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サクユリが咲きました [2017年07月17日(Mon)]
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 大輪のサクユリが咲きました。伊豆諸島に自生するユリで、源為朝を偲んでタメトモユリとも呼ばれます。ヤマユリに似ていますが、葉は幅が広く厚く、花はヤマユリよりも大形で、花被に褐色の斑点がほとんど見られません。
 ヤマユリとの比較で同時期に咲いている写真を掲載しておきます。
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Posted by katakago at 15:31
スイカを収穫 [2017年07月15日(Sat)]
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 スイカは小玉(姫甘泉)と大玉(甘泉)を栽培しており、二つを比べてみました。大玉は5.1s、小玉は1.7sありました。
 大玉を切ってみました。
棚落ちしていました(収穫時期が少し遅れたためか)が甘くておいしくいただきました。農作業で汗を掻いて一休みに戻った折など、冷えたスイカは格別です。
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 自宅そばの畑の様子(右から順に2畝がスイカ、ラッカセイ、サツマイモ)
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Posted by katakago at 12:08
ハマユウが開花 [2017年07月14日(Fri)]
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 ハマユウは畑に分散して植えていますが、そのうちの3株で開花が見られました。花芽をつけている株もあり来月にかけて花を楽しめそうです。
 万葉歌には、次の一首のみ詠まれています。
【歌】 み熊野の 浦の浜木綿 百重なす 心は思へど 直に逢はぬかも (巻四・496 柿本朝臣人麻呂)
【口語訳】 み熊野の 浦の浜木綿のように 百重にも 心では思っているが 直(じか)には逢えないものだね
 犬養孝先生の『万葉の旅 中』によれば、「なにが『百重なす』かについて、波頭のたとえ、茎が幾重、花が百重などの諸説もあるが、群落自生の実景と歌の心情のあらわし方を見れば、緑葉の百重としか考えられない。」とあります。かつて(1972年頃)新宮市三輪崎の孔島を訪れた際、海岸に自生するハマユウの群落を目にしたことがあります。この場所には犬養先生揮毫のこの歌の歌碑が建てられています。
 
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Posted by katakago at 15:15
ヤマユリが咲きました [2017年07月12日(Wed)]
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 ヤマユリが咲きました(写真上は裏山で)。畑でもほぼ同時期に開花しました(写真下)。
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 ユリが詠まれた万葉歌を二首載せておきます。
【歌】 道の辺の 草深百合の 花笑みに 笑みしがからに 妻と言ふべしや (巻七・1257)
【口語訳】 道ばたの 草深ゆりの 花のように 微笑んだぐらいのことで 妻と言ってよいものでしょうか
『新編日本古典文学全集 萬葉集』の頭注によれば、「行きずりに微笑んだぐらいのことで、それを好意の表れと誤解した男への返事」とあります。
 次は、常陸国の防人(那賀郡の上丁大舎人部千文)の歌です。
【歌】 筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも かなしけ妹そ 昼もかなしけ (巻二十・4369)
【口語訳】 筑波嶺の さ百合の花のように 夜床でもいとしい妻は 昼間もいとしい
同じ作者が次の歌も詠んでいます。
【歌】 霰降り 鹿島の神を 祈りつつ 皇御軍士に 我は来にしを (同・4370)
【口語訳】 (霰降り) 鹿島の神を祈り続けて 皇軍の兵士として おれは来たのだに ・・・・(いつまでも妻に恋々として・・・・)
 鹿島の神は鹿島神宮で、祭神は天孫降臨の際に活躍した武勇の神の建御雷(たけみかずち)神と伝えられる。

 黄カノコユリも咲いています。
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Posted by katakago at 11:35
転作確認の立ち合い [2017年07月11日(Tue)]
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 昨日午後に、市とJAによる農地の転作確認があり、地元の生産組合長として立ち会いました。5月に各組合員が提出した水稲生産実施計画・営農計画の現状確認作業です。自治会館屋上からは、矢問川右岸の農地の大半を遠望できます(上の写真)。 
 農地が分散しており(入り作もあり)、先週末に事前確認していました。当組合では、水稲が栽培されているのは農地のほぼ三分の一強です(残りは野菜・花木などの転作の作付)。
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 生産組合長になってから何かと用事があり、4月からはカルチャーセンターの定期講座も尺八と万葉は坂本先生の講座のみに減らしました。
 昨日はその万葉講座(中之島)が午前中にあり、「讃岐国安益郡(あやのこほり)に幸せる時に、軍王(いくさのおほきみ)、山を見て作る歌(巻一・5,6)」の講義で、長歌の「かけの宜しく」の「カク」の解釈に関して、集中の用例を上げ解説されました。「玉だすき」という枕詞で導かれる「カク」の用例から、「心にかける」意と解すべきとのお話の途中で、残念ながら午後の対応のため途中退席しました。
 なお、この歌については、昨年「飛鳥を愛する会」の秋季現地講座でその歌碑(網の浦万葉歌碑)を訪れた際(香川県綾歌郡宇多津町)、坂本先生から解説していただきました。その記事は、次のURLに載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1172


Posted by katakago at 12:25
ハス池周辺の様子 [2017年07月09日(Sun)]
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 この時期の蓮池周辺は、紅白のハスをはじめその後方にはキキョウやオミナエシが咲き、植物園で最も見ごたえのある場所となっています。来月初めごろまで楽しめるものと思います。

 ハマユウの花芽も伸びてきました。
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Posted by katakago at 15:34
ヒオウギが咲き始めました [2017年07月06日(Thu)]
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 ヒオウギ(あやめ科)が咲き始めました。花後に刮ハをつけ秋には裂開して球形の黒色種子が見られます。これが万葉歌に詠まれる「ぬばたま」と考えられています。万葉歌では植物そのものを詠んだものは無く、全て枕詞(黒・夜・暗・夢など)として用いられています。
ヒオウギの種の写真は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/170

 和名の檜扇は葉形(広い剣状の葉が扁平に互生し扇状にみえる)に由来する。
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檜扇はヒノキの薄板で作ったもので衣冠の時に笏の代わりに用いる儀礼用の道具
 平城宮資料館常設展示の檜扇(写真左)
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Posted by katakago at 12:03
立命館大阪プロムナードセミナー(7/3) [2017年07月05日(Wed)]
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 立命館大阪梅田キャンパスでは大阪・京都文化講座が開講されており、前期のテーマは「大阪・京都の『一大事』ー災害・動乱・革新ー」で、一昨日はその最終回(第8回目)が開催され受講しました。今回の演題は「大塩事件ー鎮圧にかかわった武士ー」です(演者は京大人文科学研究所の岩城卓二教授)。

 大塩事件は、天保八年(1837)二月、大坂町奉行所元与力大塩平八郎が大飢饉に対して有効な策を講じない幕府に怒り、その門人らとともに挙兵するも幕府軍によって鎮圧された事件です。

 一昨年に『木田家のルーツを尋ねるー石碑の銘文に導かれてー』を自費出版した後も、関連情報の収集を続けていますが、その中で、大坂の両替商(鉄屋)がこの大塩の乱で被害に遭った記事を見つけていました(「長濱屋八之助が見聞の記」『浮世の有様 4(国史叢書)』)。「豪富の大家を目掛け、數十ケ所大筒を打込み廻候」とある中で、今橋通りの鴻池善右衛門・天王寺屋五兵衛・平野屋五兵衛などと共に、船場の鐵屋庄右衛門の名も出ています(鉄屋9代目の木田重興の頃か)。そのようなわけで今回の話題には関心がありました。

 この講演では、鎮圧で武功を立てその後の人生が大きく変わったひとりの武士ー水野正左衛門ーに焦点が当てられました(事件前の大坂鈴木町代官所の元締手代から反乱鎮圧後の天保8年10月には御勘定所普請役格(手付)に昇進、嘉永7年に亡くなった時は箱館奉行支配組頭永々御目見以上に昇進、嫡男が水野家を相続)。
 東京都文京区白山の蓮華寺には、「箱館奉行支配組頭水野君墓表」が建てられておりその履歴が刻まれているとのことです。大塩事件とこれに影響を受けて能勢郡で起こった一揆(能勢騒動)の鎮圧に水野が関わった仔細は、水野が書き残していた手紙の解読により明らかにされました(岩城教授のご研究)。水野は大坂鈴木町代官所に異動する以前は石見大森代官所の手代として赴任しており、その折り知り合った石見大森の商人熊谷三左衛門に宛てた手紙に大塩事件の事が書かれており、一次史料としての手紙を用いての講演は大変興味深いものでした。

Posted by katakago at 18:30
ハスの花 続報 [2017年07月04日(Tue)]
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 今月に入り、蓮池では開花株の数が増えてきました。今年は4月下旬から水を引き入れ、ほぼ毎日水管理を続けてきましたが、その甲斐あってこれから来月にかけて花を楽しめそうです。
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 野菜畑の傍ではヒマワリも咲き始めました。
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Posted by katakago at 11:10
ヤブカンゾウが咲き始めました [2017年07月01日(Sat)]
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 ヤブカンゾウ(ゆり科)が咲き始めました。万葉歌で「忘れ草」と詠まれている植物です。中国ではこれを身に着けると憂いを忘れると言い(『文選』巻第五十三「養生論」)、次の歌は、恋の苦しさから逃れるため忘れ草を身に着けるけれど、効果はなかったと歌われています。
【歌】 忘れ草 我が下紐に 付けたれど 醜の醜草 言にしありけり (巻四・727 大伴家持)
【口語訳】 忘れ草を 下着の紐に 付けてはみたが 阿呆のあほくさ 名ばかりでした
これは後に家持の正妻となる坂上大嬢に贈った歌。もう一首は、
【歌】 忘れ草 垣もしみみに 植ゑたれど 醜の醜草 なほ恋ひにけり (巻十二・3062)
【口語訳】 忘れ草を 垣までびっしり 植えてあるが 能なし草め やはり恋しいわ 

 蕾を付けているヒオウギ(あやめ科)を一株見つけました(今月中旬には開花)。
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 紅のハスも咲いています。
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Posted by katakago at 15:46
エダマメの収穫も間近 [2017年06月29日(Thu)]
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 エダマメは早生の品種を二畝栽培しています。写真のように間もなく収穫できそうです。

 キュウリ・ミニトマト・ナス・シシトウなどは毎朝収穫しています。 
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 スイカは7株(大玉2株、小玉5株)植えており、今のところ計15個の実をつけています(写真は大玉)。栽培しているのは自宅横のフェンスで囲われた場所です(以前畑での栽培ではアライグマによる被害に遭ったため)。
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Posted by katakago at 20:40
ハスが一輪開花 [2017年06月26日(Mon)]
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 昨日、間もなく咲きそうなハスの蕾の写真を掲載しましたが、今朝開花しました(写真は午前7時に撮影)。
 これから次々と開花が見込まれます。  
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 ヤブカンゾウの蕾(今月末には開花か)
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Posted by katakago at 10:02
梅雨らしくなりました [2017年06月25日(Sun)]
 このところ梅雨らしい日が続いています。カラカラに乾いていた畑もしっとりしています。これから草も茂って来ると思われます。
 蓮池では間もなく開花しそうな株も見られます。
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 オミナエシも咲き始めました。
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 オミナエシの手前にはキキョウも咲いています。
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 ベニバナは今が最盛期です。
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Posted by katakago at 15:49
川西市仏教会の「法話の会」 [2017年06月24日(Sat)]
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 一昨日、川西市仏教会主催の講演会があり参加しました。この会は、高野山真言宗・真言宗御室派・真宗大谷派・浄土宗・浄土真宗本願寺派・日蓮宗・法華宗真門流・曹洞宗・臨済宗妙心寺派の計33ヵ寺からなる宗派を超えた仏教ネットワークで、全国的に見ても珍しいとのことです。
 木田家のルーツを調べる過程で、先祖の一人木田種重が白隠禅師(臨済宗中興の祖と呼ばれている)を信奉し参禅していたことが分かり、これまで白隠関係のシンポジウムにも参加し、それがきっかけで広く仏教関係の講演にも興味を持つようになりました。
 今回は第11回目で、法話は「絵巻で見る親鸞聖人の生きた時代」(講師は浄土真宗本願寺派 常忍寺の葛野公明 師)と「忘れ去られた郷土の偉人 忍性菩薩」(講師は真言宗御室派 常福寺の向井恵峰 師)の二題でした。
 二つ目の話題の忍性(にんしょう)は、建保五年(1217)生まれの鎌倉時代の律宗(真言律宗)の僧で、房名(通称)は良観、嘉元元年(1303)に死去、嘉暦三年(1328)に後醍醐天皇により忍性菩薩の尊号を勅許された。貧民やハンセン病患者などの社会的弱者の救済に尽力したことで知られる。
 今年は生誕800年にあたり、映画「忍性」の上映も予定されています(9/20 みつなかホール文化サロン)。
 当日配布の資料によれば、15歳で仏門に入り後に西大寺叡尊の弟子となり(22歳)、42歳の時鎌倉幕府に請われ極楽寺を創建、建治元年(1275)58歳の時摂津多田院別当に就任し復興に努めたとあり、地元の多田院(現 多田神社)にも関係のある人物であることを知りました。
 
