五輪塔(木田氏中興塔)拓本の軸装完成 [2015年01月10日(Sat)]
昨年11月23日に採拓したのを軸装に依頼していたものが完成しました。正面の「木田氏中興塔」と右側面の碑文を併せて一本の軸としました。 碑文の原書は伝わっていないのですが、慶応元年(1865)に写されたものが、現在、名古屋大学付属図書館に所蔵されていることが分かりました(実家に伝わる「木田中村之系図・木田中村之本系図」の写しと一緒に所蔵。こちらがメインの文書)。昨年末そのコピーを送ってもらいました。 拓本からは、この五輪塔の建立者は、木田新左衛門重規と読めるのですが、写しのコピーでは木田新左衛門重親となっていました(写し間違いか?)。この塔は寛政二年(1790)十二月の建立で、この時期の木田家に関わる人物を他の資料から探し出せればと思っています。
昨春、大仙寺の木田院碑を見つけることが出来て以来、その碑文を頼りに祖先に関わる資料を収集してきました。今年はこれまでの知見をまとめて次の世代に残せればと思っています。とりあえず本の題名と目次を考えてみました。 『木田家のルーツを尋ねる ー 石碑の銘文に導かれて ー 』 目次 はじめに 木田氏中興塔の銘文 木田院碑(大仙寺)の銘文 木田氏の系譜 大坂の両替商 鉄屋庄左衛門 白隠禅師と木田種重 潮音寺の碑文 資料編
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Posted by
katakago
at 15:53