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フジ [2011年05月05日(Thu)]

 植物園の一角(斜面の上方)で、自生しているフジが咲いているのに気付きました。
万葉歌には、25首詠まれています(原文では、藤、不治、敷治などと表記)。
【歌】 恋しけば 形見にせむと 我がやどに 植ゑし藤波 今咲きにけり(山部赤人G−1471)
【口語訳】 恋しくなったら 偲びぐさにしようと思って 家の庭に 植えた藤の花は 今咲き始めた
 「形見」は、それを見ることで人を思い起こすよすがの品のことで、生存するもの同士でも用いられた(『萬葉集釈注』)。この歌では、偲ぼうとした相手は女性。「藤波」は、藤の花房を波に見立てた歌語。
Posted by katakago at 12:40
ヤマブキ [2011年05月05日(Thu)]

 ヤマブキの花が咲いています。万葉歌には17首詠まれています(原文では山振、山吹、夜麻夫伎などと表記)。
【歌】 山吹の 立ちよそひたる 山清水 汲みに行かめど 道の知らなく(高市皇子 A−158)
【口語訳】 山吹が 咲き匂っている 山清水を 汲みに行きたいが 道が分からないことよ
 十市皇女(天武天皇の長女、母は額田王)に対する挽歌。『新編日本古典文学全集万葉集』によれば、上三句は、「死後の世界を意味する中国の『黄泉』の語を意訳して黄色い山吹と清水で表している」とある。
Posted by katakago at 12:24
ショウブ [2011年05月05日(Thu)]


 
 ショウブの花が咲きました。万葉歌では、あやめぐさ(原文は菖蒲草・菖蒲・安夜女具佐などと表記)として詠まれています。
【歌】 ほととぎす 厭ふ時なし あやめぐさ 縵にせむ日 こゆ鳴き渡れ(I−1955)
【口語訳】 ほととぎすよ 嫌な時などないぞ あやめぐさを 蘰にする日に ここを鳴いて行け
 ショウブは水辺に自生するサトイモ科の植物でアヤメ科のハナショウブとは別。根茎、葉などから独特の匂いを発し、これが邪気を払い疫病を除くといわれ、端午の節句に使用された。「あやめぐさ 縵にする日」は五月五日。『続日本紀』(天平19年)には、太上(元正)天皇が、「五月五日に宮廷に出仕する際、官人が菖蒲を縵にしてくるよう」に詔したことが伝えられている。
Posted by katakago at 11:18
ビオトープ池 [2011年05月05日(Thu)]

 5年前に開園した植物園の分園として、昨年初めに転作水田の一角にビオトープ池を作りました。池には、万葉歌にも詠まれているハス、アサザ、カキツバタ、ヒシなどの水生植物を栽培し、周囲には、キキョウ、オミナエシ、フジバカマ、ヤブカンゾウなども植えています。
カキツバタは間もなく開花します。
Posted by katakago at 10:17
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