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奈良学文化講座 ー 葛城氏揺籃の地を歩く [2013年06月30日(Sun)]
 昨日(6/29)は、JR東海の奈良学文化講座(第131回)があり参加しました。今回のテーマは、「古代豪族葛城氏”揺籃”の地、秋津島を歩く」で、午前中は、水谷千秋さん(堺女子短期大学准教授)が「葛城氏とヤマト政権の謎」と題して講演され(於 葛公民館)、午後からは、藤田和尊さん(御所市教育委員会文化財課長)の案内で、葛城氏ゆかりの地を歩きました。

 水谷さんの講演では、葛城氏や葛城襲津彦が登場する『日本書紀』の関連個所(神功皇后摂政五年条、同六十二年条、允恭天皇五年条)を引いて話されました。
 葛城氏は五世紀最大の豪族で、「記紀」に登場する人物で実在の確かめられるのは葛城襲津彦が始めとみられている(井上光貞、『日本書紀』の他外国の『百済記』にも記述あり)。
 葛城襲津彦は、神功皇后摂政五年条に、新羅各地を攻撃し俘虜を倭国に連行した記事があり、同六十二年条には、襲津彦が新羅攻撃の将軍として派遣されるが、『百済記』を引用して、新羅が送った美女二人に籠絡され、反対に加羅国を攻撃した、との記事が載せられています。なお『百済記』では沙至比跪(さちひく)となっています。
 
 五世紀代の「記紀」系譜は、『宋書』倭国伝にみえる倭王の系譜(倭の五王)とほぼ一致しているので、おおよそ史実を伝えているとみられています(井上光貞)。
 当日配布資料の下図では、五世紀に葛城氏が大王家と姻戚関係を結んでいることが分かります。五世紀は大王と葛城氏の「両頭政権」とみる説(直木孝次郎)があります。
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 午後の出発式(中央が藤田さん)
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 葛公民館(12:35出発)→ 安楽寺塔婆 → 條ウル神古墳 → 桜田公園 → 八幡神社・室宮山古墳 →(中西遺跡・秋津遺跡)→ 掖上鑵子塚古墳 → 孝安天皇陵 → JR玉手駅(16:10頃着)で、約8.7kmのコース。参加者は約百数十名ほど。

 安楽寺塔婆(葛城寺の伽藍の一つで元は三重塔) 
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 室宮山古墳(大きな古墳は地上から全体像を見るのが困難)
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 墳丘に登り藤田さんから説明を聴きました。
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 5世紀初めごろ築造の大型前方後円墳(墳長238m)で、後円部には中軸をはさんで南北それぞれに竪穴式石室があり、共に「王の柩」とも称される竜山石(兵庫県産)製の長持形石棺が安置されていた。竪穴式石室内に安置された状態で長持形石棺を現地で見れるのはここだけとのことでした。
 被葬者としては、葛城襲津彦とする説が有力で、朝鮮半島式の船形陶質土器も出土している。葛城襲津彦は、午前の講演にもあったようにたびたび朝鮮半島に渡って戦争を仕掛けたことが『日本書紀』にも記されています。

 竪穴式石室の入り口  
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 竪穴式石室と長持形石棺の説明プレート
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 長持形石棺の前面
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 なお、「葛城氏とヤマト政権」に関しては、昨年のカルチャーセンターの報告で触れています。
         ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/273

Posted by katakago at 16:16
ハスの開花 [2013年06月29日(Sat)]
 ハスの花が27日に続きまた一株開花しました。
 今朝のビオトープ池の様子(5:22)
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 中央の白い蕾が開きました(7:21)。花弁の縁が淡いピンク色です。
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Posted by katakago at 21:26
ヒルムシロの花 [2013年06月28日(Fri)]
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 ヒルムシロ(ひるむしろ科)は、万葉歌に詠まれている、たはみづら(原文は多波美豆良と表記)に擬する説があります。そこで、昨年猪名川町のIさん(宝塚西谷の森公園ボランティア)に探してもらって当園に移植しました。水田の多年生雑草の一種でもありますが、最近は見かけなくなっていました。
 万葉歌は昨年の記事にも載せていますが、巻十四の東歌に詠まれています。
【歌】 安波をろの をろ田に生はる たはみづら 引かばぬるぬる 我を言な絶え (M-3501)
【口語訳】 安波の峰の 山田に生える たわみづらのように 私が引いたらずるずるとどこまでもついて来て 私との仲を絶やさないでくれ (『萬葉集全注』より)。
 上三句は序で、引っぱったらするすると引き寄せられる意で、「引かばぬるぬる」を起こす(『萬葉集釈注』より)。巻十四には下三句はほとんど同じ類歌があります(3378、3416)。

