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アジサイ (06/16)
サークルのお仲間で [2011年06月30日(Thu)]

 今日の午前中に、日生中央から9名の方が来られました。『万葉集』を学んでおられる方や、その他のサークルの方、以前に来ていただいた方などいろいろですが、例によって、自治会館でまずスライドでの説明を聞いてもらいました。他の植物園にはない話が出来るようにと心がけています。裏山の植物園では、ササユリも終わり、これから咲くユリ(ヤマユリ、オニユリ、カノコユリなど)はまだ蕾でしたが、ネムノキの花が咲き、植物ウイルスに感染したヒヨドリバナも見ていただきました。畑の分園では、ムラサキ、ベニバナ、ツユクサ、ヤブカンゾウ、キキョウ、オミナエシ、カワラナデシコの花が見ごろでした。ムラサキの花(小さな白い花)を初めて見られた方も何人かおられました。また、ビオトープ池では、今年初めて開花したハスが見てもらえてよかったです(ただし、12時前では、花弁が閉じられていたのが残念)。この時期植物園に来ていただくのは、朝の早い時間帯が良いようです。
Posted by katakago at 13:21
ハスの花が咲き始めました [2011年06月30日(Thu)]


 今朝5時過ぎにはまだ蕾(1枚目の写真)であったのが、8時には2枚目の写真ように開花していました。こちらで植えている株の中では、白い花は数少ないものですが開花時期は早く、昨年も6月に開花しました。来月にかけて、他の株も順次開花が期待されます。
Posted by katakago at 13:03
ヤブカンゾウ [2011年06月30日(Thu)]

 ヤブカンゾウの花が咲き始めました。万葉歌では、わすれぐさ(原文表記は萱草)として詠まれています。中国の『文選』巻第53「養生論」に、「萱草ハ憂ヲ忘レシム」とあり、この漢籍に基づいて、当時、カンゾウ(わすれぐさ)を身に付けると憂苦を忘れるという俗信があったようです。
【歌】 忘れ草 我が紐に付く 香具山の 古りにし里を 忘れむがため (大伴旅人 B-334)
【口語訳】 忘れ草を わたしの下紐に付ける 香具山の 古い京を 忘れるために
 この歌は、旅人が大宰帥(府の長官)として赴任していた時(すでに60を過ぎていた)の歌です。この歌の前には、大宰府の役人の歌が載せられています。まず、都から戻って来た大宰少弐小野老は、
【歌】 あをによし 奈良の都は 咲く花の 薫ふがごとく 今盛りなり (B-328)
【口語訳】 (あをによし) 奈良の都は 咲く花が 爛漫たるように 今真っ盛りでした
と歌い、防人佑大伴四綱は、
【歌】 藤波の 花は盛りに なりにけり 奈良の都を 思ほすや君 (B-330)
【口語訳】 藤の花は 今満開に なりました 奈良の都を 恋しく思われますか帥
と旅人に歌いかけます。それらに答えて旅人の歌が続くわけですが、まず、
【歌】 我が盛り またをちめやも ほとほとに 奈良の都を 見ずかなりなむ (B-331)
【口語訳】 私の元気だった頃が また戻って来ることがあろうか ひょっとして 奈良の都を 見ずに終わるのではなかろうか
と歌い、続いて最初に掲載した「わすれぐさ」の歌が詠まれています。あの懐かしい香具山が忘れられなくて、苦しくて仕方がないから、忘れ草を下紐に付けると歌っています。都を遠く離れた九州の地にあり(ここで妻を亡くしている)、望郷の念止み難く詠まれたものとみられています。なお、旅人はその後大納言に昇進して都に帰りますが、その翌年には亡くなっています。
 忘れ草については、旅人の子家持の次のような歌があります。
【歌】 忘れ草 我が下紐に 付けたれど 醜の醜草 言にしありけり (C-727)
【口語訳】 忘れ草を 下着の紐に 着けてはみたが 阿呆のあほくさ 名ばかりでした
これは、後に家持の正妻となる坂上大嬢に贈った歌で、「忘れ草は名ばかりで、恋の苦しさを忘れさせてくれず効果がなかった」と詠んでいます。
 
