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大和三山ウォーキング [2012年05月04日(Fri)]
 大和三山のウォーキングに出かけてきました。近鉄企画のフリーハイキングで、大和八木駅を起点に(9時に出発)、耳成山 → 藤原京跡 → 天香具山 → 本薬師寺跡 → 畝傍山 → 橿原神宮前駅(13時着))までの約14kmのコースを歩きました(健脚向き)。このコースは、学生時代(42年前)に犬養先生の万葉旅行で一度歩いたことがあります。

 藤原京は大和三山に囲まれた日本最初の本格的な都(持統・文武・元明天皇の三代にわたる宮)で、以下の写真は、その藤原宮跡から撮った三山です。順に、耳成山(139m)、天香具山(152m)、畝傍山(199m)。
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 『万葉集』には、中大兄(天智天皇)の三山の歌が載せられています。
【歌】 香具山は 畝傍ををしと 耳梨と 相争ひき 神代より かくにあるらし いにしへも 然にあれこそ うつせみも つまを 争ふらしき (@-13)
【口語訳】 香具山は 畝傍山をいとしいといって 耳梨山と争った。 神代からこのようであるらしい。昔もこうであったからこそ、今、この世に生きている人も妻争いをするらしいよ。(『萬葉集全歌講義』より)
 この三山歌は、歌詞の解釈によって三山の性別が異なり、おおむね、@香具山(女)が畝傍山(男)を雄々しと思ってそれまで親しかった耳梨山(男)ともめるに至った、A香具山(男)が畝傍山(女)を愛(を)しと思って耳梨山(男)と妻争いをした、B香具山(女)が畝傍山(男)を雄々しと思って耳梨山(女)と男をとりあった、の三説があります。上記の口語訳は、Aの説ですが、この説を採用する『萬葉集全歌講義』には、このように解する方が、「いにしへも 然にあれこそ うつせみも つまを 争ふらしき」という長歌末尾の表現にかなっている、とあります。


 香具山が詠まれた、持統天皇の有名な次の一首も紹介しておきます。
【歌】 春過ぎて 夏来るらし 白たへの 衣干したり 天の香具山 (@-28)
【口語訳】 春が過ぎて 夏が来たらしい 真っ白な 衣が干してある あの天の香具山に
 この歌は『新古今和歌集』にも採られています。
この歌の歌碑(犬養先生揮毫)が、藤原宮跡近くの醍醐池の堤にありました。

IMG_2071s.jpg
Posted by katakago at 22:00
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