関連記事(東歌に詠まれた雑草)は
       ↓
 URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/402

Posted by katakago at 09:36
植物園見学会(7月)のお知らせ [2013年06月27日(Thu)]
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 来月も猪名川万葉植物園の見学会を開催します。ハスやヤマユリ・ヒオウギ等の開花に合わせ、7/17(水)、7/18(木)の2日間を予定しました。いずれか都合のよい日に来ていただければと思っています(小雨決行)。

 今朝ハスの花が始めて咲きました。
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 花茎も順次上がってきています。
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 ヒオウギの一株が蕾を付けています。
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Posted by katakago at 09:20
今月3回目の見学会(6/26) [2013年06月26日(Wed)]
 朝から雨風が強く、植物園の見学会としては最悪の天候になってしまいました。問い合わせの電話もあり、来られる可能性がある以上万端の準備をして待機していましたが、内心何人来られるか不安でした。ところがこの悪天候にもかかわらず、2回目よりも多い18名の方に来ていただけました(地元川西市や隣の猪名川町の他、豊中市・吹田市・高槻市・京都市からも)。
 悪天候のため、自治会館での説明に時間を割き、風が少し弱まったのを見計らって、畑と裏山にも案内しました。天気が良ければ蓮池やビオトープ池付近の植物をゆっくり見ていただけたのにと悔やまれます。

 雨の中傘を差しての散策の様子(ベニバナやヒマワリも倒れていました)
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Posted by katakago at 16:33
ヒマワリの一株が開花 [2013年06月25日(Tue)]
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 ここ数年来毎年、畑のどこかにヒマワリの種を蒔いています。4月初めに蒔いたヒマワリの一株が早くも開花しました。

 他の株も蕾を付けており、来月中旬には咲き始めるものと思われます。
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Posted by katakago at 08:49
カワラナデシコ [2013年06月24日(Mon)]
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 5月初旬に咲き始めたカワラナデシコも最盛期を過ぎました。遅れて発芽したものは順次咲いていますが、一旦茎を切り戻し、初秋からの花を待つことにします。
 なでしこは、万葉歌には26首詠まれており、うち11首は大伴家持の作です。歌の解説はこれまでの記事に載せています。
【歌】 我がやどの なでしこの花 盛りなり 手折りて一目 見せむ児もがも (G-1496)
【歌】 我がやどに 蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む (G-1448)
              ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/41

【歌】 なでしこが 花見るごとに 娘子らが 笑まひのにほひ 思ほゆるかも (Q-4114)
              ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/109

【歌】 秋さらば 見つつ偲へと 妹が植ゑし やどのなでしこ 咲きにけるかも (B-464)
              ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/237

【歌】 なでしこが その花にもが 朝な朝な 手に取り持ちて 恋ひぬ日なけむ (B-408)
              ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/349

Posted by katakago at 15:09
ベニバナの花が最盛期 [2013年06月23日(Sun)]
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ベニバナの花が一斉に咲きました。見学会の皆さんにも切り花をお土産に持ち帰っていただけました。
 ベニバナは、万葉歌では、くれなゐ(原文は紅・呉藍などと表記)として詠まれており、歌と解説はこれまでの記事に載せています。
【歌】 紅の 花にしあらば 衣手に 染め付け持ちて 行くべく思ほゆ (J-2827)
        ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/81

【歌】 紅に 衣染めまく 欲しけども 着てにほはばか 人の知るべき (F-1297)
【歌】 紅の 深染めの衣を 下に着ば 人の見らくに にほひ出でむかも (J-2828)
        ↓
  URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/384


Posted by katakago at 16:36
ネムノキの花 [2013年06月22日(Sat)]
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 先日の見学会でネムノキの花が咲いているのに気付きました。万葉歌には、ねぶ(原文は合歓木と表記)として三首詠まれており、歌と解説はこれまでの記事に載せています。

【歌】 昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木の花 君のみ見めや 戯奴さへに見よ(G-1461)
【歌】 我妹子が 形見の合歓木は 花のみに 咲きてけだしく 実にならじかも (G-1463)
         ↓
   URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/89

【歌】 我妹子を 聞き都賀野辺の しなひ合歓木 我は忍び得ず 間なくし思へば (J-2752)
         ↓
   URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/380

