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タマネギを収穫 [2017年05月31日(Wed)]
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 今月上旬から毎朝食卓に上っていたイチゴもほぼ終わりに近づき、エンドウやソラマメの収穫は終わりました(こちらは親戚や知人にも送れました)。
 今日は、タマネギの収穫を行いました。昨年の出来は今一つでしたが、今年は大きなサイズのものが一輪車に一杯得られました。
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 来月からは、ジャガイモの他、連休前に苗を植えたキュウリ・ナス・トマト・シシトウ・オクラ・エダマメなどを順次収穫できる見込みです。
Posted by katakago at 20:05
花菖蒲が咲き始めました [2017年05月30日(Tue)]
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 蓮池横の花菖蒲園では、色とりどりの花が咲きだしました。春先からの除草や、今月になってから蓮池と共に毎日水管理を行って来ており、その甲斐がありました(花期は来月中旬にかけて)。
 来月は、今のところ4件の来園予定があり、万葉植物と共に楽しんでいただけるかなと思っています。
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 ビオトープ池では、繁茂したフトイに隠れて見落とすところだったのですが、今年もコウホネ(すいれん科)が一輪咲いていました。
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Posted by katakago at 10:47
ため池堰堤の草刈り [2017年05月28日(Sun)]
 今日は朝から、地元生産組合(水利組合)員によるため池堰堤の草刈りを実施しました(先週の溝さらえに引き続き5月の定例行事)。日中の気温はそれほど高くなく昨日並みで助かりました。午前中に作業は終わりましたが、斜面での草刈り作業は、後日足腰に影響が出ないか気がかりです。

 堰堤斜面の草刈り(赤坂池での様子)
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 赤坂池の取水箇所の点検 
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Posted by katakago at 15:13
遠方からの来園者 [2017年05月27日(Sat)]
 今日は広島県呉市の大村一郎氏の万葉グループ(24名)がバスで来られました。大村氏は神中(じんちゅう、神奈川県立横浜第一中学校)時代(昭和16年)に、故犬養孝先生から国語と文法を習われた方で、戦後阪大医学部を出られて今も現役のお医者さん(呉医療センター名誉院長)で、地元で万葉講座も開かれています。
 昨年の瀬戸内海文化を考える会の現地講座「壱岐・対馬」でお会いし、懇親会の場では会の代表の坂本先生からわたしどもの万葉植物園の紹介もしていただいた関係で、興味を持って下さり今年の初めに来園のお話がありました。今回は「猪名川万葉植物園と山陽道万葉故地の旅」として企画され、幸い今日は爽やかな天候となり初夏の万葉植物園を楽しんでいただけたかなと思っています。
 旅程が詰まっている中、せっかく遠方から川西市に来ていただいたので、清和源氏ゆかりの多田神社にもご案内しました。

 五輪塔の前で記念写真
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 新緑の裏山を巡って
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 蓮池の前で記念写真
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 多田神社に参拝(写真前方は国指定重要文化財の拝殿)
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 本殿(写真右、国指定重要文化財)後方の御廟所(満仲公・頼光公、写真左)の前で神官から説明(多田院鳴動など)を聞きました。
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Posted by katakago at 15:42
ウツギの花が咲き始めました [2017年05月24日(Wed)]
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 裏山ではウツギ(ゆきのした科)が咲き始めました。ウツギは万葉歌に24首詠まれています(万葉歌では”うのはな”)。 その中から次の2首を載せておきます。
【歌】 五月山 卯の花月夜 ほととぎす 聞けども飽かず また鳴かぬかも (巻十・1953)
【口語訳】 五月の山に卯の花が咲いている美しい月夜に、ホトトギスの声はいくら聞いても飽きない。また鳴かないかなあ。

