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アジサイ (06/16)
アジサイ [2011年06月16日(Thu)]

 ベニガク(ゆきのした科)の花が咲いています。がく片の装飾花は、この株では、最初は白で縁が日を追って淡いピンク色に変わって行きます。万葉歌には二首詠まれています(あぢさゐ、原文では安治佐為・味狹藍と表記)。
【歌】 あぢさゐの 八重咲くごとく 八つ代にを いませ我が背子 見つつ偲はむ (橘諸兄 S-4448)
【口語訳】 あじさいが 次々と色どりを変えてま新しく咲くように 幾年月の後までも お元気でいらっしゃいあなた あじさいを見るたびにあなたをお偲びしましょう (『萬葉集釈注』による)
 題詞には、同じ月(五月)十一日に、左大臣橘卿、右大弁丹比国人真人の宅に宴する歌三首とあり、これはその三首目の歌です。5月11日は太陽暦の6月28日に当たり、アジサイの花は最盛期であったと思われます。あじさいの豊かな花のように、またつぎつぎ色を変えて長く咲き誇るようにと、この日の宴が行われた主人丹比国人を祝って詠まれています。
 ところで、一首目の国人の歌に、「我がやどに 咲けるなでしこ 賂はせむ ゆめ花散るな いやをちに咲け」と詠まれています。山上憶良の秋の七種(くさ)の一つにナデシコがあり、秋に咲くものと思われがちですが、当時も、アジサイが咲く時期にナデシコも咲いていたようです。ナデシコが詠まれた歌は、5/30のブログで紹介しています。なお、今咲いている株も、花が終わった後茎を切り戻してやると、また秋にも咲いてくれるようです。
 
Posted by katakago at 10:02
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