Posted by katakago at 14:47
ハスの蕾ーその1 [2013年06月21日(Fri)]
 ビオトープ池でもハスの蕾が膨らんできました。今月下旬にも咲き始めるものと思われます。
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Posted by katakago at 19:00
6月の植物園見学会を開催 [2013年06月20日(Thu)]
 昨日と今日の二日間、6月の植物園見学会を開催しました(6/26も予定)。
 昨日は見学会を終えてから、親戚のお通夜に新横浜まで出かけ、帰りが遅くなったため2日分まとめて報告します。

 梅雨の時期の設定でのため、あらかじめ少雨決行としていましたが、2日とも雨になってしまいました。ただそれほど強い雨とはならず、傘を差しながら散策していただけました(カンカン照りの日差しの中よりはましだったかもしれません)。あいにくの天候にもかかわらず、昨日は24名、今日も14名の方に来ていただきました(地元の川西市や隣の猪名川町の他、宝塚市・西宮市・神戸市・寝屋川市・大阪市・高槻市・吹田市・富田林市・豊能町から)。

 ササユリは残念ながら咲き終わっていましたが、そのほかの季節の草花を見ていただけました。
以下見学会の様子を写真で紹介します(6/19の写真はカルチャーでご一緒のKさんにお願いしました)。

 自治会館前に集合(6/19)
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 今回配布の資料(この時期の万葉植物と歌の解説・植物園のパンフレット)
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 自治会館でパワーポイントによる説明(6/19)
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 裏山での散策(ネムノキが咲き始めていました、6/19)
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 蓮池のアサザ(6/19)
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 花菖蒲(6/19)
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 途中から雨が降り出しました(6/19)
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 見ごろのベニバナ・カワラナデシコ
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 6/20の様子
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 野菜畑にはマクワウリも植えています(6/20の様子)
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Posted by katakago at 20:55
お隣の田植えも終わる [2013年06月18日(Tue)]
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 先週、お隣の田んぼにイネ苗が植えられました。昨今は農協に委託して乗用式の田植え機で植えられるので、短時間で済むようです。子供の頃はこの時期、学校も農繁休暇があり田植えの手伝いをした記憶があります(当時は兼業農家でした)。

 畑に植えているケヤキの苗木で羽を休めているツバメを見かけました。普段は飛び回っているところしか目にしないのですが、写真に撮ることが出来ました。
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Posted by katakago at 10:01
ミヤギノハギが咲いています [2013年06月17日(Mon)]
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 ミヤギノハギが咲いています。この品種は年に二度(6月と9月)花を咲かせます。
 山上憶良が詠んだ秋の七種(ななくさ)のうち、早くもハギ・カワラナデシコ・キキョウが花を咲かせオミナエシも黄色の蕾が見られるようになりました。


Posted by katakago at 20:53
新 兵庫史を歩く(5/25)のTV放送 [2013年06月16日(Sun)]
 先月25に開催されたNHK神戸放送局のイベント「新 兵庫史を歩く(播磨路)」のTV放映が今日の午後あり、その映像を見ながら当日の出来事をふり返りました。なにぶんその日は炎天下での説明で、充分聞き取れていなかった個所もあったのですが、今回の番組ではあらためてポイント毎に田辺先生の解説を聞きなおすことができてよかったです。
 写真は番組の最終で映された玉丘古墳前での参加者全員の記念写真です(TV画面より)。

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 当日の模様は先の記事で紹介しています。
            ↓
 URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/615

また、NHK神戸放送局のホームページにも紹介されています。
            ↓
 URL http://www.nhk.or.jp/kobe/hyogoshi/kasai/index.html





Posted by katakago at 16:50
畑で見かけたチョウ2種 [2013年06月15日(Sat)]
 このところ日中は日差しが強いため、カメラを手にして出かけることは希でしたが、今日は曇りがちでお昼前に畑に出かけました。畑ではカワラナデシコ・ベニバナのほか、テッポウユリも咲きだしました。
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 草花を求めていろんなチョウが飛んで来ます。今日はこれまで撮影出来なかった二種のチョウに出会いました。
 キアゲハ
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 ヒメアカタテハ
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 乾ききっていた畑にも午後から待望の雨が降り出しました。