 秋には(10/25)、「みんなで歩こう川西市寺院めぐり」(多田盆地の東半分を歩く)が計画されており、スケジュールが合えば参加してみたいと思います。
Posted by katakago at 20:02
朝日カルチャー公開講座ー季(とき)の花色・日本の色 [2017年06月21日(Wed)]
 今日の午後、朝日カルチャーセンター(中之島教室)で、染色史家の吉岡幸雄氏による「季(とき)の花色・日本の色」と題する公開講座があり参加しました。講師の吉岡氏は「植物染め」が専門で、日本古来の染色技法の探求と伝統色の再現に取り組まれています。今回のテーマは「夏」で、5月から6月にかけて見られる植物の花の色について話されました(フジ・キリ・センダン・カキツバタ・青田・麦秋・青モミジなど)。
 冷泉家に古くから伝わる七夕の行事「乞巧奠」(旧暦七月七日、新暦八月五日前後)についても触れられました。「星の座」の祭壇の背景には、2本のササが立てられ、その間には緒が張られて五色の糸と梶の葉がつるされ、左手の衣桁には五色の布が掛けられる。その布の色は五行思想に基づく青・赤・黄・白・黒で、吉岡氏が再現されたそうです。
 色の異なる複数の薄衣を重ねて着る(季節によって組み合わせを変える)、平安時代の襲(かさね)についても実例(講演会場に展示)で示され大変興味深いお話でした。

 万葉歌に詠まれている植物にも、染色に用いられているものがあります。ムラサキ・アカネ・ベニバナ・ヤマアイ・カキツバタなどは、植物園で栽培しており、昨年は、紅花染めの体験会も実施しました。講演終了後、紅花染めの伝統的手法について直接話を聞く機会がありました。わたしは、赤色色素カルタミンを溶出するのに炭酸カリウムを用いたのですが、古来からの方法では藁の灰の灰汁(あく)が用いられ、炭酸カリウムを用いる場合とでは色合いが異なるようです。

 講演会場の展示より
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 紅花染め関連記事
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/946
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/947
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1134

 冷泉家の乞巧奠関連記事
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/134

Posted by katakago at 21:46
アンズが色付きました [2017年06月18日(Sun)]
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 アンズの品種は”おひさまコット”(農研機構 果樹研究所の育成、2010年品種登録)で、苗木を植えて今年初めて実が生りました。1sほどの実が収穫できたので、アンズジャムを作ってみました(ネット情報によると種を除いた生アンズ100gに対しグラニュー糖35g使用)。
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 収穫は夏以降になるその他の果樹の写真を載せておきます。
 ポポー
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 クルミ(苗木を植えて初めて実が生りました)
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 カリン
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 クリ(小さなイガが見られます)
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Posted by katakago at 19:43
大学時代のお仲間で来園 [2017年06月18日(Sun)]
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 先月(5/27)、呉市のグループで来られていた方が、大学時代(神戸薬大)のお仲間を誘って植物園に来てくださいました。自宅でパワーポイントによる説明の後、裏山と畑の植物を熱心に見ていただきました。梅雨入りの発表後一度も雨は無く、植物の生育が心配されますが、今のところ多種類の花が咲き始め、見学して頂くには天候に恵まれました。
 花菖蒲はまだ咲いている株も見られます。
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 裏山のアジサイ(庭植えのアジサイを挿し木で殖やして移植したものです)
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 ヤマアジサイ
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 ベニガク(最初は白の花弁も次第に紅色に変化してゆきます)
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Posted by katakago at 16:39
ハスの花芽 [2017年06月16日(Fri)]
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 蓮池では立ち葉が繁茂し、その脇から花芽が伸びてきているのを見つけました。今月末頃には咲き始めるものと思われます。

 畑ではカワラナデシコやキキョウの開花に続き、オミナエシも既に蕾を付けている株が見られます。
 カワラナデシコ
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 オミナエシの蕾
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Posted by katakago at 10:19
「ふるさと万葉サークル」の方々の来園 [2017年06月14日(Wed)]
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 昨日、知人の中西さんが代表をされている高槻市の「ふるさと万葉サークル」の方々(12名)が植物園に来られました。今春3月に問い合わせをいただき準備していましたが、初夏の草花が咲き始めたこの時期に、天候にも恵まれて実施できてホッとしています。
 染料に用いられるムラサキ・ベニバナ・アカネ(花はこれから)などの植物や、アジサイ類(ヤマアジサイ・ベニガクなど)、咲き始めたカワラナデシコ・キキョウ・ハギなども見ていただけました。また、万葉植物ではありませんが花菖蒲も一部は咲き終わった株もあるものの、まだ十分楽しんでもらえたようです(花菖蒲を前に記念写真)。

 午後は近くの多田神社に案内し、神官から多田院(明治以前は寺院)の歴史や境内の施設・植物(オガタマ・ムクロジ・唐椿)など丁寧な説明を聞くことが出来ました。

 裏山の散策
やぶ蚊の攻撃を受け早めに切り上げて畑の方に移動しました。
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 アカネ
花は秋に咲く。茎は四角形で逆刺がある。根は黄褐色で乾燥すると赤褐色になる(赤色色素プルプリンを含む)。
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 畑での散策の様子
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 多田神社の本殿脇で神官による説明を聞きました。
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 多田院政所跡
普段は立ち入れないのですが特別に案内していただきました。
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 モリアオガエル
本殿右奥にある鬼首洗池に生息
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Posted by katakago at 15:43
万葉講座(猪名川万葉の会 公開講座) [2017年06月11日(Sun)]
 昨日参加した万葉講座(猪名川万葉の会主催)の記事を載せておきます。猪名川万葉の会(代表は野々村さん)では、岡本三千代さん(犬養万葉記念館館長)を講師に、毎月定例の講座が開催されていますが、今回は公開講座として、服部保先生(兵庫県立大学名誉教授)による講演会が開催されました。演題は、「万葉集の植物・植生と『ゐな』について」です。
 万葉歌には160種ほどの植物が生育地の記録と共に詠まれており(約1650首)、その解析(植物相、同じ歌に詠まれている種の組み合わせ、植物と生育地の組み合わせなど)により、植物生態学の視点から万葉時代の植生景観について考察しようとする内容で、大変興味深く拝聴しました。
  
 講演会場の様子
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Posted by katakago at 15:08
田植えの季節 [2017年06月10日(Sat)]
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 今朝はお隣の田んぼで田植えが行われていました。地元でイネを栽培する農家も減ってきています(生産組合員の半数ほど)。

 午後は、猪名川万葉の会(代表野々村さん)主催の万葉講座が猪名川中央公民館視聴覚ホールで開催され出かけました。終了後、宝塚から参加されていた知人を植物園にお誘いし、今が見頃の草花を楽しんでもらいました。
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Posted by katakago at 19:58
グループで来園 [2017年06月09日(Fri)]
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 昨日午後、妹が小・中学時代の同級生と一緒に植物園に来てくれました。新緑の裏山も案内しましたが、もう藪蚊対策(長袖・ズボン・防虫スプレーなど)が必要な時期となりました。
 畑では、今が見頃の花菖蒲や、咲き始めた万葉植物を楽しんでもらえたようです。

 畑のあちらこちらではカワラナデシコが咲いています。
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 紅花も咲き始めました。
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Posted by katakago at 08:56
梅雨空の植物園で [2017年06月07日(Wed)]
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 今日は朝から雨で、近畿地方も梅雨入りしたようです。ハスの葉にも水が溜まっています。万葉歌に次のような歌があります。
【歌】 ひさかたの 雨も降らぬか 蓮葉に 溜まれる水の 玉に似たる見む (巻十六・3837)
【口語訳】 (ひさかたの) 雨でも降ってくれ 蓮の葉に 溜まった水の 玉に似たさまを見よう
 岩波文庫『万葉集(四)』の解説には、「蓮葉を愛でる宴会での作か」とあり、「蓮の葉の上の水を玉に見立てるのは漢詩の趣向」とあります。「盈盈(えいえい)たり荷上の露、灼灼(しゃくしゃく)として明珠の如し」(晋・陸雲「芙蓉詩」・文選「別賦」李善注所引)。

 雨の中、花菖蒲が艶やかです。
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Posted by katakago at 16:11
大阪府立大学公開講座(万葉の道を歩く 18) [2017年06月06日(Tue)]
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 先日(6/3)、大阪府立大学でシリーズ「万葉の道を歩く」の18回目の講演会があり聴講しました。「万葉の神々ー神話と歴史のあいだを読むー」と題して、村田右富実先生(この四月から関西大学教授)が講演されました。
 実質的な「万葉の時代」は、舒明天皇(即位は629年)から天平宝字三年(759)の大伴家持最後の歌までのほぼ130年間とされています。講演では、この間、「神」がどのように歌われているか、柿本人麻呂歌集(万葉歌の中でも古い歌が載っている)歌で詠まれた神(庶民の崇める自然神・地祇)について、人麻呂作歌の神(天皇神格化表現ー大君は神にしませばー)について、人麻呂の吉野讃歌(持統天皇の吉野行幸時)と笠金村の吉野讃歌(聖武天皇の吉野行幸時,725年)の表現の比較、万葉末期(家持の時代)に詠まれた神について、それぞれの歌を取り上げて解説されました。

 講演会場(なかもずキャンパスUホール白鷺)の様子
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 柿本人麻呂の天皇神格化表現についてのメモを残しておきます。
【歌】 大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に 廬りせるかも (巻三・235)
では、天皇神格化表現として「大君は神にしませば」とあり、他の作者も含めほかに4例(巻二・205、三・241、十九・4260、十九・4261)あり、その対象はいずれも天武・持統天皇と天武天皇の皇子(忍壁・長・弓削皇子)に限られています。
 持統天皇の吉野行幸の際の人麻呂の吉野讃歌(巻一・36〜39)に関し、『新編日本古典文学全集 萬葉集』の頭注によれば、「天武天皇の代に至って、天皇の政治的地位を高め、現人神として天下を支配する力を万民に認めさせるため、自ら天つ神の直系の子孫と称し、庶民の崇める自然神・国つ神(地祇)より上位に置いて、宗教面でも絶対的な地位にあることを示そうとした。この歌は、供奉する者の代表とその立場から、国つ神の奉仕するさまを述べて帝徳を讃えた柿本人麻呂の代表的な作品」とあります。
 人麻呂の「やすみしし我が大君神ながら神さびせすと(わが大君が神であられるままに神らしく振る舞われるべく)」から、聖武天皇の吉野行幸時の笠金村の吉野讃歌(巻六・920〜922)では天皇の行為を叙しその威徳を讃美する表現はなく、歌われている「神」も「天地の神をそ祈る」と天地の神(この世のすべての神様)に戻っています。

 
Posted by katakago at 11:09
秋の七種(くさ)のうち三種が開花ーハギ・カワラナデシコ・キキョウ [2017年06月04日(Sun)]
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 山上憶良の秋の七種(くさ)の歌に詠まれている植物のうち、早くも三種で開花が見られました(ハギ・カワラナデシコ・キキョウ)。植物園で植えているハギはミヤギノハギで、6月と9月に二度花を咲かせます。

 カワラナデシコ
こぼれ種が畑のあちらこちらで発芽して、花を咲かせ始めました。
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 キキョウ(万葉歌の”あさがほ”をキキョウにあてる説)
蕾をつけている株の他に早くも2輪が咲いています。
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キキョウの蕾
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Posted by katakago at 10:38
蓮池のオタマジャクシ [2017年06月03日(Sat)]
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 蓮池ではカエルの卵がかえってオタマジャクシがたくさん泳いでいました。
 ハスの立ち葉が伸びてきました。池全面を覆う勢いです。
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 蓮池隣の花菖蒲園では一斉に咲きだしました。
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Posted by katakago at 09:24
ビワを収穫 [2017年06月02日(Fri)]
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 先月初めに袋掛けを行ったビワが収穫時期を迎えました。苗木を植えて8年目で、写真のような立派な果実が得られました(一部を収穫)。袋掛けした効果があったようです。味も市販のものに比べて少しも遜色無く、甘くておいしくいただきました。

 ビワの次はアンズの収穫が楽しみです。
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 ナツメの花が咲いています。
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Posted by katakago at 14:56
タマネギを収穫 [2017年05月31日(Wed)]
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 今月上旬から毎朝食卓に上っていたイチゴもほぼ終わりに近づき、エンドウやソラマメの収穫は終わりました(こちらは親戚や知人にも送れました)。
 今日は、タマネギの収穫を行いました。昨年の出来は今一つでしたが、今年は大きなサイズのものが一輪車に一杯得られました。
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 来月からは、ジャガイモの他、連休前に苗を植えたキュウリ・ナス・トマト・シシトウ・オクラ・エダマメなどを順次収穫できる見込みです。
Posted by katakago at 20:05
花菖蒲が咲き始めました [2017年05月30日(Tue)]
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 蓮池横の花菖蒲園では、色とりどりの花が咲きだしました。春先からの除草や、今月になってから蓮池と共に毎日水管理を行って来ており、その甲斐がありました(花期は来月中旬にかけて)。
 来月は、今のところ4件の来園予定があり、万葉植物と共に楽しんでいただけるかなと思っています。
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 ビオトープ池では、繁茂したフトイに隠れて見落とすところだったのですが、今年もコウホネ(すいれん科)が一輪咲いていました。
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Posted by katakago at 10:47
ため池堰堤の草刈り [2017年05月28日(Sun)]
 今日は朝から、地元生産組合(水利組合)員によるため池堰堤の草刈りを実施しました(先週の溝さらえに引き続き5月の定例行事)。日中の気温はそれほど高くなく昨日並みで助かりました。午前中に作業は終わりましたが、斜面での草刈り作業は、後日足腰に影響が出ないか気がかりです。

