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奈良学文化講座 ー 葛城氏揺籃の地を歩く [2013年06月30日(Sun)]
 昨日(6/29)は、JR東海の奈良学文化講座(第131回)があり参加しました。今回のテーマは、「古代豪族葛城氏”揺籃”の地、秋津島を歩く」で、午前中は、水谷千秋さん(堺女子短期大学准教授)が「葛城氏とヤマト政権の謎」と題して講演され(於 葛公民館)、午後からは、藤田和尊さん(御所市教育委員会文化財課長)の案内で、葛城氏ゆかりの地を歩きました。

 水谷さんの講演では、葛城氏や葛城襲津彦が登場する『日本書紀』の関連個所(神功皇后摂政五年条、同六十二年条、允恭天皇五年条)を引いて話されました。
 葛城氏は五世紀最大の豪族で、「記紀」に登場する人物で実在の確かめられるのは葛城襲津彦が始めとみられている(井上光貞、『日本書紀』の他外国の『百済記』にも記述あり)。
 葛城襲津彦は、神功皇后摂政五年条に、新羅各地を攻撃し俘虜を倭国に連行した記事があり、同六十二年条には、襲津彦が新羅攻撃の将軍として派遣されるが、『百済記』を引用して、新羅が送った美女二人に籠絡され、反対に加羅国を攻撃した、との記事が載せられています。なお『百済記』では沙至比跪(さちひく)となっています。
 
 五世紀代の「記紀」系譜は、『宋書』倭国伝にみえる倭王の系譜(倭の五王)とほぼ一致しているので、おおよそ史実を伝えているとみられています(井上光貞)。
 当日配布資料の下図では、五世紀に葛城氏が大王家と姻戚関係を結んでいることが分かります。五世紀は大王と葛城氏の「両頭政権」とみる説(直木孝次郎)があります。
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 午後の出発式(中央が藤田さん)
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 葛公民館(12:35出発)→ 安楽寺塔婆 → 條ウル神古墳 → 桜田公園 → 八幡神社・室宮山古墳 →(中西遺跡・秋津遺跡)→ 掖上鑵子塚古墳 → 孝安天皇陵 → JR玉手駅(16:10頃着)で、約8.7kmのコース。参加者は約百数十名ほど。

 安楽寺塔婆(葛城寺の伽藍の一つで元は三重塔) 
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 室宮山古墳(大きな古墳は地上から全体像を見るのが困難)
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 墳丘に登り藤田さんから説明を聴きました。
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 5世紀初めごろ築造の大型前方後円墳(墳長238m)で、後円部には中軸をはさんで南北それぞれに竪穴式石室があり、共に「王の柩」とも称される竜山石(兵庫県産)製の長持形石棺が安置されていた。竪穴式石室内に安置された状態で長持形石棺を現地で見れるのはここだけとのことでした。
 被葬者としては、葛城襲津彦とする説が有力で、朝鮮半島式の船形陶質土器も出土している。葛城襲津彦は、午前の講演にもあったようにたびたび朝鮮半島に渡って戦争を仕掛けたことが『日本書紀』にも記されています。

 竪穴式石室の入り口  
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 竪穴式石室と長持形石棺の説明プレート
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 長持形石棺の前面
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 なお、「葛城氏とヤマト政権」に関しては、昨年のカルチャーセンターの報告で触れています。
         ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/273

Posted by katakago at 16:16
ハスの開花 [2013年06月29日(Sat)]
 ハスの花が27日に続きまた一株開花しました。
 今朝のビオトープ池の様子(5:22)
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 中央の白い蕾が開きました(7:21)。花弁の縁が淡いピンク色です。
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Posted by katakago at 21:26
ヒルムシロの花 [2013年06月28日(Fri)]
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 ヒルムシロ(ひるむしろ科)は、万葉歌に詠まれている、たはみづら(原文は多波美豆良と表記)に擬する説があります。そこで、昨年猪名川町のIさん(宝塚西谷の森公園ボランティア)に探してもらって当園に移植しました。水田の多年生雑草の一種でもありますが、最近は見かけなくなっていました。
 万葉歌は昨年の記事にも載せていますが、巻十四の東歌に詠まれています。
【歌】 安波をろの をろ田に生はる たはみづら 引かばぬるぬる 我を言な絶え (M-3501)
【口語訳】 安波の峰の 山田に生える たわみづらのように 私が引いたらずるずるとどこまでもついて来て 私との仲を絶やさないでくれ (『萬葉集全注』より)。
 上三句は序で、引っぱったらするすると引き寄せられる意で、「引かばぬるぬる」を起こす(『萬葉集釈注』より)。巻十四には下三句はほとんど同じ類歌があります(3378、3416)。

