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ビオトープ池では [2014年04月28日(Mon)]
 ビオトープ池では多種類の水生植物を植えています。このところ雨が少ないので池の水が減っていますが(来月には水路から水を引く予定)、ナガバオモダカの花が咲き、ショウブ(さといも科)の花も見られます。カキツバタも蕾を付け、来月上旬には咲き始めるものと思われます。
 ナガバオモダカの花
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 カキツバタの蕾
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 ショウブの花
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 ショウブが詠まれた万葉歌は下記のURLに載せています。
      ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/5
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/330
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/594

Posted by katakago at 06:28
ポポーが花を付けています [2014年04月27日(Sun)]
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 ポポーの苗木6株を植えて2年になります。中学同窓で造園業のY君からいただいたもので、幸い6株とも枯れることなく育っています。今年は花をいくつも付けており(昨年は4つだけ)、実が成るか楽しみです。


Posted by katakago at 16:11
ヤマツツジの花(丹つつじの にほはむ時) [2014年04月26日(Sat)]
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 先(4/11)に白つつじの写真を掲載していますが、今はヤマツツジをはじめキリシマツツジや久留米ツツジも花を咲かせています。
 ツツジは万葉歌に10首詠まれていますが、ここでは題詞に、天平四年(732)に藤原宇合が西海道節度使に派遣された時に高橋虫麻呂が作った歌、とある次の長歌を載せておきます。
【歌】 白雲の 竜田の山の 露霜に 色付く時に うち越えて 旅行く君は 五百重山 い行きさくみ 賊守る 筑紫に至り 山のそき 野のそき見よと 伴の部を 班ち遣はし 山彦の 応へむ極み たにぐくの さ渡る極み 国状を 見したまひて 冬ごもり 春さり行かば 飛ぶ鳥の 早く来まさね 竜田道の 岡辺の道に 丹つつじの にほはむ時の 桜花 咲きなむ時に 山たづの 迎へ参ゐ出む 君が来まさば (E-971)
【口語訳】 (白雲の) 竜田の山が 露霜で 色づく時に 越えて 旅に行かれるあなたは 幾重にも重なった山々を 踏み分けて進み 外敵を監視する 筑紫に着かれ 山の果て 野の果てをしっかり見守れと 兵士たちを あちこち配属し 山彦の こだまする限り ひき蛙の 這いまわる地の果てまでも 国のさまを ご覧になって (冬ごもり) 春になったら 飛ぶ鳥のように 早くお帰り下さい 竜田道の 岡辺の道に 赤いつつじが 色美しく映え 桜花が 花咲く時には (山たづの) お迎えに参りましょう あなたが帰っていらっしゃったら (口語訳は『新編日本古典文学全集 萬葉集』より)

 この歌については、かつて、武庫川女子大学オープンカレッジの万葉講座で和田嘉寿男先生に解説していただいたことがあります。先生は昨年亡くなられましたが、その著書『万葉集巻六を読む』(講座ノートをもとに執筆されたとのこと)より歌の鑑賞個所を下記に引用させていただきます。
 照り映える丹つつじ、咲きにおう桜花と これは、何と華麗でカラーフルなことか。そう言えば、この長歌の詠み起こしは、「白雲の竜田の山の、露霜に色づく時」と、これは露霜に色づいた黄葉(紅葉)の黄(赤)でした。出発、帰着をともに竜田に置き、黄葉と丹つつじ、あるいは桜で飾る。宇合が、春に帰還すると決まっていたわけではないという見方もあります。それなら、春で結んだのは、秋の黄葉に対応させるための技巧ということになります。それに、華やかな凱旋への予祝という意味合いもあったのかもしれません。まことにこころにくいばかりの美意識です。
 


Posted by katakago at 12:08
早くもナデシコの花が [2014年04月25日(Fri)]
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 畑で育てているカワラナデシコで、早くも花を咲かせている株を数株見つけました。これから数カ月ほど花を楽しめるものと思っています。

