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コウヤボウキの蕾 [2011年09月30日(Fri)]

 裏山の植物園ではコウヤボウキが蕾を付けています。花は、10月中旬ころです。万葉歌では、たまばはき(原文は、玉箒・多麻婆波伎と表記)として詠まれています。歌は花の時期に紹介する予定です。

 白いハギの花も咲いています。



 ビオトープ池の堤では、ヨメナ(万葉歌では、うはぎ)の花がヒガンバナと一緒に咲いています(歌は、7/17に掲載)。




 万葉植物ではありませんが、9月初めに畑の一角に今年二度目のヒマワリの種を蒔きました。現在写真のような大きさに育っています。11月下旬頃の開花を見込んでいます。



 蓮池の傍に花菖蒲も植えていますが、株分けしたり追加購入したものを移植しました。この一角を花菖蒲園に出来ればと思っています。

Posted by katakago at 05:35
古代学講座(9/28) [2011年09月29日(Thu)]


 川西市中央公民館主催の「古代学講座 − 東アジアの中の倭を考える」(3回のシリーズ)の一回目がスタートしました。昨日(9/28)は、「高句麗・楽浪と倭」と題して、元北京大学教授永島暉臣愼(きみちか)先生による講演が行われました。この講座は毎年人気があるらしく、今回も定員100名に対し160名以上の申し込みがあったようです。
 演題には楽浪と共に高句麗があり、当日配布の資料にも高句麗壁画古墳(変遷、四神図)、キトラ古墳、高松塚古墳に関する項目も取り上げられてあり、こちらの方に興味があったのですが、今回は、楽浪古墳の分布と構造、楽浪文化と倭についての話が中心となりました。発掘現場の様子などパワーポイントで説明されました。いずれ機会があれば、残りの部分の話もぜひ聴きたいものです。

 2回目(10/5)は、「三角縁神獣鏡をめぐって」、3回目(10/12)は、「新羅と倭」です。


 来月下旬に、「飛鳥を愛する会」の秋季現地講座として、「韓国歴史の旅 − 金海・慶州・公州・扶余・益山を訪ねる」が企画されており、筆者も参加を申し込んでいます。飛鳥の文化の源流としての百済・新羅・金官加耶を訪ねます。同行講師は、この会の会長木下正史先生(専門は考古学・文化財保存学)です。通常のツアーでは訪れることのない見学地も多く設定されており楽しみにしています。
Posted by katakago at 05:02
オケラの花 [2011年09月28日(Wed)]

 オケラ(きく科の多年草)の花が早くも咲き始めました(例年ですと10月中旬ごろですが)。万葉歌には、いずれも巻14の東歌に、うけら(原文は宇家良と表記)として詠まれています。
【歌】 恋しけば 袖も振らむを 武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ (M-3376)
【口語訳】 恋しくなったら 袖ぐらい振りますのに 武蔵野の おけらの花のように 目立ったことをしないでくださいね
 武蔵国の相聞往来歌9首のうちの一首。「武蔵野の うけらが花の」の二句は、「色に出」を起こす序詞。「色に出」は、思いが表面に現れることや、思う気持ちを行動や言語に表すことにも言われる。
 この歌に続き、或本の歌として、次の歌が載せられています。
【歌】 いかにして 恋ひばか妹に 武蔵野の うけらが花の 色に出ずあらむ
【口語訳】 どんなふうに あなたに恋したら 武蔵野の おけらの花のように 目立たないですむだろうか
 新編日本古典文学全集『万葉集』によれば、「おもて歌は男をたしなめる女の歌で、或本の歌はそれに対する男の返歌であろう」とあります。
 ところで、このオケラの花は、植物園で数株植えている分にはあまり目立つ花のようには思えません。この点について、『萬葉集全注』では、「うけらの花は白いのが普通であるが、白いといっても目がさめるような白ではなく、地味な、少しきたない白で、決して目立つ花ではない」と述べ、「色の出ることの比喩として用いられるようなものではないのではないか」と疑問を呈し、「うけらの花が武蔵野に多いわりにあまり目立たない花であることから、そのようにという趣で、前句の「武蔵野」と共に序詞として第五句へかかっていく」とする解釈がなされています。

 蕾の写真も載せておきます。

Posted by katakago at 09:06
尺八演奏会お知らせ [2011年09月27日(Tue)]

