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ミカンも色づき始めました [2014年09月30日(Tue)]
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 このところ果樹園では毎朝クリ拾いをしています。先月の丹波に続き今は銀寄と筑波です。これまでに離れて暮らす子供たちにも送ってやりましたが、まだかなり収穫できそうです。

 カキやミカンも色づき始めました(写真は温州ミカン)。試しに黄色くなったミカンを一つ採って食してみたところ、酸っぱさはほとんどなく間もなく美味しく食べられそうです。

Posted by katakago at 09:32
秋の野に咲く花 ー オケラ・ヨメナ・イヌタデ [2014年09月29日(Mon)]
 山上憶良が詠んだ秋の七種(ななくさ)に続き、オケラの花が咲き始めました。また、畑の片隅ではヨメナやイヌタデの花もみられます。

 オケラ
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 オケラは、うけら(原文は宇家良と表記)として、巻十四の東歌に三首詠まれていています。それらの解説はこれまでの記事(下記のURL)に載せています。
【歌】 恋しけば 袖も振らむを 武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ (M-3376)
【歌】 いかにして 恋ひばか妹に 武蔵野の うけらが花の 色に出ずあらむ (或る本の歌)
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/182
【歌】 安斉可潟 潮干のゆたに 思へらば うけらが花の 色に出めやも (M-3503)
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/476

 ヨメナ
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 万葉歌では、ヨメナはうはぎ(原文は宇波疑・菟芽子と表記)として詠まれ、その歌から若芽が食用にされていたことが分かります。次の歌の解説はこれまでの記事(下記URL)に載せています。
【歌】 春日野に 煙立つ見ゆ 娘子らし 春野のうはぎ 摘みて煮らしも (I-1879)
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/279
【歌】 妻もあらば 摘みて食げまし 沙弥の山 野の上のうはぎ 過ぎにけらずや (柿本人麻呂 A-221)
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/107 

 イヌタデ
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Posted by katakago at 15:02
万葉うたがたりコンサート in 静思館 [2014年09月28日(Sun)]
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 今日の午後、私が住んでいる隣町の猪名川町で岡本三千代さんの「万葉うたがたりコンサート」がありました。主催者の「猪名川万葉の会」からご招待をいただき参加しました。場所は、猪名川町立静思館で開催されました。この建物は古美術商であった冨田熊作が昭和7年から3年がかりで建てた旧冨田邸(当時として大変珍しい水洗式トイレや書斎蔵にはオンドル式床暖房も)で、国登録有形文化財となっています。コンサートはその台所の土間を舞台にして行われました。
 客席から見た舞台の様子
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 コンサートでは、山上憶良の秋の七種(ななくさ)の歌をはじめ、恋歌を中心に月や時雨を題材にした歌も取り上げられ、最後に、集中一首のみ「猪名川」が詠まれた歌に、5首の万葉歌を加えて「沫雪の恋」と題する新しい曲が披露されました。
 猪名川が詠まれた歌を載せておきます。
【歌】 かくのみに ありけるものを 猪名川の 奥を深めて 我が思へりける (O-3804)
ちなみに、私どもの万葉植物園の命名もこの歌によっています。 

 昨日、「猪名川万葉の会」の役員の方から依頼を受け、会場に飾る秋の万葉植物を私どもの植物園で準備しました。ハギ・クリ・ナツメ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ・ケイトウ・シロバナサクラタデ・アワ・ススキ・ヒオウギ(ぬばたま)などを玄関や舞台に飾っていただきました。
 玄関の生け花
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 舞台に飾られた万葉の花
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 なお、今回主催された「猪名川万葉の会」では、毎月一回、日生公民館で、岡本三千代さんを講師に万葉講座が開催されています。
Posted by katakago at 18:56
月下美人 続報 [2014年09月23日(Tue)]
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 今朝掲載した月下美人の残りの蕾(7個)も、午後9時頃には全て開花しました。
 株全体の様子(右端は昨夜開花したもの)
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Posted by katakago at 21:26
月下美人が咲きました [2014年09月23日(Tue)]
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 昨夜(9/22)、月下美人が咲きました。今年は珍しく二度目の開花で、しかも今回は一株に8個の蕾を付けており、そのうちの一つです。
 今朝の様子(開花したものと7個の蕾)
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Posted by katakago at 08:12
秋晴れに来園者(9/21)  [2014年09月22日(Mon)]
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 秋晴れに恵まれた昨日(9/21)、植物園に4人の訪問者を迎えました。カルチャーセンターの万葉講座やウォーキングでご一緒する方々です。ヒガンバナやハギなど秋の万葉植物観賞とともに、草花(ヒオウギ・キキョウ・カワラナデシコ・ハマユウなど)の種子の採集の他、クリ拾いやラッカセイ掘りも楽しんでもらえました。