 堰堤斜面の草刈り(赤坂池での様子)
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 赤坂池の取水箇所の点検 
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Posted by katakago at 15:13
遠方からの来園者 [2017年05月27日(Sat)]
 今日は広島県呉市の大村一郎氏の万葉グループ(24名)がバスで来られました。大村氏は神中(じんちゅう、神奈川県立横浜第一中学校)時代(昭和16年)に、故犬養孝先生から国語と文法を習われた方で、戦後阪大医学部を出られて今も現役のお医者さん(呉医療センター名誉院長)で、地元で万葉講座も開かれています。
 昨年の瀬戸内海文化を考える会の現地講座「壱岐・対馬」でお会いし、懇親会の場では会の代表の坂本先生からわたしどもの万葉植物園の紹介もしていただいた関係で、興味を持って下さり今年の初めに来園のお話がありました。今回は「猪名川万葉植物園と山陽道万葉故地の旅」として企画され、幸い今日は爽やかな天候となり初夏の万葉植物園を楽しんでいただけたかなと思っています。
 旅程が詰まっている中、せっかく遠方から川西市に来ていただいたので、清和源氏ゆかりの多田神社にもご案内しました。

 五輪塔の前で記念写真
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 新緑の裏山を巡って
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 蓮池の前で記念写真
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 多田神社に参拝(写真前方は国指定重要文化財の拝殿)
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 本殿(写真右、国指定重要文化財)後方の御廟所(満仲公・頼光公、写真左)の前で神官から説明(多田院鳴動など)を聞きました。
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Posted by katakago at 15:42
ウツギの花が咲き始めました [2017年05月24日(Wed)]
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 裏山ではウツギ(ゆきのした科)が咲き始めました。ウツギは万葉歌に24首詠まれています(万葉歌では”うのはな”)。 その中から次の2首を載せておきます。
【歌】 五月山 卯の花月夜 ほととぎす 聞けども飽かず また鳴かぬかも (巻十・1953)
【口語訳】 五月の山に卯の花が咲いている美しい月夜に、ホトトギスの声はいくら聞いても飽きない。また鳴かないかなあ。

【歌】 卯の花の 咲く月立ちぬ ほととぎす 来鳴きとよめよ 含みたりとも (巻十八・4066 大伴家持)
【口語訳】 卯の花の咲く月になった。ホトトギスよ、来て鳴き響かせてくれ。まだ蕾のままであっても。
 題詞には、「四月一日に、掾久米朝臣広縄が館に宴する歌四首」とあり、これは主賓の越中国守大伴家持の歌(四月一日は太陽暦の五月六日に当たる)。
 卯の花とホトトギスがセットで詠まれた歌は17首あり、タチバナもホトトギスと一緒に詠まれた歌が20首を超え、特に家持がホトトギスを多く詠んでいます。
 こちらでは今のところまだホトトギスの鳴き声を耳にしません。
 タチバナの花
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【歌】 橘の にほへる苑に ほととぎす 鳴くと人告ぐ 網ささましを (巻十七・3918 大伴家持)
【口語訳】 橘の咲きほこる園にホトトギスが鳴いていると人が告げてくれた。網を張ればよかったなあ(網に捕らえておけば、いつでも鳴き声が聞けるのに)。


 ヤマアジサイ(ゆきのした科)も咲き始めました。
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 蓮池では、ハスの立ち葉が伸びてきました。
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 花菖蒲が一輪開花しました。
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Posted by katakago at 15:49
田植え前の水路清掃 [2017年05月22日(Mon)]
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 昨日(5/21)は、地元生産組合・水利組合の共同作業として、水路の清掃を実施しました(写真は矢問川ゲートの清掃作業開始の様子)。天候には恵まれましたが、わたしを含め高齢の組合員にとっては、炎天下の作業は大変でした。
 組合長になって初めての大きな行事の一つが終わってホッとしています。

 次の日曜日はため池堰堤の草刈りを予定しています。


Posted by katakago at 11:15
初夏の万葉植物ーその2 [2017年05月20日(Sat)]
 先月末に水を張った蓮池で、今朝、アサザ(みつがしわ科の多年生の浮葉植物)が三輪咲いていました。畦道には、ノビル(ゆり科)やチガヤ(いね科)の群生が見られます。
 アサザの花(万葉歌では、次の長歌に”あざさ”として詠まれています)
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【歌】 うちひさつ 三宅の原ゆ ひた土に 足踏み貫き 夏草を 腰になづみ いかなるや 人の児故そ 通はすも我子 うべなうべな 母は知らじ うべなうべな 父は知らじ 蜷の腸 か黒き髪に ま木綿もち あざさ結ひ垂れ 大和の 黄楊の小櫛を 押へ挿す うらぐはし児 それそ我が妻 (巻十三・3295)
 父母の問いかけに、息子が自分の妻についてうち明ける形式で、”あざさ”の花を黒い髪の飾りとしてつけている娘、と詠まれています。

 ノビル
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【歌】 醤酢に 蒜搗き合てて 鯛願ふ 我にな見えそ 水葱の羹 (巻十六・3829 長忌寸意吉麻呂)
【口語訳】 醤酢(ひしおす)に 蒜を搗き加えて 鯛が食いたい わたしの目の前から失せろ そこな水葱(なぎ)の羹(あつもの)よ
(題詞に、酢・醤・蒜・鯛・水葱を詠む歌、とある物名歌の一つ)

 チガヤ(葉に先立って出た花穂をツバナ(茅花)といい食用となる)
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【歌】 戯奴がため 我が手もすまに 春の野に 抜ける茅花そ 召して肥えませ (巻八・1460 紀女郎)
【口語訳】 戯奴(わけ)のため 手も休めずに 春の野で 抜いておいたつばなですよ 食べて少しはお肥りなさい 
 (紀女郎(きのいらつめ)が大伴家持に贈った戯れ歌)

 万葉植物ではありませんが、蓮池のそばでは花菖蒲の蕾が見られ始めました(今月下旬から6月にかけて開花が見込まれます)。
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Posted by katakago at 13:50
初夏の万葉植物ーその1 [2017年05月18日(Thu)]
 この時期、万葉歌に詠まれた植物の花が多種類見られるようになりました。ここでは、ムラサキ(むらさき)、エゴノキ(やまぢさ)、センダン(あふち)、ノイバラ(うまら)、マユミ(まゆみ)の花の写真と歌一首を掲載します。

 ムラサキ
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【歌】 託馬野に 生ふる紫草 衣に染め いまだ着ずして 色に出でにけり (巻三・395 笠女郎)
【口語訳】 託馬野に 生えた紫草を 服に染めつけ まだ着もしないで 色に現れました
 ムラサキの花は白ですが、根には紫色の色素(シコニン)を蓄積し、上代の重要な染料(紫根染)で、天智天皇の蒲生野での薬狩りの際の額田王の歌にも詠まれています。この歌は笠女郎が大伴家持に贈った歌で、家持への思いがまだ遂げられないのに、人に知られてしまったことを譬えた譬喩歌。

 エゴノキ(白い花が下向きに咲いています)
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【歌】 山ぢさの 白露重み うらぶれて 心に深く 我が恋止まず (巻十一・2469)
【口語訳】 山ぢさが 白露の重みで たわむようにうちしおれて 心の奥深くで 私の恋は止まない

 センダン(オウチ)
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【歌】我妹子に 楝の花は 散り過ぎず 今咲けるごと ありこせぬかも (巻十・1973)
【口語訳】 (我妹子に) 楝(あふち)の花は 散り失せずに 今咲いているように あってくれないものか
 「我妹子に」は、「逢ふ」から同音で「楝(あふち)」に掛かる枕詞。

 ノイバラ(万葉歌では上総国の防人歌に”うまら”として詠まれている)
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【歌】 道の辺の 茨の末に 延ほ豆の からまる君を はかれか行かむ (巻二十・4352 上丁丈部鳥)
【口語訳】 道ばたの 茨の先に 這いまつわる豆の蔓のように まつわりつくあなたと 別れて行くことか

 マユミの花
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【歌】 南淵の 細川山に 立つ檀 弓束巻くまで 人に知らえじ (巻七・1330)
【口語訳】 南淵の 細川山に 立つ檀の木 弓に出来上がるまで 人に知られないようにしようね
 譬喩歌の弓に寄せる二首の一首で、目をつけた女を自分の妻にするまで誰にも知られたくないと願う男の歌。檀の木は材質強靭で弓の材とされた。




Posted by katakago at 14:52
カキツバタが咲いています [2017年05月10日(Wed)]
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 ビオトープ池では、フトイに囲まれてカキツバタが咲いています(背景の白い花はホソバオモダカ)。
 カキツバタは万葉歌に「かきつはた」として7首詠まれており、巻七の譬喩歌には「かきつはた」を女性の譬えとした次のような歌があります。
【歌】 住吉の 浅沢小野の かきつはた 衣に摺り付け 着む日知らずも (巻七・1361)
【口語訳】 住吉の 浅沢小野(住吉神社東南の低湿地)の かきつばたを 衣に摺り付けて 着るのはさていつのことやら
 (いつになったら恋い慕っている女性に接することが出来るだろうか、の意)

 蓮池の脇に植えたカキツバタ
先月下旬から水を張った蓮池では、ハスの浮き葉が出てきました。
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 畑に植えている桐の木は今、花が咲いています。
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Posted by katakago at 20:14
クルミの花 [2017年05月08日(Mon)]
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 3年前に苗を植えたオニグルミ(くるみ科)が初めて花を咲かせました。雌花穂は新枝の先に直立しています。種子は食用となり秋の収穫が楽しみです。


 花が終わったポポーは小さな実をつけています。
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Posted by katakago at 13:12
連休を孫たちと過ごして [2017年05月07日(Sun)]
 3日からの連休後半は、子供たちが孫を連れて帰って来てくれました。新緑の植物園や果樹園を案内したり、みんなで近くの多田神社に参拝しました。夜は久しぶりに大勢で賑やかな食事を楽しみました。

 五輪塔(木田氏中興塔)の前で記念写真
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 植物園の藤棚で
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 果樹園で
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 おもちゃの乗り物で遊びました。
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 高校生の従姉にジャグリングを見せてもらいました。
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 庭掃除のお手伝い
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Posted by katakago at 16:26
イチゴを収穫 [2017年05月07日(Sun)]
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 昨年秋に苗を植えたイチゴは、ようやく実が色づき始めました。

 イチゴを植えた畝(右端)の様子(防鳥ネットを張っています)  
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 今朝の収穫
実は不揃いですが、連休で帰っていた長男の家族と初めて味わいました。
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Posted by katakago at 10:22
ビワの袋掛け [2017年05月01日(Mon)]
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 果樹園に植えているビワの木(苗木を植えて8年目)が、今年はたくさん実をつけています。そこで、遅ればせながら(本来3月下旬に行うべきところですが)袋掛けを行いました。
 40袋を掛けました。
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 サクランボ(暖地桜桃)が色付き始めました。今月中旬には収穫できる見込みですが、防鳥ネットをかぶせないとヒヨドリに食べられてしまいます。
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 アンズの実が生っています(苗木を植えて3年目)。
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 ポポーの花
夏に果実を収穫できます(6株植えており昨年はたくさん採れました)。
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Posted by katakago at 13:45
早くもカワラナデシコの花 [2017年04月30日(Sun)]
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 カワラナデシコは畑のあちらこちらで育っています(こぼれ種が発芽した株を手取り除草により残しているため)。そのうち数株で早くも花が咲いています。

 アマドコロの花が咲いています(ナルコユリに似るが茎が6稜)。
鉢植えで育てていた株を昨年畑に移植したものです。
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Posted by katakago at 15:19
ハス池に水 [2017年04月27日(Thu)]
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 今年の溝さらえの時期は来月21日ですが、それまで待てないので、今日、水路に水を流してハス池に引き入れました。朝から水を引く準備のために一部水路の清掃など忙しい一日でした。夏の開花が楽しみです。

 花菖蒲の生育状況(来月末から6月初旬に花が咲き始めると思われます)
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 フジの花が見頃です。
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Posted by katakago at 20:16
水戸と京都から来園 [2017年04月24日(Mon)]
 金曜日と昨日(4/23)、それぞれ水戸と京都から植物園への来園者がありました。お一人は昨年の「飛鳥を愛する会」秋の現地講座で同宿した方で、私の自費出版本(『木田家のルーツを尋ねるー石碑の銘文に導かれてー』)を購入していただいており、五輪塔も案内することが出来ました。もう一組は、大仙寺の木田院碑の拓本を採るのにお世話になった大橋さんご夫妻とそのお知り合いで、じっくりと春の植物の様子を見ていただけました。
 ちょうどヤマブキ・ヤマザクラ・ミツバツツジの花が咲いており、フジの花も咲き始め、ヤマモミジの若葉も楽しんでもらえたようです。また、近くの多田神社にも案内し境内のツバキも見ていただけました。

 ヤマザクラの一株(開花後花弁が白から次第にピンクに変化) 
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 ミツバツツジ
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 咲き始めたフジ
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 花後のオキナグサ 
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 ショウブ(さといも科)の花
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Posted by katakago at 12:55
「飛鳥を愛する会」 総会と春の現地講座(4/22) [2017年04月23日(Sun)]
 昨日から「飛鳥を愛する会」の春の現地講座が開催され、わたしは総会と一日目の講座に参加しました。
 総会後、影山先生(演題は「明日香の春」)と岡崎先生(演題は『古代における「なわばり」「結界」』)による記念講演が行われました。
 午後の現地講座では、天武・持統天皇陵 → 鬼ノ俎・雪隠古墳 → 檜隈川万葉歌碑(揮毫は犬養先生)→ 高松塚古墳・万葉歌碑(揮毫は犬養先生)→ 檜隈寺跡 → キ トラ古墳壁画体験館・四神の館 → 特別史跡 キトラ古墳を訪れました。

