古市古墳群を訪ねる [2013年05月29日(Wed)]
朝日カルチャー(中之島教室)の現地講座「古市古墳群の巨大王墓を訪ねる」に参加しました。この場所は今年の二月にウォーキングが目的のイベントで訪れていますが、今回はNPO法人フィールドミュージアムトーク史遊会の方が講師で案内していただきました。
約3時間の行程は、近鉄土師の里駅(10:00出発)→ 市野山古墳(允恭天皇陵)→ 長持山古墳出土石棺 → 鍋塚古墳 → 仲津山古墳(仲姫皇后陵)→ 三塚古墳 → 古室山古墳 → 大鳥塚古墳 → 誉田御廟山古墳(応神天皇陵)→ 誉田丸山古墳・アリ山古墳 → 誉田八幡宮 → 近鉄古市駅(13:00) 天皇陵など宮内庁により陵墓として管理されている古墳内には立ち入れないため、その周りを歩いて大きさを実感することになりますが、正面の拝所はどこも同じ造りになっています(写真は応神天皇陵)。 陵墓に指定されていない古墳は墳丘上に上ることができます。そのうちの一つ古室山古墳(国史跡)は、墳丘長150mの前方後円墳で、出土した円筒埴輪の特徴から応神天皇陵よりも先行して築造された考えられており、古市古墳群では初期の古墳とされています(4世紀後半)。 古室山古墳(史跡)の標識と説明板 古室山古墳の上で解説を聴きました なお、古市古墳群は百舌鳥古墳群とともに世界文化遺産登録に向け、有識者会議がもうけられ積極的な取り組みがなされています。 今年二月の古市古墳めぐりの記事は ↓ URL https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/539 |
Posted by
katakago
at 18:00