 クリ拾い(この時期は銀寄と筑波)
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 ラッカセイの試し掘り(3株掘り上げたところ地中で豆果ができていました)
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Posted by katakago at 04:51
第27回濱田青陵賞受賞記念講演・シンポジウム(9/20) [2014年09月21日(Sun)]
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 万葉集から始まって、古事記・日本書紀や最近は考古学の分野にも関心の領域が広がり、関連の講演会や現地見学会にも参加する機会が増えました。
 昨日(9/20)は、岸和田市出身の考古学者 濱田耕作(号 青陵)の業績を記念して設けられた濱田青陵賞の27回目の受賞記念講演とシンポジウムがあり聴講しました。
 今年の受賞者は、「百済を中心とする朝鮮半島墳墓の研究と古代日朝関係史、朝鮮考古学の研究」が評価された吉井秀夫氏(京都大学大学院教授)で、受賞記念講演は、「日本列島の古墳と朝鮮半島の墳墓 ー その築造過程からみた比較 ー」と題して行われました。

 講演される吉井秀夫氏
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 講演の中で興味があった「墳墓の築造過程の違いとその意味」について、当日の配布資料とパワーポイントの画面(以下の2枚の写真)より、メモを残しておきます。
 墳丘先行形墳墓の例(日本の前方後円墳)
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 墳丘先行形墳墓の場合、被葬者を棺に安置する葬送儀礼は、埋葬施設が位置する墳丘上面で行われる(墳丘が一連の葬送儀礼が行われる舞台であったとの見解)。
 それに対し、新羅と加耶諸国が位置する洛東江流域の墳墓の場合、地下に埋葬施設を造りその中に被葬者・埋葬品を安置してから墓壙全体が埋め戻され、その後地上に墳丘が造られた(墳丘後行型墳墓)。
 古墳時代(朝鮮半島では高句麗・百済・新羅・加耶諸国の三国時代)には、朝鮮半島との交流があり、地域毎の墳墓の構造や規模の相違については、当時の人々はある程度知っていたにもかかわらず、独特な墳墓が築造され続けたのは、吉井氏によれば、それぞれの地域毎に、墳墓築造の基本原理と葬送儀礼の伝統が守られてきたからとみられています。

 朝鮮半島と日本列島の王墓の規模の比較
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 この図では大仙古墳が朝鮮半島の墳墓に比べ異常な大きさであるが、図中の赤丸部分が葬送儀礼の空間で、このレベルで比較するとあまり違わないとのことでした。
 ちなみに、この図に示された皇南大塚は、3年前の韓国歴史の旅(飛鳥を愛する会の秋季現地講座)で皇南洞古墳公園を訪れた際にその外観を見学しました。

 後半は、「波涛をこえて ー 古代東アジアの交流史 ー」と題して、受賞者の吉井氏と4人のパネリストによるシンポジウムが行われました。
 パネリストによる講演の様子
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 参考までに昨年の記事は
      ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/702

韓国歴史の旅で皇南大塚を訪れた時の記事は
      ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/209

Posted by katakago at 17:50
秋空にアワの穂 [2014年09月19日(Fri)]
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 今年は種を蒔かなかったのですが、畑の片隅でアワが一株穂を付けていました。昨年のこぼれ種が発芽したものと思われます。
 巻三の譬喩歌に粟が詠まれた次の歌があります。
【歌】 ちはやぶる 神の社し なかりせば 春日の野辺に 粟蒔かましを (B-404)
この歌の解説は、次のURLに載せています。
     ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/146

 シロバナサクラタデも咲いています。
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 巻十一の寄物陳思歌に蓼が詠まれた次の一首があります。
【歌】 我がやどの 穂蓼古幹 摘み生ほし 実になるまでに 君をし待たむ (J-2759)
この歌の解説は、次のURLに載せています。
     ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/111
Posted by katakago at 13:55
ヒガンバナ続報 [2014年09月18日(Thu)]
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 畦道には今、ヒガンバナの花が真っ盛りです。
1枚目の写真は手取り除草した個所。2枚目は花茎が出る前に草刈り機で刈り取った畦道。
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 このところ大分過ごし良くなり、畑仕事も捗ります。これから植え付ける野菜用の畝立作業や花菖蒲の株分けを少しづつ行っています。
Posted by katakago at 16:40
季節外れに咲くヤマブキ [2014年09月15日(Mon)]
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 裏山でヤマブキ(八重)が2輪花を咲かせています。この時期の花は珍しいと思います(ヤマブキは万葉歌に17首詠まれています)。
 万葉歌で、季節外れに咲いた藤が非時藤(ときじきふじ)として詠まれている例があります(ナツフジとする説もある)が、これ以外には、非時+植物名の用例は無いようです。



