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ヨグソミネバリ(あづさ)の写真 [2019年09月22日(Sun)]
 裏山には植物園開園時からヨグソミネバリ(カバノキ科、万葉歌では”あづさ”)を植えています。今回あらためて写真を撮ることになったのですが、十数年も経過するとかなり大きくなっており、下から望遠レンズ(250o)で狙ってもその特徴を写すのは困難でした。そこで脚立を運び出して木の高さの半分近くまでのぼり、わずかに残っていた果穂を見つけてようやく次の写真を写せました。
IMG_9900m.jpg

IMG_9894m.jpg

 ヨグソミネバリ(アズサ)は、落葉高木で木質は柔軟なため弓材とされ、万葉歌には、木その物を詠んだ例はなく、「引く」などの枕詞として「梓弓」が集中に33首みられます。
【歌】 梓弓 引かばまにまに 寄らめども 後の心を 知りかてぬかも (郎女 巻二・98)
【口語訳】 (梓弓) 気を引いたら素直に 従いましょうが 後のお気持ちが 分からないのです
 『新編日本古典文学全集 萬葉集』の頭注には、「寄るは服従する意で弓の縁語。梓弓を引き鳴らすとシャーマン(霊媒者)に神霊が依り憑くことの連想もあろう」とあり、「相手の男の態度が煮え切らないので不安を感じて詠んだ歌」と解説されています。

 ちなみに次の写真は2005年7月に撮影したものです。
03070092m.jpg
Posted by katakago at 17:06
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