 裏山では、オトメユリ(ヒメサユリとも)で蕾を付けているものが数株見られます。栽培しているユリの中では最も早く咲く品種で、5月中旬には開花しそうです。
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 今月初めに播種したベニバナが発芽してきました。花の時期は例年6月下旬ごろです。
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 ヒメシャガは、カルチャーの受講仲間にいただいたもので、毎年この時期に花を咲かせてくれます。
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Posted by katakago at 18:48
フジの花 [2014年04月24日(Thu)]
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 3年ほど前に苗木(品種は九尺)を植えたフジが今年初めて咲きました(藤棚は昨年末に設置)。育ててきた草木が初めて花を咲かせるのを見るのは嬉しいことです。
 フジが詠まれた万葉歌はこれまでの記事にも載せていますが、ここでは巻十の夏の相聞(花に寄する)から、次の歌を取り上げておきます。
【歌】 ほととぎす 来鳴きとよもす 岡辺なる 藤波見には 君は来じとや (I-1991)
【口語訳】 ほととぎすが 来鳴きとよもす 岡のあたりの 藤波を見には あなたはいらっしゃらない気ですか
 藤波は風に揺れるフジの花房を波に見立てた歌語で(『新編日本古典文学全集 萬葉集』より)、通いの途絶えた男に、せめて花を見にだけでも訪れて欲しいと誘いかける歌(『岩波文庫 万葉集』より)。フジは万葉歌に25首詠まれており、この歌も含めホトトギスと一緒に詠まれたものは7首あります。

 これまでに掲載した藤の詠まれた万葉歌は、
【歌】 恋しけば 形見にせむと 我がやどに 植ゑし藤波 今咲きにけり (山部赤人 G-1471)
       ↓
 http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/7

【歌】 藤波の 花は盛りに なりにけり 奈良の都を 思ほすや君 (大伴四綱 B-330)
       ↓
 http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/590



Posted by katakago at 06:05
タケノコ掘り [2014年04月23日(Wed)]
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 今朝は2時間ほどタケノコ掘りに時間を割かれることになりました。一日毎に伸びるので、カルチャーの無い今日は第一優先の作業となりました(普段は朝一番に1時間ほど尺八の練習をするのですが)。
 斜面に生えているのを掘るのも、それを運び下すのも腰と膝をかばいながらの作業ですが、今日は一輪車2台分を掘り上げました。 

 裏山では、ヤマブキの株下でシャガの花が咲いています。
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Posted by katakago at 10:24
ニリンソウの群落 [2014年04月22日(Tue)]
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 裏山の植物園の傍では、ニリンソウ(きんぽうげ科)の群落が花を咲かせています。

 このところ雨も何度か降り、裏山ではタケノコがあちこちで出始めました。しばらくはタケノコ掘りに追われることになりそうです。


Posted by katakago at 09:54
飛鳥を愛する会 総会・春季現地講座 [2014年04月21日(Mon)]
 この19・20日は、飛鳥を愛する会の総会と春季現地講座が開催され参加しました。1日目は午後から明日香村中央公民館で総会に引き続き講演会が行われました。
 長谷川透氏(明日香村教育委員会)の講演では、飛鳥寺西方遺跡(『日本書紀』に出てくる”飛鳥寺の西の槻の木の下”の遺構である可能性を示唆)や、飛鳥京苑池など最近の飛鳥の発掘成果について話されました。
 坂本信幸先生(高岡市万葉歴史館館長)は、『万葉集』巻一冒頭と二番目に置かれているそれぞれ雄略天皇御製歌と舒明天皇御製歌(国見歌)について、天皇の国土支配儀礼(「告る」・「見る」・「聞く」)を踏まえ、「記紀」や関連文献を引用しながら解説されました。関連記事は次のURLに載せています。
        ↓
 http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/687
 講演される坂本先生
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 2日目の現地講座では、泊瀬から伊賀の万葉故地や遺跡をバスで巡りました。

 最初に桜井市阿倍の安倍寺跡と文殊院にある東西の古墳(大字阿倍字寺谷)や近くの谷首古墳(大字阿倍字谷汲)を見学しました。案内と解説は岡崎晋明先生(龍谷大学名誉教授)と会長の木下正史先生。
 安倍寺跡(大化改新のあと左大臣となった阿倍倉橋麻呂が発願した可能性の高い寺院)
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 文殊院西古墳  石室内で岡崎先生による説明の様子
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 花崗岩の切石で築かれた石室(玄室の天井石は大きな1石)で、切石に似せて線を人為的に入れる擬似線の技法も施されている。築造時期は7世紀後半(第3四半期)で、阿倍倉橋麻呂の墓である可能性も(岡崎先生)

 谷首古墳
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 自然石巨石積みの石舞台古墳と同形式の古墳(規模は小さいが)で、築造時期は7世紀前半と考えられ、阿倍倉橋麻呂より一代ほど前の阿倍氏の族長墓とみられています。