Posted by katakago at 09:31
鷺の舞 [2014年09月14日(Sun)]
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 最近、畑でアオサギを見かけることがあります。これまでも何度か写真に撮る機会がありましたが、今回は飛び立つ瞬間をとらえることが出来ました。
 万葉歌には巻十六に、題詞に「白鷺の木を啄ひて飛ぶを詠む歌」とある長忌寸意吉麻呂の歌があります。
【歌】 池神の 力士舞かも 白鷺の 桙啄ひ持ちて 飛び渡るらむ (O-3831)
【口語訳】 池神の 力士舞なのかな 白鷺が 桙をくわえ持って 飛び渡っているのは
「力士舞」は伎楽「力士」で、桙を振るって外道の崑崙を降伏させる力士の舞い(岩波文庫『万葉集(四)』。宴席に在ったこのような図柄の絵をもとに詠まれたと考える注釈書があります(『釈注』、『全歌講義』など)。巻十六にはこの歌を含め意吉麻呂の物の名を詠みこんだ歌が8首あり、宴席での座興として詠まれた歌とみられています。  



Posted by katakago at 13:53
ヒガンバナが咲き始めました [2014年09月12日(Fri)]
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 畦道ではヒガンバナが咲きだしました。この時期に草刈り機で畦の草刈りを行うと、草に隠れて出てきた花茎を一緒に刈り取ってしまうので、畦の一部は花茎を避けて鎌で草を刈り取りました。
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 次の万葉歌にいちし(原文は壱師と表記)と詠まれている植物をヒガンバナにあてる説があります(牧野富太郎ほか)。
【歌】 道の辺の いちしの花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻は (J-2480)
この歌の解説と牧野説については次のURLに載せています。
    ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/172


Posted by katakago at 19:02
中秋の名月 ー 唐招提寺観月讃仏会(9/8) [2014年09月09日(Tue)]
 昨日(9/8)は中秋の名月にあたり、いくつかの寺社で観月の行事がありましたが、私は3年前に続き唐招提寺に出かけました。前回は残念ながら月を見ることが出来なかったのですが、今年は金堂前で読経が行われる中、境内で見事な月の出を見ることが出来ました。
 以下、当日の金堂前で撮影した写真を載せておきます。

 夕方一旦閉じられた門が開かれると大勢の人々がお参りに訪れました(写真中央が金堂) 
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 午後6時、鐘の音を合図に9人の僧侶が金堂前で読経を開始(中央に盧舎那仏座像、左に千手観音立像、右に薬師如来立像)
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 読経の途中で東の空に月がのぼって来ました
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 境内にある会津八一の歌碑
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【歌】 おほてらの まろきはしらの つきかげを つちにふみつつ ものをこそおもへ

 周囲が暗くなった金堂内
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 3年前に参加した時の記事は次のURLを
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/167
Posted by katakago at 07:20
川西市の新発見遺跡の報告講演会(9/7) [2014年09月08日(Mon)]
 川西市の遺跡として、市内南部に位置する弥生時代中期の加茂遺跡(約20ヘクタールの大規模集落、一部は国史跡に指定)が有名ですが、今回、新名神高速道路建設に伴う発掘調査により、市内北部でも新たな遺跡が発見され、その報告講演会が開催されました(9/7)。
 写真は会場(中央公民館)に掲示されたパネル
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 @西畦野下ノ段・井戸遺跡とA石道才谷・堂ノ後遺跡の発掘成果が、それぞれ担当された中川渉氏(遺跡@)と久保弘幸氏(遺跡A)から報告されました(両氏は共に公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター所属)。

 遺跡@については、市内初めての縄文時代前期・中期の土器が出土し、3世紀の集落跡から重圏文鏡が見つかり、平安~鎌倉時代の建物跡群も発見されました(長期間にわたり人々の生活の場になっていた可能性)。

