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テイカカズラ [2011年05月20日(Fri)]


 テイカカズラ(きょうちくとう科)は、万葉歌のつた(原文は都多・津田と表記)とする説があります。柿本人麻呂の石見相聞歌第二群の長歌に、「延ふつたの」として詠まれています。
【歌】 つのさはふ 石見の海の 言さへく 辛の崎なる いくりにそ 深海松生ふる 荒磯にそ 玉藻は生ふる 玉藻なす なびき寝し児を 深海松の 深めて思へど さ寝し夜は いくだもあらず 延ふつたの 別れし来れば 肝向かふ 心を痛み 思いつつ かへり見すれど・・・・・(A-135)
【口語訳】 (つのさはふ) 石見の海の (言さへく) 辛の崎にある 暗礁に 深海松は生えている 荒磯に 玉藻は茂っている 玉藻のように 横たわって寝た妻を (深海松の) 深く思うが 一緒に寝た晩は 幾らもなく (延ふつたの) 別れて来たので (肝向かふ) 心せつなく 思いつつ 振り返って見るが・・・・
 口語訳の(  )内は、全て枕詞ですが、「延ふつたの」は、つたの蔓が絡みあって伸び広がって別れてゆくことから 「別れ」にかかるとされています。
 なお、万葉歌の「つた」については、テイカカズラ説のほか、ぶどう科のツタ(次の写真)とみる説もあります。
Posted by katakago at 19:52
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