【歌】 卯の花の 咲く月立ちぬ ほととぎす 来鳴きとよめよ 含みたりとも (巻十八・4066 大伴家持)
【口語訳】 卯の花の咲く月になった。ホトトギスよ、来て鳴き響かせてくれ。まだ蕾のままであっても。
 題詞には、「四月一日に、掾久米朝臣広縄が館に宴する歌四首」とあり、これは主賓の越中国守大伴家持の歌(四月一日は太陽暦の五月六日に当たる)。
 卯の花とホトトギスがセットで詠まれた歌は17首あり、タチバナもホトトギスと一緒に詠まれた歌が20首を超え、特に家持がホトトギスを多く詠んでいます。
 こちらでは今のところまだホトトギスの鳴き声を耳にしません。
 タチバナの花
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【歌】 橘の にほへる苑に ほととぎす 鳴くと人告ぐ 網ささましを (巻十七・3918 大伴家持)
【口語訳】 橘の咲きほこる園にホトトギスが鳴いていると人が告げてくれた。網を張ればよかったなあ(網に捕らえておけば、いつでも鳴き声が聞けるのに)。


 ヤマアジサイ(ゆきのした科)も咲き始めました。
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 蓮池では、ハスの立ち葉が伸びてきました。
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 花菖蒲が一輪開花しました。
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Posted by katakago at 15:49
田植え前の水路清掃 [2017年05月22日(Mon)]
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 昨日(5/21)は、地元生産組合・水利組合の共同作業として、水路の清掃を実施しました(写真は矢問川ゲートの清掃作業開始の様子)。天候には恵まれましたが、わたしを含め高齢の組合員にとっては、炎天下の作業は大変でした。
 組合長になって初めての大きな行事の一つが終わってホッとしています。

 次の日曜日はため池堰堤の草刈りを予定しています。


Posted by katakago at 11:15
初夏の万葉植物ーその2 [2017年05月20日(Sat)]
 先月末に水を張った蓮池で、今朝、アサザ(みつがしわ科の多年生の浮葉植物)が三輪咲いていました。畦道には、ノビル(ゆり科)やチガヤ(いね科)の群生が見られます。
 アサザの花(万葉歌では、次の長歌に”あざさ”として詠まれています)
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【歌】 うちひさつ 三宅の原ゆ ひた土に 足踏み貫き 夏草を 腰になづみ いかなるや 人の児故そ 通はすも我子 うべなうべな 母は知らじ うべなうべな 父は知らじ 蜷の腸 か黒き髪に ま木綿もち あざさ結ひ垂れ 大和の 黄楊の小櫛を 押へ挿す うらぐはし児 それそ我が妻 (巻十三・3295)
 父母の問いかけに、息子が自分の妻についてうち明ける形式で、”あざさ”の花を黒い髪の飾りとしてつけている娘、と詠まれています。

 ノビル
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【歌】 醤酢に 蒜搗き合てて 鯛願ふ 我にな見えそ 水葱の羹 (巻十六・3829 長忌寸意吉麻呂)
【口語訳】 醤酢(ひしおす)に 蒜を搗き加えて 鯛が食いたい わたしの目の前から失せろ そこな水葱(なぎ)の羹(あつもの)よ
(題詞に、酢・醤・蒜・鯛・水葱を詠む歌、とある物名歌の一つ)

 チガヤ(葉に先立って出た花穂をツバナ(茅花)といい食用となる)
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【歌】 戯奴がため 我が手もすまに 春の野に 抜ける茅花そ 召して肥えませ (巻八・1460 紀女郎)
【口語訳】 戯奴(わけ)のため 手も休めずに 春の野で 抜いておいたつばなですよ 食べて少しはお肥りなさい 
 (紀女郎(きのいらつめ)が大伴家持に贈った戯れ歌)

 万葉植物ではありませんが、蓮池のそばでは花菖蒲の蕾が見られ始めました(今月下旬から6月にかけて開花が見込まれます)。
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Posted by katakago at 13:50
初夏の万葉植物ーその1 [2017年05月18日(Thu)]
 この時期、万葉歌に詠まれた植物の花が多種類見られるようになりました。ここでは、ムラサキ(むらさき)、エゴノキ(やまぢさ)、センダン(あふち)、ノイバラ(うまら)、マユミ(まゆみ)の花の写真と歌一首を掲載します。

