CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
<< 2012年03月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
ラジオウォーク(奈良公園・高畑の道) [2012年03月20日(Tue)]
IMG_0807s.jpg

 毎日放送・毎日新聞主催のラジオウォーク(奈良公園・高畑の道)に参加してきました。これまでは毎年2月11日に開催され、昨年は雪の降りしきる中、明日香路を歩きましたが、今回は歩くには気候も良い時期で、多くの参加者があったようです(今年で31回目)。

 コースは午前の部(東大寺・手向山八幡宮・春日野園地を中心に)と午後の部(興福寺・浅茅ケ原・飛火野・新薬師寺・春日大社など)の二つが設定されており、MBSラジオで放送される上野誠先生(奈良大学教授)などの解説を聴きながら自由に散策を愉しみました。写真は午後の部の出発の様子です(中央手前が上野先生)。

IMG_0806s.jpg

 これまではグループで参加することが多かったのですが、今年は一人で参加したので、コースも自分で予定したところを訪れることにしました。先に、「お水取り」を見学した際に、「奈良の三名椿」の話を聞いていたので、この時期だと花が咲いているものと思われ、三か所のお寺をまわりました。
 まず最初に訪ねたのが、伝香寺(奈良市小川町24)の「散り椿」です。こちらの椿は桜の花びらのように一枚一枚はらはらと散るのが特徴です。この散りぎわの潔さから、「武士椿(もののふつばき)」とも呼ばれているそうです。

IMG_0747m.jpg
IMG_0751s.jpg

 二か所目は、東大寺開山堂(二月堂の近く)の「のりこぼし」と名付けられた椿がお目当てです。紅色の花びらに糊をこぼしたような白い模様のあることからその名があります。しかし今年はまだ蕾でその特徴のある花びらは見れませんでした。ただ、若草山近くの売店で苗木が売られていたので購入しました。

 三か所目は、白毫寺(奈良市白毫寺町392)の「五色椿」です。樹齢約400年といわれ、紅・白・桃色の三色を基本に、変化に富む斑入りの花が咲くのが特徴です。こちらも残念ながら未だ一部の枝にしか花が見れませんでした。ここでも、近くの店で苗木を見つけ一株買ってしまいました。植物園に移植する予定です。

 今回のウォーキングでは、歌碑もいくつか見ることができました。
次の写真は、手向山八幡宮境内南出口付近にある、湯原王の「鳴く鹿の歌」の碑です。ここは今回はじめて訪れました。
【歌】 秋萩の 散りのまがひに 呼び立てて 鳴くなる鹿の 声の遥けさ (G-1550)
【口語訳】 秋萩の 散り乱れている辺りで 妻を呼び誘って 鳴いている鹿の 声の遠くまで聞こえることよ

IMG_0783s.jpg

 春日大社の境内には、故犬養孝先生揮毫の『古事記』歌謡(倭建命の望郷の歌30)の碑が昨年末に建立されていました。
【歌】 倭は 国の真秀(まほ)ろば たたなづく 青垣 山籠れる 倭し麗し
【口語訳】 大和は国の中でも最も良いところだ。重なりあった青い垣根の山、その中に籠っている大和は、美しい

IMG_0786s.jpg

 白毫寺の境内にある歌碑は、笠金村の志貴皇子挽歌のうちの短歌です(揮毫は犬養先生)。こちらは今まで何度か訪れたことがあります。
【歌】 高円の 野辺の秋萩 いたづらに 咲きか散るらむ 見る人なしに (A-231)
【口語訳】 高円(たかまど)の 野辺の秋萩は むなしく 咲いては散っていることだろうか 見る人もないままに

IMG_0797s.jpg
Posted by katakago at 17:22
プロフィール

katakagoさんの画像
カテゴリアーカイブ
リンク集
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/index2_0.xml