CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
<< 2011年11月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
マユミの実 [2011年11月20日(Sun)]

 マユミ(にしきぎ科)の実が裂けて、中から赤い種が花を咲かせたように見えます。
 万葉歌には、まゆみ(原文は檀・眞弓と表記)として詠まれています。眞弓は本来弓をほめて言う語ですが、弓材に適している、にしきぎ科の植物名にも用いられています。次の歌は、巻七の比喩歌に分類されているものです。
【歌】 南淵の 細川山に 立つ檀 弓束巻くまで 人に知らえじ (F-1330)
【口語訳】 南淵の 細川山に 立つ檀の木 弓にでき上がるまで 人に知られないようにしようね
 「弓束(ゆづか)巻く」は、弓束(弓を射る時に左手で握る部分)に、革や桜の樹皮等を巻き付けて弓を完成させることですが、ここは二人の愛が実り結ばれることのたとえとしています(『日本古典文学全集 万葉集』より)。この歌では檀は恋する女性の比喩で、心に決めたその女性と無事に結婚するまで、人に知られまいとする男の歌です。

 マユミは、裏山の植物園には何本も生えています。おそらく鳥が種を運んで来たものかと思われます。

Posted by katakago at 13:08
プロフィール

katakagoさんの画像
カテゴリアーカイブ
リンク集
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/inagawamanyo/index2_0.xml