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木田院碑拓本の表装完成 [2014年08月31日(Sun)]
 大仙寺(大阪市中央区谷町9丁目5-6)にある木田院碑拓本の表装が出来上がりました。早速床の間に掛けてみました。
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 木田院碑に関するこれまでの記事は下記のURLに載せています。
大仙寺にある石碑を探し当てた経緯について
      ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/783

木田院碑文について
      ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/879
 そこでふれたように、この碑文全文が掲載されている白隠語録『荊叢毒蘂(けいそうどくずい)』の全訳注が芳澤勝弘先生(花園大学教授)により近く出版されることになっています。詳細はその時点で取り上げるとして、ここでは、『別冊太陽 白隠 ー 衆生本来仏なり』(2013.1.14発行)で、芳澤先生が書かれている「白隠の言葉」より、以下の個所(碑文の後半部分にあたる)を引用させていただきました。
 『荊叢毒蘂』「木田院碑」には「小を得て満足してはならない。修行が進めば進むほど、さらに研鑽せねばならない。永遠の四弘誓願の精神によって、生きとし生けるものを救済せよ。それを菩提心というのだ。いくら仏教の深奥を学びつくし、万善を行じつくしても、菩提心がなければ、最終的には魔道に落ちるのである」とのべる。
 参考までに、四弘誓願(しぐせいがん)について、同じく芳澤先生が同書の「白隠の禅とは」に書かれているのを掲載させていただきます。
一、衆生は無辺なれども、誓って度(すく)わんことを願う。
二、煩悩は無尽なれども、誓って断たんことを願う。
三、法門は無量なれども、誓って学ばんことを願う。
四、仏道は無上なれども、誓って成ぜんことを願う。
 芳澤先生によれば、白隠が最終的に求めたものは、悟りを求めるとともに、他者をも救っていこうとする「菩提心」であり、その精神を表したものが、すべての仏教でいわれるところの「四弘誓願」である、とあります。
 現在の我が家の宗派は浄土宗で、この四弘誓願も檀信徒勤行経典のなかの總願偈(そうがんげ)にでておりこれまで唱えては来ましたが、その意味するところについて深く考えることもありませんでした。これを機にあらためてその教えを考えてみたいと思います。








Posted by katakago at 15:36
早くも秋の味覚が [2014年08月30日(Sat)]
 このところ大分過ごし良くなりました。果樹園では早生のクリ(品種:丹沢)のイガがはじけて毎朝クリ拾いしています。早生のカキ(品種:早秋)も色づき始めました。こちらは防鳥ネットをかぶせておかないと収穫前に鳥にかじられてしまいます。今朝セットしました。畑に植えているミヤギノハギも咲き始めました。

 クリのイガ
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 写真ではクリのイガの中に実が三つ入っています。そこで万葉歌には次のような「三栗の」が「なか」の枕詞として詠まれたものがあります。
【歌】 三栗の 那賀に向かへる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが (H-1745)
この歌の解説は次のURLに載せています。
      ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/164

 色づき始めたカキ(栽培しているカキの中では最も早くに収穫できる)
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 咲き始めたミヤギノハギ(写真後方はオミナエシ)
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Posted by katakago at 13:30
譬喩歌に詠まれた植物 ー ツユクサ・コナギ [2014年08月29日(Fri)]
 ツユクサは畑の雑草でありコナギは水田の雑草ですが、ここではこれらの植物が譬喩歌に詠まれた例をあげておきます。いずれも摺り染めに用いられたようで、下記の巻七1339番歌(ツユクサ)の「衣色どり摺る」では求婚を受け入れる意に、巻十四の東歌3576番歌(コナギ)の「衣に摺り付け」では女を我がものとしたことに譬えられています。
 ツユクサ
畑の除草作業で、ツユクサの群生が見られる処はそのまま残しておきました(次の写真)。万葉歌では、つきくさ(原文は月草・鴨頭草と表記)として詠まれています。
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【歌】 月草に 衣色どり 摺らめども うつろふ色と 言ふが苦しさ (F-1339)
この歌の解説は次のURLに載せています。
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/73