 総会後の記念講座で講演される影山先生
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 整備された高松塚古墳
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 高松塚古墳近くの万葉歌碑(揮毫は犬養孝先生)
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【原文】 立念 居毛曽念 紅之 赤裳下引 去之儀乎 (巻十一・2550)
【読み下し文】 立ちて思ひ 居てもそ思ふ 紅の 赤裳裾引き 去にし姿を
【口語訳】 立っても思い 座っても思う 紅の 赤裳の裾を長く引いて 去って行ったあの娘(こ)の姿を
 歌碑の説明をこの会の役員でもある岡本三千代さん(犬養万葉記念館館長)から聞きました。この歌碑の除幕式が行われたのは平成7年(1995)1月18日で、阪神・淡路大震災の翌日だったとのことです。高松塚古墳の壁画に、裳裾引く女官像が描かれていたのでこの場所が選ばれたそうです。
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 キトラ古墳そばの「四神の館」で展示物を見学(このフロアーは写真撮影OK)
キトラ古墳は7世紀末〜8世紀初頭頃に造られた墳丘径13.8mの円墳で、石室の天井に天文図・日月図、四壁に四神図(青龍・朱雀・白虎・玄武)、獣頭人身十二支像が描かれている。
 横口式石槨の模型
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 館内で木下先生の説明を聞く
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 整備されたキトラ古墳(特別史跡)
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 キトラ古墳壁画発見三十周年記念シンポジウムの記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/661

 なお、秋の現地講座(10/3〜5)は、関東(東京都・埼玉県・群馬県)を訪れる予定とのことです。埼玉古墳群(稲荷山鉄剣の見学も)や上野三碑なども計画にあるそうで、スケジュールが合えば参加したいと思っています。
Posted by katakago at 17:49
エンドウの花 [2017年04月21日(Fri)]
 この4月から地元の生産組合(兼 水利組合)の組合長をやることになり、先日(4/17)川西市の生産組合長会の席で市長から委嘱状を交付されました。この一年、定例会議の他、市の産業振興課やJA兵庫六甲の担当の方々との事務連絡などで時間がとられそうです。
 
 先週からタケノコが出始め、早朝からタケノコ掘りと草刈りに追われています。
畑ではエンドウの花が咲いています(支柱は竹の枝を利用)。5月中旬には収穫予定です。写真右の畔は草刈りを終えてきれいになっています。
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 イチゴとタマネギの生育状況(写真左上はソラマメ)
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 午後、農協から野菜の苗が大量に届けられました。生産組合員が注文した苗が組合長宅に届いたのです。ナス・トマト・キュウリ・トウガラシ・スイカ・マクワ・カボチャの苗を各戸毎に仕分けて取りに来ていただきました。初めての作業で戸惑ってしまいました。
 届いた苗の仕分け作業
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Posted by katakago at 09:40
カラタチの花が咲いています [2017年04月20日(Thu)]
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 裏山に植えているカラタチが白い花を咲かせています。周辺の木や竹を伐り以前よりも陽当たりがよくなったせいか、たくさん花を咲かせるようになりました。

 五輪塔そばのヤマブキは今が満開です。
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 畑では、ヤマザクラの別の株(4/9掲載とは異なる)が花を咲かせています。
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 花の拡大写真
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Posted by katakago at 14:27
ヤマナシの花が満開 [2017年04月14日(Fri)]
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 実生から育てたヤマナシの花が満開です。秋には小さな実が成ります。

 センダイヤやヤマザクラに続いて、オオシマザクラやオオヤマザクラが開花しました。
 ヤマナシ(左)とオオヤマザクラ(右手前)
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 開花し始めたオオヤマザクラ
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 オオシマザクラは五分咲きです。
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 拡大
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Posted by katakago at 11:50
ヤマブキとスミレ [2017年04月10日(Mon)]
 裏山ではタチツボスミレ、畑ではシロスミレの群生が見られます。ヤマブキは一重の株が咲き始めました(八重は少し遅れて開花)。
 万葉歌に、ヤマブキとスミレが詠まれた歌があります(季節分類の巻八の春の雑歌)。
【歌】 山吹の 咲きたる野辺の つほすみれ この春の雨に 盛りなりけり (巻八・1444 高田女王)
【口語訳】 山吹が 咲いている野辺の つぼすみれは この春雨の中 今真っ盛りである
 咲き始めた一重の山吹
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 タチツボスミレ
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 シロスミレ
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 このほか、裏山ではヒトリシズカ(せんりょう科)やニリンソウ(きんぽうげ科)の花が、畑(第二果樹園)ではネコノメソウ(ゆきのした科)が見られます。
 ヒトリシズカ
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 ニリンソウ
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 ネコノメソウ
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Posted by katakago at 14:28
ヤマザクラが咲きだしました [2017年04月09日(Sun)]
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 このところ雨の日が続いていますが、ヤマザクラが咲き始めました(上の写真は畑に植えているヤマザクラの一種)。オオシマザクラやオオヤマザクラも間もなく開花しそうです。

 3日前に蕾の写真を掲載したセンダイヤ(牧野博士の命名による)はほぼ満開です。
2月に訪れた練馬区立牧野記念庭園には大きな木が植えられていましたが、さぞかし見事な花を咲かせているものと思われます。
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 センダイヤの花の拡大写真
ヤマザクラの一種ですが花弁の色が濃いピンク色です。
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 裏山の五輪塔前の桜
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 桜は万葉歌に40首詠まれていますが、季節分類の巻十の春の雑歌より、春雨と一緒に詠まれた歌を三首載せておきます。
【歌】 あしひきの 山の際(ま)照らす 桜花 この春雨に 散り行かむかも (巻十・1864)
【歌】 春雨に 争ひかねて 我がやどの 桜の花は 咲きそめにけり (巻十・1869)
【歌】 春雨は いたくな降りそ 桜花 いまだ見なくに 散らまく惜しも (巻十・1870)


Posted by katakago at 15:10
シダレヤナギの芽吹き [2017年04月06日(Thu)]
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 この時期は裏山や畑で、日毎に新たな草木の芽吹きや開花を見ることが出来ます(上の写真はシダレヤナギの芽吹き)。
 柳は万葉歌に39首詠まれていますが、次の歌を載せておきます。
【歌】 浅緑 染め掛けたりと 見るまでに 春の柳は 萌えにけるかも (巻十・1847)
【口語訳】 浅緑色に 糸を染めて掛けたのかと 見るほどに 春の柳は 芽が出たことよ

 スモモの花は満開です(初夏には果実の収穫が期待されます)。
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 ヤマザクラの蕾(品種は牧野富太郎博士が命名したセンダイヤ)、開花も間近
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Posted by katakago at 09:12
万葉仲間でお花見 [2017年04月05日(Wed)]
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 昨日、かつて「嘉麻万葉を学ぶ会」を主宰されていた川波さんを誘って、万葉仲間でお花見の会があり参加しました。以前、万葉通信「たまづさ」の編集発行に携わっておられた岸本さんのご尽力により実現しました。
 豊中市内の桜塚公園、大塚古墳・大塚公園や天竺川沿いの咲き始めたサクラの花を眺めながら、久しぶりの散策を楽しみました。
 お昼は大塚古墳そばの大塚公園の桜の木の下で(サクラの花はまだ三分咲き程度)、皆でお弁当を食べながら、賑やかなひと時を過ごしました(上の写真)。2005年11月19日に、川波さんが中心となって飯塚市「嘉穂劇場」で開催された「全国万葉フォーラムin飯塚」の思い出話に花が咲きました。

 大塚古墳の墳丘上で
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 豊中市岡町・桜塚一帯には多数の古墳が存在し、桜塚古墳群と呼ばれています。その中で大塚古墳(国指定史跡)は東部を代表するもので、5世紀前半に造られた円墳(直径56m)で、三体が葬られていた。鉄製品を中心とした多くの武器・武具の他、方格規矩(きく)獣文鏡などが出土している。この大塚古墳から50mほど南には御獅子(おしし)塚古墳(国指定史跡)があり、こちらは5世紀前半の前方後円墳(全長55m)。
 御獅子塚古墳
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Posted by katakago at 16:23
今年初めてのタケノコ掘り [2017年04月02日(Sun)]
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 今朝、裏山を巡回中に、陽当たりのよい竹藪付近で長靴の足裏に突起を感じ、調べてみるとタケノコの頭がわずかに地上に出ていました。周囲も調べて小ぶりながら7本を掘り上げました。早速茹で上げ、一部は昼食の食材となりました。

 アセビの花が見頃です。
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 万葉歌には、”あしび”として10首詠まれています。そのうちの一つを載せておきます。
【歌】 我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり (巻十・1903)
【口語訳】 あなたへの 私の恋は 奥山に人知れず咲いている あしびの花のように 今がまっ盛りです  

 ブータン大輪ミツマタに次いで在来種のミツマタが満開です。
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 万葉歌(柿本朝臣人麻呂歌集歌)に、”さきくさ”と詠まれた植物をミツマタに充てる説があります。
【歌】 春されば まづ三枝の 幸くあらば 後にも逢はむ な恋ひそ我妹 (巻十・1895)
【口語訳】 春になると まず咲く三枝(さきくさ)のように 幸(さき)く ー 無事であったら あとでも逢えよう そう恋しがるなよおまえ

 アミガサユリ(バイモ)が咲いています。花被内面に網目があるためこの名がある(漢名は貝母の字音)。
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Posted by katakago at 15:56
スモモが開花 [2017年04月01日(Sat)]
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 スモモの花が咲き始めました。例年よりも遅い開花です。
スモモは、次の万葉歌に詠まれています。
【歌】 我が苑の 李の花か 庭に散る はだれのいまだ 残りたるかも (巻十九・4140)
【口語訳】 わが園の 李の花が 庭に散っているのだろうか それとも薄雪がまだ 残っているのであろうか
 大伴家持の越中国守時代の作で、題詞には、「天平勝宝二年三月一日の暮に、春苑の桃李の花を眺矚して作る歌二首」とあり、これはその二首目です。その天平勝宝二年(750)三月一日は太陽暦の四月十五日に当たるそうです。
 スモモの花が地面に散り敷いた様子(4月10日に写真を追加)
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 ちなみに一首目は、
【歌】 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子 (巻十九・4139)
 桃の花は、一重が咲き終わり今は八重咲きの花桃が咲いています。
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 一足早く咲いたアンズは今が満開です。
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 果樹園ではツクシの群生が見られます。
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Posted by katakago at 11:16
アスパラを収穫 [2017年03月31日(Fri)]
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 一昨年苗を購入して植えたアスパラガスを今年初めて収穫できました。
 今月半ばにはジャガイモの種芋植え付けも終わり、枝豆・ラッカセイや夏野菜(ナス・キュウリ・トマトなど)を植え付けるための畝の準備も進めています。

 ソラマメの花が咲き始めました。
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 イチゴは十数株植えていますが花をつけた株も見られます。
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Posted by katakago at 12:48
花の蜜を吸うメジロ [2017年03月27日(Mon)]
 果樹園に植えているアンズも開花しました。朝出かけてみると花の蜜を吸うメジロを見つけ、写真に撮ることが出来ました。
 アンズの花に来たメジロ
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 サクランボ(暖地桜桃)の花に来たメジロ
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Posted by katakago at 14:15
カタクリが開花 [2017年03月25日(Sat)]
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 今朝裏山に出かけてみると、カタクリが花を咲かせていました。万葉歌には、”かたかご” と詠まれています。集中次の一首のみですが、「万葉の花」を代表する植物の一つとして知られています。
 歌は、大伴家持が越中国守であった天平勝宝二年(750)三月(家持が33歳)の作で、題詞には「堅香子草(かたかご)の花を攀ぢ折る歌一首」とあります。
【歌】 もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花 (巻十九・4143)
【口語訳】 (もののふの) 群れなす乙女が 汲みさざめく 寺井のほとりの かたかごの花よ
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 畑に植えているオキナグサも花を開かせています。
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 万葉歌(東歌)に ”ねつこぐさ” と詠まれている植物をオキナグサにあてる説があります。
【歌】 芝付の 御宇良崎なる ねつこ草 相見ずあらば 我恋ひめやも (巻十四・3508)
【口語訳】 芝付の 御宇良崎にある ねつこ草のようなあの娘を 見さえしなかったなら わたしはこうも恋い慕おうか

 果樹園ではサクランボやアーモンドの花が咲き始め、アンズやスモモの蕾も膨らんできました。
 サクランボ(暖地桜桃)の花
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 アーモンドの花
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Posted by katakago at 12:58
大伴家持像と万葉反歌の軸 [2017年03月21日(Tue)]
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 大伴家持の肖像と賛に万葉歌が書かれた軸を入手できました。画は喜多武清(江戸後期の浮世絵師、号は可庵)、賛は蒲生君平(江戸後期の尊王家、名は秀実)によるものです。
 家持の越中国守時代(当時33歳)、天平勝宝二年(750)3月9日に出挙(すいこ)のために旧江村(ふるえのむら)に行った折り、その途中で風景を眺めて詠んだ歌と興味を覚えて詠んだ歌七首(旧江四部作)が巻十九に載せられています。そのうちの一首がこの軸の賛に書かれています。題詞に、「勇士の名を振るはむことを慕(ねが)ふ歌一首」とある長歌の反歌がこれに当たります。
長歌は
【歌】 ちちの実の 父の命 ははそ葉の 母の命 凡ろかに 心尽くして 思ふらむ その子なれやも ますらをや 空しくあるべき 梓弓 末振り起こし 投矢持ち 千尋射渡し 剣大刀 腰に取り佩き あしひきの 八峰踏み越え さしまくる 心障らず 後の世の 語り継ぐべく 名を立つべしも (巻十九・4164)
反歌は
【歌】 ますらをは 名をし立つべし 後の世に 聞き継ぐ人も 語り継ぐがね (巻十九・4165)
【口語訳】 ますらおは 名をこそ立てるべきだ 後の世に 伝え聞く人も 語り伝えてくれるように
 左注に、「右の二首、山上憶良臣の作る歌に追和す。」とあり、その歌は、
【歌】 士やも 空しくあるべき 万代に 語り継ぐべき 名は立てずして (巻六・976)
【口語訳】 男子たるものが 空しく終わってよいものか 万代に 語り伝えるに足る 名は立てないで
 