 朝日カルチャーセンター芦屋教室で尺八(都山流)を習っていますが、講師の星田一山先生が主宰される「都之雨社(としゅうしゃ)」の創立90周年記念演奏会が開催されます(日時:11月13日(日) 13:00より、場所:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール)。
 こちらで習い始めて3年半になりますが、今回初めて舞台での演奏に参加することになりました。演奏曲目は「八千代獅子」で、筝・三絃との合奏です。尺八は三十数人と一緒に吹くのですが、演奏当日は全曲暗譜で吹くことになっているので、教室では時々の課題曲に加え、一年以上この曲の練習を重ねて来ました。箏・三絃との合奏練習は、本番までに3回行うことになっています。当日は先輩方の演奏も聴けるので楽しみにしています。
Posted by katakago at 21:30
ヤブマメの花 [2011年09月26日(Mon)]

 裏山の植物園の竹垣に、ヤブマメの蔓が絡まって花を咲かせています。次の万葉歌(5/21にも掲載)に、ノイバラ(うまら)と一緒に詠まれている「延ほ豆」の豆(原文は麻米と表記)をヤブマメとする説があります。
【歌】 道の辺の 茨の末に 延ほ豆の からまる君を はかれか行かむ (上丁丈部鳥 S-4352)
【口語訳】 道ばたの 茨の先に 這いまつわる豆の蔓のように まつわりつくあなたと 別れて行くことか
 この歌の解説については、5/21掲載の記事を参照ください。

 なお、5/21に掲載したノイバラには、いま写真のような果序が出来ており11月中旬頃にはこれが赤く色づきます。

Posted by katakago at 13:38
花木の剪定 [2011年09月25日(Sun)]

 畑の作業(畔の草刈りや野菜の植え付け)も一段落したので、裏山の植物園で花木の剪定作業を行いました。ウメは毎年行っていますが、その他伸びすぎていたスモモ、ウツギ、ニワウメ、ツバキ、センダン等もすっきりさせました。

 剪定作業中に、チョウがフジバカマに飛んで来たのに気付き、作業中も携帯しているデジカメで写真に撮ることが出来ました。図鑑で調べるとナガサキアゲハ(♀)です。ネットで調べたところ、ナガサキアゲハは、江戸時代には九州以南に限られていた分布域も拡大し、21世紀初頭には福井県や神奈川県西部の太平洋側での越冬が確認され、温暖化の指標種としても注目されています。

Posted by katakago at 13:20
サツマイモの試し掘り [2011年09月24日(Sat)]

 サツマイモ(鳴門金時)は、5/27に10株植え付けていますが、旺盛に蔓を伸ばして生育している(2枚目の写真)ので、試しに1株を掘り上げてみました。写真のようにもう十分大きくなっていました。天気が続く頃に残りも掘り上げることにします。

 
 秋植えの野菜として今回初めてハクサイ、キャベツ、カリフラワー等の苗も植えてみました(2枚目の写真でサツマイモの右側の畝)。

 6月に播種した晩生のエダマメ(丹波黒)は、8月の初めには花を付けていました(8/9掲載写真)が、今は写真のように莢を沢山付けています。10月中旬頃の収穫を見込んでいます。

Posted by katakago at 17:51
秋晴れに恵まれて [2011年09月23日(Fri)]

 筆者が通っているカルチャーセンターのある教室で、来年度に万葉植物園の現地講座を開く案が持ちあがり、今日は教室から下見に来られました。直前まで台風の影響が心配されましたが、幸いにも秋晴れのさわやかな天気に恵まれました。いつものように、パワーポイントで植物園の概要を説明した後、裏山の植物園と畑に設けた分園に案内しました。期待に応えられる場が提供できればと思っています。
 2006年にささやかな私設の万葉植物園を開設して以来、毎年100〜150人位の方に来ていただいています。規模は小さいですが、他にはないパンフレット(96種の植物と万葉歌を掲載)とスライドでの説明をセールスポイントにしています。身近な植物を通じて万葉集に興味を持って下さる方が増えれば、植物の世話のし甲斐もあります。特に若い方にも関心を持ってもらえればと思っています。

