裏山で見つけた花(キツネノカミソリ・センニンソウ) [2012年08月30日(Thu)]
今朝裏山でキツネノカミソリ(ひがんばな科)が咲いているのを見つけました。鮮やかな赤色です。有毒植物で、和名の狐剃刀(きつねのかみそり)は、葉の形からきているそうです。なお、花茎が出るのは春に出た葉が枯れた後で、この時期葉は見られません。
そのそばの垣根に絡まって、センニンソウ(きんぽうげ科)が白い花を咲かせていました。これも有毒植物で、和名は白い毛の密生する宿存花柱を仙人の髭にたとえたそうです。
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at 11:12
尺八演奏会のお知らせ [2012年08月29日(Wed)]
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今朝の植物園で(ハマユウ・ハス・ヒオウギ) [2012年08月28日(Tue)]
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at 08:54
多田神社の萬燈会 [2012年08月27日(Mon)]
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at 19:49
愛宕講の集まり [2012年08月26日(Sun)]
今日は古くから続く「愛宕講」の集まりがありました。代々この地に居を構える家がメンバーである行者講・伊勢講なども以前はありましたが、それらは無くなり「愛宕講」だけが続いていました。しかし、これも今回限りで終わりにしようということで、これが最後の集まりです。
昭和の終わり頃までは、毎年4月23日に当番の者(二人一組)が京都の愛宕神社に代参して、お札(2枚目の写真)を貰って来ていたそうです(この当時関東にいたので代参の経験はありません)。愛宕神社は全国に約900社あるそうですが、京都の愛宕山(924m)に鎮座する愛宕神社はその本社にあたり、古くより火伏・防火に霊験があるとされています。 今年で最後ということで、今夜は当番のお宅に大勢の者(21軒中18軒)が集まりました。先ずは床の間に飾られた愛宕明神の掛け軸の前でお参りし、御神膳の洗い米とお酒を頂きました。その後御馳走をいただきながら3時間ほど歓談しました。この集まりも、愛宕神社への代参がなくなってからは、もっぱら共同飲食・コミュニケーションの場となっていました。 最後に当たり、古くからの書類も回覧されました。残されていた一番古い台帳(大正12年)には祖父の名前が記されていました(当時の講費は52銭)。
最後の年に当たり愛宕神社に代参された方がお札(写真)を貰ってこられ頂きました。「ひのようじん」と書かれています。
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at 23:04
多田コミュニティの盆踊り大会 [2012年08月25日(Sat)]
毎年恒例の、多田小校区コミュニティ協議会(5自治会からなる)主催の盆踊り大会が実施されました。盆踊り大会は運動会や文化祭と共にコミュニティの主要行事の一つです。昨年は途中から雨が降り出し盆踊りは中止になりましたが、今年は大勢の人々が踊りの輪に入って楽しんでいました。
矢問自治会でも模擬店を出店し賑わっていました。自治会の5役をはじめ組長さんがたも活躍されていました。
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at 21:04
平城京天平祭☆夏2012 [2012年08月24日(Fri)]
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at 23:50
秋の現地講座のお知らせ [2012年08月23日(Thu)]
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at 20:41
ミョウガの花 [2012年08月15日(Wed)]
裏山の一角では、ミョウガ(しょうが科)が自生しています。薬味野菜としても利用していますが、この時期淡い黄色の花を咲かせています(花は一日でしぼむ)。 万葉歌には詠まれていませんが、『ラジオ深夜便誕生日の花と短歌365日』には、9/2の花として載っています。花言葉は「忍耐」とあります。 同書掲載の鳥海昭子さんの短歌を紹介しておきます。 【歌】 ろうそくの 炎のような 朝(あした)咲く ミョウガのつぼみ 藪中にあり 作者の一言には、薄暗い藪中に小さなともし火のようなミョウガの蕾を見つけました、とあります。
裏山の植物園では、先に紹介した(8/8の記事)タカサゴユリがあちらこちらで咲いています。
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at 15:50
蓮池のチョウトンボ [2012年08月11日(Sat)]
水辺の環境(ビオトープ池や蓮池)では、トンボ類をよく見かけます。これまでも、アキアカネ(6/20の記事)・ショウジョウトンボ(7/10の記事)・シオカラトンボ(7/27の記事)などを見かけていますが、蓮池で初めてチョウトンボを見かけました。ハスの花托にとまっていました。名前の由来は、蝶のように飛ぶところからきているそうです。