画と賛の拡大
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なお、以前に橘千蔭の書の万葉歌(柿本人麻呂朝臣歌集歌)の記事を載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/176

Posted by katakago at 15:37
第一回とっとり弥生の王国シンポジウムー倭人の食卓 [2017年03月20日(Mon)]
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 18日付けの日本海新聞朝刊で、第一回とっとり弥生の王国シンポジウム「倭人の食卓」がこの日の午後に開催されるとの記事を見つけ、折角の機会でもあり出かけてきました(鳥取県埋蔵文化財センターの主催)。鳥取市青谷町の青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡(紀元前4世紀頃〜紀元3世紀の弥生時代)から出土した食材(植物種子、動物や魚の骨)を基に弥生人の食に関して講演とパネル討議が行われました。
 
 佐々木 由香さん(とっとり弥生の王国調査整備活用委員会調査研究部会委員)による「倭人の食卓ー弥生の青果」と題して行われた講演では、古人骨に残存するコラーゲン(タンパク質の一種)の化学成分分析により、何からタンパク質を得ていたかを判断できるとの発表は大変興味がありました。炭素と窒素に含まれる元素の同位体は食物の種類によって割合が異なる(海産物には重い同位体が多く、草食動物やイネなどのC3植物は少ない)。この分析手法によると、青谷上寺地遺跡の人々の食生活は、C3植物・草食動物と海生魚類の間に位置する(陸の資源と海の資源をバランスよく摂取していた)とのことでした。 

 シンポジウムの様子
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Posted by katakago at 20:22
孫を訪ねて鳥取へ [2017年03月20日(Mon)]
 来月からは地元の生産組合兼水利組合の役員の順番が回って来て、これまでの活動になにかと制約を受けることになりそうなので、それまでの機会にとこの連休を利用して鳥取の孫を訪ねてきました。間もなく1年3か月になります。立ち歩きを始めるようになり、離乳食もしっかりと好みを主張していました。
 本がお気に入りのようです。
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 食べたいものを指で指示しています。
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 車で30分ほどの所にある岩井温泉(約1300年の歴史を持つ山陰最古の温泉)とその近くのクラフト館 岩井窯を訪れました。
 チャイルドシートに座ってお出かけ 
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 クラフト館 岩井窯の前庭で記念写真
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Posted by katakago at 19:05
カタクリの蕾を見つけました [2017年03月16日(Thu)]
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 カタクリは裏山で場所を分散して植えていますが、毎年一番早く花を咲かせる箇所の落ち葉を掻き分けてみると、予想どおり蕾を付けた株を見つけることが出来ました。今月下旬には花を咲かせるものと思われます。

 植物園入り口に植えたミツマタ(ブータン大輪ミツマタ)はあたりに芳香を漂わせ、今が真っ盛りです。
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 花桃も見頃です。
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 その後(3/4の記事)のネコヤナギの花穂の様子です。
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 この他サクランボ・アーモンド・スモモの蕾も膨らみ、これから順次春の花々を楽しむことが出来そうです。

 今日は、一番上の孫娘の中学校の卒業式でした。4月から福井県立藤島高等学校に進学します。卒業と高校入試合格を祝ってやりたいと思います。
Posted by katakago at 14:09
畑で見つけた土筆(ツクシ) [2017年03月09日(Thu)]
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 ジャガイモ植え付けのため、耕運機で畑を耕している時に土筆を見つけました。スギナも果樹園で殖える分にはまだよいのですが、野菜畑で蔓延ると除草が厄介です。

 オオイヌノフグリも咲いています。
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 裏山の植物園入り口付近ではフキノトウが出ていました。
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Posted by katakago at 15:44
春の兆し [2017年03月04日(Sat)]
 ウメやヤブツバキの花に続き、畑では早くもオキナグサの蕾が見られました。モモの花も咲き始め、ネコヤナギの花穂も膨らんできました。
 オキナグサ
種子で殖えるのか、数年前に植えた場所から離れて小さな株がいくつか育っています。
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 花桃
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 ネコヤナギ(カワヤナギ)の花穂
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 裏山入り口付近では白梅と紅梅が満開です(写真左はミツマタ)。
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Posted by katakago at 20:54
近世呉服商経営(阪大21世紀懐徳堂講座) [2017年02月27日(Mon)]
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 昨日(2/26)、大阪大学21世紀懐徳堂講座が、「近世呉服商経営のダイナミズム〜ただ金銀が町人の氏系図になるぞかし」と題して開催され参加しました。自費出版本の執筆で江戸時代の両替商について調査したことがあるので、興味がありました。
 公開講座では、鈴木敦子さん(阪大大学院経済学研究科)が、「空前絶後の大安売りー三井越後屋改鋳奮戦記ー」と題して講演され、その後、鈴木さんと高田 郁さん(作家、著書に『銀二貫』,『あきない世傳 金と銀』等)による公開対談が行われました。

 鈴木さんの講演では、江戸中期(元禄〜元文期)の幕府による貨幣政策(度々貨幣改鋳が行われた)のもと、商業活動がどのように営まれたか、三井越後屋(呉服と両替)を例にして、どのように対応したかについて話されました。その一例をあげておきます。元文元年(1736)の改鋳では、増歩(ましぶ)が古金100両 → 新金100両+65両増歩となり、新旧貨幣の引き換えが始まる6月15日に、三井越後屋は現銀掛け値なしのセールを行った(この時、江戸・大坂で大量の配り札(チラシ)が配られ各店大盛況)。三井越後屋にとっては、販売で古金を多く回収できればその分、増歩で利益が得られることになる。大変興味深いお話でした。

 後半の対談は、水野晶子さん(MBSアナウンサー)の進行のもとに行われました。高田さんの時代小説は、入念な取材に基づいて時代考証がなされており、最新作の『あきない世傳 金と銀』も話題に、創作と学術的な研究活動について語られました。
Posted by katakago at 18:36
牧野記念庭園記念館の企画展ー桜花図譜と牧野富太郎 [2017年02月20日(Mon)]
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 前日(2/18)のシンポジウムに参加したついでに品川で一泊し、翌日(2/19)は、練馬区立牧野記念庭園記念館で開催中の企画展「桜花図譜と牧野富太郎」を観覧しました。明治40年(1907)から嘱託として勤務していた東京帝室博物館(現 東京国立博物館)で、大正7年(1918)に「日本桜花図譜」編纂を企画し、大正末期にミネザクラ、ソメイヨシノ、ナラヤエザクラの色刷りが刊行され、今回の企画展ではこの3点を含む16点のサクラ原図が展示されていました。

 企画展の展示は撮影禁止となっていましたが、その他の常設展はOKでした。
常設展の会場の様子(牧野富太郎の業績が展示されている)。
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 赭鞭一撻(しゃべんいったつ) 展示パネルより
植物学を志すようになった富太郎(18〜20歳頃)が作った勉強心得15ヶ条。赭鞭とは古代中国伝説上の帝王神農(医学と薬学の象徴)が手にしていた赤い鞭。
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 鞘堂内の書屋展示室(94歳で亡くなるまで研究・執筆のために籠った書斎と書庫)
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大正15年から昭和32年に亡くなるまで過ごした跡地が牧野記念庭園となっており、庭園内には300種以上の草木類が植栽されています。
 顕彰碑(「花在れバこそ 吾れも在り」) 回りにはスエコザサが植えられている。
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 牧野の学究生活を支えた妻 壽衛(昭和3年54歳で亡くなった)のために詠んだ句碑
家守りし 妻の恵や 我が学び
世の中の あらむかぎりや すゑ子笹
昭和二年(1927)に仙台で発見した新種のササを学名「ササ スエコヤナ マキノ」、和名「スエコザサ」と命名(現在の学名は Sasaella suwekoana (Makino) Makino
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 セツブンソウが咲いていました。
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 牧野富太郎関連記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/172
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1190

 帰途、新幹線車中から眺めた富士山
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Posted by katakago at 21:02
白隠禅師シンポジウム(2/18 東京) [2017年02月20日(Mon)]
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 一昨日(2/18)、東京で「白隠禅師シンポジウム」が開催され出かけてきました(大手町 日経ホール)。今年は日本臨済宗中興の祖と言われる白隠禅師250年遠諱にあたり、昨年も記念行事(京博と東博での特別展や龍雲寺でのシンポジウムなど)が開催され参加してきました。今回は「白隠さんと私」をテーマに、芳澤勝弘先生(花園大学国際禅学研究所顧問)が漢文語録の『荊叢毒蘂』について、横田南嶺老師(臨済宗円覚寺派管長)が仮名法語の『夜船閑話』について解説され、その後、細川晋輔師(龍雲寺住職)の司会でお二人の講師の対談が行われました。
 白隠禅師は本来の仏教の教えとされる「いかに生きるべきか」を示すために、一般庶民に向けては多くの禅画(1万点を超えるとも)を描き、弟子たちには漢文語録を残しています。
 以前の記事にも書いていますが、祖先の一人木田種重(鉄屋の六代目)が初代鉄屋庄左衛門(木田院月桂秋圓居士)の100年忌にあたり、白隠禅師に石碑の銘文を書いてもらっています(石碑は大阪谷町9丁目の大仙寺にある)。その碑文(木田院碑)が『荊叢毒蘂』の巻七に掲載されており、その訓読・口語訳についてこれまで芳澤先生にご教示いただいてきました(それらの内容は自費出版本『木田家のルーツを尋ねるー石碑の銘文に導かれてー』に掲載)。そのご縁で今回の講演も興味がありました。
 生前に自らの語録を出版し、それをテキストとして講義した例は白隠以外には例がないそうで、『荊叢毒蘂』の初版(含章亭蔵版)には、講義を聴いた人の書入れが残されており、芳澤先生によるとこれが訓読・口語訳する上で非常に役立ったとのことです。講演ではいくつか具体例を解説していただきました。

 横田管長は、江戸時代にわが国で初めて「健康」という語句を用いた(初出は『於仁安佐美(おにあざみ)』)白隠禅師の仮名法語の『夜船閑話(やせんかんな)』をもとに、「内観の法」について話されました。
(以下、2/26追記)
 白隠禅師は『夜船閑話』序で、「もしこの法によっていくら長生きしたところで、ただ生きているだけならば、死骸のごとき肉体の番をしている幽鬼のようなものではないか。ふる狸が穴の中で眠りこけているようなものではないか。(中略) それよりは、四弘誓願による菩提心を奮い起こし、仏法の教えを説き、不生不滅、不退にして金剛堅固の真の法身を成就しようではないかと。」と述べています(芳澤先生の訳注より)。

なお、白隠禅師関連の記事は下記のURLに載せています。
自費出版本については、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1060 
京博特別展の記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1103
龍雲寺でのシンポジウムの記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1178
白隠禅師の書については、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1194


Posted by katakago at 18:54
裏山の手入れ [2017年02月16日(Thu)]
 この数日、裏山の手入れに時間を割いています。花粉の飛散がひどくなる前に一段落させようと取り組んでいます。
 毎年タケノコを収穫している竹藪では、枯れた竹の片付け作業です。切り倒した竹の枝を払い、運びやすい長さに切り分けます。
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 竹の枝は垣根の補修に利用しています。
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 先月中旬に咲き始めた白梅は見ごろになりました。
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 ミツマタ(ブータン大輪ミツマタ)が咲き始めました。
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Posted by katakago at 16:51
ハクサイを収穫 [2017年02月08日(Wed)]
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 ハクサイは苗の植え付け時期が前年(2015年)より遅くなってしまい、うまく育つか気がかりでしたが、先月から収穫できるようになりました。ただし、同時期に苗を移植したキャベツは、葉が十分に巻かず収穫できるまでには至っていません。
 ダイコンも播種時期が遅れたのですが、やや小ぶりながらも食材には役立っています。 
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Posted by katakago at 19:21
果樹園で見かけた野鳥 [2017年02月04日(Sat)]
 この二日間は天候にも恵まれ、果樹園で寒肥の施肥作業を行いました。果樹の本数が多いので今回は柑橘類を中心に行いました。その作業中に野鳥が飛んで来て掘り返した場所でエサを探していました。珍しい鳥もいたので一眼レフを取りに戻り撮影することが出来ました。
 レモンの株下に寄って来た二種の野鳥
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 ハクセキレイ
耕運機をかけているとどこからともなく寄って来るのでこれまでもよく見かけます
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 この鳥は初めて見かけました
昨日はアカハラかと思っていましたが、イソヒヨドリ(オス)ではないかと思われます(2/5)。近年は海岸から離れた内陸部でも見られるとのことです。
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Posted by katakago at 20:41
金賞おめでとう(吹奏楽アンサンブルコンテストの福井県大会) [2017年01月30日(Mon)]
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 昨日(1/29)開催された第50回福井県吹奏楽アンサンブルコンテストに孫娘(明倫中学1年)がフルート三重奏のチームで出場することになり日帰りで出かけてきました。地区大会(福井県下の奥越、坂井、福井、丹南、嶺南の5地区)を通過した中学校から38チームが参加し、孫娘のチーム(2年生と1年生2名)はフルート三重奏(アルビージ作曲「小組曲2番」より)で金賞の評価を得ました。昨春中学生になって吹奏楽部に入部して始め、一年足らずでここまで到達できたことを称えてあげたいと思います。

