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孫のピアノ発表会 (08/01) 悟史
アジサイ (06/16)
ヒシの苗入手 [2012年06月30日(Sat)]
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 先日ヒシ(ひし科)の苗を入手し池に移しました。宝塚西谷の森公園ボランティアをされている方が、西谷地区内の溜め池で見つけられ、溜め池の所有者から分けてもらって届けて下さいました(先にヒルムシロの苗も頂いています)。植物園に来て下さった方の協力で、万葉植物の種類が増えることは大変ありがたいことです。

 ビオトープ池傍に植えているヒオウギ(あやめ科)の花茎が伸びてきました。間もなく咲き始めます(写真後方はミソハギ)。

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 この時期裏山では、万葉歌には詠まれていませんが、自生しているオカトラノオ(さくらそう科)が咲いています。
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Posted by katakago at 19:50
ヤブカンゾウ [2012年06月29日(Fri)]
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 ヤブカンゾウ(ゆり科)の花が咲き始めました。万葉歌では、わすれぐさ(原文は萱草と表記)として4首詠まれています。昨年6/30の記事に、写真と歌(B-334、C-727)の解説を載せていますが、ここでは別の歌を紹介します。

【歌】忘れ草 垣もしみみに 植ゑたれど 醜の醜草 なほ恋ひにけり (K-3062)
【口語訳】 苦しい恋を忘れたいと思って、忘れ草を垣根にぎっしり植えたのに、ほんとうに役立たずの草だよ。やっぱり恋を忘れられない。(『萬葉集全歌講義』より)
 昨年も記しておきましたが、中国の『文選』巻第五十三「養生論」に、「萱草ハ憂ヲ忘レシム」とあり、当時この漢籍に基づいて、カンゾウ(わすれぐさ)を身に付けると憂苦を忘れるという俗信があり、万葉歌では思うようにならない恋の苦しさから逃れるための具として詠まれています。
 大伴家持の次の歌でも、「忘れ草は名ばかりで、恋の苦しさを忘れさせてくれず効果がなかった」と詠んでいます。
【歌】忘れ草 我が下紐に 付けたれど 醜の醜草 言にしありけり (C-727)
Posted by katakago at 19:20
ベニバナ(続) [2012年06月28日(Thu)]
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 ベニバナ(きく科)の園芸種の写真は、6/8(万葉歌J-2624)と6/25の記事に掲載していますが、山形の栽培種(山形県の紅花資料館より入手)も咲きだしました。園芸種に比べ鋭い棘があります。なお、昨年6/29の記事に万葉歌(J-2827)と染色に関わる解説を載せていますが、ここでは別の歌を紹介します。

【歌】 紅に 衣染めまく 欲しけども 着てにほはばか 人の知るべき (F-1297)
【口語訳】 紅花で 衣を染めようと 思うけれど 着て目立ったら 人に感づかれそうだ
巻七の比喩歌(衣に寄せる)です。表の意味は口語訳のようになりますが、「色に染まる」は、男性の求婚をそのまま受け入れることで、この歌(裏の意味)では、男に求婚され女も承諾したい気持ちになりながら、人の思惑を気にして躊躇している気分が詠まれています(『萬葉集全歌講義』より)。

 次のような類想歌があります。
【歌】 紅の 深染めの衣を 下に着ば 人の見らくに にほひ出でむかも (J-2828)
【口語訳】 紅の 濃染(こぞ)めの衣を 下に着たら 人が見ている所で 赤く透けて見えはしないだろうか
 これも比喩歌で、美しい女性を紅色に濃く染めた衣に喩えて、あなたと結ばれたら、人目につくだろうか、と詠まれています。

 毎年採種しているので種も増え、たくさん栽培できるようになりました。

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Posted by katakago at 05:06
ツユクサ [2012年06月27日(Wed)]
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 畑の雑草に混じってツユクサ(つゆくさ科)の花が咲いています。万葉歌には、つきくさ(原文は月草・鴨頭草と表記)として9首詠まれています。昨年6/23の記事には、F-1339歌の解説を載せています。

 ここでは、別の歌を紹介します。題詞によれば、大伴坂上大嬢が大伴家持の歌に答えてに贈った歌です(家持の歌は残っていない)。
【歌】 月草の うつろひ易く 思へかも 我が思ふ人の 言も告げ来ぬ (C-583)
【口語訳】 月草のように変わりやすいお心をもっておいでだからでしょうか。私の慕わしく思うお方からのお便りもありません (『萬葉集全歌講義』より)
 ツユクサの花は摺染めに用いられるがその色があせやすいので、変わりやすい比喩に用いられています(ツユクサが詠まれた9首中6首が「うつろふ」の意味で使用)。この歌では、月草は「うつろひ易く」にかかる枕詞として用いられています。
 なお、この歌については、歌の配列から天平四年(732)ごろの作とすると、大嬢は10歳くらいとなり(家持は15歳ほど)、その母親(坂上郎女)の代作ではないか、との説があります(『萬葉集釈注』)。