Posted by katakago at 04:44
アジサイ [2013年06月14日(Fri)]
 雨が降らない中、裏山ではアジサイが咲いています。葉が萎れかけていたので、昨日はカルチャー受講後の夕方に、井戸からホースを引っ張って来て一時間ほどかけて一部の草木に水を遣りました(早く雨が降ってほしい)。
 ヤマアジサイ
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 ベニガク(周囲のガク片の装飾花は次第にピンクに色づく)
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 万葉歌には二首詠まれており、これまでの記事に載せています。
           ↓
【歌】 あぢさゐの 八重咲くごとく 八つ代にを いませ我が背子 見つつ偲はむ
    http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/63
【歌】 言問はぬ 木すらあぢさゐ 諸弟らが 練りのむらどに 詐かれけり
    http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/374 
 
Posted by katakago at 09:50
クララの花 [2013年06月13日(Thu)]
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 裏山でクララ(まめ科)の花が咲いています。

  万葉歌には詠まれていませんが、『出雲国風土記』嶋根郡のところで、山に在る草木の一覧の中に次のように記されています(『新編日本古典文学全集 風土記』より)。
 凡そ諸の山に在らゆる草木は、白朮(をけら)、麦門冬(やますげ)、藍漆、五味子(さねかづら)、苦参(くらら)、独活(つちたら)、葛根(くずのね)、署預(やまついも)、卑解(ところ)、狼毒(やまさく)、杜仲(はひまゆみ)、芍薬(えびすぐすり)、柴胡(のぜり)、玄参(おしぐさ)、百部根(ふとづら)、石斛(いはぐすり)、藁本(さはそらし)、藤(ふぢ)、李(すもも)、赤桐(あかぎり)、白桐(あをぎり)、海柘榴(つばき)、楠(くすのき)、楊梅(やまもも)、松(まつ)、栢(かへ)なり。

 クララは眩草(クララクサ)が省略されたもので、根汁をなめると苦いため目が眩むところからついた名で、漢方では、この根を乾燥して健胃薬とし、また民間では牛馬の皮膚の寄生虫を駆除するのに全草の煎汁が用いられるそうです(松田修著『古典植物辞典』より)。

 ところで、藤原宮典薬寮跡から発見された「多治麻内親王」と表記された木簡に久参(くじん)の文字が出て来ます(『日本の美術 第160号 木簡』)。この木簡は多治麻内親王(但馬皇女)の宮の家人より出された薬草支給願いとみられ、久参(くじん)は苦参(くらら)のことで、車前子(おおばこ)・西辛(さいしん)と一緒に書かれています。これに関しては、今年1月の和田萃先生の講演(朝日カルチャー中之島教室のフェスティバルタワー移転特別講座)の記事でも触れています。
            ↓
   URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/520
 
Posted by katakago at 09:02
ハスの花芽が伸びてきました [2013年06月12日(Wed)]
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 蓮池ではアサザが池前面で花を咲かせていますが、ハスの立ち葉も上がってきています。今朝、その立ち葉の傍で花芽が伸びてきているのを見つけました。ハスは今月下旬から来月にかけて花を楽しめます。その頃はヤマユリ・ヒオウギ・キキョウなどの花も咲くので、来月も見学会を計画中です。近日中にお知らせします。


Posted by katakago at 07:58
ナツメの花 [2013年06月11日(Tue)]
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 ナツメ(くろうめもどき科)の花が咲いています。万葉歌には二首詠まれており(いずれも巻十六)、歌の解説は一昨年の記事に載せています。
        ↓
【歌】 梨棗 黍に粟次ぎ 延ふ葛の 後も逢はむと 葵花咲く (O-3834)
    http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/131
【歌】 玉箒 刈り来鎌麻呂 むろの木と 棗が本と かき掃かむため (長忌寸意吉麻呂 O-3830)
    http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/163



Posted by katakago at 21:15
雨が待たれます [2013年06月10日(Mon)]
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 梅雨入りが発表されましたが、このところ全く雨が降りません。野菜の苗には水遣りが欠かせませんが、それ以外の草花や果樹にまでは手が回りません。写真はオクラの葉で見つけたアマガエルです。天気予報では、明後日あたりから台風の影響もあって雨が期待できそうですが。

