奈良学文化講座 ー 葛城氏揺籃の地を歩く [2013年06月30日(Sun)]
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ヒルムシロの花 [2013年06月28日(Fri)]
ヒルムシロ(ひるむしろ科)は、万葉歌に詠まれている、たはみづら(原文は多波美豆良と表記)に擬する説があります。そこで、昨年猪名川町のIさん(宝塚西谷の森公園ボランティア)に探してもらって当園に移植しました。水田の多年生雑草の一種でもありますが、最近は見かけなくなっていました。 万葉歌は昨年の記事にも載せていますが、巻十四の東歌に詠まれています。 【歌】 安波をろの をろ田に生はる たはみづら 引かばぬるぬる 我を言な絶え (M-3501) 【口語訳】 安波の峰の 山田に生える たわみづらのように 私が引いたらずるずるとどこまでもついて来て 私との仲を絶やさないでくれ (『萬葉集全注』より)。 上三句は序で、引っぱったらするすると引き寄せられる意で、「引かばぬるぬる」を起こす(『萬葉集釈注』より)。巻十四には下三句はほとんど同じ類歌があります(3378、3416)。
関連記事(東歌に詠まれた雑草)は ↓ URL https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/402
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植物園見学会(7月)のお知らせ [2013年06月27日(Thu)]
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今月3回目の見学会(6/26) [2013年06月26日(Wed)]
朝から雨風が強く、植物園の見学会としては最悪の天候になってしまいました。問い合わせの電話もあり、来られる可能性がある以上万端の準備をして待機していましたが、内心何人来られるか不安でした。ところがこの悪天候にもかかわらず、2回目よりも多い18名の方に来ていただけました(地元川西市や隣の猪名川町の他、豊中市・吹田市・高槻市・京都市からも)。 悪天候のため、自治会館での説明に時間を割き、風が少し弱まったのを見計らって、畑と裏山にも案内しました。天気が良ければ蓮池やビオトープ池付近の植物をゆっくり見ていただけたのにと悔やまれます。
雨の中傘を差しての散策の様子(ベニバナやヒマワリも倒れていました)
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at 16:33
ヒマワリの一株が開花 [2013年06月25日(Tue)]
ここ数年来毎年、畑のどこかにヒマワリの種を蒔いています。4月初めに蒔いたヒマワリの一株が早くも開花しました。
他の株も蕾を付けており、来月中旬には咲き始めるものと思われます。
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at 08:49
カワラナデシコ [2013年06月24日(Mon)]
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at 15:09
ベニバナの花が最盛期 [2013年06月23日(Sun)]
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ネムノキの花 [2013年06月22日(Sat)]
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at 14:47
ハスの蕾ーその1 [2013年06月21日(Fri)]
ビオトープ池でもハスの蕾が膨らんできました。今月下旬にも咲き始めるものと思われます。
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at 19:00
6月の植物園見学会を開催 [2013年06月20日(Thu)]
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at 20:55
お隣の田植えも終わる [2013年06月18日(Tue)]
先週、お隣の田んぼにイネ苗が植えられました。昨今は農協に委託して乗用式の田植え機で植えられるので、短時間で済むようです。子供の頃はこの時期、学校も農繁休暇があり田植えの手伝いをした記憶があります(当時は兼業農家でした)。
畑に植えているケヤキの苗木で羽を休めているツバメを見かけました。普段は飛び回っているところしか目にしないのですが、写真に撮ることが出来ました。
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at 10:01
ミヤギノハギが咲いています [2013年06月17日(Mon)]
ミヤギノハギが咲いています。この品種は年に二度(6月と9月)花を咲かせます。 山上憶良が詠んだ秋の七種(ななくさ)のうち、早くもハギ・カワラナデシコ・キキョウが花を咲かせオミナエシも黄色の蕾が見られるようになりました。
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at 20:53
新 兵庫史を歩く(5/25)のTV放送 [2013年06月16日(Sun)]
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at 16:50
畑で見かけたチョウ2種 [2013年06月15日(Sat)]
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at 04:44
ハスの花芽が伸びてきました [2013年06月12日(Wed)]
蓮池ではアサザが池前面で花を咲かせていますが、ハスの立ち葉も上がってきています。今朝、その立ち葉の傍で花芽が伸びてきているのを見つけました。ハスは今月下旬から来月にかけて花を楽しめます。その頃はヤマユリ・ヒオウギ・キキョウなどの花も咲くので、来月も見学会を計画中です。近日中にお知らせします。
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at 07:58
雨が待たれます [2013年06月10日(Mon)]
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at 20:45
花菖蒲が見頃です [2013年06月09日(Sun)]
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at 13:05
ササユリが開花 [2013年06月08日(Sat)]
