ある中で、新元号「令和」の典拠が『万葉集』とあってか、万葉歌(2点)や「梅花の歌」の序文(4点)を書かれている作品が目にとまりました。
 巻物に書かれた川口さんの作品
『万葉集』巻五の「梅花の歌」の漢文で書かれた序文
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 植物園の見学に来られた時の記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1523
Posted by katakago at 20:16
都之雨社 定期尺八演奏会のお知らせ [2019年10月17日(Thu)]
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 都之雨社(としゅうしゃ)の尺八演奏会が来月開催されます。カルチャーセンターで教えていただいている星田一山先生が主宰されている会で、カルチャーの受講生も出演させていただいており、わたしは今回が9回目になります。
 日時:11月24日(日) 開場13時 開演13時30分
 場所:常翔ホール 大阪工業大学梅田キャンパスOIT梅田タワー

 演奏曲目8曲のうち、「本曲朝霧(抜粋版)」を全員で、「八千代獅子」をカルチャーの受講生で演奏することになっています。
 「本曲朝霧(抜粋版)」は、流祖中尾都山作曲(大正四年)の尺八のみの四部合奏曲で、わたしは一部を演奏することになり練習に励んでいます。
 「八千代獅子」は、藤永検校作曲(寛保年間)の地歌筝曲で、筝と三絃との合奏です。歌詞は、「いつまでも変はらぬ御代に、合竹の、よよは幾千代八千代ふる、雪ぞ掛かれる、松の双葉に。雪ぞ掛かれる、松の双葉に。」で、永続するめでたさを言祝ぐ点に特化した「獅子物」と言われています。9年前にも演奏した曲です。
 
 



Posted by katakago at 16:37
万葉の海を考える会(越中万葉の海)に参加 [2019年10月13日(Sun)]
 2010年に発足した「瀬戸内海文化を考える会」は、一昨年は壱岐対馬、昨年は五島列島を訪れて一区切りをつけ、令和元年からは「万葉の海を考える会」として活動を継続されることになりました。今回は「越中万葉の海」と題して、大伴家持が越中国守として赴任した地を訪れました(10月10日から)。
 春の出挙(すいこ)で諸郡を巡行した際に詠まれた歌に、珠洲の海に 朝開きして 漕ぎ来れば 長浜の浦に 月照りにけり(巻十七・4029)があり、能登半島北端の石川県珠洲市から船で「長浜の浦」(松田江の長浜とする説が有力で現在の雨晴から島尾付近に続く海浜)まで移動したのにちなんで、今回の旅行のメインは同じコースを船で巡ることです(但し船の大きさの都合で珠洲市からではなく七尾市から出航)。このコースは初めてであり、台風接近が気がかりではありましたが参加しました。
 2泊3日の行程でしたが、3日目の12日はサンダーバードが計画運休になると分かり、2日目(11日)の坂本先生の講演を最後に、富山駅で切符の指定変更を行い北陸新幹線で金沢まで、金沢からサンダーバード(幸い自由席に座れました)で午後10時前には大阪駅に戻って来れました。
 以下、訪れた個所の写真を掲載しておきます。
【一日目】 金沢駅発 →(のと里山街道、千里浜なぎさドライブウエイ)→ 千里浜レストハウス(万葉歌碑)→ 吉崎次場(すば)弥生公園 → 気多大社(参詣と折口信夫墓)→ 仁岸川万葉歌碑(琴ケ浜)→ ホテル
 千里浜なぎさドライブウエイ(砂浜を自動車で走行できる)
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 大伴家持歌碑(千里浜レストハウス) 坂本先生より歌の解説を聴く
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題詞に、気太神宮(けたのかむみや)に赴き参り、海辺を行くときに作る歌一首とある。
【歌】 之乎路可良 多太古要久婆 波久比能海 安佐奈芸思多理 船梶母我毛 (巻十七・4025)
【読み下し文】 志雄道(しをぢ)から 直越(ただこ)え来れば 羽咋の海 朝なぎしたり 船梶もがも
【口語訳】 志雄道から まっすぐに山越えして来て見たら 羽咋の海は 朝なぎである 船梶がないものか 
 「羽咋の海」については、現在の羽咋市の外海とする説と、羽咋市にある邑知(おおち)潟と見る説(犬養孝著『万葉の旅』、1964年)があるが、邑知潟南部で地溝中央部に近い吉崎次場(よしざきすば)遺跡で、大型集落跡が見つかっており(1983年国史跡に指定)、邑知潟南部は奈良時代にはすでに水田化していたともいわれ、現在では羽咋市の外海と見られています。
 歌碑の拡大(歌の文字は「寛永版本」より)
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 吉崎次場(すば)弥生公園(羽咋市吉崎町)
弥生時代中・後期の北陸地方有数の大型集落遺跡
邑知潟のジオラマの前で関さん(高岡市万葉歴史館課長補佐研究員)から説明を聴く。
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 氣多大社(能登国一宮、羽咋市寺家町) 祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)
上記の歌の題詞に、「気太神宮(けたのかむみや)」とある。家持は越中国守として天平二十年(748)春に参拝している。
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 折口信夫・春洋父子の墓(羽咋市一ノ宮町)
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 墓碑には、「もっとも苦しき たたかひに 最もくるしみ 死にたる むかしの陸軍中尉 折口春洋 ならびにその 父 信夫 の墓」と書かれています。 