 そのような乾燥状態の中でも、キキョウやミソハギ(畑地に生えている株)が花を咲かせ始めました。さらに、一株だけですがオミナエシも咲いています(早生の品種か)。
 キキョウ
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 ミソハギ
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 オミナエシ
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Posted by katakago at 20:45
花菖蒲が見頃です [2013年06月09日(Sun)]
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 昨年から蓮池の隣に植え増してきた花菖蒲が見頃を迎えました。万葉歌に詠まれている植物ではありませんが、水の便が良い場所なので集めて栽培しています。ご近所の農家の方にも喜ばれています。
 品種名は控えていませんが、特徴ある株の写真を載せておきます。
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Posted by katakago at 13:05
ササユリが開花 [2013年06月08日(Sat)]
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 4日に蕾の写真を掲載したササユリが早くも開花しました。
ユリが詠まれた万葉歌と解説は、これまでの記事で紹介しています。
                 ↓
【歌】 筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも かなしけ妹そ 昼もかなしけ
  http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/33
【歌】 道の辺の 草深百合の 花笑みに 笑みしがからに 妻と言ふべしや 
   http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/55

 見学会を前に開花が続きそうですが、まだ蕾の株もあるのでそれに期待したいと思います。
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Posted by katakago at 10:53
バークを敷き詰めた第二果樹園 [2013年06月07日(Fri)]
 蓮池と花菖蒲園の隣に造成した第二果樹園では、草を抑えるためにバークを敷き詰める作業を行ってきました。完全には抑えられず、その後生えてきたイネ科の雑草を2日がかりで取り除きました(手作業)。今度生えてきたら除草剤(ラウンドアップ)の使用も考えます。
 果樹園は写真右手前 
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 草を取り除いた後の様子
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Posted by katakago at 12:36
夏野菜の生育状況 [2013年06月06日(Thu)]
 4月下旬に植え付けた野菜の苗も、今は花を咲かせ実を付け始めています。
 ナス
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 キュウリ
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 スイカ
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スイカだけはアライグマの被害を避けるため、自宅横のフェンスで囲われた場所で育てています。

 これらの他、トマト・ピーマン・シシトウ・ブロッコリー・オクラ・マクワウリ・エダマメ・ラッカセイ・サツマイモなどを栽培しています。サトイモは芽出し苗をこれから植え付けます。
 



Posted by katakago at 08:44
栗の花が咲いています [2013年06月05日(Wed)]
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 雌花穂(写真中央)
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 果樹園では栗の花が咲いています。あたりにこの時期特有の臭いを漂わせています。
 秋には北海道にいる孫の所へも届けてやれればと思っています。
Posted by katakago at 16:47
開花情報(6/4) [2013年06月04日(Tue)]
 今月中旬に植物園の見学会を計画し、このブログ(5/31の記事)やメール・郵送などでお知らせをしていますが、今日の植物園の様子をいくつかの写真でお伝えします。
 ササユリ
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写真の株は見学会前に咲いてしまいそうです(別の株に期待)。

 カワラナデシコ
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これから秋まで花を楽しめます。

 ベニバナ
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写真の株は昨年秋に発芽したもので、一輪花を咲かせています。今春播種したものは見学会の頃には咲いているものと思われます。希望者には切り花を持ち帰って貰おうと思っています。

 アサザとハスの立ち葉
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蓮池ではアサザが黄色い花を咲かせ、花ハスも立ち葉が上がってきました。ハスの開花は来月になるので、その頃あらためて見学会の案内を出す予定です。

 花菖蒲
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蓮池の隣では、色とりどりの花菖蒲が咲き始めました。株間に敷いた防草シートが役立っています(草取りの手間が省け助かっています)。


Posted by katakago at 10:42
野菜の収穫(ジャガイモ・タマネギ) [2013年06月03日(Mon)]
 梅雨の晴れ間を利用して野菜の収穫を行いました。ジャガイモは今年の三月に種イモを植え付けたものですが、そこそこの出来具合でした。写真の品種はインカルージュで、他にもう二品種栽培しこれらも堀上げました。
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 タマネギは昨年秋に苗を植えたもので、今回は例年になく良い出来でした。
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Posted by katakago at 21:11
音楽劇「綺譚 生田川」を鑑賞 [2013年06月02日(Sun)]
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 昨日午後、兵庫芸文センター(阪急 中ホール)で上演された音楽劇「綺譚 生田川」を鑑賞しました(写真はそのプログラム表紙と朝日新聞に掲載された紹介記事)。

 摂津国菟原郡(現在の兵庫県芦屋市から神戸市の東部にかけての地)の東部、葦屋(あしのや)の辺りに住んでいた菟原処女(うないおとめ)にかかわる説話があります。美人であったため二人の男性 ― 千沼壮士(ちぬおとこ)と菟原壮士(うないおとこ)から求婚されますが、片方を選べばもう一方が悲しむので、自らは自殺したというものです。この伝説を題材にした文学作品がいくつか知られています。古くは『万葉集』の歌にも詠まれ、平安時代には歌物語である『大和物語』の第147段の「生田川」に取り上げられ、それをもとに室町時代には謡曲「求塚」がつくられ(観阿弥作)、明治時代には森鴎外の戯曲「生田川」があります。
 今回は謡曲「求塚」をもとに音楽劇に仕立てられました(作・演出は岡本さとる)。主演は元宝塚歌劇団の大和悠河で、菟原処女を熱演し見ごたえのある舞台でした。