関連記事(東歌に詠まれた雑草)は
       ↓
 URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/402

Posted by katakago at 09:36
植物園見学会(7月)のお知らせ [2013年06月27日(Thu)]
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 来月も猪名川万葉植物園の見学会を開催します。ハスやヤマユリ・ヒオウギ等の開花に合わせ、7/17(水)、7/18(木)の2日間を予定しました。いずれか都合のよい日に来ていただければと思っています(小雨決行)。

 今朝ハスの花が始めて咲きました。
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 花茎も順次上がってきています。
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 ヒオウギの一株が蕾を付けています。
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Posted by katakago at 09:20
今月3回目の見学会(6/26) [2013年06月26日(Wed)]
 朝から雨風が強く、植物園の見学会としては最悪の天候になってしまいました。問い合わせの電話もあり、来られる可能性がある以上万端の準備をして待機していましたが、内心何人来られるか不安でした。ところがこの悪天候にもかかわらず、2回目よりも多い18名の方に来ていただけました(地元川西市や隣の猪名川町の他、豊中市・吹田市・高槻市・京都市からも)。
 悪天候のため、自治会館での説明に時間を割き、風が少し弱まったのを見計らって、畑と裏山にも案内しました。天気が良ければ蓮池やビオトープ池付近の植物をゆっくり見ていただけたのにと悔やまれます。

 雨の中傘を差しての散策の様子(ベニバナやヒマワリも倒れていました)
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Posted by katakago at 16:33
ヒマワリの一株が開花 [2013年06月25日(Tue)]
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 ここ数年来毎年、畑のどこかにヒマワリの種を蒔いています。4月初めに蒔いたヒマワリの一株が早くも開花しました。

 他の株も蕾を付けており、来月中旬には咲き始めるものと思われます。
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Posted by katakago at 08:49
カワラナデシコ [2013年06月24日(Mon)]
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 5月初旬に咲き始めたカワラナデシコも最盛期を過ぎました。遅れて発芽したものは順次咲いていますが、一旦茎を切り戻し、初秋からの花を待つことにします。
 なでしこは、万葉歌には26首詠まれており、うち11首は大伴家持の作です。歌の解説はこれまでの記事に載せています。
【歌】 我がやどの なでしこの花 盛りなり 手折りて一目 見せむ児もがも (G-1496)
【歌】 我がやどに 蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む (G-1448)
              ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/41

【歌】 なでしこが 花見るごとに 娘子らが 笑まひのにほひ 思ほゆるかも (Q-4114)
              ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/109

【歌】 秋さらば 見つつ偲へと 妹が植ゑし やどのなでしこ 咲きにけるかも (B-464)
              ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/237

【歌】 なでしこが その花にもが 朝な朝な 手に取り持ちて 恋ひぬ日なけむ (B-408)
              ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/349

Posted by katakago at 15:09
ベニバナの花が最盛期 [2013年06月23日(Sun)]
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ベニバナの花が一斉に咲きました。見学会の皆さんにも切り花をお土産に持ち帰っていただけました。
 ベニバナは、万葉歌では、くれなゐ(原文は紅・呉藍などと表記)として詠まれており、歌と解説はこれまでの記事に載せています。
【歌】 紅の 花にしあらば 衣手に 染め付け持ちて 行くべく思ほゆ (J-2827)
        ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/81

【歌】 紅に 衣染めまく 欲しけども 着てにほはばか 人の知るべき (F-1297)
【歌】 紅の 深染めの衣を 下に着ば 人の見らくに にほひ出でむかも (J-2828)
        ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/384


Posted by katakago at 16:36
ネムノキの花 [2013年06月22日(Sat)]
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 先日の見学会でネムノキの花が咲いているのに気付きました。万葉歌には、ねぶ(原文は合歓木と表記)として三首詠まれており、歌と解説はこれまでの記事に載せています。

【歌】 昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木の花 君のみ見めや 戯奴さへに見よ(G-1461)
【歌】 我妹子が 形見の合歓木は 花のみに 咲きてけだしく 実にならじかも (G-1463)
         ↓
   URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/89

【歌】 我妹子を 聞き都賀野辺の しなひ合歓木 我は忍び得ず 間なくし思へば (J-2752)
         ↓
   URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/380

Posted by katakago at 14:47
ハスの蕾ーその1 [2013年06月21日(Fri)]
 ビオトープ池でもハスの蕾が膨らんできました。今月下旬にも咲き始めるものと思われます。
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Posted by katakago at 19:00
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