 コナギ(万葉歌の原文では古奈宜などと表記)
蓮池の水の落ち口に小さなバットを置いてコナギを栽培しています。
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【歌】 苗代の 小水葱が花を 衣に摺り なるるまにまに あぜかかなしけ (M-3576)
この歌の解説は次のURLに載せています。
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/139
Posted by katakago at 19:40
ヤマナシとナツメの実 [2014年08月25日(Mon)]
 畑では今、ヤマナシ(食用ナシの野生型)とナツメの実が生っています。ヤマナシは実生から育てているもので、今年初めて花を咲かせ実も生りました。
 ヤマナシの実(直径は5cmほど)
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花の写真は次のURLに掲載
     ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/804

 ナツメの実
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 梨と棗が詠まれた次の万葉歌がありますが、解説はこれまでの記事に載せています。
【歌】 梨棗 黍に粟次ぎ 延ふ葛の 後も逢はむと 葵花咲く (O-3834)
          ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/131

Posted by katakago at 10:20
垣根に絡まって咲くヘクソカズラとナツフジ [2014年08月24日(Sun)]
 裏山の植物園では、伐採した竹やその枝を使って垣根を作っています。それに絡まって蔓性の植物(ナツフジ・ヘクソカズラ・アカネなど)が生育しています。
 ヘクソカズラ(あかね科)の花
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 万葉歌では、くそかずら(原文は屎葛と表記)として詠まれています(次の歌の解説は下記のURLを)。
【歌】 ざうけふに 延ひおほとれる 屎葛 絶ゆることなく 宮仕へせむ (高宮王 O-3855)
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/116

 ナツフジ(まめ科)の花
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 万葉歌で、ときじきふじ(原文は非時藤と表記)と詠まれているものをナツフジとする説があります。解説は、これまでの記事(次のURL)に載せています。
【歌】 我がやどの 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑まひを (大伴家持 G-1627)
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/135


 植物園の入り口近くでは、キツネノカミソリ(ひがんばな科)が咲いていました。
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Posted by katakago at 14:41
ハスが未だ咲いています [2014年08月23日(Sat)]
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 6月下旬から咲き始め毎日楽しませてくれたハスが、8月下旬の今も未だ10輪以上花を咲かせています。今年は3月末に豆炭型の肥料を多数施肥した加減か葉も青々としており、蓮根の生育も期待されます。
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 蓮池の傍で見かけたシオカラトンボ
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Posted by katakago at 10:05
畑の除草を終えました [2014年08月21日(Thu)]
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 植物園は裏山の他に3ヶ所の畑でも万葉植物を栽培しています。そのうちの一番広い畑(約250坪ほど)の除草を半月がかりで終えました。ここにはビオトープ池を造り、周辺にはキキョウ・オミナエシ・カワラナデシコ・ヒオウギ・ハマユウ・ヤブカンゾウ等の草花が生育し、花木類(ヤマザクラ・ヤマナシ・モモ・エゴノキ・ハギ・フジなど)も植えています。木の株元も含め大部分は手取り除草を行い(これで時間がかかりました)、残り(ベニバナやヒマワリを植えていた場所)は刈払機で刈り取りました。上の写真のようにすっきりしました(写真手前はヒオウギ)。

 ノカンゾウの花が咲き始めました。
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 万葉歌で、わすれぐさ(原文は萱草と表記)と詠まれている植物は、ヤブカンゾウ(八重)やノカンゾウ(一重)とみられています。わすれぐさが詠まれた万葉歌は、次のURLに載せています。
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/82
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/385
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/468

Posted by katakago at 16:46
タカサゴユリが咲いています [2014年08月17日(Sun)]
 8月になってタカサゴユリ(タイワンユリとも)が、自宅庭をはじめ、裏山や畑のあちらこちらで花を咲かせています(実生で容易に殖える)。植物園で植えているユリ類では最も遅く咲きます。図鑑によれば、台湾原産で大正12年に渡来したといわれています。
 裏山では花は一輪だけ付けてひっそりと咲いていました。
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 畑では環境が良いためか、いずれも何輪もの花を付けていました(次の3枚の写真)。
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Posted by katakago at 11:03
市内まち歩き冊子に植物園も掲載 [2014年08月16日(Sat)]
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 このたび「NPO法人川西再発見」により『川西ええとこ絵図~まち歩きのおともに~』が発行されました(2014年7月)。これまでの活動をとおして集められた市内の歴史・文化・自然などを、子どもたちや次世代に伝えてゆく想いも込められています。