 『万葉集』では、田辺福麻呂・高橋虫麻呂・大伴家持の三人が歌に詠んでいますが、ここでは伝説の内容が語られる、高橋虫麻呂の長歌を少し長くなりますが載せておきます。
【歌】 葦屋の 菟原処女の 八歳子の 片生ひの時ゆ 小放りに 髪たくまでに 並び居る 家にも見えず 虚木綿の 隠りて居れば 見てしかと いぶせむ時の 垣ほなす 人の問ふ時 千沼壮士 菟原壮士の 廬屋焼き すすし競ひ 相よばひ しける時には 焼き大刀の 手かみ押しねり 白真弓 靫取り負ひて 水に入り 火にも入らむと 立ち向かひ 競ひし時に 我妹子が 母に語らく 倭文たまき 賤しき我が故 ますらをの 争ふ見れば 生けりとも 逢ふべくあれや ししくしろ 黄泉に待たむと 隠り沼の 下延へ置きて うち嘆き 妹が去ぬれば 千沼壮士 その夜夢に見 取り続き 追ひ行きければ 後れたる 菟原壮士い 天仰ぎ 叫びおらび 地を踏み
 きかみたけびて もころ男に 負けてはあらじと 掛け佩きの 小大刀取り佩き ところづら 尋め行きければ 親族どち い行き集まり 永き代に 標にせむと 遠き代に 語り継がむと 処女墓 中に造り置き 壮士墓 このもかのもに 造り置ける 故縁聞きて 知らねども 新喪のごとも 音泣きつるかも (H-1809)
【口語訳】 葦屋の 菟原処女が 八歳の 子供の頃から 小放りに 髪を結い上げる年ごろまで
 近隣の 家にも姿を見せず (虚木綿の) こもりきりなので 見たいものと もどかしがって 取り囲んで 求婚した時のこと 千沼壮士と 菟原壮士が 小屋を焼いて 勢い込んで争い 共に求婚を したその時に 焼き鍛えた大刀の 柄を握ってのし歩き 白木の弓と 靫を背負って 水にでも 火にでも入ろうと 立ち向い 争った時 この処女が 母に語ることに 「(倭文たまき) 数ならぬわたしのために ますらおが 争われるのを見ると 生きていたとて 結婚できそうにありません (ししくしろ) 黄泉でお待ちしよう」と (隠り沼の) それとなく告げて 嘆き悲しみ その処女が死んでしまったところ 千沼壮士は その夜夢に見 引き続き あとを追って行ったので 先を越された 菟原壮士は 天を仰ぎ 叫びわめいて 地を蹴り 歯ぎしりして力み あいつめに 負けてなるものかと 肩に掛ける 長剣を取り佩き (ところづら) 追っかけて行ってしまったので 身内の者たちは 寄り集まって 永久に 記念にしようと 遠い未来まで 語り伝えようと 処女墓を 中に造り置き 壮士墓を その両側に 造って置いた そのいわれを聞いて 真実は知らないが 最近の喪のように 声をあげて泣いてしまったことだ 


 現在、神戸市東灘区御影塚町に処女塚(おとめつか)古墳があり、その東西に求女塚(もとめつか)古墳があります(東灘区住吉町と灘区都通)。処女塚は前方部を海に、東西の求女塚は処女塚の方に前方部を向けています。妻争いの伝説はこれらの古墳群を見て形成されていったとの考えもあるようです。虫麻呂の歌で墓が述べられる部分に下線を入れておきました。
 この場所へは昨年四月の「飛鳥を愛する会」の現地講座で訪れ、影山先生から説明を聞きました。その記事には田辺福麻呂の反歌を載せています。
      ↓
   URL http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/316




Posted by katakago at 12:46
クワの実が色づきました [2013年06月01日(Sat)]
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 例年この時期にはクワの実が色づきます。万葉歌には二首詠まれており(原文は桑・柘と表記)これまでの記事に載せています。
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 巻十四の東歌より  http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/46
 巻七の比喩歌より http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/351  

Posted by katakago at 09:26
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