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タチバナ(花橘) [2012年05月21日(Mon)]
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 タチバナの花が咲きました。タチバナが詠まれた万葉歌は、昨年の5/24と今年の3/1の記事で聖武天皇の歌(E-1009)を紹介しています。
 ここでは、初夏の花として花橘が詠まれた歌を載せておきます。
【歌】 我がやどの 花橘に ほととぎす 今こそ鳴かめ 友に逢へる時 (大伴書持 G-1481)
【口語訳】 家の庭の 花橘に ほととぎすよ 今こそ鳴いておくれ 友に逢っているこの時に
 橘の歌69首のうち、62首までが花橘として詠まれており、そのうち27首がこの歌のように、ホトトギスと共に詠まれています。当時の人はホトトギスの声を聴くことに憧れていたようです(『万葉植物事典』より)。

 作者の大伴書持(ふみもち)は、大伴家持の弟で、書持が亡くなった時に家持が挽歌を詠んでいます(P-3957)。その長歌の中で、「萩の花 にほへるやどを」の句の下に、<この人は生来、花草・花樹が好きで、母屋の庭にいっぱい植えてある。それで「花の咲きにおう庭」と言ったのである>という注記があり、書持はとりわけ庭園の植物を楽しむ人であったようです。
Posted by katakago at 21:32
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