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センダン [2011年05月27日(Fri)]

 センダンの花が咲いています。万葉歌ではあふち(原文は阿布知・安不知などと表記)として詠まれています。
【歌】 妹が見し 楝の花は 散りぬべし 我が泣く涙 いまだ干なくに (山上憶良 D-798)
【口語訳】 妻が見た 楝の花は もう散ってしまいそうだ わたしの泣く涙は まだ乾かないのに
 憶良の日本挽歌(D-794)の反歌五首の一首。筑前守であった憶良が、大宰帥大伴旅人の妻の死を悼み、旅人の身になって詠んだとみられています。大伴旅人は、神亀4年(727)頃、大宰府に赴任、翌年妻に先立たれた。憶良が上司にあたる旅人に献上した日付が、左注に神亀5年(728)7月21日とあり、この日付は、旅人の妻大伴郎女の死後百日に当たるもので、その供養設斎を期してのものであったとする論(井村哲夫氏)が出されています。『萬葉集全歌講義』では、この論を引き、「さかのぼって4月10日が旅人亡妻の命日であったことになり、楝の花の咲き継ぐ頃であり、”妹が見し楝の花は散りぬべし”とあるのにかなう」と述べられています(旧暦の4月10日は、太陽暦では5月にあたるのでセンダンの花が咲く時期とみられます)。
Posted by katakago at 16:38
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