 なお、本大会は第40回全日本アンサンブルコンテスト福井県予選を兼ねており、金賞のチームの中から8チームが北陸支部(福井、石川、富山)予選に進むことが決まりました。10チーム参加したフルート部門は惜しくもこの中には入りませんでした。

 福井地区大会の記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1198
Posted by katakago at 14:54
講演会(万葉の道を歩く 17) [2017年01月28日(Sat)]
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 一昨日(1/26)、6年前から大阪府立大学で始まった講演会「万葉の道を歩く」の第17回目が開催され参加しました(会場が狭いため午前午後の二回に分けて開かれ私はその午前の部に出席)。今回は、「柿本人麻呂の亡妻挽歌をよむ」と題して、村田右富実先生(大阪府立大教授)が講演されました。
 題詞に「柿本朝臣人麻呂、妻が死にし後に、泣血哀慟して作る歌二首」とあることより、「泣血哀慟歌」と呼ばれ、第一歌群(巻二・207〜209)、第二歌群(210〜212)、第二歌群の異伝(213〜216)からなり、この歌群は多くの万葉研究者に取り上げられているようです(研究者の人気投票をするとNo.1にあげられるとのこと)。この歌群については、これまでも何人かの先生方の講演を聴いていますが、今日の講演では、第一歌群(長歌と反歌)を中心に詳しく分かり易く解説していただきました。

 講演会場の様子
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 今回の講演会では、本題とは直接関わらないのですが、前段で、万葉歌の表記と訓に関連する韓国の玩具「樗蒲(かりうち)」を紹介されました。
 写真は講演中に回覧された盤上遊戯「樗蒲」に使用される裏表のある4本の棒
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万葉歌では、「折木四、切木四」と書いて「かり」、「諸伏」と書いて「まにまに」、「一伏三起、一伏三向」と書いて「ころ、ごろ」、「三伏一向」と書いて「つく、づく」と読み解かれており、これは写真の4本の棒の目の出方に基づく。「万葉歌の表記と韓国の玩具 柶戯(ユンノリ)」について、以前(2015/1/28)の記事に載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/950

 『和名類聚抄』にある「樗蒲(ちょぼ、和名 かりうち)」は、現在も韓国で遊ばれているゲーム「ユンノリ」と関係が深いと考えられています。2年前の新聞記事(2015/5/22)は、平城京跡南側の遺構で1989年に見つかっていた土師器の皿(8世紀前半)が、その「ユンノリ」に似たゲーム盤に使われていた可能性があるとの、奈良文化財研究所の発表を報じています。万葉歌の研究成果と合わせ、古代日本に「樗蒲」というユンノリに似た盤上ゲームが行われていたと推定されています。詳細は、奈良文化財研究所ホームページの『古代の盤上遊戯「樗蒲(かりうち)の復元』に載っています。
http://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/5571

Posted by katakago at 15:30
奈良ホテルでの結婚式 [2017年01月21日(Sat)]
 今日は親戚の結婚式が奈良ホテルであり出席しました(新婦は妻の姪)。久しぶりにお目出度い行事に参加できて、私達もとても幸せな気分に浸ることが出来ました。お二人のご多幸をお祈りします。

 アインシュタイン博士が弾いたピアノの置かれた控室で祝電に目を通す新郎新婦
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 奈良ホテル館内には、著名な画家の画や由緒ある調度品が飾られています(写真撮影はOKでした)。上村松園の画「花嫁」が本館玄関を入って右側の鳥居とマントルピースの左上に飾られていました。
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Posted by katakago at 21:07
スペッシャルライブ(旭化成オーナーズ俱楽部) [2017年01月20日(Fri)]
 退職後関西に戻って来て、ヘーベルハウスに住んで十数年になります。今日はその旭化成オーナーズクラブ主催のスペッシャルライブがあり出かけてきました。琴・ヴァイオリン・ピアノ・パーカッションの4人によるコラボレーションライブで、今回の曲目の中には琴とヴァイオリンによる「春の海」が含まれていたので興味がありました(ヴァイオリンは尺八のパートを演奏)。
 料理とワインを頂きながら演奏を楽しみました。
写真は、大阪坂倉ビル1Fのa&w(アート&ワイン)での演奏の様子
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Posted by katakago at 23:47
雪の日の植物園で [2017年01月15日(Sun)]
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 今日は、今シーズン初めて雪が積もりました(写真は裏山の植物園入り口付近)。
 雪を被ったタチバナ
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 橘を詠んだ聖武天皇の御製歌に、
【歌】 橘は 実さへ花さへ その葉さへ 枝に霜置けど いや常葉の木 (巻六・1009)
【口語訳】 橘は 実まで花まで その葉まで 枝に霜が置いても いよいよ栄える木であるぞ
この歌の解説については以前の記事に載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/269

 葉に雪の積もったシラカシ 
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柿本朝臣人麻呂歌集歌に、シラカシを詠んだ次の歌があります。
【歌】 あしひきの 山道も知らず 白橿の 枝もとををに 雪の降れれば (巻十・2315)
【口語訳】 (あしひきの) 山道もどこだかわからない 白橿の 枝もたわむほどに 雪が降っているので

 咲き始めたヤブツバキも雪を被っています。
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 蓮池の様子
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Posted by katakago at 11:11
咲き始めた白梅 [2017年01月11日(Wed)]
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 裏山の梅の木で白梅が開花しているのを3輪見つけました(写真はその一つ)。暖冬傾向なのか昨年に続いて早い開花となりました。

 万葉人は、雨が開花を促すものと考え、次のような歌が詠まれています。
【歌】 春雨を 待つとにしあらし 我がやどの 若木の梅も いまだ含めり (巻四・792 藤原久須麻呂)
【口語訳】 春雨を 待っているのでしょう わが家の庭の 若木の梅も まだ蕾のままです

 雪も雨と同様に梅の開花を促すものと考えたらしい例は、
【歌】 含めりと 言ひし梅が枝 今朝降りし 沫雪にあひて 咲きぬらむかも (巻八・1436 大伴村上)
【口語訳】 蕾がふくらんだと 言ってこられた梅の枝は 今朝降った 沫雪に出会って 花が咲き始めたのでしょうか
 
【歌】 梅の花 咲けるが中に 含めるは 恋ひや隠れる 雪を待つとか (巻十九・4283 茨田王)
【口語訳】 梅の花が みんな咲いている中で 蕾のままなのは 恋い悩んで引っ込んでいるのだろうか それとも雪を待っているのか

 ヤブツバキも咲き始めました。
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Posted by katakago at 12:06
福井地区吹奏楽アンサンブルコンテスト(1/7) [2017年01月08日(Sun)]
 福井の孫娘(明倫中学一年)が、「福井地区吹奏楽アンサンブルコンテスト(中学校の部)」にフルート三重奏で参加するとのことで、前日から出かけてきました。
 演奏会場の福井県立音楽堂ハーモニーホールふくい(大ホール)の外観
音響効果は海外でも高い評価を得ており、「世界の美しいコンサート・ホール25選」に選ばれた国内唯一のホール
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 打楽器(8校)・金管(7校)・管打(2校)・混成(2校)・サクソフォン(7校)・クラリネット(4校)・フルート(6校)・木管(5校)の合奏が行われました。孫娘のチームは、アルビージ作曲「小組曲第2番」を演奏し、金賞を受賞しました。このコンテストは「第50回福井県吹奏楽アンサンブルコンテスト福井地区予選」も兼ねており、その県大会にも出場することになりました。本人は喜びよりはストレスを感じているようですが、折角つかんだチャンス、次回もこれまでの練習の成果が発揮されることを祈っています。。


Posted by katakago at 12:07
新年のご挨拶 [2017年01月01日(Sun)]
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 今年も、猪名川万葉植物園に来て下さる方があるのを励みに、日々の栽培管理に努めてまいります。また、カルチャーセンターでの万葉講座受講や故地探訪も継続したいと思っています。

 孫の成長を一年でも長く見届けられるよう、健康には充分留意しなければと思っています。 

 自力で立ち上がれてしたり顔の孫娘
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Posted by katakago at 20:45
賑やかな年の瀬 [2016年12月31日(Sat)]
 一昨日に息子の家族が、今日の夕方には娘の家族が帰省して来ました。中学3年生になる一番上の孫は高校受験を控え、年末年始は父親と自宅で過ごすことになりました。努力が報われるよう祈っています。

写真は、先日一歳の誕生日を迎えたばかりの三番目の孫です。
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 今日の日中は穏やかな天気で、八朔や夏ミカンが生っている果樹園へ出かけてみました。 
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 娘の家族は福井、息子の家族は鳥取から帰省し、越前ガニと松葉ガニを届けてくれました(写真はタグ付きの活松葉ガニ)。みんなでカニすきとカニしゃぶを味わいました。
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Posted by katakago at 19:25
講演会「猪名川上流域の遺跡」 [2016年12月28日(Wed)]
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 先日(12/25)、「新発見 猪名川上流域の遺跡ー新名神高速道路調査成果から―」と題して、講演会とミニシンポジウムが開催され(於 川西市中央公民館)、聴講しました。
 写真は「ヤマト政権成立時における猪名川ルートの重要性」と題して基調講演される福永伸哉先生(大阪大学大学院教授)。4世紀〜6世紀にかけて、猪名川流域とその近傍(長尾山丘陵、池田、待兼山丘陵、豊中台地、猪名野)には多数の首長墓が存在し、ヤマト政権はこれらの勢力と連携して、摂津から北上して日本海に至る南北ルート(半島から鉄を入手する経路として)を開拓していた可能性について触れられた。考古学的知見では、猪名川流域で突線鈕式銅鐸が多く出土しており(川西市の栄根遺跡からは1mを超える銅鐸が出土)、同じ形式のものが北近畿の由良川や円山川流域からも見つかっているとのことです。そこでこれらの地域は弥生時代後期から既に交流があったのではないかとみられています。今後、これらの中間にあたる丹波地方などでも銅鐸が発見されるか注目されます。
 
 新名神高速道路建設に伴う発掘調査は、(公財)兵庫県まちづくり技術センターにより続けられてきており、2年前にも途中経過の報告が川西市で行われています。調査地区が川西市北部と猪名川町にまたがることより、今回は両市の教育委員会の共催で開催されました。
 調査報告で興味があった点は、
・猪名川町の広根遺跡西側の観音寺遺跡から石器(刃器、石鏃)が出土(猪名川町最古の人類の痕跡)・・・報告は別府洋二氏
・石道才谷・堂ノ後遺跡が奈良時代に存在した官営牧場の「畦野牧」の可能性について・・・報告は久保弘幸氏(前回報告記事にも掲載)

 シンポジウムに参加された方々
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2年前の講演会の記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/893
福永先生の関連講演の記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/676
Posted by katakago at 19:34
白隠禅師の書 [2016年12月21日(Wed)]
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 これまでの記事にも載せていますが、祖先の一人木田種重(鉄屋庄左衛門 寂堂萬翁元照居士)が白隠禅師を信奉し、その漢文語録『荊叢毒蘂』の刊行に資金援助をしたことを知り、以来白隠禅師に関心を持っています。この度、縁あって白隠禅師の書(写真)に巡り合うことが出来ました。
 白隠の落款(写真左)と関防印(顧鑑咦)
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 書かれている文字は「菴内人依甚麼不知菴外事」で、『白隠禅画墨蹟』(花園大学国際禅学研究所編)によれば、その訓読は「菴内の人、甚麼(なに)に依ってか、菴外の事(じ)を知らざる」で、「乾峰(けんぽう)三種の病」の公案に対する雲門の著語(じゃくご)とありました。

 その意味するところを知りたく、自費出版本『木田家のルーツを尋ねるー石碑の銘文に導かれてー』の執筆過程で、木田院碑の訓読・現代語訳をご教示いただいた芳澤勝弘先生(花園大学国際禅学研究所顧問)に、再び教えを乞うことにしました。メールでお尋ねしたところ、早速懇切な解説をしていただきました。
 「乾峰三種の病」という公案は、乾峰と雲門という禅僧の問答(『五燈會元』巻第十三、越州乾峰和尚章)で、乾峰和尚の「法身(ほっしん)には三種の病、二種の光がある。これを一一透過して、始めて決着がつくというものだ。そこに越えねばならぬ究極の難関がある」に対し、雲門が発した語が「菴内の人、甚麼に依ってか、菴外の事を知らざる」であるとのことです。この禅問答は私の理解を超えてしまいます。そこでさらにかみ砕いて解説していただいた内容を紹介しておきます。
 「菴内人」とは、自己を忘却して、ほぼ最終決着に近づいた人(専門家の中の専門家、修行して悟りに近づいた人)。そういう人にしてなお(あるいは、そういう人だからこそ)菴の外の事を知らない(世間のことに疎くなってしまう)。芳澤先生は、白隠がこの公案を用いたのは、悟りに向かいすぎることによって、かえって社会から離れて行くことを気づかせようとしたのではないかと考えられています。白隠自身は悟りに到達した後に社会に戻り、四弘誓願と菩提心によって下化衆生(生きとし生けるものを教化し救済する)してゆくことを強く主張しており、この語に白隠の姿勢が込められていると見られています。
 木田院碑(『荊叢毒蘂』巻七、石碑は大阪市中央区谷町9丁目の大仙寺にある)の最後の箇所にも、「幸いに、そなた(木田種重を指す)は常に三宝に帰依し、老僧(わたくし)に入室(にっしつ)参禅し、いささかの所得もあった。しかし、それで満足してはならぬ、さらに参ぜよ。いっそう深く法の淵源に徹し、永遠に四弘誓願の実践をし、すべての人々を救済していくのだ。これが菩提心であり、大乗菩薩道の実践ということである。いくら修行しいくら善行を行っても、菩提心がなければ、必ず魔道に落ちるのだ。だから雲門大師も「顧鑑咦、つねに顧みて点検せよ」と言われているのである」とあります(芳澤先生訳注『白隠和尚 茨叢毒蘂 坤』より)。
 ちなみに、雲門大師の「顧鑑咦」の語は、この書の関防印に用いられています(2枚目の写真)。