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バークを敷き詰めた第二果樹園 [2013年06月07日(Fri)]
蓮池と花菖蒲園の隣に造成した第二果樹園では、草を抑えるためにバークを敷き詰める作業を行ってきました。完全には抑えられず、その後生えてきたイネ科の雑草を2日がかりで取り除きました(手作業)。今度生えてきたら除草剤(ラウンドアップ)の使用も考えます。 果樹園は写真右手前
草を取り除いた後の様子
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at 12:36
夏野菜の生育状況 [2013年06月06日(Thu)]
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at 08:44
栗の花が咲いています [2013年06月05日(Wed)]
雌花穂(写真中央) 果樹園では栗の花が咲いています。あたりにこの時期特有の臭いを漂わせています。 秋には北海道にいる孫の所へも届けてやれればと思っています。
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at 16:47
開花情報(6/4) [2013年06月04日(Tue)]
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野菜の収穫(ジャガイモ・タマネギ) [2013年06月03日(Mon)]
梅雨の晴れ間を利用して野菜の収穫を行いました。ジャガイモは今年の三月に種イモを植え付けたものですが、そこそこの出来具合でした。写真の品種はインカルージュで、他にもう二品種栽培しこれらも堀上げました。
タマネギは昨年秋に苗を植えたもので、今回は例年になく良い出来でした。
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at 21:11
音楽劇「綺譚 生田川」を鑑賞 [2013年06月02日(Sun)]
昨日午後、兵庫芸文センター(阪急 中ホール)で上演された音楽劇「綺譚 生田川」を鑑賞しました(写真はそのプログラム表紙と朝日新聞に掲載された紹介記事)。
摂津国菟原郡(現在の兵庫県芦屋市から神戸市の東部にかけての地)の東部、葦屋(あしのや)の辺りに住んでいた菟原処女(うないおとめ)にかかわる説話があります。美人であったため二人の男性 ― 千沼壮士(ちぬおとこ)と菟原壮士(うないおとこ)から求婚されますが、片方を選べばもう一方が悲しむので、自らは自殺したというものです。この伝説を題材にした文学作品がいくつか知られています。古くは『万葉集』の歌にも詠まれ、平安時代には歌物語である『大和物語』の第147段の「生田川」に取り上げられ、それをもとに室町時代には謡曲「求塚」がつくられ(観阿弥作)、明治時代には森鴎外の戯曲「生田川」があります。 今回は謡曲「求塚」をもとに音楽劇に仕立てられました(作・演出は岡本さとる)。主演は元宝塚歌劇団の大和悠河で、菟原処女を熱演し見ごたえのある舞台でした。
『万葉集』では、田辺福麻呂・高橋虫麻呂・大伴家持の三人が歌に詠んでいますが、ここでは伝説の内容が語られる、高橋虫麻呂の長歌を少し長くなりますが載せておきます。 【歌】 葦屋の 菟原処女の 八歳子の 片生ひの時ゆ 小放りに 髪たくまでに 並び居る 家にも見えず 虚木綿の 隠りて居れば 見てしかと いぶせむ時の 垣ほなす 人の問ふ時 千沼壮士 菟原壮士の 廬屋焼き すすし競ひ 相よばひ しける時には 焼き大刀の 手かみ押しねり 白真弓 靫取り負ひて 水に入り 火にも入らむと 立ち向かひ 競ひし時に 我妹子が 母に語らく 倭文たまき 賤しき我が故 ますらをの 争ふ見れば 生けりとも 逢ふべくあれや ししくしろ 黄泉に待たむと 隠り沼の 下延へ置きて うち嘆き 妹が去ぬれば 千沼壮士 その夜夢に見 取り続き 追ひ行きければ 後れたる 菟原壮士い 天仰ぎ 叫びおらび 地を踏み きかみたけびて もころ男に 負けてはあらじと 掛け佩きの 小大刀取り佩き ところづら 尋め行きければ 親族どち い行き集まり 永き代に 標にせむと 遠き代に 語り継がむと 処女墓 中に造り置き 壮士墓 このもかのもに 造り置ける 故縁聞きて 知らねども 新喪のごとも 音泣きつるかも (H-1809) 【口語訳】 葦屋の 菟原処女が 八歳の 子供の頃から 小放りに 髪を結い上げる年ごろまで 近隣の 家にも姿を見せず (虚木綿の) こもりきりなので 見たいものと もどかしがって 取り囲んで 求婚した時のこと 千沼壮士と 菟原壮士が 小屋を焼いて 勢い込んで争い 共に求婚を したその時に 焼き鍛えた大刀の 柄を握ってのし歩き 白木の弓と 靫を背負って 水にでも 火にでも入ろうと 立ち向い 争った時 この処女が 母に語ることに 「(倭文たまき) 数ならぬわたしのために ますらおが 争われるのを見ると 生きていたとて 結婚できそうにありません (ししくしろ) 黄泉でお待ちしよう」と (隠り沼の) それとなく告げて 嘆き悲しみ その処女が死んでしまったところ 千沼壮士は その夜夢に見 引き続き あとを追って行ったので 先を越された 菟原壮士は 天を仰ぎ 叫びわめいて 地を蹴り 歯ぎしりして力み あいつめに 負けてなるものかと 肩に掛ける 長剣を取り佩き (ところづら) 追っかけて行ってしまったので 身内の者たちは 寄り集まって 永久に 記念にしようと 遠い未来まで 語り伝えようと 処女墓を 中に造り置き 壮士墓を その両側に 造って置いた そのいわれを聞いて 真実は知らないが 最近の喪のように 声をあげて泣いてしまったことだ
現在、神戸市東灘区御影塚町に処女塚(おとめつか)古墳があり、その東西に求女塚(もとめつか)古墳があります(東灘区住吉町と灘区都通)。処女塚は前方部を海に、東西の求女塚は処女塚の方に前方部を向けています。妻争いの伝説はこれらの古墳群を見て形成されていったとの考えもあるようです。虫麻呂の歌で墓が述べられる部分に下線を入れておきました。 この場所へは昨年四月の「飛鳥を愛する会」の現地講座で訪れ、影山先生から説明を聞きました。その記事には田辺福麻呂の反歌を載せています。 ↓ URL https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/316
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クワの実が色づきました [2013年06月01日(Sat)]
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