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ノイバラ [2011年05月21日(Sat)]

 ノイバラは万葉歌では、うまら(原文は、宇万良と表記)として、次の一首のみ詠まれています。
【歌】 道の辺の 茨の末に 延ほ豆の からまる君を はかれか行かむ (上丁丈部鳥 S-4352)
【口語訳】 道ばたの 茨の先に 這いまつわる豆の蔓のように まつわりつくあなたと 別れて行くことか
 上総国の防人歌13首のうちの一首で出発時の歌。この歌の解釈で、第4句の「君」をどう解するかでいくつかの説があります。女性に用いたと解するもの(新編日本古典文学全集『万葉集』)、万葉集中「君」は男性や主君をさすのが例で、防人歌にも妻をさして「君」とした例はないとの指摘(『萬葉集釈注』)もあり、「自分でなければ夜も日も明けないというようになついている主家の若君などをさす」との説(『奈良時代の国語』)が出されています。
 なお、「延ほ豆」については、野生種で食用にならないフジマメ、ヤブマメとする説があるようです。
 
Posted by katakago at 12:45
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