 遺跡Aについては、奈良時代の建物跡と旧河道が見つかり、墨書土器や木簡・木製祭祀具(斎串)が出土し、何らかの役所に関連する遺跡とみられています。さらに、多量に出土した製塩土器(製塩現地からそのまま土器に入れた状態で運ばれてきた)も注目されています(家畜の飼育には塩が必須で、特に多量の汗をかく馬には塩が必要であったとのこと)。
 『日本後紀』平城天皇大同3年7月条(808年)に、「摂津の国川辺郡の畦野牧を廃す」とあり、上記のような状況証拠から、この遺跡が奈良時代に存在した官営牧場「畦野牧」である可能性が示唆されており、出土遺物の継続的な分析結果が待たれます。

 
 なお、市内の加茂遺跡関連記事は次のURLに載せています。
    ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/676  


Posted by katakago at 06:04
奈良講座「記紀万葉」第3回(9/6) [2014年09月07日(Sun)]
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 先月末から11月初めにかけて、6回のシリーズで奈良講座「記紀万葉」が開催されています(上の写真は武庫川女子大学中央キャンパス正門前の立て看板)。
 阪神電車なんば線(神戸三宮から尼崎経由で大阪難波からは近鉄奈良線に乗り入れて奈良まで直通)の開業5年周年を記念して、阪神電鉄が主催し武庫川女子大学(奈良方面からの学生も増えているとのこと)の共催で実施されています。この講座に参加するには事前の申し込みが必要で、応募者多数の場合は抽選となります(現時点では申し込みは締め切られている)。

 第三回目(9/6)は、影山尚之先生(武庫川女子大学教授)による「万葉の歴史と風土 ー 聖武天皇と奈良・難波・播磨 ー」と題する講演です。私は先生のご配慮により参加できましたが、万葉仲間の4人が申し込んだところ、1名のみがあたり(4名まで参加可)で、かろうじて一緒に聴講できました(200名の定員に対し700名以上の応募があったようです)。
 抽選にあたった人に発送された招待ハガキ
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 これまで、朝日カルチャー中之島の瀧浪貞子先生(京都女子大学名誉教授)による「歴史の中の藤原氏」の講座で、不比等の外孫としての首(おびと)皇子・女帝と藤原氏・聖武と光明子などの話題が取り上げられ、二人の女帝(元明。元正)を中継ぎに天武直系の男帝として即位(24歳)した聖武天皇に関する講義を興味深く聴いて来ました。
 今回、その聖武天皇が万葉の歴史と風土の視点で語られるので関心がありました。以下講演と配布資料よりメモを残しておきます。
 影山先生によると、紀貫之が書いた『古今和歌集』仮名序にある「ならの御時」・「ならのみかど」は聖武天皇を擱いて他になく、その時代(神亀・天平期)に和歌が興隆し、聖武自身『万葉集』に短歌10首長歌1首を留める、まさに「歌の心をしろしめ」す天皇であった。
・即位直後に紀伊国行幸・吉野行幸が行われ、柿本人麻呂以来の行幸供奉讃歌が復活した(山部赤人・笠金村・車持千年らの宮廷歌人が活躍)。
・天武朝に焼失した難波宮(前期難波宮)の再興事業が行われ(後期難波宮)、難波宮周辺が賑わいを取り戻した(金村・千年・赤人らの供奉讃歌)。
・播磨国は聖武天皇即位の大嘗祭の際に須機(主基)国になった関係で行幸が行われ、金村・赤人が歌を詠んでいる(名寸隅・印南野・藤江の浦・辛荷の島・都太の細江・敏馬の浦・須磨などの地名が詠み込まれている)。


Posted by katakago at 16:43
秋の野に咲きたる花を指折り・・・ [2014年09月05日(Fri)]
 9月に入り大分過ごし良くなり、植物園でも秋の草花が花を咲かせています。巻八に、山上憶良の「秋野の花を詠む歌二首」があります。
【歌】 秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花 (G-1537)
【歌】 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花 (G-1538)
 歌の解説はこれまでの記事に載せています。
      ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/173

 秋の七種(ななくさ)のうち、クズは現在園内には植えていません(猪名川の河川沿いでは花を見かけますが)。フジバカマはまだ蕾で開花は9月下旬以降かと思われます。ハギやオミナエシは真っ盛りで、カワラナデシコやキキョウも今春播種して育てたものが今、花を咲かせています。ススキの穂も出始めました。

 フジバカマの蕾
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 オミナエシとハギ
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 カワラナデシコ
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 キキョウ(万葉歌では朝顔とされる)
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 ススキ(尾花)
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 次の二枚の写真は春日大社参道脇にある万葉歌碑(撮影は2014/3/15)
一首目
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二首目
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Posted by katakago at 18:24
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