 今日写した植物の写真を掲載しておきます。
タデについては、7/20にイヌタデ、シロバナサクラタデを載せていますが、次の写真はヤナギタデと思われます。


ヒシについては、8/6にオニビシの写真を取り上げましたが、今日案内している時にヒシの花が咲いているのを見つけました(1日花です)。

切り戻したキキョウの株が沢山花を咲かせています。

アキアカネ(6/27掲載、羽化して暫くすると山地へ移動するそうです)が真っ赤に変身して産卵のため平地に戻ってきました。

Posted by katakago at 15:31
橘千蔭の書 [2011年09月22日(Thu)]

 2年ほど前、万葉歌が書かれた古軸を手に入れましたが、何時でも楽しめるようにと額装にすることにしました。橘千蔭による書で、次の歌です。
【原文】 天海丹 雲之波立 月舟 星之林丹 榜隠所見
【読み下し文】 天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ (F-1068)
【口語訳】 天の海に 雲の波が立ち 月の船は 星の林に 漕ぎ入り隠れようとしている
 柿本朝臣人麻呂歌集から採録された「天を詠む」歌です。天を海に、雲を波に、月を舟に、星を林に、見立てて詠まれています。ここで「漕ぎ隠る見ゆ」は、「終止形+見ゆ」で、この場合の「見ゆ」は、視覚的にその情景を確認した表現です(NHKカルチャー井手至先生の講座より)。
 天を海に、月を舟に見立てた例は、
【歌】 天の海に 月の舟浮け 桂梶 掛けて漕ぐ見ゆ 月人をとこ (I-2223)
【口語訳】 天の海に 月の舟を浮かべ 桂の梶を 取り付けて漕いでいるよ 月の若者が
があり、月を舟に見立てた例は、
【歌】 春日なる 三笠の山に 月の舟出づ みやびをの 飲む酒坏に 影に見えつつ (F-1295)
【口語訳】 春日の 三笠の山に 月の舟が出ている 風流士(みやびお)が 飲む酒坏に その影を映して
があります。

 ところで、この書の書き手、橘千蔭は、江戸時代中期から後期にかけての国学者・歌人・書家です。ネットで検索した際、橘千蔭を取り上げた企画展の記事を見つけました。昭和女子大学・光葉博物館で開催されていました(この大学は、十数年前娘が通っていたところで、何度か行ったことがあります)。会期(今年5/16〜6/18)は過ぎていましたが、早速電話して図録を送ってもらいました。
 橘千蔭は父の跡を継いで北町奉行与力となり、天明8年(1788)に与力を辞して学芸に専念。若くから書芸を学び、特に国学を賀茂真淵に師事し、同じく真淵の弟子であった本居宣長の協力を得て『万葉集略解』を著しました。万葉歌全首の注釈書として、十年がかりで寛政12年(1800)に完成。全ての歌に注釈を付けたことと、自説ではなく広く説を取り入れて、平易に記述しているので、入門書として広く読まれ、明治になっても活字で出版されました。
 次の写真2枚は、図録の表紙と『万葉集略解』に関するものです。


Posted by katakago at 05:28
ナンバンギセル [2011年09月21日(Wed)]

 ナンバンギセル(はまうつぼ科)はススキの他ミョウガ、サトウキビなどに寄生し、秋に写真のような花を咲かせます。例年、植物園内のススキの株元に出てきていました(以前に写したものは2枚目)が、そのススキが弱ってきて(原因不明)、今年は見ることができません。この写真はポット植えのものを園芸店で買って来たものです。花が終わると細かい種が出来ますが、これを新しいススキの根元に蒔く予定です。 
 万葉歌で、おもひぐさ(原文は思草と表記)として詠まれている植物がナンバンギセルに当たるとみられています。。
【歌】 道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今更々に 何をか思はむ (I-2270)
【口語訳】 道端の 尾花の陰の 思い草のように いまさら 何を思い迷いましょうか
 「尾花が下の思ひ草」は、この歌が秋の相聞の中にあり、また尾花が下とあることから、ススキに寄生するナンバンギセルと考えられています。上三句は「思ふ」を起こす序。『萬葉集釈注』には、「花の姿が首をうなだれて物思いにふける姿に似るところから、下二句の比喩としたもの」とあり、「好きな人と縁切れた折の、我が身にそれと言い聞かせる歌」とあります。


Posted by katakago at 11:09
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