 ビオトープ池周囲に植えたヤブカンゾウです(後方には今朝開花した白いハスの花が写っています)。

Posted by katakago at 06:49
ベニバナ [2011年06月29日(Wed)]

 ベニバナの花が咲きました。山形県の「紅花資料館」からいただいた種で育てたものです。園芸品種に比べ鋭い棘があります。万葉歌では、くれなゐ(原文表記は紅・呉藍など)として詠まれています。紅花の名は、中国南部の呉の地方から入って来た植物という意味の「呉の藍」に由来するようです。
【歌】 紅の 花にしあらば 衣手に 染め付け持ちて 行くべく思ほゆ (J-2827)
【口語訳】 あなたが紅の 花であったら 衣の袖に 染め付け持って 行きたいほどです 
 新編日本古典文学全集『万葉集』によれば、「地方官などになって任地にある間、部内の女子と親しんでいた男が、別れに際して詠んだ歌か」とあります。「衣手に・・・・」のような、別れがたい人を身に着けて行きたいという表現は、次の防人歌、
【歌】 父母も 花にもがもや 草枕 旅は行くとも 捧ごて行かむ (S-4325)
のように、遠方に旅立つ歌にみられます。

 ベニバナの色素は、水溶性の黄色(サフラワーイエロー)と、アルカリ性で溶解する赤色(カルタミン)の二種類あります。花を摘んで丸めた紅花餅を水に漬けると最初に水溶性の黄色色素が溶出され、次いで炭酸カリウムを加えると赤色色素が溶出されます。これが赤い紅染めに用いられます。濃く染めるには、この液を何度も取り替えて漬けるところから、万葉歌にも、「紅の八入(やしほ)の衣」(何度も何度も漬けこむ)や、「紅の深染めの衣」など、染色工程を踏まえて詠まれたとみられる表現があります。下記の写真は、染色見本です。

黄色(サフラワーイエロー)

赤色(カルタミン)

 
 これまでベニバナは、藤ノ木古墳(6世紀後半)からのものが報告されていましたが、2007年に、纒向遺跡(3世紀初め〜中ごろ)付近の溝跡からベニバナの花粉が発見されました。邪馬台国がどこかは別として、時代的には卑弥呼が活躍した時期に相当するとみられ、古くからベニバナとそれを用いた染色技術が伝わっていた可能性が考えられています。「魏志倭人伝」に、卑弥呼が正始4年(243)に魏帝に赤い絹を贈ったという記述があり、それがベニバナで染めた可能性があるとの指摘があります(金原正明氏、奈良教育大)。

 ベニバナのその後の写真(7/2)を追加しておきます。
Posted by katakago at 14:35
尺八仲間の送別会(6/28) [2011年06月29日(Wed)]

 三年前から朝日カルチャー芦屋教室で、星田一山先生の「都山流尺八」レッスンを受けています。昨日(6/28)は、長らく教室に通われていた先輩(80過ぎの最長老)がこの日を区切りにやめられることになりました。教室では、全員で都山流本曲「八千代」を合奏し、先生からはプレゼントとして、本曲「峰の月」の演奏が行われました。
 レッスンを終えてから、芦屋駅ビルのレストランで食事会が設定され、先生も含め8名が参加しました。70過ぎてから尺八に取り組まれた経緯、日ごろの練習ぶりなど入門者にも参考になる話を聞かせていただきました。



 この11月には、星田先生一門(都之雨社)90周年の演奏会が予定されており、芦屋教室のメンバーは、「八千代獅子」を暗譜で演奏すべく特訓中です。
Posted by katakago at 11:22
ヒマワリも植えています [2011年06月28日(Tue)]