 桜井市忍坂(おっさか)の地では、舒明天皇陵(最初の八角形天皇陵)や鏡王女墓、万葉歌碑を見学しました。今回のコースでこの地区だけは以前にも訪れたことがある場所です。
 鏡王女墓
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 万葉歌碑(揮毫は犬養先生)
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【歌】 秋山之 樹下隠 逝水乃 吾許曾益目 御念従者 (鏡王女 A-92)
【読み下し文】 秋山の 木の下隠り 行く水の 我こそまさめ 思ほすよりは
【口語訳】 秋山の 木陰をひそかに 流れてゆく水のように わたくしの方こそ深く思っているでしょう あなたが思ってくださる以上に
 題詞には、天智天皇が鏡王女に賜った御歌に唱和した歌とあります。

 桜井市脇本の脇本遺跡は弥生時代から飛鳥時代にかけての複合遺跡で、雄略天皇の泊瀬朝倉宮跡の推定地でもある。
 脇本遺跡近くの春日神社境内で、木下先生や影山尚之先生(武庫川女子大学教授)から考古学と万葉の解説を聴きました。
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 白山神社境内(桜井市黒崎)で保田與重郎揮毫の雄略天皇御製歌(巻一の冒頭歌)の歌碑と記念碑を見学
 万葉集發耀讃仰碑
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 雄略天皇御製歌の歌碑
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【歌】 籠もよ み籠持ち ふくしもよ みぶくし持ち この岡に 菜摘ます児 家告らせ 名告らさね そらみつ 大和の国は おしなべて 我こそ居れ しきなべて 我こそいませ 我こそば 告らめ 家をも名をも (@-1)

 桜井市吉隠(公民館入り口)にある穂積皇子の歌碑(揮毫は今 日出海)
ここでは大島信生先生(皇学館大学教授)が解説されました。
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【歌】 降る雪は あはにな降りそ 吉隠の 猪養の岡の 寒からまくに (穂積皇子 A-203)
【口語訳】 降る雪よ どっと降るでないぞ 吉隠(よなばり)の 猪養の岡が 寒かろうから
 題詞には、但馬皇女が亡くなった後、穂積皇子が、雪の降る冬の日、皇女の御墓を遙かに見やって悲しみ、涙を流して作られた歌、とあります。
 ところで、但馬皇女については、題詞に、高市皇子の宮に在った時に、ひそかに穂積皇子と関係を結び、そのことがすっかり顕れたので、作られた、とある次の歌が残されています。
【歌】 人言を 繁み言痛み 己が世に いまだ渡らぬ 朝川渡る (A-116)

 墨坂神社境内(宇陀市榛原区)の万葉歌碑(題詞には柿本朝臣人麻呂の妻の歌とある)
墨坂は大和中央部と伊勢とを結ぶ道の大和側の境の要地
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【歌】 君家尓 吾住坂乃 家道乎毛 吾者不忘 命不死者 (C-504)
【読み下し文】 君が家に 我が住坂の 家道をも 我は忘れじ 命死なずは
【口語訳】 あなたの家に わたしが住むというその住坂の峠の 通い道までも わたしは忘れないでしょう 命のある限り

 
 最後の見学場所は伊賀市比土字城之越の城之越(じょのこし)遺跡
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 古墳時代前期後半(4世紀後半)の水辺の祭祀遺構で、写真のように復元展示されています(祭祀の対象は井泉から湧き出る水であったと考えられています)。土師器高坏・小型丸底壺や木製の武器など祭祀色の強い遺物が多数出土している(城之越学習館に展示)。

 2日目は途中から雨が降り出し、見学場所毎で大部の資料を取り出して説明を聴くのが大変でしたが、今回初めて訪ねる場所がほとんどで、有意義な現地講座となりました。

 なお秋は、北関東方面の現地講座が計画されています(9/28〜9/30)。

Posted by katakago at 20:41
果樹園で咲く花 ー カリンとプルーン [2014年04月18日(Fri)]
 果樹園ではサクランボ・アンズ・スモモに続き、カリンとプルーン(西洋スモモ)の花が咲いています。プルーンは昨年剪定したことによるのか例年よりもたくさん花を咲かせています。果実の収穫が楽しみです。

 カリンの花
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 プルーン(西洋スモモ)の花
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Posted by katakago at 18:18
引き続き来園者 [2014年04月17日(Thu)]
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 14日に続き今日も植物園に見学者を迎えました。茨木市で市瀬先生(梅花女子大学教授)の万葉講座を一緒に受講している「万葉集友の会」の有志のグループで、昨年9月にも来ていただきました。今回は春の万葉植物と多田神社の椿を楽しむのが目的です。
 今日はたまたま自治会館が自治会傘下のグループ(カンガルークラブ)と重なったため、自宅でスライド見ていただくことにしました。今回も天候には恵まれ散策してもらうには好都合でした。

