三宅町(奈良県磯城郡)から来園 [2019年06月29日(Sat)]
今朝、奈良県磯城郡三宅町から9名の見学者が見えられました。三宅町は、万葉歌(巻十三・3295)で、地名に「三宅の原」と詠まれ、植物のアサザ(万葉歌ではあざさ)が詠まれていることから、2009年10月にアサザが町花に制定されています(今年は制定10周年に当たる)。頂いた資料によると、町内10か所でアサザが栽培されており、希望者にはアサザの株分けも行われているとのことです(町役場政策推進課)。私どもの植物園でもアサザを大規模に栽培しているのを岡本さん(犬養万葉記念館館長)から聞かれ、現場を見たいとのことで今日の来園となりました。 「愛の花 あさざの会」のメンバーや三宅町「みやけイノベーション推進部政策推進課」の方々で、いつものように自治会館でパワーポイントによる万葉植物の説明を行った後、裏山と畑の万葉植物を見ていただきました。お目当てのアサザはこの時期ハスの立葉に隠れ、池全面に咲いている状況ではなかったのですが、幸いまだ咲いている株もあり良かったです。 三宅町のアサザのグッズ(あさざの花のブローチ)と万葉歌 この歌の解説は次のURLに載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/49 |
Posted by
katakago
at 16:45