 畑の一部にヒマワリを植えています。最初の二枚は、昨年のこぼれ種が発芽したもので、もう蕾をつけています。元々エダマメとツルナシインゲンを栽培するために畝を立てて準備していたのですが、昨年ヒマワリを植えていた場所であったため、このような状況になりました。エダマメはヒマワリに隠れてしまっています(莢は付けていますが収穫の程は?)
 これとは別に、今年は二か所でヒマワリの種を播きました。蓮池を造った畑の半分と、昨年まで植木の苗木栽培用に貸し出していた畑です。播く時期をずらせてあるので、花を長く楽しめるかなと思っています。


Posted by katakago at 09:24
ハスの生育状況 [2011年06月27日(Mon)]

 ハスの蕾が膨らみうっすらと色付いてきました。ここに掲載した3株は、いずれも昨年ビオトープ池に植えたものですが、この他にも、今年造成の蓮池で花茎が上がってきているのが4株見うけられました。





 ついでにビオトープ池の今日の様子を写真で紹介しておきます。カワラナデシコの他にキキョウやオミナエシも咲き始めました。もう一枚は、ショウブの葉先にとまるアキアカネです。図鑑によると、アキアカネは6月ごろ平地の水田などで羽化すると、しばらくしてから山地へ移動するそうです(むぎわら色だった体色が次第に赤く変わる)。秋に産卵のため平地に戻ってくる頃には真っ赤に変わるようです。このような移動を成熟回遊と呼ぶそうです。

 
Posted by katakago at 09:10
キキョウ [2011年06月26日(Sun)]

 昨年種子から育てたキキョウの株が花を咲かせています。万葉歌で、あさがほ(原文では朝杲・安佐我保などと表記)と詠まれたものが5首あり、それが現在のどの植物に相当するかいくつかの説(キキョウ・ムクゲ・ヒルガオ・アサガオ)がある中で、キキョウが相応しいとの説が有力です。その根拠として次のような点が挙げられています。、『新撰字鏡』(平安時代の漢和字書)に桔梗の訓に「阿佐加保」があり、槿にはアサガホの訓は無い。ヒルガオは次の歌のように早朝に咲く花ではなく、アサガオは平安時代に中国より渡来したと言われ、野に咲く花でもない。
【歌】 朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲き増さりけり (I-2104)
【口語訳】 朝顔は 朝露をやどして 咲くと言われているが 夕方の淡い光の中の方が ずっと美しく見えるよ (『萬葉集全注』による)
 なお、あさがほは、山上憶良の有名な「秋の七種(くさ)」の歌にも、野に咲く花(秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花)の一つとして詠まれています。この時期咲いている株も、花が終わった後茎を切り戻してやると秋にも花が見られます。また、今年の春に播種したものは、次の写真のような状態に生育しています。これらも秋には花をつけると思われます。

 
Posted by katakago at 08:51
誕生日の花(オカトラノオ) [2011年06月25日(Sat)]

 この時期、植物園(裏山)では自生しているオカトラノオ(さくらそう科)が咲いています。万葉歌には詠まれていませんが、NHKの『ラジオ深夜便誕生日の花と短歌365日』(平成17年12月刊)によりますと、今日(6/25)の誕生日の花がオカトラノオ(花言葉は優しい風情)となっています。私事になりますが、息子の誕生日でもあります。実は、このブログも、先月の連休に息子夫婦が帰省した際に設定してくれたものです。

 折よく、ナミアゲハが花に飛んで来てくれました。
Posted by katakago at 16:31
ジャガイモの収穫 [2011年06月24日(Fri)]

 明日以降また雨の予報が出ていたので、夕方、ジャガイモを掘り上げることにしました。6/16に試し掘りをしてから雨の日が続いたので、イモの状態を心配していましたが、まずまずの収穫が出来ました。
 次の写真は、それぞれ「スタールビー」と「こがね丸」を掘り上げた状態です。前回よりはイモも幾分大きくなっているかなと思われます。

Posted by katakago at 21:54
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