 未だ咲いていたカタクリの前で
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 オキナグサが珍しかったようです
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 果樹園の柑橘類の前で(少しですが甘夏柑とキンカンを収穫してもらいました)
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 多田神社参拝前に猪名川の河川敷(御社橋の下)で昼食
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 多田神社では神官による説明とともに、境内に多種類植えられた椿については、椿に詳しい会の世話人でもある市さんからその特徴について話してもらいました。
 唐椿
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 唐椿の前で記念写真
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Posted by katakago at 17:10
今年最初の来園者 [2014年04月14日(Mon)]
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 4月になって植物園の写真を多く掲載できるようになりました。今日は今年初めての来園者を迎えました。京都から乗用車2台に分乗して8名の方々に来ていただきました(車だと1時間ちょっととのこと)。この時期にカタクリの花が咲いているか日程を決めてから心配していましたが、何株かは未だ咲いていて良かったです。天候にも恵まれ裏山と畑に植えた植物を見ていただきました。
 カタクリの花(後方には咲き終わって刮ハを付けている株も)
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 畑に植えているオキナグサ(咲き終わったものは宿存花柱が長く伸び白毛を密生させる)
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 午後からは近くの多田神社に案内しました。境内には唐椿(キャプテンロー)をはじめ多種類の椿が植えられています。神官の案内により本殿脇まで入って椿の花も楽しんでもらえました。
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 写真左が唐椿です。寛文年間に旧多田院の檀家であった薩摩藩主の島津家から贈られたもので、国内最大といわれる(中国雲南地方より南の亜熱帯地方が原産)。
 
 
Posted by katakago at 16:45
サクランボ(佐藤錦?)の花 [2014年04月12日(Sat)]
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 暖地桜桃とは別のサクランボ(佐藤錦?)が白い花を咲かせています。これまであまり実が成らなかったのですが、今年は花もたくさん咲いているので期待しています。

 先月(記事は3/19)花を咲かせた暖地桜桃は、すでに小さな実をたくさん付けています。色づき始める前に防鳥ネットを設置せねばなりません(収穫時期は5月中旬ごろ)。
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Posted by katakago at 17:26
白つつじ [2014年04月11日(Fri)]
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 ツツジ類も咲き始めました。巻十の春の相聞(花に寄する)に、白つつじが詠まれています。この歌も、井手先生の講座で取り上げられました。
【歌】 をみなへし 佐紀野に生ふる 白つつじ 知らぬこともて 言はれし我が背 (I-1905)
【口語訳】 佐紀野に生い茂る白つつじではないが、全く自分の知らないことでもって、噂をたてられた我が夫よ
 この歌の”をみなへし”は、「咲く」の意で地名の佐紀野にかかる枕詞。また第三句までが、同音(シラ)で「知らぬ」を起こす序詞。

 ツツジが詠まれた万葉歌は下記のURLにも載せています。
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/11
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/322
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/585

 ミツバツツジも咲いています。
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Posted by katakago at 20:38
ヤマブキ(一重)も咲いています [2014年04月10日(Thu)]
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 ヤマブキ(一重)の花が咲いています(八重は一部が開花)。
ヤマブキが詠まれた万葉歌はこれまでの記事に載せています。
【歌】 山吹の 立ちよそひたる 山清水 汲みに行かめど 道の知らなく (高市皇子 A-158)
        ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/6
 この歌の歌碑が犬養万葉記念館の前庭にあり、先日(4/6)写して来ました。
碑面の文字は万葉仮名(山振之 立儀足 山清水 酌尓雖行 道之白鳴)で犬養先生の揮毫
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【歌】 かはづ鳴く 神奈備川に 影見えて 今か咲くらむ 山吹の花 (厚見王 G-1435)
        ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/309

【歌】 花咲きて 実は成らねども 長き日に 思ほゆるかも 山吹の花 (I-1860)
        ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/569

Posted by katakago at 09:01
ヒトリシズカの花 [2014年04月09日(Wed)]
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 ヒトリシズカ(せんりょう科)の花が咲いています。多年生で種でも増えるのかあちこちに広がって生えています。
 万葉歌にある”つぎね”をヒトリシズカやフタリシズカにあてる説があります。解説は下記のURLに載せています。
     ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/30