 日本海の夕景(琴ケ浜に向かう車中より)
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 仁岸川の家持万葉歌碑(琴ケ浜)
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【歌】 伊毛尓安波受 比左思久奈里奴 尓芸之河波 伎欲吉瀬其登尓 美奈宇良波倍弖奈 (巻十七・4028)
【読み下し文】 妹に逢はず 久しくなりぬ にぎし川 清き瀬ごとに 水占延へてな (巻十七・4028)
【口語訳】 妻に逢わないで 久しくなった にぎし川の 清い瀬ごとに 水占いをしよう 

 ホテルでの夕食の会場で、会の代表の坂本信幸先生より挨拶
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【二日目】 輪島朝市 → 白米千枚田 → 海上クルーズ(七尾市矢田新町〜高岡市伏木万葉埠頭)→ 氣多神社(万葉歌碑)→ 高岡市万葉歴史館 
 海上クルーズ(七尾市矢田新町 → 高岡市伏木万葉埠頭)
船上で講師の先生(垣見修司 同志社大教授)の説明を聴きながら左右の風景を眺める
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 左側には遠くうっすらと立山連峰が眺められました。
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 以前に雨晴海岸から海越しに雪を頂く立山連峰を遠望したことがあります。その写真を掲載した記事は次のURL です。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/940

 右側には越中の二上山(ふたがみやま)
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 氣多神社(越中国一宮、高岡市伏木一宮)
写真左には大伴神社(家持没後1200年にあたる1985年に創建)
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 境内にある大伴家持の万葉歌碑
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【歌】 馬並めて いざ打ち行かな 渋谿の 清き磯廻に 寄する波見に (巻十七・3954)
【口語訳】 馬を連ねて さあ皆出かけよう 渋谿の 清い磯辺に 寄せる波を見に 

 高岡市万葉歴史館前庭の万葉歌碑(家持の二上山の賦一首)
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【歌】 射水川(いみずかは) い行き巡れる 玉櫛笥(たまくしげ) 二上山は 春花の 咲ける盛りに 秋の葉の にほへる時に 出で立ちて 振り放(さ)け見れば 神からや そこば貴き 山からや 見が欲しからむ 皇神(すめかみ)の 裾廻の山の 渋谿の 崎の荒磯(ありそ)に 朝なぎに 寄する白波 夕なぎに 満ち来る潮の いや増しに 絶ゆることなく 古(いにしへ)ゆ 今の現(をつつ)に かくしこそ 見る人ごとに かけてしのはめ  

 元号「令和」の出典が『万葉集』であることを記念して、館長の坂本先生が揮毫された家持の歌の記念幕(正面玄関で)
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右:朝床に 聞けばはるけし 射水川 朝漕ぎしつつ 唱ふ舟人 (巻十九・4150)
左:春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子 (巻十九・4139)

 坂本先生の講演(「越中の万葉と海」)
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Posted by katakago at 20:34
フジバカマが咲いています [2019年10月06日(Sun)]
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 山上憶良の「秋の七種(ななくさ)」に詠まれたフジバカマが咲いています。
【歌】 秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種の花 (巻八・1537)
【歌】 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花 (巻八・1538)
 ハギやクズの花は咲き終わりましたが、ススキの穂が出て、オミナエシやカワラナデシコはまだ花を咲かせている株もあります。秋の七種(ななくさ)の「あさがほ」に当たると見られているキキョウも咲いています。
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 畑の一角では、ヨメナやイヌタデ(赤まんま)が咲いています。
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 庭のアラカシにドングリが生っていました。
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 アラカシのドングリは殻斗(わん型の苞)に堅果が一個で、万葉歌では、次のように「ひとり」の枕詞として詠まれています(長歌の一部を掲載)。
【歌】 ・・・ ただひとり い渡らす児は 若草の 夫かあるらむ 橿の実の ひとりか寝らむ 問はまくの 欲しき我妹 家の知らなく (巻九・1742)
 関連記事は次のURL に載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/291

 フヨウは長い間花を咲かせています。
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Posted by katakago at 16:05
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