なお、自費出版本の記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1060
白隠関連記事は、
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1103
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1178
 



Posted by katakago at 16:40
カブを収穫 [2016年12月18日(Sun)]
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 播種時期が遅れたのですが、カブを収穫できるようになりました。ダイコン(写真左上方)はまだですが、今週から暖かくなるとの予報で年末には収穫できるかなと思っています。

 今年は苗の移植時期が遅れうまく育つか心配でしたが、ハクサイの葉が巻いてきました(写真はネットを外して撮影。左上方はソラマメ、右手前はタマネギ)。
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Posted by katakago at 14:47
尺八演奏会終わる(12/10) [2016年12月11日(Sun)]
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 昨日(12/10)、「都之雨社(としゅうしゃ)創立九十五周年記念尺八演奏会」が終わりました(写真は開場30分ほど前のホール入り口の様子)。
 私も星田一山先生が講師をされている朝日カルチャー芦屋教室の受講生の一人として演奏会に出演させていただきました。今年は、全員(31名)での本曲「八千代」の合奏とカルチャーセンター(中之島と芦屋)受講生による「千鳥の曲」の演奏に参加しました。いずれも暗譜での演奏で、そのため一年がかりで練習してきました。今回の会場は、これまでの阪急中ホール(800席)ではなく、KOBELCO大ホール(4層バルコニー形式の2000席)で、大ホールでの初めての演奏体験となりました。今年最後の大きな行事が終わりホッとしています。
 尺八の練習は、三十数年ほどのブランクの後、退職後に再開して間もなく9年になります。この間に60ほどの曲を練習してきました。カルチャーセンターの尺八講座は毎週あり、今週からは久本玄智作曲「虫の楽」に取り組みます。



Posted by katakago at 11:33
師走の植物園で [2016年12月06日(Tue)]
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 裏山では、イロハモミジの紅葉が見られます。写真は10年ほど前に入り口近くに植えたものですが、これ以外に山の斜面に植えた十数本も色付きました。

 夏に見事な花を咲かせてくれた蓮池の現在の様子  
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 畑では、夏に咲いたヒマワリのこぼれ種が発芽して生育した株が花を咲かせています。
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Posted by katakago at 11:20
描かれた花々(小磯記念美術館) [2016年12月01日(Thu)]
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 神戸市立小磯記念美術館では、「描かれた花々ー小磯良平の植物画を中心にー」と題した美術展が開催中です(10/15〜12/11)。先月から見に行く機会を探っていましたが、体調を崩したり地元行事があったりして、会期も残りわずかとなった今日やっと出かけることが出来ました。
 小磯良平の植物画は、武田薬品工業(株)の月刊機関誌『武田薬報』の表紙として1956年から約13年間にわたって描かれたもので、画材は薬用植物で150点にのぼる。今回は25点が出品されており、画家 小磯良平の描いた植物画とともに、植物分類学者 牧野富太郎の精緻な植物画(16点)も出品され、大変興味深い展示でした。
 会場出口付近に設けられたパネル
ここは写真撮影がOKでした。左上のヒガンバナは、左が小磯良平、右が牧野富太郎の画。
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 ヒガンバナの画の部分の拡大
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 美術館最寄り駅の六甲ライナー アイランド北口駅から見た六甲の山並み
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Posted by katakago at 18:15
柑橘いろいろ [2016年11月26日(Sat)]
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 柑橘類は2ヶ所で栽培していますが、温州ミカン(宮川早生)の収穫は終わり、せとか、デコポン(不知火)、津之輝、八朔、甘夏などが黄色く色づいてきました(写真は第二果樹園で、右手前がせとか、左後方がデコポン)。
 試しに、せとか・津之輝・デコポンを味見してみましたが、まだ収穫するには早かったようです。いずれも1月下旬から2月頃まで待ったほうがよさそうです。

 写真左から順に、デコポン、津之輝、せとか
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Posted by katakago at 10:37
ソラマメが発芽してきました [2016年11月24日(Thu)]
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 今朝は冷え込みましたが、畑では、マルチした畝に直接播種したソラマメが発芽して本葉が出てきています。写真後方の畝にはエンドウも発芽してきました。

 今年はイチゴの苗も植え付けました。苗を育てられたご近所の方から一部頂いたものです(14株)。来年、孫にイチゴ摘みの体験をさせてやれればと思っています。
(写真右端がイチゴ、中央はタマネギ、左端はハクサイ)。
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Posted by katakago at 11:32
ノジギクが咲いています [2016年11月22日(Tue)]
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 畑ではノジギクガ花を咲かせています。
 次の万葉歌(防人歌)に詠まれている”ももよぐさ”は、定説はないのですがいくつか挙げられている候補の一つにノジギクがある(北隆館の『万葉植物事典』)ので、畑に植えています。
【歌】 父母が 殿の後の ももよ草 百代いでませ 我が来るまで (巻二十・4326 生壬部足国) 
【口語訳】 父母の 屋敷の背戸の ももよ草のように 百代(ももよ)も長生きしてください 私が帰って来るまで
 上三句は同音によって、ももよ(百代)を起こす序詞。

 タカサゴユリは通常8月半ば(お盆のころ)が花の時期ですが、今も花を咲かせている株があります。
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 この時期も畑ではツマグロヒョウモンをよく見かけます(写真はメス)。
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Posted by katakago at 14:57
テレビ電話で孫と対面 [2016年11月20日(Sun)]
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 今日初めて、インターネットのテレビ電話で2ヶ月ぶりに孫と対面できました。写真や動画は折に触れ送ってもらっていますが、お互いに画面を見ながら対話できるのは素晴らしい事です。
 間もなく生後11ヶ月で、正月には帰省するとのことで今から楽しみにしています。
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Posted by katakago at 14:43
平成28年度 瀬戸内海文化を考える会 [2016年11月15日(Tue)]
 先週後半(10−12日)、今年の「瀬戸内海文化を考える会」の行事(文化フォーラムと万葉ツアー)が、長崎県対馬市と壱岐市で開催され出かけてきました。一昨年の淡路島、昨年の太宰府市に続いての参加です。帰って翌日は来月10日に控えた尺八演奏会のリハーサルがあり、記事を書くのが遅くなりましたが、以下写真とメモを残しておきます。
【1日目 文化フォーラム】
  対馬交流センターで開催された文化フォーラムでは、お二人の先生が講演されました。
 山田洋嗣先生(福岡大学教授)の演題は「対馬宗家文庫本『歌枕名寄』の不思議」。『歌枕名寄』は、『万葉集』以下の和歌に詠まれてきた地名のすべてを網羅して作られ、対馬宗家文庫本のそれは、奥書によれば室町時代末の永禄十二年(1569)に書写されたもので、対馬の地名が詠まれた歌には、対馬の地誌を実地に知っている江戸期とみられる人の書入れがあり興味深いお話でした。
 内田賢徳先生(京都大学名誉教授)の演題は「壱岐・対馬の万葉集歌」。『万葉集』巻十五の前半には遣新羅使人の歌145首が置かれ、壱岐で詠まれた歌9首(3688〜3696)、対馬で詠まれた歌21首(3697〜3717)があり、それらの歌について解説されました。この時の遣新羅使は天平八年(736)で、壱岐島で一行の一人雪連宅満(ゆきのむらじやかまろ)が悪病に罹って亡くなり、新羅では使いの旨を拒否されるという侮辱的な扱いを受け、帰国途中に大使阿倍朝臣継麻呂が対馬で亡くなり、副使の大伴宿祢三中は病気に感染して入京が遅れた(『続日本紀』)。
 翌日以降の万葉ツアーでは、壱岐で詠まれた雪連宅満の死を悼む挽歌の歌碑や宅萬の墓とされる場所を訪れ、対馬でも歌が詠まれたゆかりの地と歌碑を訪ねました。 
 内田先生の講演の様子
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【2日目 万葉ツアー 対馬】
 万関橋北詰の萬葉歌碑(対馬市美津島町久須保)
【歌】 潮干なば またも我来む いざ行かむ 沖つ潮さゐ 高く立ち来ぬ (巻十五・3710)
【口語訳】 潮が干たら またわたしは帰って来よう さあ出かけよう 沖の潮鳴りも 音高くなってきた
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 万関橋からの眺め(この橋は旧日本海軍が明治33年に掘削した人工の瀬戸に架かり対馬の上下島を結ぶ)
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 竹敷の宇敝可多山(うへかたやま)の歌碑(対馬市美津島町竹敷)
【歌】 竹敷の 宇敝可多山は 紅の 八入の色に なりにけるかも (巻十五・3703 少判官)
【口語訳】 竹敷の 宇敝可多山は 紅染めの 八(や)しおの濃さに 染まったなあ 
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 平舘英子先生(日本女子大学名誉教授)による解説の様子
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 竹敷の浦の万葉歌碑(対馬市美津島町 上見坂展望台)
【歌】 竹敷の 浦廻の黄葉 我行きて 帰り来るまで 散りこすなゆめ (巻十五・3702 大判官)
【口語訳】 竹敷の 湾内の紅葉よ わたしが新羅へ行って 帰って来るまで 散ってくれるな決して
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 竹敷の浦に停泊した時に詠まれた歌は18首あり、これら2首の前に次の副使の歌がある。
【歌】 竹敷の 黄葉を見れば 我妹子が 待たむと言ひし 時そ来にける (3701)
【口語訳】 竹敷の 紅葉を見ると いとしい妻が お待ちしていますと言った その時が来たのだなあ
 他にも秋の帰国が予定されていたことを示す、「秋さらば相見むものを」(3581)や「秋風の吹かむその月逢はむものゆゑ」(3586)ながあり、いまだ新羅に向けて渡海できないでいるうちにその時が来てしまったことを嘆いている。

 対馬グランドホテル玄関そばの万葉歌碑(対馬市美津島町鶏知甲)
【歌】 百船の 泊つる対馬の 浅茅山 しぐれの雨に もみたひにけり (巻十五・3697)
【口語訳】 多くの船が 泊る津の島ー対馬の 浅茅山は しぐれの雨で 紅葉してしまった
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 和多都美(わたづみ)神社(対馬市豊玉町仁位) 御祭神は彦火々出見尊と豊玉姫命
 珍しい三角形の鳥居と後方に社殿
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 海の中の鳥居
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 和多都美神社の奥にある磐座(いわくら)
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 万松院(対馬市厳原町)
対馬を統治した宗家の菩提寺で、寺号は19代義智(よしとし)の法号万松院に因る。
 墓所に至る石段(百雁木と呼ばれる)
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 中興の祖とも評される21代(三代藩主)義真(よしざね)と夫人の墓
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 壱岐に向かうフェリーから見た夕日
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【壱岐】
 2日目の夕食会場の様子
 懇親会の席では会の代表の坂本信幸先生が司会をされ、大村一郎氏(神奈川県立横浜第一中学校時代に犬養先生の授業を受けられた)や、星野和央氏(犬養先生の著書『万葉の旅』の編集担当者)などがそれぞれの思い出を話される中、私も坂本先生から指名され猪名川万葉植物園のPRをさせていただきました。参加者から見学希望の申し出もいただきました。
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【3日目 万葉ツアー 壱岐】
 壱岐島内を巡りました(萬葉公園の歌碑、雪連宅満の墓、河合曾良の墓、岳の辻展望台、折口信夫の歌碑)。
 萬葉公園の歌碑(壱岐市石田町本村触)
【歌】 石田野に 宿りする君 家人の いづらと我を 問はばいかに言はむ (巻十五・3689)
【口語訳】 石田野(いわたの)に 旅寝する君よ ご家族に どうしたのですかと 尋ねられたら何と言おうか
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 折口信夫(釈迢空)の歌碑(壱岐市郷ノ浦町 岳の辻展望台そば)
民間伝承採訪のため来島(大正10,13年)した折の作とされる。
【歌】 葛の花 踏みしだかれて 色あたらし この山道を 行きし人あり
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 壱岐から博多へ(ジェットフォイルで約一時間)
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一昨年(淡路島)と昨年(太宰府)での記事は次のURLに載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/918
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1057

Posted by katakago at 10:40
コウヤボウキの花 [2016年11月09日(Wed)]
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 しばらく裏山に出かけなかったのですが、今朝、コウヤボウキの花が咲いているのを見つけました。万葉歌には、大伴家持の次の歌に”玉箒(たまばはき)”として詠まれています。
【歌】 初春の 初子の今日の 玉箒 手に取るからに 揺らく玉の緒 (S‐4493)
歌の解説は次のURLに載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/201

