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東歌に詠まれた雑草(スベリヒユ・ヒルムシロ・コナギ) [2012年07月16日(Mon)]
 畑や水田に生える雑草も、万葉歌(巻十四の東歌)に詠まれています。
IMG_3673m.jpg

 畑に生えるスベリヒユ((すべりひゆ科)です。小さな黄色い花を付け日光を受けて開きます。万葉歌に、いはゐつら(原文は伊波為都良と表記)と詠まれている植物にスベリヒユを当てる説があります(ジュンサイとみる説もある)。万葉歌は昨年7/5の記事に載せていますが、再度掲載しておきます。
【歌】 入間道の 大屋が原の いはゐつら 引かばぬるぬる 我にな絶えそね (M-3378)
【口語訳】 入間道の 大家が原の いわいつらが 引っぱるとぬるぬると寄って来るように お前も私が誘ったら靡き寄って 私との仲を絶やさないでおくれ (『萬葉集全注』より)

 類歌に次のような歌があります。
【歌】 安波をろの をろ田に生はる たはみづら 引かばぬるぬる 我を言な絶え (M-3501)
【口語訳】 安波の峰の 山田に生える たわみづらのように 私が引いたらずるずるとどこまでもついて来て 私との仲を絶やさないでくれ (『萬葉集全注』より)
 たはみづら(原文は多波美豆良と表記)は、水田雑草のヒルムシロ(ひるむしろ科)とする説があります。次の写真は先月(6/21)入手したヒルムシロの苗の現在の様子です(花はこれからか)。

IMG_3685m.jpg

 同じく水田雑草のコナギ(みずあおい科)も詠まれており、次の歌は昨年8/16の記事にも掲載しています。
【歌】 苗代の 小水葱が花を 衣に摺り なるるまにまに あぜかかなしけ (M-3576)
【口語訳】 苗代の 小水葱の花を 衣に摺り付けたが なじむにつれて なんでこういとしいのか
 写真は、ミニ水田(6/10にイネ苗を移植)に生えてきたコナギで花はこれからです。

IMG_3688m.jpg


Posted by katakago at 18:10
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