 7つのコース毎に地図と散策ルート・写真入りで見学地の説明等が掲載されています。そのうち「清和源氏発祥の地・多田周辺」の個所で、近くの見所の一つに私どもの猪名川万葉植物園もとりあげてくださいました。
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Posted by katakago at 18:13
今朝の蓮池で [2014年08月12日(Tue)]
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 一月以上楽しませてくれた蓮池の花も終わりに近づきました。お盆を前に、蕾や花托を生け花用に切り取りました。
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Posted by katakago at 09:22
台風が過ぎ去って [2014年08月11日(Mon)]
 今回の台風は雨も多かったのですが、風も強く裏山では竹が折れたり、五輪塔の傍ではアラカシの大きな枝が折れて落下していました。五輪塔を直撃しなかったのが幸いです。今朝は裏山や畑で後片付けに追われました。
 枝を大きな鋸で切り分けて撤去しました。
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 果樹園ではクリのイガがたくさん落ちていました。
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 クリの他に、今年初めて生ったポポーやヤマナシも落ちてしまいました。
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Posted by katakago at 11:32
大仙寺の木田院碑文について [2014年08月10日(Sun)]
 これまで何度かこのブログで触れてきた大仙寺の木田院碑の碑文釈読について、花園大学の芳澤 勝弘先生(国際禅学研究所教授・副所長)に相談しましたところ、思いもかけないご返事をいただきました。
 この碑文全文は、白隠禅師の漢文語録『荊叢毒蘂(けいそうどくずい)』に掲載されており、芳澤先生はその全訳注を終えられたばかりとのことでした(誠に奇しきご縁とのお手紙を頂きました)。碑文の訓読と訳文も送ってくださり、この3月に石碑を見つけて以来の念願(碑文の釈読)が叶いました。訳注本は(財)禅文化研究所から近く出版されるとのことで、詳細はいずれその本の引用により紹介できればと思っています。
 この石碑は、木田種重が宗祖(木田重躬、法号は木田院月桂秋圓居士)百年忌にあたり建立したもので(宝暦八年、1758)、その銘文を白隠が書いています。芳澤先生によると、種重は白隠を信奉し参禅していたようで、『荊叢毒蘂』(九巻からなり木田院碑は巻七に載る)の刊行にも寄与したとみられるとのことでした。

 今回、先生からは木田院碑の『荊叢毒蘂』原文コピーを送って頂いていますが、『荊叢毒蘂』の原書を見てみたく、「日本の古本屋」のサイトで検索したところ、一冊だけあり早速購入しました。

 『荊叢毒蘂』の和綴じ本(宝暦八年序刊)
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 司馬温公の次の語「金を積んで子孫に遺すも、子孫能く護ること無し。書を積んで子孫に遺すも、子孫能く読むこと無し。如(し)かじ、陰徳を冥冥の中に積んで、以て子孫長久の計を遺さむには。」を引用して始まる、木田院碑の全文(以下の3枚)
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 跋文の最後のページ
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 「浪花 木田種重 謹誌」とあり、奥付には、見性院貞室智玄大姉の法号が記されています(この方は過去帳にも載っています)。木田種重の居士号は元照で、天明五年(1785)8月11日に亡くなっており、明日が祥月命日です。お盆を迎えるに当たり、遠い先祖の事績を知ることが出来ひときわ感慨深いものがあります。

 これまでの関連記事は以下のURLに掲載
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/783
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/836
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/872
Posted by katakago at 16:32
カノコユリ(8/7誕生日の花) [2014年08月07日(Thu)]
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 NHKラジオ深夜便の今朝5時前の放送で、今日(8/7)の誕生日の花はカノコユリと紹介されていました。畑に植えた株も数日前から花を咲かせています。花の斑点を鹿の子絞りに見立てた命名といわれる。
 『ラジオ深夜便 誕生日の花と短歌365日』によれば、花ことばは「富と誇り・威厳」となっており、鳥海昭子さんの次の短歌が載せられています。
 不用なる 富よ誇りよ さはあれど 威厳をもちて カノコユリ紅(あか)し