 裏山に植えているカタクリについては先月(3/20)の記事に載せていますが、今月に入っても未だ花を咲かせる株が見られます。来週(4/14、4/17)には見学者がありますが、蕾の株も数株あり花が間に合えばと思っています。
 カタクリと一緒にタチツボスミレやワラビも見られます
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Posted by katakago at 12:34
ヤマナシの花が咲きました [2014年04月08日(Tue)]
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 ヤマナシ(野生の梨)の花が初めて咲きました。6年前の秋に春日大社神苑(万葉植物園)を訪れた折、株元に落ちていたヤマナシの実を貰って帰ってその種を発芽させて育てたものです(開花までに時間がかかりました)。
 梨が詠まれた万葉歌は下記のURLに載せています(写真の花は園芸種)。
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/574

Posted by katakago at 08:48
若菜祭に参加(4/6) [2014年04月07日(Mon)]
 昨日(4/6)は奈良県明日香村で「若菜祭」が開催され出かけて来ました。
 桜は満開を過ぎ散り始めていましたが、川原寺付近の明日香川沿い(1枚目の写真)や橘寺(2枚目の写真)の花はまだ十分楽しめました。
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 犬養万葉記念館は、万葉学者の故犬養孝先生の業績(学術分野では万葉風土学を確立、多くの人々に万葉の世界を広め、飛鳥の古都保存にも尽力)を顕彰するために2000年4月1日に開館され、明日香を訪れる万葉ファンの立ち寄り先となっています。4月1日は先生の誕生日にあたり、毎年4月の第一日曜日に若菜祭が行われています(午前中は記念館で神事、午後は明日香村中央公民館で講演会)。これまでは講演会のみの参加でしたが、今年は初めて神事にも参列しました(15回目)。

 神事は、記念館の活動の発展を祈念して飛鳥坐神社の飛鳥弘文宮司により執り行われました。
 神事の後お話をされる飛鳥宮司  
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 記念館の運営については、今年度から明日香村の方針で少し変わって行きそうなのが気がかりです。

 講演会では、大濱眞幸先生(元関西大学教授)が「天平二十年四月一日の大伴家持」と題して、四月一日に掾久米朝臣広繩の館の宴で詠まれた次の四首の歌群を取り上げられました。
 卯の花の 咲く月立ちぬ ほととぎす 来鳴きとよめよ 含みたりとも (Q-4066)
 二山の 山に隠れる ほととぎす 今も鳴かぬか 君に聞かせむ (Q-4067)
 居り明かしも 今夜は飲まむ ほととぎす 明けむ朝は 鳴き渡らむそ(Q-4068)
 明日よりは 継て聞こえむ ほととぎす 一夜のからに 恋ひ渡るかも (Q-4069)

 以下、当日の先生の資料より、「季節観から見た四首のまとめ」を載せておきます。
 この年の夏四月一日(太陽暦五月六日)が”立夏の前日”に当たり、それは十九年に一度しかない珍しい巡り合わせで、そのような日だからこそ宴が催され、これらの歌群が成立したとみられています(立夏前日の夏四月一日は、ほととぎすの初音を心待ちにする者にとって、その思いを詠むのに誠に相応しい日)。 

 講演される大濱眞幸先生
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 ところで、先生の父上(故大濱嚴比古氏)も万葉学者で、お名前の”眞幸”は、次の万葉歌に因んで付けられたそうです。
 岩代の 濱松が枝を 引き結び 眞幸くあらば また還り見む (有間皇子挽歌 A-141)
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Posted by katakago at 21:30
地元企業の交流イベント(さくらまつり) [2014年04月05日(Sat)]
 地元矢問地区内には大手企業(ダイハツ・東洋ゴム)の事業所があり、今日は東洋ゴム(株)基盤技術センターで近隣住民と従業員との親睦イベントが開催されました。この場所には以前、ベーリンガーインゲルハイム日本法人の本社があったのですが、関東に移転して以来ずっと使用者が決まらない状態が続いていました。昨年12月にようやく東洋ゴム工業(株)が基盤技術センターとして開所しました。今回初めての行事でもあり出かけて来ました。
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 構内に植えられたサクラの花は散り始めていました。
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 模擬店や縁日広場も設けられ子供たちでにぎわっていました。特設舞台では大道芸も披露されていました。
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Posted by katakago at 15:24
万葉集友の会のお花見(茨木市) [2014年04月04日(Fri)]
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 昨日は植物園のサクラを紹介しましたが、今日は「万葉集友の会」(有志)のお花見会があり参加しました。場所は茨木神社そばで、午後からの講座の前に各自弁当持参で集まり(12名)、桜吹雪の舞う中で食事をしながら話も弾みました。