 同じような用法の歌をもう一首載せておきます。
【歌】 百(もも)に千(ち)に 人は言ふとも 月草の うつろふ心 我持ためやも (K-3059)
【口語訳】 たとえあれこれ人が言うとしても、 月草のように変わりやすい気持ちは、わたしは決して持ちません (『萬葉集全歌講義』より)
 この歌でも、月草は、「うつろふ」の比喩的枕詞として用いられています。
Posted by katakago at 15:17
ハスの花(昨日に続く) [2012年06月27日(Wed)]
 昨日、ハス開花の続報として写真を掲載しましたが、同じ株の今朝の様子(8時ごろ)を紹介しておきます。
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Posted by katakago at 11:58
ハスの開花(続報) [2012年06月26日(Tue)]
 昨日ハスの写真を掲載しましたが、今朝(7時半ごろ)花弁が開き始めました。
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 別の株も花弁が開きました。蓮池では今のところ白いハスです。
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 ビオトープ池では、紅いハスが咲き始めています。
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Posted by katakago at 07:56
ネムノキの花 [2012年06月26日(Tue)]
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 ネムノキ(まめ科)の花が咲いています。万葉歌には、ねぶ(原文は合歓木と表記)として三首詠まれています。昨年7/3の記事にも写真と万葉歌(G‐1461,1463)を掲載していますが、ここでは残りの一首を紹介します。

【歌】 我妹子を 聞き都賀野辺の しなひ合歓木 我は忍び得ず 間なくし思へば (J-2752)
【口語訳】 いとしいあの子のことをずっと聞き続けたいと思う、そのキキツガではないが、都賀野辺のしなった合歓木(ねむのき)のように、私は恋心を抑えることができない。絶え間なく思っているので (『萬葉集全歌講義』より)
 「我妹子を聞き都賀野辺の」の「我妹子ヲ聞キ」は、恋人のことを聞キ継ガム(続けて聞きたい)の意で、地名「都賀野」に掛けた序詞です(『新編日本古典文学全集 萬葉集』より)。
Posted by katakago at 06:40
ヒメユリ [2012年06月25日(Mon)]
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 ヒメユリ(ゆり科)の花が咲きました。草丈は30〜40cm程度で小さな濃赤色の花です。昨年は蕾の段階で虫の被害に遭い花を見ることができませんでした。今年はもう一株開花が見込まれます。

 万葉歌には、ひめゆり(原文は姫由理と表記)は次の一首のみ詠まれています。
【歌】 夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は 苦しきものそ (大伴坂上郎女 G-1500)
【口語訳】 夏の野の 繁みに咲いている ひめゆりのように 相手に知ってもらえない恋は 苦しいものです
 巻八の夏の相聞の部に入れられています。作者大伴坂上郎女は、額田王と共に『万葉集』を代表する女流歌人のひとりで、歌数も84首と女性では最も多い。上三句「夏の野の繁みに咲ける姫百合の」は、繁みの中にひっそりと咲いているので、人に知られないという序詞です。相手に分かってもらえない恋の苦しさが歌われています。『萬葉集全歌講義』には、「殊更に小さいながらも色の濃い花を序詞に用いたのは、可憐な姫百合をわが恋の比喩としたかったからであろう」とあります。
 なお、この歌は、好きな万葉歌で上位に選らばれるものの一つです。
Posted by katakago at 10:25
旅行から帰って [2012年06月25日(Mon)]
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 3日間家を空けていましたが、この間植物園の草花の生育も進み、ハスの花が咲き始めました。

 ベニバナ(園芸種)の花も今が最盛期です(山形産の栽培種はこれからも)。

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 トンボの羽化は6/20にも掲載していますが、今朝はヒオウギの葉で羽化しているのを見つけました。
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 万葉歌とは関係ありませんが、昨年栽培したヒマワリのこぼれ種が発芽し蕾を付けています。そのうちの一株が開花しました。これから来月にかけて花が咲くものと思われます。
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Posted by katakago at 09:49
孫を訪ねて札幌へ [2012年06月24日(Sun)]
 6/22(金)から今日まで札幌に出かけていました。この時期に二人で3日も家を空けることはこれまで滅多になかったのですが、昨年10月に父親の転勤で奈良(学園前)から札幌に引っ越した孫達に逢いに行きました。

 自宅から便利な伊丹発の新千歳行きは、便数も少なく1ケ月以上前からでも空席待ちの状態で、今回は往復とも関空発着便を利用することになりました(関空へは梅田からリムジンバスで約50分)。関空利用は昨年10月の「韓国歴史の旅」以来で、関西にに帰って来てから二度目です。朝出かける頃には雨もやみホッとしました。写真は搭乗機です。

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 二人の孫娘(小5と小3)は札幌の小学校に転校して8ケ月近くになりますが、札幌での生活にも慣れてきているようで、まずは一安心です。
 この土日は限られた時間を娘夫婦・孫達と一緒に過ごしました。昨日は娘の主人が運転する車で札幌市内観光の後、小樽に出かけ地元のネタの寿司を味わいました(ミシュランガイドにも取り上げられた伊勢鮨で)。小樽観光の後、夕方、定山渓温泉に向かい、昨夜はここで一緒に泊まりました。滞在したホテルも土曜日のせいか多くの観光客で賑わっていました。

 札幌市内の時計台(旧札幌農学校演武場)での記念写真です。

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 夕方6時過ぎに帰って来ました。早速、旅行中も気になっていた畑の野菜や植物園の草花を見て回りました。草がまた伸び出したので、今週はその対応に追われそうです。
Posted by katakago at 21:44
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