 ユリ類では間もなくタカサゴユリも咲き始めます。


Posted by katakago at 21:23
シンポジウム「万葉集と記・紀・風土記」(8/2) [2014年08月05日(Tue)]
 先日(8/2)、「万葉集と記・紀・風土記」をテーマにシンポジウムが開催され参加しました(会場は大阪府立大学I-site なんば)。
 前半は三人の先生方による下記テーマの講演、後半はそれらの内容について会場からの質問にも答える形式で行われました。講師とテーマは、
@「古事記の夢・万葉の夢」 菊川恵三先生(和歌山大学教授)
A「『日本書紀』と『万葉集』ー中大兄三山歌からー」 上野誠先生(奈良大学教授)
B「逸文『伊予国風土記』と万葉集」 村田右富美先生(大阪府立大学教授)

 以下にメモ書きを残しておきます。
 万葉歌には100首余り夢が詠まれていますが(多くは相聞歌)、今回の講演では初期万葉の挽歌(天智挽歌A-150)が取り上げられました。
 『古事記』では、中巻に5ヶ所の夢の記事(神武記、崇神記、垂仁記(2ヶ所)、仲哀記)があり、いずれも、大きな危機に直面した時にどうすればよいか、天皇が神にお伺いを立てています(神が夢の中にあらわれて、いずれの神の祟り(怒り)であるか、その神をどのように慰めるか(どのようにお祭りするか)を告げる)。崇神記には、疫病が蔓延した時、天皇が神託を受けるための床におやすみになった夜に、大物主大神が夢の中にあらわれて、自分の祭りと祭主(意富多々泥古)を指示する記事があります(当日配布の資料より)。 

 万葉歌には、題詞や左注に『日本書紀』の引用(他の資料もある)がなされています。講演では巻一の中大兄三山歌(@-13〜15)を例に、編纂者が『日本書紀』を引用(どのような時の歌かなど歌を理解する上で必要な情報を提供)することにより、歌の解釈にレールを敷いてくれているとの考えを述べられました(巻一、二は自分たちの歴史を歌で語ってゆく”心の歴史”とも)。

 風土記と万葉歌については、昨年、毎日文化センターの12回の講座(講師は梅花女子大学の市瀬先生)を受講しました(今回取り上げられた話題も含む)。今回の講演を機にあらためて当時の講座もふり返ってみようと思います。 

 会場での様子
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Posted by katakago at 14:01
果樹園の下草刈り [2014年08月03日(Sun)]
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 今日は朝から一日、屋外の作業に従事しました。午前中はお寺の墓掃除(檀家の共同作業)に出て、午後からは果樹園の草刈りを行いました。小雨が降っていましたが、草刈りには埃も立たず好都合でした。この場所は3日がかりで何とか刈り終えました。
 この時期は、一ケ所を刈り終えても以前に刈り取った別の場所(畦道ほか)ではもう草が伸びてきており、暫くは草刈りに追われる日々が続きそうです。

 第二果樹園ではバークを敷き詰めています。
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 こちらは手取り除草で対応しています。毎朝夕、草を見つければ抜き取るようにしています。但し、旅行で4日も留守にした時はあちこちで草が伸びており、それらを抜き取るのには苦労しました。
Posted by katakago at 18:53
春に播種した草花も開花 [2014年08月02日(Sat)]
 今春、カワラナデシコとキキョウを育苗箱に播種し、生育した苗を畑に移植していましたが、うち、カワラナデシコが咲き始めました。キキョウも蕾を付けています。ケイトウはこぼれ種が発芽したものが今花を咲かせています。
 カワラナデシコ
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 なお、昨年から生育している株は6月初めごろに咲き、今は茎を切り戻して秋の開花を待っています。6月の関連記事は次のURLに載せています。
     ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/844

 キキョウの蕾
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 ケイトウ
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Posted by katakago at 09:08
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