 ムラサキ
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【歌】 託馬野に 生ふる紫草 衣に染め いまだ着ずして 色に出でにけり (巻三・395 笠女郎)
【口語訳】 託馬野に 生えた紫草を 服に染めつけ まだ着もしないで 色に現れました
 ムラサキの花は白ですが、根には紫色の色素(シコニン)を蓄積し、上代の重要な染料(紫根染)で、天智天皇の蒲生野での薬狩りの際の額田王の歌にも詠まれています。この歌は笠女郎が大伴家持に贈った歌で、家持への思いがまだ遂げられないのに、人に知られてしまったことを譬えた譬喩歌。

 エゴノキ(白い花が下向きに咲いています)
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【歌】 山ぢさの 白露重み うらぶれて 心に深く 我が恋止まず (巻十一・2469)
【口語訳】 山ぢさが 白露の重みで たわむようにうちしおれて 心の奥深くで 私の恋は止まない

 センダン(オウチ)
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【歌】我妹子に 楝の花は 散り過ぎず 今咲けるごと ありこせぬかも (巻十・1973)
【口語訳】 (我妹子に) 楝(あふち)の花は 散り失せずに 今咲いているように あってくれないものか
 「我妹子に」は、「逢ふ」から同音で「楝(あふち)」に掛かる枕詞。

 ノイバラ(万葉歌では上総国の防人歌に”うまら”として詠まれている)
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【歌】 道の辺の 茨の末に 延ほ豆の からまる君を はかれか行かむ (巻二十・4352 上丁丈部鳥)
【口語訳】 道ばたの 茨の先に 這いまつわる豆の蔓のように まつわりつくあなたと 別れて行くことか

 マユミの花
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【歌】 南淵の 細川山に 立つ檀 弓束巻くまで 人に知らえじ (巻七・1330)
【口語訳】 南淵の 細川山に 立つ檀の木 弓に出来上がるまで 人に知られないようにしようね
 譬喩歌の弓に寄せる二首の一首で、目をつけた女を自分の妻にするまで誰にも知られたくないと願う男の歌。檀の木は材質強靭で弓の材とされた。




Posted by katakago at 14:52
カキツバタが咲いています [2017年05月10日(Wed)]
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 ビオトープ池では、フトイに囲まれてカキツバタが咲いています(背景の白い花はホソバオモダカ)。
 カキツバタは万葉歌に「かきつはた」として7首詠まれており、巻七の譬喩歌には「かきつはた」を女性の譬えとした次のような歌があります。
【歌】 住吉の 浅沢小野の かきつはた 衣に摺り付け 着む日知らずも (巻七・1361)
【口語訳】 住吉の 浅沢小野(住吉神社東南の低湿地)の かきつばたを 衣に摺り付けて 着るのはさていつのことやら
 (いつになったら恋い慕っている女性に接することが出来るだろうか、の意)

 蓮池の脇に植えたカキツバタ
先月下旬から水を張った蓮池では、ハスの浮き葉が出てきました。
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 畑に植えている桐の木は今、花が咲いています。
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Posted by katakago at 20:14
クルミの花 [2017年05月08日(Mon)]
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 3年前に苗を植えたオニグルミ(くるみ科)が初めて花を咲かせました。雌花穂は新枝の先に直立しています。種子は食用となり秋の収穫が楽しみです。


 花が終わったポポーは小さな実をつけています。
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Posted by katakago at 13:12
イチゴを収穫 [2017年05月07日(Sun)]
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 昨年秋に苗を植えたイチゴは、ようやく実が色づき始めました。

 イチゴを植えた畝(右端)の様子(防鳥ネットを張っています)  
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 今朝の収穫
実は不揃いですが、連休で帰っていた長男の家族と初めて味わいました。
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Posted by katakago at 10:22
ビワの袋掛け [2017年05月01日(Mon)]
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 果樹園に植えているビワの木(苗木を植えて8年目)が、今年はたくさん実をつけています。そこで、遅ればせながら(本来3月下旬に行うべきところですが)袋掛けを行いました。
 40袋を掛けました。
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 サクランボ(暖地桜桃)が色付き始めました。今月中旬には収穫できる見込みですが、防鳥ネットをかぶせないとヒヨドリに食べられてしまいます。
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 アンズの実が生っています(苗木を植えて3年目)。
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 ポポーの花
夏に果実を収穫できます(6株植えており昨年はたくさん採れました)。
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Posted by katakago at 13:45
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