 畑ではまだ花を咲かせているキキョウも見られます。
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 カワラナデシコも咲いています。
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Posted by katakago at 10:24
奈良県立万葉文化館の特別展ー古代への憧憬 [2016年11月07日(Mon)]
 先日(11/4)、梅花万葉集友の会の講座が奈良県立万葉文化館であり、明日香村に出かけてきました。
 万葉文化館はちょうど開館15周年にあたり、記念の特別展が開催中でした(今月27日まで)。
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 特別展のテーマは「古代への憧憬ー近代に花開いた古典の美ー」で、柿本人麻呂像・山部赤人像や貧窮問答歌画賛幅など江戸時代に描かれたものをはじめ、明治から平成にかけて万葉をテーマに描かれた絵画が展示されており興味深く鑑賞しました。
 中山正實の「阿騎野の朝 画稿」(昭和15年)も展示されていました。これは現在宇陀市中央公民館にある壁画の画稿で、軽皇子が安騎野に宿られた時に柿本人麻呂が詠んだ「東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへり見すれば 月傾きぬ」(@-48)の情景が主題となっています。   
 なお、中山正實の「阿騎野の朝」の関連記事は次のURLに載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/925
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/927 
 また、上村松篁の「額田女王挿絵原画」(昭和43〜44年)もあり、これは井上靖の歴史小説『額田女王』が「サンデー毎日」に連載された折に制作された124枚の挿絵原画の一部です。 

 午後の散策では、飛鳥寺に立ち寄り住職の話を聞きながら久しぶりに飛鳥大仏を拝観しました。
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Posted by katakago at 11:01
祝日の奈良で [2016年11月03日(Thu)]
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 文化の日の今日、正倉院展を見に奈良に出かけてきました。会期は短いのですが、関西に戻って来てからは毎年欠かさず見に来ています。10時半頃着いたのですが、祝日とあって案の定長い行列ができていました。今年は、聖武天皇の遺愛品で『国家珍宝帳』に記された漆胡瓶(しっこへい)や、聖武天皇の一周忌法会で飾られた大幡残欠(大型の染織幡)も出品され、楽器では管楽器の笙と竽(う)の両方が展示されていました。

 正倉院展を見終わってから、博物館近くの春日大社や東大寺でこの日に開催されていたイベントも見ることが出来ました。
 春日大社神苑 萬葉植物園の浮舞台では、「萬葉雅楽会」が行われていました。管絃の部では「平調音取(ひょうじょうねとり)」・「甘州(かんしゅう)」が演奏され、続いて舞楽の部では「振鉾(えんぶ)」・「賀殿(かてん)」などが奉納されました(写真は四人舞の賀殿)。
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 この日の午後は、平城京天平行列の「東大寺参詣」が行われ、聖武天皇や光明皇后・従者の貴族に扮した華やかな行列が東大寺大仏殿に参詣する様子を見ることが出来ました。
 中門前に到着した一行(中央右が聖武天皇、左が光明皇后役)
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 中門前で記念撮影
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 大仏様にお参り
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 お参りを終えて
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Posted by katakago at 21:04
来年(平成29年)の万葉植物カレンダーが完成 [2016年10月30日(Sun)]
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 来年の万葉植物カレンダーが出来上がりました。企画・制作は岡本三千代さん(万葉うたがたり会主宰、犬養万葉記念館館長)で、写真は私が植物園で栽培管理し撮影したものを掲載しています。万葉歌に詠まれた植物を100種以上育てていますが、今回で7年目となり、冬の季節に詠まれた植物種は限られ(歌は複数あるものの)、一部は以前に取り上げた植物(写真は新たに撮影)も含まれています。

 問い合わせ・申し込みは、南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館へ
   TEL:0744-54-9300
   FAX:0744-54-4200
   mail:info@inukai.nara.jp
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Posted by katakago at 11:21
タマネギ苗の植え付け [2016年10月29日(Sat)]
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 先週準備しておいた畑の畝に、タマネギの苗を100本ほど植え付けました。左端は防虫ネットをかぶせてハクサイを栽培中です(昨年より植える時期が遅れてしまいました)。

 この時期畑では、フジバカマの花が盛りに咲いています。他には、キキョウとカワラナデシコも花を咲かせている株があります。
 夏に花を楽しませてくれた蓮池では葉が枯れてきました。
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 フジバカマは今しばらくは花を楽しめそうです。
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Posted by katakago at 15:19
地元の秋祭り [2016年10月24日(Mon)]
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 昨日(10/23)は、地元の秋祭りで太鼓が町内を巡行しました。太鼓が出るのはこれまで3年に一回(他地区の太鼓・だんじりと一緒に多太神社に宮入するのが通例)でしたが、お祭り実施の中核となる消防団員が頑張って自治会などの協力のもと今年から毎年出すことになりました(上は出発前の記念写真)。伝統行事が若い人達に引き継がれてゆくのを期待しています。ただし、担ぎ手となる参加者がもっと増えてほしいものです。
 担ぎ上げられた太鼓(スタート時点の様子)
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 地元の矢問八幡宮に参拝
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Posted by katakago at 07:36
白隠さんと出会う(東京世田谷の龍雲寺で) [2016年10月23日(Sun)]
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昨日(10/22)は、21日から東京世田谷の龍雲寺(臨済宗妙心寺派)で2日間限りで開催された企画展とトーク講座「白隠さんと出会う」の2日目に参加してきました。翌日は地元の秋祭りのため日帰りの旅行でしたが、充実した一日でした。
 今年は臨済宗を開いた臨済義玄禅師の1150年遠諱(おんき)、来年は臨済宗中興の祖とされる白隠禅師の250年遠諱にあたり、特別展「禅ー心をかたちに」が春には京博で開催され、東博では現在開催中で、これに合わせて龍雲寺所蔵の白隠の書画52点の展示と講演会が企画されました。
 私は、昨年自費出版した本『木田家のルーツを尋ねるー石碑の銘文に導かれてー』の調査執筆過程で、祖先の一人木田種重(鉄屋庄左衛門 寂堂萬翁元照居士)が白隠を信奉し、白隠の漢文語録『荊叢毒蘂』の刊行に際し資金援助したことを知り、以来白隠に関心を持つようになりました。白隠と種重との関係について教えていただいたのは芳澤勝弘先生(当時花園大学教授)で、今回のトーク講座の講師のお一人でした。

 なお自費出版本については次のURLに載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1060 

 大澤山 龍雲寺の山門(世田谷区野沢)
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 本堂での講演 「白隠禅の声をきく」と題して講演される住職の細川晋輔師)
「衆生本来仏なり」で始まる「白隠禅師座禅和讃」について解説されました(自身のうちに宿る「幸せな心」に気付くための白隠からのメッセージ)。
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 「白隠禅の声をきく」と題して講演される芳澤勝弘先生
 白隠は禅の教えを説くために多くの墨蹟を残していますが、その画を通して何を訴えようとしているか素人にはなかなか分かり難い。この講演では、四つの画(雷神図、鳥刺し図、布袋お福を吹く図、布袋渡河図)を取り上げて解説されました。
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 布袋渡河図
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 龍雲寺所蔵の白隠書画(先代の住職細川景一師が収集された52点)はガラス越しではなくまじかに鑑賞できるように展示されており、有り難い事にはこの種の展覧会には珍しく写真撮影も自由でした(いくつか掲載させていただきます)。
 床の間に掛けられている様子
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 「達磨」
 画賛の「直指人心 見性成仏」は、「まっすぐに自分の心を見つめ、自身の心が仏心にほかならないことに気づきなさい」という達磨大師の教えを説いたもの  
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 「人丸」
 人丸は柿本人麻呂で、衣には文字絵で和歌(ほのぼのと あかしの浦の 朝霧に 嶋かくれゆく ふねをしぞ思ふ)がかかれている。左の画賛には、「焼亡は かきの本まで 来たれども あかしと云へは 爰(ここ)に火とまる」とある。
 歌聖とされた柿本人麻呂は平安時代末期には人丸影供(えいぐ)が行われていた(歌会に際し人麻呂像をかかげこれに香華供物を備える儀式)。また、「人丸=火止まる」から、人丸は俗信で火伏の神ともなった。
 芳澤先生は、『花園』(第66巻 9号)で、この画について解説されており、この火除けの賛はおまけで、大事なのは和歌だと次のように述べられています。「ほのぼのとしていて、見ることも聞くこともできない、それでいて、確かに在る”こころ”、本有の自性のありようを表したものが、人丸像です」と。
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Posted by katakago at 18:03
吊るし柿 [2016年10月21日(Fri)]
 西条柿で早速干し柿を作ってみることにしました。気温がまだ高いのでうまくいくか気がかりですが。

 ビニール紐の両側に剥いた柿をひとつづつ括りつけて準備  
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 沸騰させた湯に10秒ほどくぐらせる(カビが生えるのを抑える)。この作業が重要 
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 軒下に吊るしました。
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 畑では安納芋を収穫しました(一輪車にいっぱい)。
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Posted by katakago at 12:24
西条柿が色付く [2016年10月20日(Thu)]
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 今年は、苗木を植えて5年目の西条柿(渋柿)がたくさん実を生らせています。干し柿用にと植えているもので、近日中に吊るし柿にしてみようと思っています。熟し柿(3枚目の写真上段の左端)になったものは、渋みが抜けて甘くそのまま食べられます(果肉がゼリー状で濃厚な甘さ)。
 西条柿の拡大写真
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 この時期に収穫した他の柿との比較 
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 写真上段の左2つは西条(左端は熟し柿)、右は花御所(甘柿)、写真下段の左から順に禅寺丸(不完全甘柿)、次郎(甘柿)、太秋(甘柿)
 



Posted by katakago at 10:33
カラタチの実が生りました [2016年10月13日(Thu)]
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 カラタチは昨年から花を咲かせるようになりましたが、今年初めて実が生りました。万葉歌には次の歌一首のみ詠まれており、歌の解説と花の写真は以前の記事に載せています。
【歌】 からたちの 茨刈り除け 倉建てむ 屎遠くまれ 櫛造る刀自 (O‐3832 忌部首)
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/985

 この時期、畑ではフジバカマやキキョウの他、ヨメナの花が咲いています。
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 ヨメナは集中に二首あり(万葉歌では、うはぎ)、いずれも食用に関係して詠まれています(春の若芽が食用にされたようです)。
【歌】 妻もあらば 摘みて食げまし 沙弥の山 野の上のうはぎ 過ぎにけらずや (A‐221 柿本人麻呂)
【歌】 春日野に 煙立つ見ゆ 娘子らし 春野のうはぎ 摘みて煮らしも (I‐1879)
Posted by katakago at 19:43
萬葉学会公開講演会(10/8) [2016年10月09日(Sun)]
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 昨日(10/8)から奈良大学で第69回萬葉学会全国大会が開催されています。初日の公開講演会に出席しお二人の先生の講演を聴講しました。
 鉄野昌弘先生(東京大学大学院教授)は、結節点としての「亡妾悲傷歌」と題して話されました。大伴家持は天平十一年(739)、22歳で妾(おみなめ)を亡くし、その悲しみを歌った歌群が「亡妾悲傷歌」(B-462〜74)と言われています。これらの歌には、先行作品(大伴旅人の亡妻挽歌、山上憶良の日本挽歌、柿本人麻呂の泣血哀慟歌や大伴坂上郎女、余明軍、沙弥満誓の歌)に類似した表現があることより、先人に導かれながらの習作との評価がされがちだが、本格的に過去の和歌史に向き合ってこの歌群を制作し、その先へ進もうとする家持の意欲を見て取るべきとの見方を示されました。
 講演される鉄野昌弘先生
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 寺崎保広先生(奈良大学教授)は、「木簡と文書の世紀」と題して話されました。日本古代の木簡出土点数は30万点を超え、時代によって大きな偏りがある。1万点に満たない飛鳥時代から、藤原宮期には出土量が増え(3.8万点)、奈良時代には平城宮・京跡で激増(28万点)しており、長岡京では減少に転じ、平安京では極端に少なくなるとのことです。大宝元年(701)に大宝律令が制定され律令国家がスタートし、それを支えたのが官僚の作成した文書による支配(文書行政)で、これと連動して木簡使用も増加したと考えられています。その一例として紹介された「考選制度」に関して、長屋王家に仕える下級役人の勤務評定の実例など興味深い話がありました。

 
Posted by katakago at 13:03
オケラとヤブマメの花 [2016年10月07日(Fri)]
 オケラ(万葉歌では、うけら)とヤブマメ(同、延ほ豆)の花が咲いています。オケラは或る本の歌を含め集中4首詠まれており、いずれも巻十四の東歌に出てきます。ヤブマメはノイバラ(うまら)と共に、防人歌に詠まれています。

 オケラの花
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【歌】 恋しけば 袖も振らむを 武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ (M‐3376)
【口語訳】 恋しくなったら 袖ぐらい振りますのに 武蔵野の おけらの花のように 目立ったことをしないでくださいね
 歌の解説は次のURLに載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/182

 ヤブマメの花
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【歌】 道の辺の 茨の末に 延ほ豆の からまる君を はかれか行かむ ( S‐4352 丈部鳥)
【口語訳】 道ばたの 茨の先に 這いまつわる豆の蔓のように まつわりつくあなたと 別れて行くことか
 関連記事は次のURLに載せています。
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/29
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/180


Posted by katakago at 19:35
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