Posted by katakago at 18:49
桜の花いろいろ [2014年04月03日(Thu)]
 桜はソメイヨシノが満開を過ぎましたが、植物園に植えているその他の桜も咲き始めました。
 ヤマザクラの園芸種(仙台屋)
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 ヤマザクラ(苗木を植えて4年目)
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 しだれ桜
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 品種不明ですが白い花を咲かせています
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 桜が詠まれた万葉歌の碑(奈良市登大路町63) 3/15に春日大社を訪れた際に撮影
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【原文】 見渡者 春日之野辺尓 霞立 開艶者 桜花鴨 (I-1872)
【読み下し文】 見渡せば 春日の野辺に 霞立ち 咲きにほへるは 桜花かも
【口語訳】 見渡すと 春日の野辺(のべ)に 霞が立ち 咲き輝いているあれは 桜花であろうか

 
 他に桜が詠まれた万葉歌は次のURLに載せています。
       ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/319
Posted by katakago at 09:47
シキミとアセビの花 [2014年04月02日(Wed)]
 裏山ではシキミ(もくれん科)とアセビ(つつじ科)の花が咲いています。3月中旬ごろから咲き始め一月近く花を楽しめます(但し、シキミは果実が、アセビは葉が有毒)。
   シキミの花
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   アセビの花
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それぞれ万葉歌に詠まれており、これまでの記事に紹介しています。
  シキミについては
     ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/282

  アセビについては
     ↓
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/292
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/556

Posted by katakago at 20:15
薬師寺花会式の結願法要に参列(3/31) [2014年04月01日(Tue)]
 薬師寺の花会式(修二会)は旧暦の2月末に行われていた事から、新暦に直して今年からは3月23〜31日にかけて行われるようになりました。昨日その結願法要に出かけて来ました(2年前にも参列しました)。
 お写経道場で村上太胤副住職の「花会式悔過(はなえしきけか)について」と題する法話を聴いた後、金堂で行われる初夜(午後7時から)の行法(ぎょうぼう)に参列するための整理券を入手しました(全て立ち席で前回より少なくなって300名程度)。
 薬師寺から案内をいただいたパンフレットによれば、花会式薬師悔過法要について、次のような由来が記されていました。およそ900年の昔、嘉承2年(1107)、堀河天皇の皇后の病気平癒を薬師如来に祈願したところ霊験を得て本復され、皇后は感謝の心を十種の造花(梅・桃・桜・山吹・椿・牡丹・藤・百合・杜若・菊)にこめて年ごとの薬師修二会に供えられ、これが発祥となり今日まで絶えることなく続く奈良を代表する伝統行事の一つになっています。薬師悔過法要では、出仕する練行衆(れんぎょうしゅう)が薬師如来の前で全ての罪過を悔い改め、心身ともに清浄の境地を得たのち、国家繁栄・万民豊楽・風雨順時・天下泰平・五穀豊穣・仏法興隆・除災與楽が祈願されます。

 村上太胤副住職の法話の様子
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 金堂で行われていた日中(午後1時から)の行法の様子
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 扉が開けられていたので外から見学できました。午後7時から始まる初夜の行法は、入堂後は扉を施錠して行われます。
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 夕方まで時間があったので、花会式に合わせて東院堂で開催されていた特別展(フラワーデザイナー長渕悦子さんによる「聖観世音菩薩に捧げる花展」)を見学することが出来ました。
 写真は外から撮影させていただきました。
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 初夜の行法の前に、大講堂前で神供(しんぐ)が行われました。咒師(しゅし)が神々を勧請してお供えをし、練行衆が読経を行った後、松明を放り上げて神々に献じられます。
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 午後7時から金堂内の薬師三尊像の前で初夜の行法が約1時間半行われました(入堂後は扉を施錠)。大きな声を張り上げる独特の読経(南都声明と呼ばれる)がなされ、堂内に法螺貝・鐘・太鼓が鳴り響くなか、咒師(しゅし)が真剣を持って内陣を走り回り堂内を清める作法も行われ、幻想的な雰囲気が醸し出されました。

 その後金堂前で「鬼追式」が行われました。薬師如来のお力を受けた毘沙門天が暴れまわる鬼を鎮めるというものです。
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Posted by katakago at 12:44
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