蓮池では何本かまだ蕾のものも見られます。
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at 10:20
8月に咲くユリ(タカサゴユリ・カノコユリ) [2012年08月08日(Wed)]
今月になってタカサゴユリ(ゆり科)が咲きだしました。台湾原産で大正12年に渡来したようです(タイワンユリともよばれる)。花はテッポウユリに似て筒状横向きに咲きます。種からの栽培も容易で、春に播けばその年の夏に花が咲きます。花が咲く時期がお盆の頃で切り花としても重宝しています。
このほか、カノコユリが咲いています(黄鹿の子百合は7/26に掲載)。
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at 09:07
ヒオウギに飛んできたナミアゲハ [2012年08月06日(Mon)]
ヒオウギ(あやめ科)の花の蜜を吸うナミアゲハを見かけました。ヒオウギの花は一ヶ月近く咲いていますが、咲き終わったものでは既に刮ハが形成されています(2枚目の写真)。秋にこれがはじけると中に黒い球形の種子が見られます。万葉歌で「ぬばたま」と詠まれているものは、そのヒオウギの黒い種と考えられています(昨年9/16の記事参照)。
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at 15:51
夏休み子供お楽しみ会(流しソーメン他) [2012年08月05日(Sun)]
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at 16:00
イヌビワの実 [2012年08月04日(Sat)]
イヌビワ(くわ科)は7年ほど前に苗木を一本求めて裏山に植えています(現在約3m位)。その後挿し木で苗をつくり3か所に植えています。写真は挿し木からのもので実を付けています。自生のイヌビワは、昨年阪大豊中キャンパスの待兼山で目にしました(昨年10/17の記事)。
万葉歌で、ちちのみ(原文は知智乃実と表記)と詠まれた植物がありますが、いかなる植物であるかは不明とされています。ただし、『新編日本古典文学全集 萬葉集』によれば、チチの音が乳を連想させるため、若い実や樹皮などを傷つけると白汁が出るイヌビワ、乳房状の気根が下がるイチョウ(いちょう科)に擬する説があります。
「ちちのみ」が詠まれた歌は2首ありいずれも長歌です。うち一首と解説を昨年5/15の記事に掲載していますが、ここでも2首の長歌の一部を載せておきます。
【歌】 ちちの実の 父の命 ははそ葉の 母の命 凡ろかに 心尽くして 思ふらむ その子なれやも ますらをや 空しくあるべき ・・・・ (大伴家持 R-4164) 【歌】 ・・・・ ははそ葉の 母の命は み裳の裾 摘み上げかき撫で ちちの実の 父の命は たくづのの 白ひげの上ゆ 涙垂り 嘆きのたばく ・・・・・(大伴家持 S-4408) 最初の歌は、勇士の名誉を振い立てることを願った歌で、二つ目は、防人の別れを悲しむ心を述べる歌(防人の立場で詠まれている)ですが、いずれの歌でも、「ちちの実の」は、同音のチチで父にかけた枕詞として用いられています。
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at 20:22
野菜の花(オクラ・ラッカセイ) [2012年08月03日(Fri)]
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at 09:53
ビオトープ池のハス [2012年08月02日(Thu)]
8月に入っても、ビオトープ池ではハスが咲いています。 梅雨明け後雨がほとんど降らないため、池の水位がだいぶ減って来ました。こちらは水路から直接水を引けるようにはなっていないので、昨日はポンプで水の補給を行いました。
咲き終わった花托に混じって、花茎が伸びてきています。この調子で新たな花茎が出て来ると、お盆のお花に使えそうです。
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at 20:06
オミナエシ(手に取れば袖さへにほふ) [2012年08月01日(Wed)]
オミナエシは山上憶良の「秋の七種(ななくさ)」の歌にでてきますが、別の歌(I-2115)で「手に取れば袖さへにほふ(手に取れば袖までも染まる)」とも詠まれています(歌の解説は昨年7/9の記事に)。写真はまさにそのような情景です。
オミナエシが詠まれた歌は全部で14首あり、先月初め(7/2)にも写真と万葉歌(C-675)を掲載していますが、ここでは別の歌を載せておきます。 【歌】 高円の 宮の裾廻の 野づかさに 今咲けるらむ をみなへしはも (大伴家持 S-4316) 【口語訳】 高円の 離宮の裾野の 小高みに 今咲いていることであろう そのおみなえしよ この歌は天平勝宝六年(754)、大伴家持(当時、兵部少輔)が難波の宮にいて、聖武天皇の高円離宮の秋の野を思って詠まれたとみられています(『萬葉集釈注』より)。
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at 10:11