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カワラナデシコ [2011年05月30日(Mon)]

 カワラナデシコは、万葉歌では、なでしこ(原文は瞿麦・石竹・那泥之古などと表記)として、26首詠まれています。山上憶良の「秋の七種(くさ)」にも詠まれています。大伴家持は、なでしこの可憐な姿を格別に好んだようで、11首も詠んでいます。ここではそのうちの2首を紹介します。
【歌】 我がやどの なでしこの花 盛りなり 手折りて一目 見せむ児もがも (大伴家持 G-1496)
【口語訳】 家の庭の なでしこの花が 今真っ盛りだ 手折って一目 見せてやるような女の子がいたらよいのに
 上の歌は、夏の雑歌に入れられていますが、同じ巻の春の相聞に、家持の初恋の相手で後に妻となる、坂上大嬢をなでしこの花に擬した歌があります。
【歌】 我がやどに 蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む (G-1448)
【口語訳】 わが家の庭に 蒔いたなでしこは いつになったら 花が咲くことだろうかそしたら あなたと見なして眺めよう
 写真のカワラナデシコは、昨年の春に播種した2年目の株で早くから咲き始めていますが、切り戻してやれば、初秋にも花を楽しめるものと思っています。

 
Posted by katakago at 18:59
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